夏の五竜岳〜唐松岳縦走
- GPS
- 14:57
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 2,028m
- 下り
- 1,844m
コースタイム
7:40 エスカルプラザ→<ゴンドラ・リフト>→8:10 地蔵の頭→9:10 小遠見山→10:15 大遠見山→12:40 五竜山荘<ご飯・テント設営>13:50→14:40 五竜岳頂上<まったり>15:45→16:30五竜山荘
■2日目(8/5)
5:55 五竜山荘→8:35 唐松岳頂上山荘<休憩>8:50→9:05 唐松岳 9:15→9:30 唐松岳頂上山荘<休憩> 9:40→11:25 八方ケルン→12:00 八方池山荘→<リフト・ゴンドラ>→12:40 八方
天候 | 1日目(8/4) 晴れ 2日目(8/5) 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
エスカルプラザ テレキャビン乗り場に大駐車場あり。100台くらい停められる。 トイレあり。 ゴンドラ(テレキャビン)のみ片道860円 アルプス展望リフトセット料金で1200円 ※ザック10kg以上で200円の荷物料金が追加 ■白馬八方尾根スキー場 八方アルペンライン(ゴンドラ・リフト) 片道1400円 ※ザック料金 15kg以上は400円追加 ゴンドラ乗り場に50台くらい停められる駐車場あり ■タクシー料金 八方尾根スキー場から五竜スキー場の駐車場まで2500円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■遠見尾根(地蔵ノ頭〜大遠見山〜西遠見山〜白岳〜五竜山荘) 地蔵ノ頭から西遠見山までは緩やかな登り。 西遠見山から白岳は岩場の急登。滑落に注意。 でも、お花畑になっていてきれいです。 ■五竜山荘〜五竜岳 五竜岳頂上直下はかなりの岩場です。 雨天、強風時は控えたほうがいいと思います。 ■白岳〜唐松岳の稜線 白岳から歩いたとき、しばらくは緩やかな下り。 だんだん剱岳・立山が見えてきて快適な稜線歩き。 大黒岳付近から急な岩場の登りとなり、緊張を強いられる。 唐松岳頂上山荘から唐松岳は危険箇所なし。 ■八方尾根(唐松岳頂上山荘〜丸山ケルン〜八方池〜八方池山荘) 八方尾根は全体的に緩やか。標高差も少ない。 大きな危険箇所なし。お花畑が多く楽しめる。 八方池から下は一般の観光客の方々も多く混雑。 ザックやストックをぶつけてしまったりしないよう歩行に注意。 |
写真
感想
今年の夏は暑い。
やはり2500m以上の山で涼みたい、ということで、テントを担いで北アルプスの五竜岳と唐松岳を縦走することにしました。
ゴンドラで一気に標高を上げられるので、まったりとした山歩きを想定していたのですが、五竜岳も唐松岳への稜線もかなりの岩場で体力をかなり使いました。
五竜岳頂上から周りの景色を見ながら山好きの方とお話したりて、まったりと時間を過ごしたり。
また、五竜岳〜唐松岳の稜線は剱岳・立山がすぐ目の前に迫ってきていてとても楽しい。
7月に撤退したところなので、早くリベンジしたい!
さらに、このルートは花がきれいなのがいいですね。
写真ばかり撮っていてなかなかペースが上がりませんでした。
天気にも恵まれ、山頂やテント場で山好きの方々とも出会って、たくさんお話できて最高の山行になりました。
ソロの山行はこんな出会いもあるから楽しいですよね。
■遠見尾根(地蔵ノ頭→大遠見山→西遠見山→白岳→五竜山荘)
前日(8/3)、仕事が終わってから20時に神戸を出発。
途中で何度か仮眠を取りながら朝の5時に五竜スキー場の麓、ゴンドラ「テレキャビン」乗り場の駐車場に到着しました。
テレキャビンの始発は7時半なので、2時間ほど睡眠。
ゴンドラに乗って、さらにリフトに乗り換えると一気に標高1673mの地蔵ノ頭に到着します。
ここから白馬三山の眺めがとてもきれいです。
のんびり遠見尾根を登りはじめます。
最初は緩やかな登りなのでペースは速め。
途中、ガスが上がってきて雲海になり、その向こうに八ヶ岳が見えたりして楽しい尾根歩きでした。
正面には次第に鹿島槍ヶ岳と五竜岳が迫ってきます。
西遠見山を超えたあたりから急登になります。鎖もあったり。
今回の荷物は水を含めて18kg。やはり垂直に近い登りでペースが落ちます。
でも、チングルマを代表としてお花畑が広がっていて癒されます。
いったん白岳に登って、そこから少し下って五竜山荘到着です。
到着は12時40分ごろ。
コースタイムでおよそ5時間半のところを4時間半ほどで。
テントを担いでよくがんばりました。
五竜山荘のテント場ですが、この時間ですでにかなり埋まっていました。
なんとか平坦な場所を確保して、空身で五竜岳頂上へ出発。
■五竜山荘→五竜岳頂上→五竜山荘
五竜岳山荘から見上げた五竜岳の頂上は切り立っていましたが、実際登ってみると、その崖っぷち度合いが分かりました。
頂上直下はかなり急な岩場です。
重たい荷物を担いでいるとけっこうキツいと思います。
山頂につくと360度の眺望。南は鹿島槍、北は白馬岳。
すでにお昼を過ぎていたのでかなりガスが上がってきていて、視界はあまりよくありませんが、ときおりガスが晴れて山が見えると感動します。
風もなく穏やか。そして涼しい。やっぱり標高2800mはいいね。
山頂で登山者の方と山話をしながら、1時間ぐらいまったりと時間を過ごしました。
五竜山荘のテント場からの景色はとても良いです。
まったりと夕陽を眺めます。
泊まりの山行はこうした時間がとれるからいいですよね。
■五竜山荘→唐松岳頂上山荘→唐松岳→唐松岳頂上山荘
朝は4時半過ぎに起きて、テントを撤収して、朝ごはんを食べて6時前に出発。
天気は快晴。
朝日に赤く染まる五竜岳が美しかった。
唐松岳への稜線歩きはとても楽しみでした。
しばらく歩いていると西の方角に剱岳・立山が見えてきます。
これは最高に楽しい。
ただ、唐松岳頂上山荘が近づいてくると怖い岩場となります。
これは想定外。
この日は登山者も多かったので、すれ違い待ちなどもあって、かなり時間を要しました。
唐松岳頂上山荘まで2時間40分ほどかかりました。
ちょっと休憩して唐松岳往復。
唐松岳から白馬方面はあいにくガスが上がってきてしまって見えませんでしたが、すぐ下方には不帰ノ嶮(かえらずのけん)が迫ってきていて、「いつかここを踏破したい」と思いました。
■八方尾根(唐松岳頂上山荘→丸山ケルン→八方池→八方池山荘)
八方尾根はのんびりしたルートです。
登山道の左右にはお花畑がたくさんあって楽しい。
危険な箇所も急な登りもなく、快適に下山できました。
八方池まで下ってくると、ここはもう観光地。
大勢の観光客に混じって、大荷物を背負った自分が気恥ずかしく思えてしまいます。
ちょっとここは歩きたくないですね。
八方池山荘(標高1820m)から麓(標高773m)まで、リフト2本とゴンドラ1本で1000m強を一気に下ります。
下界はやはり暑かった。
※ちなみに八方尾根スキー場から、車を停めておいた五竜スキー場の駐車場までタクシーで2500円でした。15分ほどでした。
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