好天の荒川三山、赤石岳
- GPS
- 80:00
- 距離
- 24.6km
- 登り
- 2,930m
- 下り
- 2,917m
コースタイム
2日目(8/25)千枚小屋5:40⇒6:50千枚岳⇒8:22丸山8:26⇒9:20悪沢岳9:45⇒11:10荒川避難小屋11:15⇒11:27荒川中岳11:30⇒11:39分岐⇒11:46荒川前岳11:53⇒13:25荒川小屋
3日目(8/26)荒川小屋6:00⇒6:24大聖寺平⇒8:05小赤石岳⇒8:50赤石岳⇒9:50分岐⇒11:48富士見平⇒12:38赤石小屋
4日目(8/27)赤石小屋5:40⇒9:12椹島
天候 | 全行程快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
感想
1日目8/24:
深夜バスにゆられ睡眠不足のまま畑薙第一ダムの臨時駐車場に到着しそこから東海フォレストバスに乗り換え50分程ダートな道を走行して椹島へ。椹島出発9:10分、林道を10分程歩くと千枚小屋方面への登山口があり滝見橋を渡って川沿いに進み吊り橋を渡るとあとは樹林帯の道を延々と登りました。最初はゴロゴロした岩道の急登でとても辛く、その後一度だけ展望が開けた場所から赤石岳を望み感動したのでした。時折現れる標識に地図で位置確認しながら進んだのですが長い長い道のりでした。登山口から4時間程で清水平に着き飲んだ水の美味しかった事!水を補充しました。2時半頃蕨段の標識の所に千枚小屋まであと3時間の標識にまだまだの登りにガッカリ。黙々と歩き駒鳥池では池のほとりへ下りる元気もなく見下ろすだけでした。小屋まであと15分の標識にほっとしたものの15分以上の長さを感じながら4時45分頃千枚小屋に辿り着いたのでした。千枚小屋は今年の7月に再再オープンした新しい建物で心地良かったし、正面から眺める夕暮れの富士山に感動し登れて良かったと思いました。
2日目8/25:
この日は朝焼けの富士山を眺め5時朝食、5時40分出発です。千枚小屋周辺のお花畑の道を進みダケカンバの林を抜けて稜線に出ると目の前に雄大な赤石岳が現れ、ガレ場をジズザグ登りつめて千枚岳に着きました。千枚岳からは岩稜帯のザレ場を下り、岩場やガレ場に咲く花々(タカネビランジ、タカネナデシコ、マツムシソウ、チシマギキョウ)に癒されました。特にタカネビランジの群生は見事でした。岩稜帯の下にも色とりどりの花が見られました。丸山(3032m)からは3000m級の稜線歩きです。沢山の花を見ながら、岩を乗り越え荒川東岳(悪沢岳3141m)に着きました。悪沢岳を下り鞍部で休憩し荒川中岳を目指しました。中岳避難小屋を過ぎて中岳(3083m)に着いたのが11時27分でした。荒川小屋への分岐にザックをデポし登る事7分荒川前岳(3068m)到着。荒川三山登頂万歳!分岐に戻り、高度を下げて荒川小屋へ向いました。荒川小屋到着13時30分、山行中ずーっと快晴で富士山がお供でした。夕食までは小屋周辺のお花を楽しんだり、仲間との親睦に時間を費やしました。夕食のカレーは荒川小屋名物だそうでそれはそれは美味しいガーリックカレーでお代わりしてしまうほどでした。夕暮れの富士山はガスの中でした。
3日目8/26:
この日も朝焼けの富士山を眺め5時朝食、5時30分出発です。小屋からは樹林の中の急登ですが暫くすると、大聖寺平へのトラバース路となり富士山が眺められました。大聖寺平で休憩して今まで辿って来た道を振り返り、中央アルプスや遠くは北アルプスを眺めて、リフレッシュしました。大聖寺平から先は急登です。石がゴロゴロした急斜面をジグザグ登りました。足元にはシロツメクサ、トウヤクリンドウ、イワギキョウが咲いてました。やっと辿り着いたピーク(小赤石岳と思って歩いてたのですが)から前方に小赤石岳と赤石岳が見えるようになりました。8時5分やっと小赤石岳(3081m)につきました。小赤石岳からは赤石岳が間近にみえヘリが赤石避難小屋へ荷降ろししてる様子が見えました。一旦下って赤石小屋への分岐にザックをデポし赤石岳へは20分で着きました。山頂からは聖岳が目の前に広がってました。分岐まで戻り、急斜面を下りましたが、周辺はお花が沢山ありましたが足元に気を付けながらのくだりでは写真を撮る余裕もありませんでした。北沢の源頭で休憩。その後は展望のない樹林帯をひたすら下ったのですがすれ違う人に「赤石小屋はまだですか?」と尋ねると「富士見平までいけばすぐです」との答えに富士見平目指して歩くことに・・・アップダウンを繰り返し、木の根に注意しながら歩いて辿り着いた富士見平でホットしたのでした。周りにガスがかかり展望はありませんでしたがナナカマドの実が色づき始め辺りには秋の気配が漂ってました。12:40頃赤石小屋に到着。夕食までの長い時間を仲間と談笑して楽しい一時を過ごしました。管理人さんはとても感じの良い人で夕食も美味しかったです。
4日目8/27:
5時朝食その間赤石岳に朝日があたりみごとなモロゲンロート、「管理人さんの写真を撮るなら今です」の言葉に皆で撮影タイム。目の前の聖岳に別れを告げ赤石小屋出発5時40分標高差1400mをいっきにくだるのみですが何度か小休止をして3時間半で椹島に着きました。椹島発10:30の東海フォレストバスで畑薙第一ダム駐車場へチャーターバスに乗り換えて赤石温泉白樺荘で入浴し4日間の汗を流し昼食を食べ帰宅したのでした。
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