英彦山から九重へ
- GPS
- 34:30
- 距離
- 121km
- 登り
- 4,924m
- 下り
- 4,304m
コースタイム
- 山行
- 3:51
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:51
- 山行
- 10:51
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 12:23
天候 | 11月30日・12月1日晴れ、12月2日曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
九重高塚山(黒岳)〜白水鉱泉‥岩が多い登山道で道というより岩と岩を歩いていくという感じです。地味にアップダウンも多くかなり疲れます。 |
写真
感想
約二週間に歩いた日田彦山線の大行司駅から九州赤線繋ぎの山旅を再開する。
前夜に日田駅より大行司駅迄代行バスで移動し、そのまま夜通し長者原迄歩いた。ナイトウォークであり、本来あり得ないのだが、最近時間が全然なく、気持ちにゆっくり歩く余裕がない‥
当日の午後、長者原に着く。
晴天は今日迄らしい。つまらないロードウォークで1日潰してしまった。
赤線繋ぎなんかやめようかと何度も自問自答するが、ピークハントだけの繰り返しはなんだか虚しい(でも赤線繋ぎは時間がかかり過ぎ‥)
翌日は曇り後雨の予報だった。でも、折角だから坊がツルぐらいみたい。6時前に宿を出た。空を見上げてビックリする。星空が見れる。ひょっとして‥
雨が池を越えて、雨が池越えで九重や大船のか山々が見える。しかも晴れ!
嬉しい^_^
坊がツルは、道がブルで拡張されていてこんなところだったかなと思ったが、野焼きしないと荒れる湿原なので仕方ないかも。
坊がツルよりは今日は大船山に向かう。
中々の急登だが、予報に反して未だ晴れてるのが嬉しい。段原に着いて、遥か下に坊がツル、その先には久住山が見える。曇らないうちにと急いで、大船山に向かった。
ギリギリだった。大船山に着いて、展望を楽しんでいたら、ガスがかかり出した。さあ、後は下山だ。
天気も未だ上空はもっていて時間も早いので、もう一山稼ぐ事にした。九州百名山の一つでもある黒岳だ。
一旦、風穴迄ドンドン降りていく。登山道の両脇はミヤマキリシマの群落…
花が咲いていたらさぞかし綺麗だろうが、この季節は単に鬱陶しいだけ(-_-)
風穴からは一点して急登。まずは高塚山に着く。此処が実は黒岳と分からずにあっさりと通過。
高塚山から前岳迄は徐々に高度を下げて行くのだが、岩ばかりの登山道を地味に登ったり降ったりでかなり疲れる。
前岳からは一気に下り、特に白水別れから黒嶽荘への道はその岩が滑り、腰を下ろしてで何とか下る悪路。
黒嶽荘に着いた時はヘトヘトだった。ところが此処で水を補給して、休もうと思ったが、水は2リットル100円の有料(天然炭酸水?)だし、犬がしきりと吠えるので、すっかり嫌になり、そのまま下山。
遠く離れたJRの駅は16キロ先だったが、そのまま歩き続けた。ところが列車が約10前に行ったばかりなので、お店がある小野屋駅という隣駅迄更に1.5キロ歩く結果となってしまった。
最終日、再び始発電車で小野屋駅に戻り、鶴見岳に向かって歩き出す。今日は天気予報では曇りだが、雨が上がりきらない。トボトボと歩き出す。因みに鶴見岳には正面登山口の鳥居バス停が便利だが、赤線繋ぎでこんな無駄な歩きをしている。
正面登山口からは急登が続く…
神社を過ぎて、道は登山道となる。山には雲がかかり、雨足が強くなり、雨具を着用。当然、展望もなく、黙々と歩くだけ。
急登を登り切るといきなり園地が現れびっくり!!
何と山頂が観光地化している!
『こんな山だったのか‥』
展望があればまだ違ったかもしれないが風が強い山頂に長居をする気持ちにもなれず、サッと下山開始。降りて行くと風はおさまったが、天気は相変わらず。
やがて砂防ダムが見えた。ひょっとして、林道に降りるのか?
果たして、登山道は林道へと繋がった。
『終わったな』
そんな寂しい気持ちが去来した。こんな気持ちになったのは初めてである。
上手く言えないが、山歩きを終えた満足感より現実に戻る気持ちが勝った、そんな心の変化だった。
後は車道に出て、トイレとかある由布岳正面口バス停迄歩いて、九州赤線繋ぎ再開の最初の山旅は終わった…
コメント
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数年前にガスの中を中岳に登り、一瞬の晴れ間に広大な田んぼが見ました。
随分山奥まで開墾されているのだなーとその時は思いました。
翌日それが坊がツルというところであることを知りました。
しかし2泊3日で121キロ走破。
今回は職務質問に合わなかったのですね。(笑)
亀レスになり済みません
おっしゃる通り、あり得ないです。
自分でも怪しい人物だと思います(笑)。幸いにでも、職質はされませんでした
坊がツルは尾瀬見たいな湿原と思っていたのですが、放牧地だったみたいでそういった意味では開墾地みたいなところなんでしょうね。
momohiro先輩、こんばんは。
いや〜、赤線ツナギの奥義というか執念すら感じる長距離縦走お疲れ様でした
この距離を通しで歩くとは凄すぎです
先輩の九州縦断にかける心意気を見せてもらった気がします。
私ももっと と思いつつ、誰も真似ができません
執念というより、おバカですね。
独り身で仕事も無かったら、のんびり豊後の町々を歩くというのもアリかと思いましたが、今は忙しすぎて、土日を含めても3日半を捻出するのがやっとでした
PS 九州縦断をやるというより、雪が降ってきて行く山が限られつつあり、何となく九州へ行っております
赤線で繋いでいるのは、繋ぎ漏れると後で繋ぎ直すのが面倒だからです
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