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Yamareco

記録ID: 218400
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳北穂高岳奥穂高岳前穂高岳

2012年08月20日(月) ~ 2012年08月23日(木)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
32:42
距離
42.3km
登り
3,564m
下り
3,555m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8/20 上高地バスターミナル5:56-明神6:45/7:28-徳沢8:14/8:26-横尾9:22/9:45-一の俣10:33-槍沢ロッジ11:23/11:53-ババ平12:31
8/21 ババ平4:50-大曲5:14-天狗分岐5:58-槍ヶ岳山荘8:45/9:10-槍ヶ岳9:25/10:03-槍ヶ岳山荘10:20/10:50-大喰岳11:36-中岳12:08-雪渓下の水場12:47/13:00-南岳14:03-南岳小屋天場14:15
8/22 南岳小屋天場5:40発-ハシゴ底6:15-長谷川ピーク7:07-A沢のコル7:26/7:40-北穂高小屋9:05/9:44-最低コル10:50/11:00-涸沢岳12:14/12:27-穂高岳山荘天場12:47
8/23 穂高岳山荘天場5:00-奥穂高岳5:48/6:06-紀美子平7:34/7:41-前穂高岳8:12/8:38-紀美子平9:06/9:20-岳沢パノラマ10:00/10:10-カモシカ立場10:31/10:40-岳沢小屋11:27/11:50-天然クーラー13:00/13:10-上高地14:14
天候 晴れ 特に8/22,23は快晴
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
沢渡第2駐車場(すぐ近くに足湯あり)に駐車。
1日500円、0:00をまたぐと2日分
早朝支度していると駐車場の敷地の外からタクシーの相乗りの誘い受ける。上高地まで4000円/4〜5名
コース状況/
危険箇所等
大キレット越えは一般の縦走路では最も困難なランクの一つと言われる。槍の穂先に登り降りする感じの連続である。道は明瞭でないが岩に付けられた○印を追う。
雨の時はスリップの可能性あって格段に悪化が予想され、私なら敬遠するだろう。
初日早朝、上高地バスターミナル
初日早朝、上高地バスターミナル
明神池に寄る
伝説の案内人、嘉門次ゆかりなのかしら
伝説の案内人、嘉門次ゆかりなのかしら
徳沢キャンプ場
横尾
涸沢にはこの吊橋を渡る。
屏風の頭
1
横尾
涸沢にはこの吊橋を渡る。
屏風の頭
一の俣
常念乗越から源頭なのが一の俣谷
一の俣
常念乗越から源頭なのが一の俣谷
二の俣
大天井岳の南が源頭なのが二の俣谷
二の俣
大天井岳の南が源頭なのが二の俣谷
大槍ヒュッテ付近から穂先が見られる
大槍ヒュッテ付近から穂先が見られる
ババ平、
昔の大槍小屋の跡
水は豊富、トイレは貧弱
緑のテントがマイハウス
ババ平、
昔の大槍小屋の跡
水は豊富、トイレは貧弱
緑のテントがマイハウス
槍沢の大曲近く、雪の上は近山行ここだけ
槍沢の大曲近く、雪の上は近山行ここだけ
モルゲンロートに輝く(槍ヶ岳でなく)大喰岳の岩峰
1
モルゲンロートに輝く(槍ヶ岳でなく)大喰岳の岩峰
天狗原分岐
今日は一層天気良かった。
天狗原分岐
今日は一層天気良かった。
モーレンの奥に槍が岳穂先
2
モーレンの奥に槍が岳穂先
モーレンの奥に槍が岳穂先
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モーレンの奥に槍が岳穂先
折角持ってきたのでヘルメット着用
色違いのが欲しかったのですが白で正解。
真夏の陽よけになりました
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折角持ってきたのでヘルメット着用
色違いのが欲しかったのですが白で正解。
真夏の陽よけになりました
槍が岳山頂から北穂高岳、左のピークは前穂高岳
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槍が岳山頂から北穂高岳、左のピークは前穂高岳
槍が岳山頂から笠ヶ岳
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槍が岳山頂から笠ヶ岳
左黒部五郎岳、右薬師岳、中央手前三俣蓮華岳
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左黒部五郎岳、右薬師岳、中央手前三俣蓮華岳
これから挑む北穂高岳、奥穂高岳
2
これから挑む北穂高岳、奥穂高岳
前穂高岳の北尾根(ゴジラの背?)
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前穂高岳の北尾根(ゴジラの背?)
北鎌尾根
後ろ右端のザレたピークは燕岳
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北鎌尾根
後ろ右端のザレたピークは燕岳
槍穂のピークに着いたときは私ひとりだったが。
続々とよじ登ってきます。
槍穂のピークに着いたときは私ひとりだったが。
続々とよじ登ってきます。
中岳から槍ヶ岳を振り返る
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中岳から槍ヶ岳を振り返る
南岳山頂、なだらか
南岳山頂、なだらか
南岳小屋と天場
防風の壁が出来ています。ここに張ります。
防風の壁が出来ています。ここに張ります。
マイハウス幕営完了
マイハウス幕営完了
大キレットから長谷川ピーク、飛騨泣き、北穂高岳
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大キレットから長谷川ピーク、飛騨泣き、北穂高岳
大キレットから長谷川ピーク、飛騨泣き、北穂高岳
北穂高小屋も見える
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大キレットから長谷川ピーク、飛騨泣き、北穂高岳
北穂高小屋も見える
長谷川ピーク過ぎた小ピーク
ナイフエッジで怖かった。
鎖にベタ掴まり
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長谷川ピーク過ぎた小ピーク
ナイフエッジで怖かった。
鎖にベタ掴まり
長谷川ピークは奥(中央)
長谷川ピークは奥(中央)
A沢のコルから大キレットを振り返る
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A沢のコルから大キレットを振り返る
北穂高小屋テラスから
奥は妙高山火打山の山並み
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北穂高小屋テラスから
奥は妙高山火打山の山並み
北穂高小屋テラスから
前穂高岳の北尾根(ゴジラの背?)
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北穂高小屋テラスから
前穂高岳の北尾根(ゴジラの背?)
涸沢を見下ろす
北穂高岳南峰から奥穂高岳吊尾根前穂高岳は雲の中
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北穂高岳南峰から奥穂高岳吊尾根前穂高岳は雲の中
北穂高岳南峰にて
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北穂高岳南峰にて
奥穂に歩を進めるが脚重い
奥穂に歩を進めるが脚重い
大キレット振り返る
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大キレット振り返る
後半の最低コル
休憩取れるところが限られます
後半の最低コル
休憩取れるところが限られます
岩場に散見される桔梗と
岩場に散見される桔梗と
涸沢岳から北穂高岳北峰と南峰
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涸沢岳から北穂高岳北峰と南峰
涸沢岳から奥穂高岳、ジャンダルム
白出沢のコルには穂高岳山荘
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涸沢岳から奥穂高岳、ジャンダルム
白出沢のコルには穂高岳山荘
涸沢岳山頂にて
穂高岳山荘の天場にてマイ・ハウス
幕営料600円也。水1リットル150円。2リットル買いました。
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穂高岳山荘の天場にてマイ・ハウス
幕営料600円也。水1リットル150円。2リットル買いました。
最終日4日目、夜明け前
浅間山、噴煙見える。お日様はその左から出る。
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最終日4日目、夜明け前
浅間山、噴煙見える。お日様はその左から出る。
日の出
一番いい天気の日になりました
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日の出
一番いい天気の日になりました
槍ヶ岳方面振り返る
1
槍ヶ岳方面振り返る
ジャンダルム厳しそうだが魅力的
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ジャンダルム厳しそうだが魅力的
吊尾根に先は前穂高岳
1
吊尾根に先は前穂高岳
奥穂高岳
奥穂高岳にて
岳沢を見下ろす
前穂高岳
前穂高岳から見る奥穂高岳
左はジャンダルム
右は涸沢岳
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前穂高岳から見る奥穂高岳
左はジャンダルム
右は涸沢岳
中央が西穂高岳
槍ヶ岳方面振り返る
1
槍ヶ岳方面振り返る
前穂高岳にて
北穂高岳アップ
槍が岳アップ
岳沢下りもヘロヘロ
岳沢下りもヘロヘロ
上高地下山後バックは岳沢
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上高地下山後バックは岳沢

感想

38年前歩いたことになっているが山日記の記事だけで記憶は殆どはない。
槍ヶ岳に槍沢から登ってから大キレット越え北穂高岳を超えることが最低限の目的であった。
出来れば幕営で、北穂高岳を過ぎたら一年前歩いた北穂高岳から涸沢岳の稜線も歩き通したい。どんどん妄想は膨らむ。山小屋に逃げ込むこともありでエスケープルートも考えた。体力さえ持てば時間をかけてドップリと北アルプス核心を楽しみたい。お盆の混雑は避け天候の回復を待っていざ出発。3泊4日の予定でザック重量は水なしで15kgを切る。食料をけっちった。(ヌードルごはんと朝は棒ラーメン)

初日、上高地から明神池を見物して(余計に40分かかる)横尾から槍沢に入りババ平に幕営、快適度はイマイチ。槍だけならここで幕営して往復するようだ。
2日目 槍沢を詰めて槍ヶ岳を極めて、南岳に南下して幕営。中岳の南面の雪渓の水場生きていて、手が痛くなまで冷えた水に潤される。夜中いつものように興奮でかまた寒く眠り浅く明日大丈夫かなと不安になる。
3日目 待望の大キレット越え。天気申し分なし。陽射し強いが気温は17℃ぐらいと他の登山客に教えてもらう。キレットの底(約300mの降下)にはハシゴ2個で降りる。長谷川ピークはナイフエッジで「足滑らせたら一巻の終わり」と緊張する。鎖しっかり握って登る。飛騨泣きはガレの厳しい登りで苦しかったが危険度はあまり感じられなかった。北穂高小屋までも同様だが、落石受けたり発生させたりせぬかと心配であった。
北穂高小屋のテラスで眺望を楽しみながら大休止後、歩を進めようと大腿部重い。登る際大きなステップで登らざるを得ないところが多くあって疲労したのだろう。小幅ステップに心がけなくてはならない。
一年前はガスの中で見通し利かなかったが今回は良く見通せピークやルート・鎖・ハシゴ等の遠くの目標物もよく見えた。先行者2人の後についた。
休み休みとも思うが休む場所が限られほぼコースタイム内で通過。涸沢岳の最後の鎖場ももっと長っかたように思っっていたのであるが「え、もう頂上なの」と言った感じであった。穂高山荘の天場に幕営。今日は奥穂高岳まで行くパワーなし。
4日目 夜明けとともに出発。奥穂高岳に登り吊尾根を通って前穂高岳も極めると紀美子平から岳沢に降り上高地に戻る。(逆コースで登りに取ると辛いことだろう。)
北穂高岳以降は去年と全く同じパターンになった。ヘロヘロになって上高地に戻る。タクシーに乗りあいさせてもらい沢渡に戻った。

天候に恵まれ今の自分には出来過ぎの成果であった。

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コメント

すごいですね
すごいです。全部自己責任でやりとおす。この気力・体力・技術に敬服の限りです。
私は23日夜行バスで、中房温泉からつばくろへ入り、大天荘へ泊りまた同じところ帰ってきました。槍の様子を見に行っただけです。それでも大満足でした。
2012/8/31 6:34
コメントありがとうございます。
binnchann様、コメントありがとうございます。
あまり責任のことは考えていません。
ただ天候天気の不安要素は極力避ける様に心がけています。それが時間に恵まれたリタイヤした者の義務というか特権と思っています。
去年5月に燕岳を中房温泉から雪道を往復しました。
中学校の全校登山を思い出しました。
あの時は燕山荘でギブアップして燕岳の頂上を踏まなかったです。

2012.9.4 tak
2012/9/4 7:59
プロフィール画像
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