福ちゃん荘に泊まって大菩薩嶺〜記念すべきチビ達の百名山一座目〜
- GPS
- 05:29
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 480m
- 下り
- 480m
コースタイム
10:49福ちゃん荘---11:54〜13:19大菩薩峠---14:14福ちゃん荘
正味歩行時間 1:44 休憩 1:41 合計 3:25
※チビヲの歩行時間0:45
[8月18日(土)] 福ちゃん荘から時計回りに周回
7:28福ちゃん荘--(唐松尾根)--8:57〜9:03雷岩---9:14大菩薩嶺---9:29〜9:48雷岩---
10:36〜11:14賽ノ河原---11:39〜12:12大菩薩峠---12:56福ちゃん荘
正味歩行時間 3:24 休憩時間 2:04 合計 5:28
※チビヲの歩行時間、雷岩--大菩薩嶺--雷岩--大菩薩峠 1:28
天候 | [17日] 曇りのち雨(雷も)福ちゃん荘に着く頃再び曇り、のち深夜1時ころまで大雨 [18日] 曇り時々晴れ、のち土砂降り(雷も)、福ちゃん荘に着いた途端に晴れ(ToT) |
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過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
福ちゃん荘前の駐車場は一定の要件(宿泊者or乗って来た人全員で食事)を満たした車のみ駐車可 |
コース状況/ 危険箇所等 |
唐松尾根の岩場、雷岩から大菩薩峠の稜線上の岩場は雨に濡れると滑りやすいので注意が必要です。 子連れの場合岩場、特に下りでは親のフォローが必要となりますが、全体的に安全に歩ける道が続きます。 5歳のチビジョは全工程を通じて問題なく歩けました。3歳のチビヲは唐松尾根の登りは ずっとショイコの中、雷岩から大菩薩嶺、大菩薩峠までは途中何度も転びましたが自分の足で歩きました。 大菩薩峠から福ちゃん荘までの林道歩きは一箇所とても滑りやすい場所がありますが、あとは全く問題のない 歩き易い(大人には退屈かと)道です。 |
写真
感想
幼稚園の夏休みの間にチビ達をどこか泊まりで歩かせようと計画していました。
子どもが安全に歩ける百名山という条件が奥様より出たので迷うことなく(選択肢少ないよね)大菩薩に決まりました。
私自身3度目の大菩薩、勝手知ったるところです(2度目に小金沢山で遭難しかけたのは過去記事のとおり(ToT) )。
他の3人は初めてです。
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[ 初日 ]
天気予報がダメっぽいのが気がかりだけれど、予定の変更もできないので無理は絶対にしない、
やばそうだったら即撤退、そう固く決めて出発。
福ちゃん荘に着き小屋のご主人に挨拶し、すぐに出発。
小屋着が10時過ぎだったので初日は福ちゃん荘から大菩薩峠をまず目指し、そこからは具合で賽ノ河原くらいまで
行けたらいいなあという感じで歩き始めます。
チビヲも最初は歩いてくれましたが、すぐに「疲れたショイコに乗る」と言ってショイコに納まります。
チビジョも今ひとつ乗りがよくないけれど、行動食ボトルの中の柿ピー&ミックスナッツ&ベビースターラーメンを
タイミングを見計らっては与えて何とか大菩薩峠までぐずらずに歩かせました。
大菩薩峠はガスが出ていて眺望はいまいち。
ガスの中昼食、食べ終わって数分すると、ぽつりぽつり・・やがてかなりの降りに。
しばらく介山荘で停滞していましたが(チビたちはアイス、奥様はコーヒー、私はビール)ガスも濃いし
雷も鳴っているので下山することに決定。他にも7〜8名のハイカーがいましたが皆さん引き返していました。
カッパを着ての登山はチビ達は初めて。チビヲは危ないのでショイコに乗せ、チビジョだけ歩かせます。
足元に注意しながら来た道を黙々と歩きます。福ちゃん荘に着く頃には雨も上がりました。
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[ 福ちゃん荘 ]
この日の宿泊者は私達家族と、女性の2人組、それに京都から来たご夫婦の3組でした。
風呂は順番にグループ単位で入ります。熱々の五右衛門風呂で温まりました。
18時の夕食まで辺りを散歩、チビヲを福ちゃん荘のブランコで遊ばせテン場の下見をしていると
甲高い泣き声が。鹿が2頭走り去っていきました。
夕食は豪華でした。"お"ほうとう、岩魚の塩焼き、刺身こんにゃく、ご飯、味噌汁、漬物、桃。
夕食後談話室でチビ達にお菓子を与え、私たち夫婦はビールを飲み消灯時刻まで過ごします。
1時に目が覚めたとき雨の音が止んでいました。明日はどうかなぁ・・・
※福ちゃん荘は個室なので、やかましくして周りに迷惑をかけないかと気が気じゃない子連れハイカーには嬉しい
※宿泊者用のトイレが男女別にあります
※談話室はとっても広い。私はチビ達と相撲をとりました(^_^)
※階段が急なので子どもが転げ落ちないように注意が必要です
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[ 二日目 ]
4時に目が覚める。外は明るく雨も降っていない、歩けるか?
6時に福ちゃん荘のおかみさんの大きな声が「おはようございま〜す!朝食の準備が整いました〜!」
朝食は納豆ご飯、海苔、オムレツに生野菜、味噌汁、漬物。
朝食後お弁当のおむすびを受け取り宿泊費の支払い。
とにかく行けるところまで行ってみようじゃないかと、京都からのご夫婦と女性2人に遅れて我々も出発。
せっかくここまで来たので、大菩薩嶺の頂上を踏ませてあげたい。しかし天気がいつまでもつかかなり怪しい。
そこで不安はあるものの唐松尾根を登ることに。
チビジョがんばりました。コースタイム1時間の唐松尾根を1時間半かけて登ってくれました。
チビヲはずっとショイコの中。さすがに3歳児の歩ける道ではありません。
チビヲを背負っての唐松尾根、きつかったー。
雷岩にザックとショイコをデポして大菩薩嶺まで往復。ここから介山荘までチビヲも歩きました。
何度も転んでは泣きながら。
大菩薩嶺から雷岩へ戻る途中で福ちゃん荘で一緒だった女性2人と会いました。彼女達は大菩薩峠の方から回って
きたそうです。
雷岩で長めの休憩をとったら大菩薩のハイライトと言える稜線歩きです。
曇っていたのが残念だったけれど、稜線の美しさはよく分かってくれたと思います。
賽ノ河原でお弁当のお結びをいただきました。このときすでにガスッガス。
急ごう、降ってくるぞと大菩薩峠介山荘を目指します。
親不知ノ頭から大菩薩峠へは岩場の下りが待ち受けます。大人なら全く問題ないところですが、
3歳と5歳の子どもとなると話は別。親のフォローが必須です。
この岩場をクリアしたところで突如土砂降りに(ToT)
急いでレインウェアを着こんで私はチビヲを片手で抱いて介山荘へ急ぎました。
チビジョはママと手を繋いで慎重に雨の中介山荘へ。
介山荘でまたしても停滞。チビ達は持参したおやつを食べ、奥様はコーヒー、私はやっぱりビール(^_^)
小降りになったのを見計らって出発。ここから福ちゃん荘まではチビジョも昨日歩いたばかりなので不安はなさそうです。
チビヲは足手まといなのでショイコに放り込みました。そしてあっさりお昼寝。
富士見山荘まで着いたところで富士山が初めて顔を出しました、そして福ちゃん荘に着くとまさかの快晴!
おいおい・・でもすぐにまた曇ってきましたけど。
福ちゃん荘のご主人からカブトムシとクワガタのお土産をいただいて福ちゃん荘をあとにしました。
お世話になりました、また泊まりに来ます!
山の天気の見本市のような二日間だったけれど、3歳と5歳にしてファースト百名山。
山小屋に泊まりたいとずっと言っていた二人、いい思い出になったんじゃないでしょうか。
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