那須 朝日岳 足ならしと紅葉の下見

2012年08月25日(土) [日帰り]

• GPS: 06:07
• 距離: 8.7km
• 登り: 621m
• 下り: 615m

コースタイム

■ロープウェイ　310mの標高差を約4分で移動
　営業時間など詳細は公式HPを参照ください　　http://toya108.jp/nrw/index.php
　強風、雷の時はロープウェイは運行休止となります。
■茶臼岳は火山ガスを噴出している様子を見る事が出来ます。浮き石に注意。
■剣が峰〜朝日岳の肩までは、やせ尾根なので、すれ違う時に注意してください。
■登山ポストは登山指導センターにあります。
■駐車場　ロープウェイ山麓駅のそば、その先にも県営駐車場があります(いずれも無料)
■水場　ロープウェイ山頂駅には飲料売っていますが、コース中に水場はありません。多めに用意を!!
■トイレ　峠の茶屋駐車場、ロープウェイ山麓駅、山頂駅。
■那須ICから那須岳までの道はコンビニ、レストラン、お土産屋さんと充実しています。

　火山ガスについて
　火山ガスは水蒸気の中に、亜硫酸ガス、硫化水素、二酸化硫黄、塩化水素などが含まれています。
　喘息の方は、ごく微粒の亜硫酸ガスでも発作を起こしやすいので、気を付けてください。
　また硫化水素(卵の腐った臭い)は空気より重いので、噴気孔や窪地に溜まりやすいようです。長居は避けましょう。

天候

晴ときどきガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■東北自動車道　那須ICから県道17号、那須高原道路を経由して約19km
■駐車場　ロープウェイ山麓駅と峠の茶屋にあります　どちらもトイレ有り

コース状況／危険箇所等

駐車場7:47→8:43峰の茶屋避難小屋8:51→9:32朝日岳の肩→9:44朝日岳9:50→9:57朝日岳の肩→
11:05牛ヶ首(昼食)11:18→11:41姥ヶ平→11:52ひょうたん池→12:02姥ヶ平→13:04峰の茶屋避難小屋→13:54駐車場

※靴の中敷きの足慣らしや、写真を撮ったりして、とてもゆっくり歩いています。
　山と高原地図のコースタイムはもっと早いです。

写真

登山口には計画書を入れる
ポストがあります

峠の茶屋にある登山口から
入ります　蒸し蒸し〜

日陰はまだ涼しいけど
日向はジリジリしますね…

樹林帯を抜けると
左には茶臼岳

右には朝日岳

足元に注意しながら進む
避難小屋が見えてきた〜

峰の茶屋避難小屋
「茶屋」だけど何もない

雪の時期に朝日岳に
出掛けてみたいと思った
ものの…

剣ヶ峰
夏道は右を巻きます
雪の時期は直登です
憧れるけどあれを越える:-o

H24.3.4　残雪期の剣ヶ峰
次シーズンに果たして
越えられるのか(^^;)

それほど歩かなくても
アルペンムードが味わえる
この景観！那須はお得な [[mountain1]]

鎖場もあります
初心者の練習にいい場所
私達もここで慣れました

最初の頃はドキドキでした
濡れていると滑るので注意

写真で見るよりも安全です

朝日岳の肩から山頂へ

朝日岳　山頂
毎回ガスの中の山頂でした
のでこれでも嬉しい(^^)

荒々しく見えるけど
子供も登ってました

八ヶ岳みたいな雰囲気
恵比寿岩と大黒岩

剣ヶ峰をトラバース
風のない穏やかな日でした

今度は茶臼岳の裏側
無限地獄に向かっています

左の白いのは姥ヶ平
右の黒いのはひょうたん池

火事:-oみたいにモクモク
噴煙がシューシュー[[dash]]と
間近で見られます

この派手な噴煙の他にも
小さい噴煙はいたる所に…
周辺の地表は熱いです

牛ヶ首に到着
ベンチがあります

お腹すいたので補給します
旦那さん[[riceball]]2、私[[riceball]]1

一休みしたら姥ヶ平へ
紅葉時期の下見です

姥ヶ平
大雨になると川になるよう
ですね…

真っ赤に染まるそうです

その先の木道を歩いて
ひょうたん池へ…

木道の行き止まり
下にあるひょうたん池が
見えない(>< )
落葉したら池からきっと
逆さ茶臼が見えるはず？？

素早く飛び回る瑠璃色の
大型トンボ　ルリヤンマ？
ビュンビュン飛んでました

シーズン
ここから見てみたい♪

茶臼岳の山頂にも寄る予定
でしたがガスで展望は望め
ないよう…帰ります

避難小屋に戻って少し休憩
大福を食べてみたり…
(また食べてる:evil:)

駐車場に戻ってきました〜
今日も楽しい那須でした

帰る途中から見渡せた
那須連山

ゴマナ（胡麻菜）
キク科

ウラジロタデ （裏白蓼）
タデ科

トリアシショウマか？？
ヤマブキショウマか？？
分かりません(>< )

シラネニンジン
（白根人参）セリ科

オトギリソウ（弟切草）
オトギリソウ科

ノリウツギ（糊空木）
アジサイ科

エゾリンドウ（蝦夷竜胆）
リンドウ科
登山口〜避難小屋は
まだまだですね…

エゾリンドウ（蝦夷竜胆）
リンドウ科
朝日岳の肩〜朝日岳
牛ヶ首〜姥ヶ平辺りは
もうそろそろ [[heart]]

エゾリンドウと
オヤマリンドウの見分け方
日光はオヤマが多いみたい

ヨツバヒヨドリ
（四葉鵯）キク科

ホツツジ（穂躑躅）
ツツジ科

ヒメシャジン（姫沙参）
キキョウ科

シラタマノキ（白玉の木）
ツツジ科
実を潰すとサロメチールの
匂いがするそうです

アキノキリンソウ
（秋の麒麟草）キク科

ヤマハハコ（山母子）
キク科

:roll:？？
分かりそうで分からない

感想

pippi

今回は那須にお邪魔してきました。
先日、遠出のテント泊が終わり、身体を休ませようと思ったのですが、今月初めに購入したインソールが家の中で出番待ち。
それではユルめのお山で足慣らしをしましょう！と、赤城、那須、日光の候補の中から那須に決定しました。

今回の運転は朝から旦那さんにお任せです。
駐車場に着くとスッキリと青空。日差しがジリジリと痛い位。蒸し蒸しする樹林帯を抜けると豪快な茶臼岳と朝日岳の姿。
それほど歩かなくても、アルペンムードが味わえる山ということで人気があります。
最初は茶臼岳→姥ヶ平→朝日岳という計画でしたが、旦那さんが朝日岳を最初にしようと提案。
そうでした…朝日岳の山頂の写真はいつもガスに巻かれてノービュー(>< )　　今度こそ！と予定変更です。

1年ぶりに剣ヶ峰を横切ります。途中から見上げると恵比寿岩と大黒岩。この奇岩見るたびに八ヶ岳を連想してしまう。
目の前の朝日岳は、那須連山の中でも一番峻険。荒々しい姿から「那須穂高」「ニセ穂高」なんて呼ばれることも。
剣ヶ峰のトラバースも朝日岳の鎖場も、初めて来た時は、まだ慣れていなくてドキドキしたものです。
通過出来ると「ヤッター(^^)♪」これが少しづつ自信に繋がって、鎖場にもチャレンジするようになりました。
お山の初心者が、鎖に慣れるのには良い場所だと思います。

朝日岳の山頂に着いたころにはガスがモクモク上がってきましたが、何とかノービューを逃れて山頂写真が撮れました。
山頂からは峠の茶屋駐車場がすぐ近くに…初めて見ました。いつもどれだけガスガスだったのでしょうか(^^;)
昨年の7月は、アブブヨが服に沢山ついて閉口しましたが、今回は赤とんぼが沢山飛んでいてアブブヨはいませんでした。
山頂写真を撮り終えると、今度は茶臼岳の無限地獄に向かいました。
こちらは茶臼岳の裏側になるのですが、トラバースするので、こちらもユルいです。
だんだん独特な臭いがしてきて、間近では噴煙モクモクシューシュー。「活きている」と思わせる光景でした。

牛ヶ首にはベンチとテーブルが幾つかあります。茶臼岳の荒々しい山容を眺めながら、のんびりと休める場所です。
牛ヶ首でご飯を食べた後は、姥ヶ平に向かいました。
今の時期は特筆すべきものはありませんが、紅葉の時期になると見事な景色が広がるそうです。
ひょうたん池は葉が茂っていて、逆さ茶臼を見る事は出来ませんでしたが、落葉したら、それは叶えられそうですね。
毎年、那須の紅葉は日光同様、テレビで取り上げられて混雑必至ですが、是非訪れたいと思いました。

下見も終わり、最後は茶臼岳の山頂へと思いましたが、雲がだいぶ湧いてきました。
この日の天気予報では、山沿いでは雷雨になるかもしれないとのこと。
那須は雷銀座のエリアに入っているし、山頂はガスだらけで景色は見られないだろうと大人しく帰ることにしました。
帰りは旦那さんが運転中に私は( --)グーグー　都賀西方PAより運転を交代して帰宅しました。

さてインソールの使用感です…
靴ズレなどの不具合に対処出来る様に、いつも使っていたインソールも袋に入れて持って来ました。
旦那さんは全く問題なしとのこと。疲れないと言ってました(山行距離が10km未満だからという噂も)
私は右足が、靴ズレを起こしやすいのですが大丈夫でした。でも左親指の爪が当たってしまって微妙
左親指の爪は2回剥がれて以来、巻爪になってしまったので、そこが当たると少々痛い(>< )
朝日岳に向かう辺りから、気になり始めてました。いつもしている爪の保護を更に強化する必要がありそうです。
でもそれ以外は大変調子が良かったです。これからは心強い味方になってくれそう (^^)

◇確認出来た鳥たち◇
カケス、ハシボソガラス、ツバメ、ルリビタキ、ホシガラス

久しぶりに動画をUPしてみました