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Yamareco

記録ID: 220678
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

好天の荒川三山、赤石岳

2012年08月24日(金) ~ 2012年08月27日(月)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 静岡県
 - 拍手
GPS
80:00
距離
24.6km
登り
2,930m
下り
2,917m

コースタイム

1日目(8/24)椹島9:10⇒滝見橋9:23⇒小石下11:34⇒清水平13:40⇒蕨段14:28⇒駒鳥池16:00⇒16:45千枚小屋
2日目(8/25)千枚小屋5:40⇒6:50千枚岳⇒8:22丸山8:26⇒9:20悪沢岳9:45⇒11:10荒川避難小屋11:15⇒11:27荒川中岳11:30⇒11:39分岐⇒11:46荒川前岳11:53⇒13:25荒川小屋
3日目(8/26)荒川小屋6:00⇒6:24大聖寺平⇒8:05小赤石岳⇒8:50赤石岳⇒9:50分岐⇒11:48富士見平⇒12:38赤石小屋
4日目(8/27)赤石小屋5:40⇒9:12椹島
天候 全行程快晴
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
椹島で身支度を整えam.9:10出発
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椹島で身支度を整えam.9:10出発
吊り橋を渡って
登山道から雄大な赤石岳を望む
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登山道から雄大な赤石岳を望む
清水平。
とっても美味しい水でした。
清水平。
とっても美味しい水でした。
駒鳥池。池の傍に下りる元気はありませんでした。
駒鳥池。池の傍に下りる元気はありませんでした。
やっと辿り着いた千枚小屋、辺りはお花畑です。
マルバタケブキ、トリカブト、イブキトラノオが一面に咲いてました。
やっと辿り着いた千枚小屋、辺りはお花畑です。
マルバタケブキ、トリカブト、イブキトラノオが一面に咲いてました。
千枚小屋正面から望む夕暮れの富士山
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千枚小屋正面から望む夕暮れの富士山
朝焼けの富士山。
千枚小屋正面は富士山の展望台です。
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朝焼けの富士山。
千枚小屋正面は富士山の展望台です。
千枚小屋を出発してお花畑の中の道を高度をあげて歩きました。
千枚小屋を出発してお花畑の中の道を高度をあげて歩きました。
千枚岳への稜線からのぞむ悪沢岳
千枚岳への稜線からのぞむ悪沢岳
赤石岳も眺めました。存在感のある大きな山です。
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赤石岳も眺めました。存在感のある大きな山です。
千枚岳山頂にて。
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千枚岳山頂にて。
千枚岳からはザレ場、岩場を下りますが、沢山のお花に元気を貰って歩きました。
マツムシソウ
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千枚岳からはザレ場、岩場を下りますが、沢山のお花に元気を貰って歩きました。
マツムシソウ
タカネビランジ。
岩場に咲く花で素敵でした。
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タカネビランジ。
岩場に咲く花で素敵でした。
タカネビランジ。こちらの花はピンクがかってます。
タカネビランジ。こちらの花はピンクがかってます。
お花畑の中を丸山へ向いました。
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お花畑の中を丸山へ向いました。
タカネコウリンカ。
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タカネコウリンカ。
タカネナデシコ
丸山山頂から富士山を眺める。
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丸山山頂から富士山を眺める。
悪沢岳頂上にて、荒川東岳ともいいます。
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悪沢岳頂上にて、荒川東岳ともいいます。
悪沢岳からこれから向かう荒川中岳を望む。
悪沢岳からこれから向かう荒川中岳を望む。
鞍部に下りて悪沢岳を振り返る
鞍部に下りて悪沢岳を振り返る
荒川避難小屋。
ここから荒川中岳へは10分位登ります。
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荒川避難小屋。
ここから荒川中岳へは10分位登ります。
右側に荒川前岳への稜線。
その左側は赤石岳
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右側に荒川前岳への稜線。
その左側は赤石岳
前岳山頂にて
前岳に咲くトウヤクリンドウ
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前岳に咲くトウヤクリンドウ
荒川小屋のお花畑に咲くマツムシソウ
荒川小屋のお花畑に咲くマツムシソウ
秋の気配が・・・
リンドウです。花は未だ開いてませんが・・・
秋の気配が・・・
リンドウです。花は未だ開いてませんが・・・
イワインチン
コゴメグサ
太陽と富士山
大聖寺平へのトラバース
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大聖寺平へのトラバース
大聖寺平から振り返る荒川前岳、中岳と悪沢岳(右)その奥に、千枚岳。
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大聖寺平から振り返る荒川前岳、中岳と悪沢岳(右)その奥に、千枚岳。
小赤石岳にて。
小赤石岳からも富士山が望めました。
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小赤石岳からも富士山が望めました。
小赤石岳からこれから向かう赤石岳を望む
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小赤石岳からこれから向かう赤石岳を望む
赤石岳にて
聖岳(赤石岳からの眺め)
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聖岳(赤石岳からの眺め)
歩いてきた稜線の山々を望む。
手前が小赤石岳、右奥が悪沢岳。
左側に荒川前岳と中岳。
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歩いてきた稜線の山々を望む。
手前が小赤石岳、右奥が悪沢岳。
左側に荒川前岳と中岳。
珍しい白花トリカブト
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珍しい白花トリカブト
富士見平
赤石小屋。
翌朝赤石小屋食堂からモルゲンロートの赤石岳を眺める。
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翌朝赤石小屋食堂からモルゲンロートの赤石岳を眺める。
赤石小屋正面から望む聖岳にサヨナラして下山しました。
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赤石小屋正面から望む聖岳にサヨナラして下山しました。
赤石小屋から3時間半で椹島に着きました。
赤石小屋から3時間半で椹島に着きました。

感想

1日目8/24:
深夜バスにゆられ睡眠不足のまま畑薙第一ダムの臨時駐車場に到着しそこから東海フォレストバスに乗り換え50分程ダートな道を走行して椹島へ。椹島出発9:10分、林道を10分程歩くと千枚小屋方面への登山口があり滝見橋を渡って川沿いに進み吊り橋を渡るとあとは樹林帯の道を延々と登りました。最初はゴロゴロした岩道の急登でとても辛く、その後一度だけ展望が開けた場所から赤石岳を望み感動したのでした。時折現れる標識に地図で位置確認しながら進んだのですが長い長い道のりでした。登山口から4時間程で清水平に着き飲んだ水の美味しかった事!水を補充しました。2時半頃蕨段の標識の所に千枚小屋まであと3時間の標識にまだまだの登りにガッカリ。黙々と歩き駒鳥池では池のほとりへ下りる元気もなく見下ろすだけでした。小屋まであと15分の標識にほっとしたものの15分以上の長さを感じながら4時45分頃千枚小屋に辿り着いたのでした。千枚小屋は今年の7月に再再オープンした新しい建物で心地良かったし、正面から眺める夕暮れの富士山に感動し登れて良かったと思いました。
2日目8/25:
この日は朝焼けの富士山を眺め5時朝食、5時40分出発です。千枚小屋周辺のお花畑の道を進みダケカンバの林を抜けて稜線に出ると目の前に雄大な赤石岳が現れ、ガレ場をジズザグ登りつめて千枚岳に着きました。千枚岳からは岩稜帯のザレ場を下り、岩場やガレ場に咲く花々(タカネビランジ、タカネナデシコ、マツムシソウ、チシマギキョウ)に癒されました。特にタカネビランジの群生は見事でした。岩稜帯の下にも色とりどりの花が見られました。丸山(3032m)からは3000m級の稜線歩きです。沢山の花を見ながら、岩を乗り越え荒川東岳(悪沢岳3141m)に着きました。悪沢岳を下り鞍部で休憩し荒川中岳を目指しました。中岳避難小屋を過ぎて中岳(3083m)に着いたのが11時27分でした。荒川小屋への分岐にザックをデポし登る事7分荒川前岳(3068m)到着。荒川三山登頂万歳!分岐に戻り、高度を下げて荒川小屋へ向いました。荒川小屋到着13時30分、山行中ずーっと快晴で富士山がお供でした。夕食までは小屋周辺のお花を楽しんだり、仲間との親睦に時間を費やしました。夕食のカレーは荒川小屋名物だそうでそれはそれは美味しいガーリックカレーでお代わりしてしまうほどでした。夕暮れの富士山はガスの中でした。
3日目8/26:
この日も朝焼けの富士山を眺め5時朝食、5時30分出発です。小屋からは樹林の中の急登ですが暫くすると、大聖寺平へのトラバース路となり富士山が眺められました。大聖寺平で休憩して今まで辿って来た道を振り返り、中央アルプスや遠くは北アルプスを眺めて、リフレッシュしました。大聖寺平から先は急登です。石がゴロゴロした急斜面をジグザグ登りました。足元にはシロツメクサ、トウヤクリンドウ、イワギキョウが咲いてました。やっと辿り着いたピーク(小赤石岳と思って歩いてたのですが)から前方に小赤石岳と赤石岳が見えるようになりました。8時5分やっと小赤石岳(3081m)につきました。小赤石岳からは赤石岳が間近にみえヘリが赤石避難小屋へ荷降ろししてる様子が見えました。一旦下って赤石小屋への分岐にザックをデポし赤石岳へは20分で着きました。山頂からは聖岳が目の前に広がってました。分岐まで戻り、急斜面を下りましたが、周辺はお花が沢山ありましたが足元に気を付けながらのくだりでは写真を撮る余裕もありませんでした。北沢の源頭で休憩。その後は展望のない樹林帯をひたすら下ったのですがすれ違う人に「赤石小屋はまだですか?」と尋ねると「富士見平までいけばすぐです」との答えに富士見平目指して歩くことに・・・アップダウンを繰り返し、木の根に注意しながら歩いて辿り着いた富士見平でホットしたのでした。周りにガスがかかり展望はありませんでしたがナナカマドの実が色づき始め辺りには秋の気配が漂ってました。12:40頃赤石小屋に到着。夕食までの長い時間を仲間と談笑して楽しい一時を過ごしました。管理人さんはとても感じの良い人で夕食も美味しかったです。
4日目8/27:
5時朝食その間赤石岳に朝日があたりみごとなモロゲンロート、「管理人さんの写真を撮るなら今です」の言葉に皆で撮影タイム。目の前の聖岳に別れを告げ赤石小屋出発5時40分標高差1400mをいっきにくだるのみですが何度か小休止をして3時間半で椹島に着きました。椹島発10:30の東海フォレストバスで畑薙第一ダム駐車場へチャーターバスに乗り換えて赤石温泉白樺荘で入浴し4日間の汗を流し昼食を食べ帰宅したのでした。


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