有馬〜魚屋道〜極楽茶屋跡…湯槽谷山

2012年08月18日(土) [日帰り]

• GPS: 04:47
• 距離: 10.2km
• 登り: 848m
• 下り: 851m

コースタイム

10:00 有馬里駐車場　→10:05 魚屋道登山口　→10:40 炭屋道分岐　→10:49 筆屋道分岐　→11:27 一見茶屋　→11:34 六甲最高峰　→12:15 極楽茶屋跡〜休憩〜 12:32 出発　→13:03 ロープーウェイ鉄塔　→13:18 湯槽谷峠　→13:34 湯槽谷山山頂　→14:07 灰形山北側分岐 →14:33 鼓ヶ滝公園　→14:47 有馬里駐車場

天候

くもり 時々 晴れ 後、雷雨　…最寄のアメダス観測点『神戸』の最高気温は33.5℃(13:27)。午後より天候が急変し、午後から夕方に掛けて神戸市は大雨洪水警報が発令されました。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

六甲有馬ロープーウェイ『有馬温泉駅』近くの有馬里駐車場利用。
契約店舗(約40件)での飲食、お買物1，000円以上利用で駐車料金無料。使用しない場合の料金は解りません。今回は歩き終えた後の軽食に利用しました。　

コース状況／危険箇所等

有馬より六甲最高峰へは魚屋道。それから極楽茶屋までは六甲全山縦走路。有馬への帰路は番匠屋畑尾根、裏六甲縦走路を利用。いずれも整備されたルートで特に危険はありませんが、状況はそれぞれ異なります。

■魚屋道〜六甲最高峰
コース全般整備状態も良好、遊歩道レベルの良路が続きます。特に急登区間も無く、夏場でも木陰が続く歩きやすいルートです。標高差約500mの登り区間ですが特に急登ヶ所もありません。

■六甲最高峰〜極楽茶屋跡
六甲全山縦走路を利用。度々車道の横断、あるいは併走ヶ所もあり注意は必要です。階段整備区間が多く、一部に歩き難い高い段差もありますが、特に危険な所はありません。

■極楽茶屋〜湯槽谷山
番匠屋畑尾根、裏六甲縦走路と呼ばれるルートを利用。木製の階段整備区間が多くそのほとんどが階段がなければ歩行困難な急坂区間。東側の紅葉谷ルートと有馬まで併走する尾根筋ですが、山と高原地図の所要時間は倍以上。地形図で見る以上に激しいアップダウンと感じます。
道標等の整備状態はよく、迷う心配は少ないようです。特に危険ではありませんが、階段の幅もひとり分、よじ登るような急こう配の区間もあり注意は必要です。

■湯槽谷山〜鼓ヶ滝公園
裏六甲縦走路区間は階段交じり？の急勾配が続きます。鼓ヶ滝公園方面への分岐以降はコースが不明瞭な区間もあり、全体的に明瞭な踏み分け道レベル。分岐以降は道標はありませんが、概ね一本道です。
運搬作業用？のモノレールがルートに沿って設置されている区間は引っ掛らないように注意が必要でしょうか？

写真

8/18 10:05

古い案内図。

8/18 10:05

魚屋道の有馬側スタート地点付近、路面はアスファルト舗装。

8/18 10:07

程なく山道へ。石碑には山頂まで約3，700m強等々の距離表示。

8/18 10:20

緩やかな勾配の坂道が続く。

8/18 10:34

状況が許せば車でも走れそうな緩やかな勾配、一部にショートカットの跡があるのも納得^^;

8/18 10:38

"有馬温泉癒しの森"整備区域に到着。

8/18 10:38

案内看板の拡大。

8/18 10:43

未舗装なのが不思議なくらい？路面状態良好な平坦な区間。

8/18 10:45

休憩所。デッキよりの眺望はいまひとつ。。

8/18 10:49

六甲最古のトンネル跡。解説によると馬の往来もあったらしい。

8/18 10:49

筆屋道への分岐。

8/18 10:51

良好なルートに突然現れる岩場。精々50�冂�度の段差ですが。。

8/18 10:56

幅も十分な広さ、時折階段区間も有。

8/18 11:17

山を登っていると感じる程度の勾配を感じる程度の平凡な坂道。

8/18 11:24

山頂が近い事を知らせる石畳。

8/18 11:27

一見茶屋到着。

8/18 11:32

大阪方面を望む。空は晴間も覗きますが、視界はイマイチ。

8/18 11:34

あっさり山頂到着。
標高差約500mの登りを感じさせない歩きやすいルートでした☆

8/18 11:35

山頂より東。自宅方向ですが、辛うじて中山連山が確認できる程度。…晴れて来るとこの時期の山頂は暑い！

8/18 11:42

早々に退散し、縦走路を西へ。

8/18 11:44

途中、三田方面へ広がる眺望。

8/18 11:49

初めて縦走路を西へ向かうと結構新鮮♪

8/18 11:52

崩落箇所の整備も終ったようです。

8/18 11:58

草が茂る区間も何とか歩ける状態をキープ？

8/18 12:05

横断区間も逆に歩くと随分雰囲気が異なります。

8/18 12:14

極楽茶屋跡への道路併走区間は、最近草刈がされたようです。

8/18 12:34

紅葉谷と番匠屋畑尾根との分岐。

8/18 12:37

続いて小川谷、有馬口方面への分岐。

8/18 12:38

雰囲気のいい尾根道が少し…

8/18 12:46

その後、断続的に階段区間が続く。。

8/18 12:54

登り区間も少々。

8/18 13:01

景色は目まぐるしく変化。。

8/18 13:05

ロープーウェイの鉄塔。

8/18 13:09

登り区間の階段は緩やか？

8/18 13:11

ルート上にある四等三角点「湯槽谷山」。山頂はまだ先です。

8/18 13:18

湯槽谷、横谷の分岐。

8/18 13:19

案内図有。

8/18 13:19

紅葉谷方面は"難路"との表記有。この辺りから雨音が目立つように。。

8/18 13:31

湯槽谷山へは急な階段登りの後、尾根を進む。

8/18 13:34

湯槽谷山山頂、眺望は無。雨は本降り、木陰でも濡れる程度。

8/18 13:53

雨の中、長い階段区間を下る。

8/18 14:07

鼓ヶ滝方面への分岐。

8/18 14:17

運搬用？のモノレールがルート沿いに続く。

8/18 14:23

砂防ダム付近は階段整備有、但しあまり歩かれていないのか草が伸び放題。

8/18 14:26

一見岩ですが、人工的に造られた砂防ダム。

8/18 14:38

鼓ヶ滝公園着。水道、整備されたトイレ有。

8/18 14:40

公園案内図。今回歩いたルートの案内は無。

撮影機器：

EX-H20G CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

inakabus

今週は天候が不安定なようですが、当日の予報はくもり。
くもり空も暑さの緩和に好都合？行き先は暑さを避けて裏六甲。歩き始めた頃のくもり空は山頂エリアに近付くにつれ晴れ間も覗く程に回復基調。休憩時には程好い日陰を探す位の好天でしたが、下りは途中から雷雨に遭遇。約1時間ですが、雨中の山歩きを始めて体感する機会となりました(T_T)

歩いたルートについては登りに利用した魚屋道、六甲全山縦走路は共によく歩かれているルート、安心して歩けました。魚屋道の登りは約500mの標高差すら感じ
ない程歩きやすく、山歩き慣れしていない方にもお薦めできるルートです。

初めて歩く番匠屋畑尾根、裏六甲縦走路は、魚屋道と対照的にあまり歩かれないマイナールート。急勾配の階段が続くアップダウンが繰返すハードなコースとの印象です。
後半は雨にたたられ、その悪い印象が強く残っておりますが、登りも下りも楽なコースではないと感じました。好天時にあらためて歩いてみたいと思いつつ、歩き難い階段ルートだけに気乗りはしません^^;;



丸一日山歩きするのはこの春よりと、それまでは短時間の近場がメインだった事もあり、未だに本格的な雨具は持ち合わせておりません。勿論、準備不足は褒められたものではありませんが。。。

温度調節兼雨具の代用として、モンベル製の薄くてコンパクトに収納できる撥水加工のウインドブレーカーを携帯しておりました。薄手のウインドブレーカーは熱も篭り難く、撥水性能さえ優れていれば暑い時期の雨具としては十分との印象。
夏物の薄手のパンツも同じく撥水加工品。こちらは少し湿る程度でしたが、夏の上り坂で噴き出すような汗をかく時に比べれば問題のないレベル。ゴアではありませんが通気性は優れており、特に不安は感じませんでした。

そして靴、当日は靴慣らし目的で先週購入したミドルカットのゴア仕様。暑くなってからは足元の悪そうな谷などを歩く以外、通気性の良いトレラン用シューズを愛用しておりましたが、雨に降られる事までは考えておりませんでした。
私は運良くゴア仕様でしたが、同行の嫁は防水性のないトレラン用シューズ、靴の中は水浸しとなり、山中の長距離移動にはかなり苦痛を感じるであろう状況となりました。

足元の状況ばかりを気にしておりましたが、雨への備えとしてもゴア仕様は有効なんですね〜
やはり山歩きには防水性能の高い靴が基本！　ということでしょうか^^:

コメント

sekitori

備えあれば憂いなし^^;
おはようございます。

本格的な歩行、おつかれさんです。雷雨は余分でしたね。
私は報告の通り盆休みは離阪していましたので詳しくはわからないのですが、京阪神は大災害級豪雨だったみたいですね。被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。

奥さん、濡れたクツで足のマメは大丈夫でしょうか⁈いらぬお節介ですが、山が嫌いにならぬようまた快適な山行に連れて行ってあげて下さい(^^)

夏は良いですが、これからは身体を濡らさない対策が必要になってきますね。私のゴアカッパは30年近く経った年代物ですが、まだ防水性は保っています。
冬は別のゴアクライミングジャケットを着る事が多く、使い分けをしているからかもしれません。

シューズも、ゴアのローとミドル、防水性皮革のハイカットを目的に合わせて履き分けています。タウンシューズやウェアもそうですが、一つを使い続けるより二つ以上のモノを使い分けると、二倍以上長持ちする気がします。

では、楽しい山歩きを‼

inakabus

愛用品…
sekitoriさんコメントありがとうございます。

嫁…山ガール風？の格好に魅せられてか？？整備の行届いた登山道、眺望の良さを条件に雨にも負けず、行く気は満々なようです
見掛けはともかく、今後は機能を意識した格好を薦めるようにしないといけませんね〜

ゴアはローと書いておりましたがミドル(本文訂正済)のもの…同じような用途のものを既に持っているのですがついついバーゲンプライスに手を出してしまいました
…目的にあわせて使い分けるのに憧れつつ『安ければ買う』という無計画な買物が多いので、あまり割引を見掛けない雨具はついつい後回しになっております

norisuke

お疲れさまでした。
あの土砂降りの中、本当にお疲れさまでした。

でも一度雨の洗礼を受けてしまうと、少々の雨なら抵抗がなくなる気がしません？
とはいえこちらは幼児連れということもあり、基本的に曇りの日でさえ歩きません。
なので格好もそこらで買った安価な普段着ですが、古風なニッカポッカが好きなので、七分丈のカーゴパンツに柄のハイソックスでちょっとだけそれっぽくしています

inakabus

不運でした＾＾;
norisukeさんコメントありがとうございます。

六甲の北の山間部と東は大阪〜京都方面まで激しい雷雨だったようですが、表六甲を歩かれた方は雨に降られなかったようですね〜

何度か通り雨や雪に降られた事はあるので、個人的には免疫はあるのですが、大人とはいえあまり山慣れしていない嫁同伴の場合は気を使いますね〜

ニッカポッカ…素敵ですね〜
女性の方、嫁も含め普段着などを流用されている方も多いようですが、男性が同じ事をすると大概？違和感出るんですよね

丸一日の山歩きを意識するようになってからは、割高なアウトドア用でも、バーゲンやアウトレットを巡り？機能性重視の服装を心掛けておりますが…
『安ければ買う』…ではテーマも何もありませんね