北岳・間ノ岳・両俣小屋
- GPS
- 51:25
- 距離
- 29.4km
- 登り
- 2,239m
- 下り
- 2,222m
コースタイム
17日 6:20北岳山荘 - 8:00間ノ岳山頂8:15 - 8:50三峰岳 - 11:30両俣小屋(テン泊)
18日 6:15両俣小屋 - 9:40広河原
天候 | 16日 晴れ時々曇り 17日 晴れ後雷雨 18日 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三峰岳から野呂川越のルートは、人通りが少ないせいか、草木に覆われている箇所や、倒木が多数障害物となっている箇所がありました。 |
写真
感想
太平洋高気圧が弱々しくて、なかなか好天が続かないこの盆休み。南の方が天気が良さそうということで、裏銀座の長駆はあきらめて、南アルプスに2泊3日で行ってきました。
北岳は3回目。今回はテント装備もあり、草すべりから登ることにしました。シナノキンバイとハクサンイチゲの華々しいまでの花畑は見れませんでしたが、多様な花が咲いていて、飽きることがありませんでした。
今回はゆっくり登ることに心がけたせいかそれほど苦しくなく3000m超に到達できました。初日は夕方まで青空が続きまた視程も良くて、北岳は勿論、甲斐駒や千丈、鳳凰山、遠くの富士山がクッキリとその優美な姿を見せてくれました。眺めといい、花といい北岳はやっぱり良い山です。
北岳山荘のテント泊では、見たことのないほど美しい夕焼けを見れて、夜には巨大に見える北斗七星を始め、何10年ぶりかで見たのではないかという天の川まで見える夜空を堪能し、翌朝には朝焼けに映える富士山を拝むことができました。隣の若者とこの幸運を喜びあうテントライフでした。
2日目は間ノ岳、更にあわよくば農取岳を経て、両俣小屋に向かう予定です。間ノ岳山頂附近で雷鳥親子を2組見かけました。子供はころころと登山道近辺を走り回り、しばらく見ていても飽きません。他の登山客の皆さんと写真をバシバシ撮りながら暫く見物です。
間ノ岳山頂はあいにくガスの名、その先の農鳥岳も見えません。先に向かうことは諦め、両俣小屋に向かいます。このルートはあまり人がおらず、3組の登山客とすれ違っただけでした。このルートは途中までは右手に見える間ノ岳のカールが素晴らしく気持ちよく降りて行けます。しかしながら樹林帯に入り始めると倒木がこれでもかというくらい多くある箇所があり鬱陶しくなります。
両俣小屋は直ぐ脇に野呂川の渓谷があり、テント場はその脇になります。爽やかな雰囲気でまったりと午後を過ごそうと思ったところ、にわかに雷がやってきて夕方まで雷雨が続くこととなりました。
翌日は天気次第で千丈に登ろうと思っていましたが、あまり良くなる方向ではなさそうということで、残念ですが、広河原に真っ直ぐ下りました。
今年の夏はなかなか天候が難しいですね。しかし貴重なチャンスに南アルプスの峰々の絶景、そして朝焼けと夕焼けを堪能できる良い山行になりました。
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