記録ID: 211637
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
白馬三山縦走(念ずれば晴れました)
2012年07月29日(日) ~
2012年07月30日(月)
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 32:54
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 2,587m
- 下り
- 2,593m
コースタイム
・第1日目
5:25 登山届けを提出。コース状況の説明を受け猿倉登山口出発
6:24 白馬尻小屋
6:49 大雪渓登山開始
8:26 大雪渓終了
8:52 葱平
9:20 小雪渓
9:53 お花畑
10:35 村営白馬岳頂上宿舎(ちょっと早い昼食)
11:49 白馬山荘(宿泊手続き)
12:37 白馬岳山頂
・第2日目
5:47 白馬山荘出発
6:12 丸山
7:12 杓子岳
8:24 白馬鑓ヶ岳
9:01 白馬鑓温泉分岐
10:20 白馬鑓温泉(露天風呂入浴)
12:05 落石沢
12:09 杓子沢
13:06 小日向コル
13:55 水芭蕉平
14:14 猿倉登山口
※:14:50分発の白馬駅行きのバスに乗車して八方で下車
※八方は「八方インフォメーションセンタ」のことです。
その後、第一郷の湯温泉に入り、駐車場内にある温泉ラーメン八方美人で、魚、昆布出しの醤油ラーメンを食べました。(680円)
5:25 登山届けを提出。コース状況の説明を受け猿倉登山口出発
6:24 白馬尻小屋
6:49 大雪渓登山開始
8:26 大雪渓終了
8:52 葱平
9:20 小雪渓
9:53 お花畑
10:35 村営白馬岳頂上宿舎(ちょっと早い昼食)
11:49 白馬山荘(宿泊手続き)
12:37 白馬岳山頂
・第2日目
5:47 白馬山荘出発
6:12 丸山
7:12 杓子岳
8:24 白馬鑓ヶ岳
9:01 白馬鑓温泉分岐
10:20 白馬鑓温泉(露天風呂入浴)
12:05 落石沢
12:09 杓子沢
13:06 小日向コル
13:55 水芭蕉平
14:14 猿倉登山口
※:14:50分発の白馬駅行きのバスに乗車して八方で下車
※八方は「八方インフォメーションセンタ」のことです。
その後、第一郷の湯温泉に入り、駐車場内にある温泉ラーメン八方美人で、魚、昆布出しの醤油ラーメンを食べました。(680円)
天候 | 29日(日)1日目:ガスの多い晴れ 30日(月)2日目:快晴 午後からガス→小雨(雷の音もしてました) |
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過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
県道33号 → 国道324号 → 八方第二駐車場。(無料) 八方第二駐車場は、八方交差点(ローソン、八方インフォメーションセンタ隣) ※:オリンピック道路 :夜間は 無料 昼間は普通車 200円 ※駐車場の状態 朝4時半位で2割程度の空き状態でした。 ・猿倉までのアクセス タクシー利用(3000円 但し4人の相乗りでしたので750円/人) ※駐車場にタクシーが止まっています。 運転手さんが 「タクシーで行く?」て聞いてくるので 「行きます」と言うと、 相乗りする人を探してくれます。 3人以上になると出発してくれます。 なので、バスの始発より1時間近く早く猿倉登山口に到着することができました。 バスの場合は、道路を渡って八方インフォメーションセンタの発着所に並ぶようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・猿倉〜白馬尻小屋 紫色の紫陽花を見ながら、傾斜が緩やかな林道を進みます。 白馬尻小屋に近づくにつれ、大雪渓の雪解け水で増水した白馬沢の水の音にびっくりします。 ・大雪渓 始発のバスが到着する時間より早く猿倉を出発しましたが、既にツアー客など多くの方が登っていました。 ツアー客の方は比較的年齢層の高い人が多いのでゆっくりしたペースです。 それを追い越そうと、踏み後を外してペースを上げて登ると結構足にきます。 やはり、大雪渓はゆっくりと感触を味わって登るほうが良かったと後悔しました。 風があると、とても涼しく気持ち良いです。 しかし、風が止まると、胸から下は涼しく、上は生暖かい空気に包まれ不思議な感覚を味わうことができます。 登り終えてアイゼンを外す場合は、できるだけ上のほうで外したほうが良いと思いました。 理由は、 Р嫉骸圓亮挧發砲覆襦 ◆Д張◆宍劼諒がむやみに動くので、石がポロポロ落ちてきます。 ツアーコンダクタの方が盛んに石を落とさないようにと声をあげていましたがツアーの方はあまり気にしていないようでした。 (たまたまだったのかも知れませんが....) ※目を保護するためにサングラスは必須アイテムです。 ・葱平〜白馬山荘 高山植物が見事です。 自然と立ち止まり、高山食物に詳しい方の説明に耳を傾けていました。 また、お花畑には、グリーンパトロールの方が数人いて詳しい説明をしてくれます。 目的の花を見たい場合は、パトロールさんに訊ねると場所まで教えてくれます。 高山植物以外にも、氷河期時代の岩が露出している風景は圧巻でした。 (名前を教えて貰ったのですが、忘れてしまいました) ・白馬山〜荘白馬岳 小蓮華方面にはガスが無く稜線が見渡せとても綺麗でした。 白っぽい礫主体の登山道です。太陽の反射光でとてもまぶしいです。 ※ここも目を保護するためにサングラスは必須アイテムです。 白馬岳山頂には、新田次郎原作の「強力伝・孤島」に載っている風景板がありました。 実物を見ると、その大きさにびっくりです。 一人の強力が数回に分けて担ぎ上げたなんで驚きです。 山頂でお会いした新田次郎ファンとの話に花が咲きました。 「槍ヶ岳開山」、「栄光の岸壁」、「銀嶺の人」等本に出てくる山を登って自分の目で新田次郎の描写がいかに凄いかを確認しているそうです。 ・白馬山荘〜鑓温泉分岐 2日目は、快晴。 右手に立山、剱岳。 正面には、杓子岳、鑓ヶ岳、八方尾根、その奥には五龍岳、 さらにその奥には槍ヶ岳まで見える絶景を楽しみながらの稜線歩きが続きます。 この稜線、富山県側(右手)はなだらかですが、長野県側(左手)は絶壁です。 時々、落石の乾いた音が聞こえます。 このコース、コマクサを始め数多くの高山植物が咲き乱れています。 自然と歩行速度が落ちます。 ・鑓温泉分岐〜白馬鑓温泉 稜線直下は急斜面の浮石の多い登山道です。 途中、雷鳥の泣き声がするので、雷鳥探しに時間を取られました。 また、何箇所か雪渓を横断、下りますが、アイゼン無しでも歩行できました。 ※:登山届けを出した時に係りの人が「白馬鑓温泉手前の雪渓を早朝通過するときは、凍っている場合があるので、アイゼンを着けてください。 また、落石がとても多いので速やかに通過してください」と話してくれました。 ・白馬鑓温泉〜猿倉 樹林帯を歩きます。かなり暑く汗が噴出します。 途中途中にある雪渓で顔、首、腕を冷やしながらの歩行が続きます。 白馬鑓温泉で水の補給を十分しておいたほうが良いです。 数mの落石沢の雪渓横断は、いつ落石がおきておかしくない感じなので緊張します。 また、落石沢には『人食い岩』と名づけられた今にも落ちそうな巨大岩が、にらみを利かせています。 後半は、小雨で石が濡れ、滑って1回転倒してしまいました。 この道、かなり滑る石が多くあります。 まるで、尾瀬至仏山の蛇紋岩のようでした。 |
写真
午後から酒宴です。
初めは、スカイプラザでエビスビール。
屋外に出て、ザックに入れてきたワインにチーズ。
ただ、チーズは溶けてしまって今一つでした。
いろいろな人との会話が弾みます。
初めは、スカイプラザでエビスビール。
屋外に出て、ザックに入れてきたワインにチーズ。
ただ、チーズは溶けてしまって今一つでした。
いろいろな人との会話が弾みます。
感想
数ヶ月前から計画していた白馬三山縦走。
天気予報では、29(日)は、午前中は晴れ。午後から雨。
29日の夕方の予報では、30(月)は雷を伴う激しい雨。
とにかく早く下山しなさいと白馬山荘の方から注意を受けましたが、
早朝3時は満天の星空、日の出時間になっても晴れ。
宿泊者の皆がおかしいと思いながら、支度を開始して思い思いのコースに出発していきました。
私達も6時前には山荘を出発して、丸山〜杓子岳〜白馬鑓ヶ岳の稜線歩きと高山植物の観賞。
この上ない時間を過ごすことができました。
なにしろ、長野県側はどこまでも続く雲海。
富山県側は、剱岳だけをはじめとした立山連峰が絶え間なく見える状態。
正面は北アルプスの山々がどこまでも見える状態。
こんな良い条件の山行は滅多に遭遇することはないと思いました。
白馬鑓温泉では2日分の汗を流しました。
おまけに途中から貸切状態。思わず泳いでしまいました。
ただ、白馬鑓温泉〜猿倉は温泉疲れが出たせいか、とても長く感じました。
天候にも恵まれ人気の山を思う存分楽しむことができました。
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白馬三山縦走達成、おめでとうございます。
そして、おつかれさまでした。
今、山行記録、楽しく拝見いたしました。
予想外の好天に恵まれ、本当に良かったです。
私達も、いつの日か時間が取れれば、栂池より、あの「坂の上の雲」で見た、小蓮華山へと続く稜線を経て白馬岳に登頂したいと思っています。
白馬岳 本当に魅力いっぱいですね。
コメントありがとうございます。
白馬で合った方の中には、「坂の上の雲」で見た、小蓮華山へと続く稜線が目的の人もいました。
まだ、腿の前が筋肉痛でちょっと大変。
でも、妻にせがまれ今日、尾瀬ヶ原に行ってしまいました。
不思議と歩くと筋肉痛が軽減されるんです。
sakanayaさん宅からだと、白馬、尾瀬に行こうとすると大変ですよね。
たまたま、埼玉県の北部の高速ICまで5分という立地条件に住んでいるので、白馬なら3時間、尾瀬なら2時間で行けます。
贅沢でしょう?
でも、子供達はやはり都会の方が良いみたいです。
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