北岳〜白根三山縦走



- GPS
- 20:30
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 2,381m
- 下り
- 3,113m
コースタイム
2日目 5:55北岳山荘-6:30中白根山-7:30間ノ岳-9:00農鳥小屋-11:00農鳥岳11:30-12:10大門沢下降点
-15:05大門沢小屋
3日目 6:45大門沢小屋-10:25奈良田
天候 | 一日目:晴れのち曇り 二日目:曇りのち晴れのち雨 三日目:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
4:00甲府−6:11広河原(バス1,900円) (帰り)12:40奈良田−13:30広河原(バス1,000円) 13:40広河原−15:35甲府(バス1,900円) 16:10甲府−17:16八王子(JR特急かいじ号) 17:30八王子−18:21横浜(JR 3,110円(乗車券2,210円 特別料金900円)) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・北岳山頂まで、特に危険な箇所はない。雪渓が残っているが(疲れるが)登れる。 ・間ノ岳山頂まで、特に危険な箇所はない。 ・西農鳥岳から農鳥岳あたりは一部岩稜が出てくるが、注意していけば問題はない。 ・大門沢下降点からはかなり強烈な下りとなる。道の端が崩れて道幅が狭くなっている箇所が多いので注意が必要。 また、途中も道が崩れかけて段差が大きくなっている箇所、ざれた箇所、雨で滑りやすい箇所などあり神経を使う。 ・大門沢小屋の手前、また、大門沢小屋から奈良田までの間に、ハシゴの橋がかかっているところ数箇所あり、 足元が不安定なところが苦手な方は緊張するかもしれません。 ・奈良田バス停すぐそばの「奈良田の里温泉」で、日帰り入浴が可能(500円/大人)。 |
写真
感想
去年登った北岳から、今年は、間ノ岳、農鳥岳まで三山縦走。
八本歯付近からの登りのしんどさ、2日目、下降点からの半端ない下り。体調や膝の調子などを踏まえると、まずは、無事に怪我なく、登って下りてこられたことにただ感謝。
途中、雨は降ったけれども、天気もまずまず。縦走と云いつつアップダウンも割と多いが、夏山、なかなかの山行、楽しんだ三日間だった。
三日間だと行程が一緒になる人たちもいて、そういったことも面白く、新鮮だった。
大阪から来られたという二人組、健脚親子三人組、楽しかったです、ありがとう。
1日目、広河原から、北岳は今年も出迎えていてくれて嬉しくなる。
初めての長い雪渓歩き(アイゼンはなしだけど)、八本歯コル辺りからの登りはこんなにしんどいとは!(去年の下りからは想像できず)、でも、バットレス大きいなあとか思いつつ。あそこを登る人たちもいることがすごい。
夏山らしく?、大学山岳部の新人合宿のパーティもいたりして、当然歳も違うが、その荷物の大きさに、こちらもガンバラネバ!と勝手に気合を分けて貰ったり。
山頂ではガスが出てしまったけれど、空の青、岩に照り返す日射しの強さ、光る木々、時おりの風、どれも夏山を感じる一日目だった。
2日目は、早朝、小屋の中からも聞こえてくる強い風の音に驚く。
さすがに3,000m級の高さ。テントの人たちは大丈夫なのかと思ってしまう。
夜はとてもきれいに満点の星が見えたとのことだけれど(ペルセウス座流星群で流れ星も!)、朝からガスの多い日。ご来光も雲の切れ間に隠れそう。
この日は縦走と云いつつ、登って下りて、登って下る下る一日。農鳥小屋からの登りは少ししんどかった。
間ノ岳からの展望はなかったが、段々に晴れてきて、農鳥から下降点までは、伸びやかな雰囲気、人も少なく、独り占めしている気分で歩いていけた。しかし西農鳥は、農鳥より高いらしいのに何のマークもなく、かわいそうな山である。
そして何といっても、この日は下降点からの下りの激しさ!である。
面白いように高度?低度?が稼げ、100mをあっという間に下りていく。
3,000mから1,700mまで、一気に1,300mを下るのだからすごい。
大門沢に着いたのは、15時ほどになった。
3日目最終日、この日は帰るためにただただ下る一日。
昨日の雨は無事止んでくれて、早朝、富士山のシルエット、空には月と、ほんとにすぐ横に小さな星がちょこんと一つ。朝らしい雲が爽やか。
コーヒーを沸かしてから、少しゆっくりめに出発する。
川沿いの道は、ハシゴ橋や吊橋などを越えながら、下りていく。
いつも下るときはホントに早いと思うものだが、登山道入り口に着いてから、奈良田までの道が思いのほか長い。
やっと奈良田に着いた。
奈良田の里温泉は少しだけ高台にあり、始終吹き抜ける風が本当に心地よい。ビールがおいしい!
奈良田からバスで帰路につく。
途中、ご一緒になった方々とも、この奈良田や道々で別れていった。またどこかの山で。
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