新穂高から鷲羽岳、黒部五郎岳へ! 水晶岳は断念
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 21:20
- 距離
- 46.6km
- 登り
- 3,932m
- 下り
- 3,945m
コースタイム
3:53 新穂高登山ポスト(左俣林道)
4:59 小池新道入口
6:58 鏡平小屋
7:38 弓折乗越
8:30 双六小屋
9:23 双六岳
10:20 三俣蓮華岳
10:54 三俣山荘(テント場)設営・昼食 12:10
12:49 鷲羽岳 13:05
13:39 三俣山荘
2日目(8月26日)
4:27 三俣山荘(テント場)
4:54 三俣峠(ザックデポ)
5:03 三俣蓮華岳(ご来光) 5:15
6:05 黒部五郎小舎
7:21 黒部五郎岳(稜線ルート) 7:32
8:41 黒部五郎小舎(朝食) 8:51
9:59 三俣蓮華岳
10:07 三俣峠(ザック回収) 10:13
11:20 巻道分岐(巻道ルート)
11:32 双六小屋
12:24 弓折乗越
12:53 鏡平山荘(かき氷) 13:07
14:53 ワサビ平小屋
15:41 新穂高登山ポスト(左俣林道)
天候 | 25日 晴れのち曇りのち雨のち晴れ 26日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道で特に危険な場所はありません。 三俣蓮華岳と三俣峠の間は短い区間ですがザレ場もあり特に重い荷物を持った下りは注意してください。 三俣蓮華岳から黒部五郎小舎までの区間で滑りやすい稜線歩きの場所があるので、注意が必要。 黒部五郎岳への稜線ルートは岩場を超える場所が数か所ありますので慎重に。 下りの場合や岩が濡れている場合は注意してください。 |
写真
感想
ようやく行きたかった鷲羽岳へ行けることに。
当日3時半ごろ新穂高温泉の無料Pに到着したがすでに満車状態。
駐車スペースに車を止めすぐに準備をし、3時49分まだ真っ暗な中出発。
70分ほどで小池新道入口に到着したときにはすでに周りは明るくなっていました。
岩がきれいに並べられた登山道を進み次第に傾斜がきつくなってくると秩父沢に到着。沢の水で喉を潤します。
この少し先にも秩父小沢がありこちらでも給水できます。
鏡平まで登りが続きますが、登山道沿いの花たちの写真を撮ったり、観察をしながら登ります。
ようやく鏡池に着いた時には太陽が槍の少し上に輝いていました。
池に映る槍穂高連峰と太陽がきれいです。
時間も早いので小屋は通過します。双六小屋も給水のみで通過し先を急ぎます。
双六小屋から少しのぼった分岐に到着し、ここでどちらに進むか悩みます。
今日は先が長く、できれば水晶まで行こうと考えていたため巻道ルートを歩く予定にしていたのですが、天気が良いのと、意外に早く着いたため予定を変更し双六岳を通るルートに変更しました。
丸山、三俣蓮華岳を通り11時前に今日の宿泊地三俣山荘のテント場に到着。
25Kgの荷物を下ろし山荘へ向かうときは、急に軽くなった体が宙に浮くような感じで転びそうになりました。
ここでテントを設営しラーメンを作って昼食タイム。
正午過ぎに鷲羽岳へ向かいますが、少し雲行きが怪しくなってきました。
山頂に着いた時には周りはガスで視界も悪くなってきており、目指す水晶も見え隠れしています。
最近午後は雷雨になる場合が多く、このまま稜線に向かい雷が発生すると・・・ と考えるとちょっと悩みます。
雨だけならいいんですが、やっぱり雷が心配なのであきらめて下山を始めた途端、雨がポツポツ落ちてきました。
しばらくはそのまま歩いていましたが、山荘の手前でザーザーと降ってきたため慌ててカッパを着て山荘へ避難。ここでとりあえず鷲羽岳のバッジを購入。
しばらく雨宿りをし、小降りになったところでテントへ駆け込みます。
そのまま昼寝をしていると、外から私と同じコースで水晶まで行ってきたという話声が聞こえてきて目が覚め、外を見ると、なんと鷲羽方面は快晴!!
水晶まで行けばよかったと後悔しましたが後の祭り。
結局日没近くまで良い天気が続き、その後また雨が降ってきましたが、朝には満点の星空が広がっていました。
翌朝、雨と朝露を吸い重くなったテント(20年以上前の懐かしいダンロップテントなので重く大きい)を撤収し出発。
三俣峠にザックをデポし水と食料、カッパを行動用ザックに詰め三俣蓮華岳に向かい山頂でご来光を待ちます。数組の方(レコ見つけました)がみえました。
5:12(カメラの時間なので多少違うかも)太陽が顔を出しました。
数枚写真を撮り、そのまま野口五郎岳を目指します。
当初はのんびり新穂高へ帰る予定でしたが、昨日水晶へ行けなかった悔しさと、テントの外でこのコースを歩くという話声が聞こえたため、地図を見て急遽チャレンジすることにした訳です。
荷物も軽く天気も良い。景色や花を楽しみながら軽快に進みます。
小舎に着き稜線ルートとカールルートのどちらを歩くのがいいのかを、ちょうど外にみえた小舎の方に尋ねます。
展望の良い時間帯に稜線ルートを歩き後半カールルートがいいですよとのことなので、おススメ通り稜線ルートへ。
ここも荷物が軽いため、重い荷物を担ぐ先行者に道を譲っていただきグングン登っていきます。1時間15分で山頂に到着。
写真を撮り、先が長いので早々に直下にみえるカールコースへと向かいます。
山頂から見たカールもきれいですが、カールから見る黒部五郎岳も良かったです。
何度も振り返りながら黒部五郎のカールを下ります。
小舎に着きバッジを購入、給水と朝食で休憩します。
その後三俣蓮華岳へ戻り、三俣峠で重いザックを回収! 帰りは巻道ルートを歩きます。
双六小屋は通過し一気に鏡平小屋まで歩きます。
鏡平小屋では名物のカキ氷を注文し、暑くなってきた体を冷やします。
途中、秩父小沢で水分補給、林道に戻り笠新道の入り口水場で最後の水を飲み新穂高を目指します。
ひたすら歩いて登山口に到着。
さすがに疲れました。
その後平湯温泉まで移動し、いつもの『ひらゆの森』で2日間の汗を流します。
500円+鍵付きロッカー使用料100円。
たくさんの人で賑わっていました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
![](https://yamareco.org/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fmodules%2Fyamainfo%2Fupimg%2Fpt%2f892d4d332b1c82b2483a357d37da19a0.jpg)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する