剱岳 本峰南壁A2(初本チャンで初剱)
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,735m
- 下り
- 1,742m
コースタイム
9:05 室堂
9:39 雷鳥沢キャンプ場
11:25 別山乗越・剱御前小舎
12:02 剱沢キャンプ場(テント泊)
■ 8/5(日)
2:35 剱沢キャンプ場
3:04 剣山荘
5:02 平蔵のコル
6:00頃 本峰南壁 A2取付
4P+コンテで源次郎尾根に出て山頂へ
8:36 剱岳
10:22 剣山荘
10:46 剱沢キャンプ場(着)
テント撤収
11:52 剱沢キャンプ場(発)
12:27 別山乗越・剱御前小舎
13:16 雷鳥沢キャンプ場
13:55 室堂
天候 | ■ 8/4(土):晴 ■ 8/5(日):晴のち曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
■ 帰り: 室堂〜(立山黒部アルペンルート)〜扇沢〜(車・電車)〜自宅 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
■ 2週間前に参加する予定だった前穂高岳北尾根の講習会が悪天候で中止になってしまったので、剱岳本峰南壁(本チャンルート入門)に急遽参加することにした。本チャンも剱岳もこれが初めて。
■ 登山を始める前から新田次郎のファンで、「劒岳<点の記>」はもちろん読んでいたし、映画も公開を心待ちにして観に行った。そのため剱岳は特別な山、という思いがあった。今回登るに当たってあらためて小説を再読し、剱岳へのモチベーションが一層高まった(でも、ついに登頂を果たすシーンは意外とあっさり書かれているんだよね)。
■ 実際に観た剱岳は、黒光りする鉄兜のような重厚さでそびえ、容易に人を寄せ付けぬ雰囲気があった。現在は立山黒部アルペンルートで簡単にアプローチでき、登山道も山小屋も整備されているので比べものにならないが、それでも柴崎芳太郎や長次郎らと同じ山を登るんだ・・・と思うと感慨深いものがあった。
■ しかし今回は個人山行ではなく講習会。のんびり感慨にひたっている余裕はなく、団体行動で迷惑をかけたり遅れを取ったりしないようにしなければならない。その点、人より行動がのろい自分はちょっと苦労した。
それなりに自信のあった歩きのほうも、登りはまだしも下りでは先頭を行くガイドさんのペースについていくのがやっとで、「自転車に乗らなくなって体力が衰えているのかなあ・・・」とちょっと自信喪失。もっとも、口には出さないがほかの人も多少は疲れていたようで、足元がよろけたりするのを見ると「自分だけじゃないんだ」と思わずほっとしてしまったり。
ただ、せっかくの憧れの山だったので、山頂にはもう少し長くいたかったなあ。きれいな花がたくさん咲いていたので写真も撮りたかった。自ら望んで参加した講習会だから仕方ないけど、今度行くことがあればマイペースで登りたい。
■ で、肝心の本チャンルート。元々は本峰南壁A1を登る予定だったが、現地の判断でA2に変更になった(自分にはA1もA2もよくわからんが)。ルートファインディングやリードはガイドさんがやってくれて、自分たちはフォローで登るだけなので、クライミング自体は難しくなかった。浮き石が多いのには気を使ったが。
でも、本チャンはやっぱり難しいなあ・・・とあらためて感じた。安全を確保して、どんな状況でも何をすべきか的確に判断して、常に先を読んで行動して・・・。これまでマルチピッチ講習を何度か受けて、今回初めて本チャンも経験したけど、ガイドさんなしで自分たちだけで登れるようになるにはまだまだ道のりは遠いなあ・・・と思う。
本気でやる気があれば山岳会にでも飛び込むのが一番なのかもしれないが、そこまでしてやりたいか? といわれると「いや、そこまでは・・・」という気もする。山との付き合い方はまだ模索中。
mount-fineさんのクライミング、ついにここまで来たんですね
剱から日本海みえましたでしょうか?
険しく美しい山ですね。以前登ったとき、あまりに感動して物静かになりました(笑)
「劒岳<点の記>」を見て、秋にまた行ってみようかな。と思ってます(激混みしてそうなイヤな予感もしますが・・・ )
劔岳はやはり迫力ありますね!
点の記は私も読みました。私も早く行ってみたいです。
もちろん一般登山道からですが。
コースタイムを見ると、取りつきに到着するまでにスゴく時間がかかるのですね。いや〜、たいへんそうです。
次回はもっとゆっくりできるといいですね。
うちらは渋滞もなく、いいペースで行けたので、大展望を満喫してしまいました〜。スミマセン。
いやあ、行動ばかりが先走って、実力が伴っていない感ありです。
s3214さんはいいお仲間に恵まれて、いい山行をされてますよね。
日本海は、ちょっと霞んでいましたが青い広がりが見えたので、
あれがそうだったのかな〜と思います。
途中で見ただけで、山頂では辺りを見渡す暇もありませんでしたが・・・(笑)。
秋は紅葉シーズンで、また混みそうですね〜。
剱岳は難度のわりに登山者が多すぎですね(^_^;)。
お互い、楽しさと難しさを体験できた週末でしたね。
私はどちらかというと、自信喪失しちゃいましたけど(笑)。
行程は雷鳥坂が登りも下りも思いのほかきつかったです。
暑さでバテたのと、今回はガチャ物やロープを背負っていったので、
特に帰りはザックが肩に食い込んで辛かったっす(-o-;)。
これでナチュプロなんて持った日にゃ〜、アプローチで体力使い果たして
しまいそうです。
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