花の暑寒別岳 〜暑寒ルート〜

2012年07月07日(土) [日帰り]

• GPS: 07:30
• 距離: 16.5km
• 登り: 1,237m
• 下り: 1,219m

コースタイム

暑寒荘(8:20)→佐上台(9:05)→5合目(10:00)→扇風岩(11:00)→暑寒別岳(11:45←昼食→12:20)→扇風岩(13:55)→5合目(14:45)→佐上台(15:20)→暑寒荘(15:50)

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口に通じる道路は、途中数百mほどダート道がありますが、それ以外は快適な舗装道路です。国道231号線に「暑寒別岳」の標識があるので、それを目印にするといいと思います。登山口の駐車場は舗装されていて30台ほど駐車できます。山小屋「暑寒荘」があり、前泊も可能です。

コース状況／危険箇所等

蚊やブヨなど虫が非常に多く、虫よけ対策があったほうがいいでしょう。色々試しましたが、虫よけスプレーは殆ど効果がなく、ハッカ系の塗薬は効果ありですが持続時間が短く、結局一番頼りになったのは蚊取り線香でした。

概ね整備された登山道で非常に歩きやすいですが、途中にロープ場が2か所あり、この部分はかなりの急こう配なので素直にロープを使われることをお勧めしますす。コースの大半は樹林帯や低木の中ですが、要所要所で眺望が望めるので、思ったよりも退屈しないコースです。山頂近くの台地では様々な花が楽しめます。

5合目の水場は涸れていました。もっとも水があってもあまり利用する気が起きないような水場ですが．．．

温泉は岩尾温泉あったま〜るを利用しました。食堂が11〜15時営業に短縮されていました。御飯食べられなくてショックです。

写真

暑寒荘。トイレも完備の立派な山小屋。

樹林帯の切れ目より暑寒別岳が見える

五合目を過ぎるとシラネアオイが咲いていた。

サンカヨウの実。甘くて美味しいらしいが、食べたことない。

六合目。林の中に標識がある。

屏風岩．．．山頂はあいにくとガスに包まれた。

暑寒別岳山頂付近の平坦な台地。ここまで来ると虫もいない。快適な空間。

箸別コースとの合流点。

暑寒別岳山頂から南暑寒方面。

タカネトウウチソウ。

ハクサンチドリ。

エゾウメバチソウ。

エゾシオガマ。

ミヤマリンドウ。7月初旬だというのにもう咲いていた。

チングルマの綿毛。7月初旬だというのにもう綿毛になっていた。

トカチフウロ。

トカチフウロ。更に白い。

ミヤマオグルマ。

マシケケンゲ。エゾオヤマノエンドウとそっくり。

ミヤマアズマギク。

マシケケンゲ。エゾオヤマノエンドウに比べて花の毛がない、1株の花の量が多いなどが違う。

フギレオオバキスミレ。オオバキスミレの変種。葉が裂けている。

カラマツソウ。

マシケオトギリ？　どう見てもハイオトギリにしか見えんのだが。

ミツバオウレン。

屏風岩裏側に咲くチシマギキョウ。

同じく屏風岩のチシマギキョウ。

同じく屏風岩のチシマギキョウ。絵になるので何枚も撮ってしまった。

ウコンウツギ。

リンネソウ。

ミヤマホツツジ。

ミヤマアキノキリンソウ。

撮影機器：

NIKON 1 V1 NIKON CORPORATION

感想

suzu07702

天候的に非常に相性の悪い暑寒別岳でしたが、今回は山頂からの眺望を望むことができました。花もたくさん見れましたしとても満足のいく山行となりました。幸いブヨには刺されなかったみたいだけど、蚊に顔と両腕と両足共に数ヶ所ずつ刺されてしまい、それが唯一の不満点でしょうか。