槍〜穂高縦走

2012年08月01日(水) ~ 2012年08月05日(日)

• GPS: 58:48
• 距離: 41.6km
• 登り: 3,528m
• 下り: 3,519m

コースタイム

8月2日 4:45沢渡−5:05上高地5:30−8:05横尾−10:00槍沢ロッジ−11:42天狗原分岐−13:44殺生ヒュッテ
8月2日 5:00殺生ヒュッテ−5:30槍ヶ岳山荘−6:00槍ヶ岳−6:30槍ヶ岳山荘−8:52南岳−11:25長谷川ピーク−13:15北穂高岳14:35−18:10穂高岳山荘
8月4日 7:00穂高岳山荘−7:45奥穂高岳8:15−10:05前穂高岳10:35−14:00岳沢小屋−15:55河童橋−16:05上高地

天候

3日間とも晴れ

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

8月1日・5日は移動日
秋田市からの出発ですが、山形県内の自動車専用道路が延伸していたのでかなり楽になりました。

※マイカー規制により沢渡駐車場に自家用車を止め、タクシーで上高地へ。
　帰りもタクシーを利用。
　タクシーは1台4000円、ジャンボタクシーなら7000円。
　人数によってはバスよりも安くなり、時間も拘束されないので便利。

コース状況／危険箇所等

槍ヶ岳までのルートに何カ所か残雪あり。
歩行に問題あるような雪とは思いませんでしたが、残雪で滑り怪我をされた方がいたようでヘリがきていました。
その他は特に問題ありませんが、大キレット・北穂〜奥穂は登山に対する十分な経験が必要です。滑落の危険性が高いので慎重に歩きたい場所です。

写真

ジャンボタクシーで上高地入り。

登山届けを出して最後の出発準備中。

1時間弱で明神。

明神から1時間弱で徳沢。

徳沢と言えばソフトクリームですよね。

徳沢からさらに1時間弱で横尾です。

横尾山荘。

これからの登りに備え充電中。

一ノ俣の橋を渡りようやく登山らしくなってきました。

槍沢ロッジ

槍沢ロッジの手ぬぐい。

木々の間から槍ヶ岳山頂が見えました。

ババ平キャンプ場。

槍沢大曲りの標柱

天狗原分岐

グリーンバンドまでくると槍は大きく見えます。

もう少し。

殺生ヒュッテに到着。

殺生ヒュッテに到着してしばらくすると救助ヘリが来ました。残雪で滑って怪我をした人がいたみたいです。

初日の宿泊地は殺生ヒュッテのキャンプ場。槍ヶ岳の真下です。

良い天気〜

夕方になってちょっと雲が出ましたが、夜には消えました。

星空撮影を楽しみにしてきましたが、満月で天の川は見えませんでした。

朝焼けに浮かぶ富士山。

暗いうちにテント撤収。

朝日を浴びる槍ヶ岳山荘。

山頂のハシゴを登る。

登頂！

上り・下りでハシゴが違います。

大喰岳

中岳

南岳

好天に恵まれ南岳小屋では布団干し。

大キレットスタートは長いハシゴから

岩場

岩場の連続

長谷川ピーク

A沢のコル

手・足を確実にして慎重に進みます。

危険箇所には鎖やプレートが打たれています。

もう少しで北穂。

歩いてきた稜線（大キレット）

北穂高岳山荘に到着

エネルギー補給中

いえ〜い

最高でしょう

北穂山頂から穂高岳山荘を目指します。

北穂・奥穂間は大キレット以上に要注意。

ライチョウの雛がいました。

安全に安全に

涸沢岳稜線に出ると危険箇所は終わりです。

穂高岳山荘

夕食はパスタにしてみました。

前日に続いて夜間撮影。

蝶ヶ岳の向こうから朝日が上がってきました。

ライチョウの雛〜

モルゲンロート

山荘で朝のコーヒーをいただきました。

奥穂高岳に向かいます。いきなり急登の岩場です。

ピッケルで作られた標識

ジャンダルム。いつかは西穂から行ってみたいです。

奥穂山頂

奥穂から前穂へ。

相変わらずの岩場。切れているので注意。

紀美子平から前穂へ。山頂には沢山の人がいました。

バリエーションルートで懸垂下降中の人たち。

いいTシャツだねぇ。

前穂からは重太郎新道を下っていきました。急坂で気を抜けません。

急坂で気を抜けません。

雷鳥広場

岳沢キャンプ場。

岳沢小屋に到着。

標高を下げるにつれ、木々は高くなってきました。

天然クーラーの風穴。

雪崩痕を抜けます。

遊歩道に出るともう終わり。気分がリラックスします。

最高の天気の中、最高の山行ができました。

河童橋に到着。観光客でごった返していました。

感想

がっくんパパ

総勢6名での槍・穂高縦走。
行動中は終始天候に恵まれ逆に暑すぎるぐらいでしたが、最高の山行でした。
槍ヶ岳山頂から見る北アルプスの山並み、大キレット・北穂〜涸沢岳の切り立った稜線は、あの峰々をつなげて歩きたいと思わせるに十分です。
秋田からは簡単に行けるようなエリアではないので、年に一度という北アルプスは昨年に引き続いて穂高連峰でしたが、次回は違う場所（たとえば白馬とか剱とか）に行ってみたいです。
今回の山行では、韓国や中国の登山客の方々と前後になるようなことが多かったですが、登山文化の違いを感じる山行でもありました。
テント泊装備の重量級ザック等の影響により予定より多くの時間がかかってしまいました。計画段階からもう少し余裕を持った日程を組む必要性を感じました。