ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2232394
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

蛭ヶ岳-丹沢山-塔ノ岳 〜夕景、夜景、ご来光、そして〜

2020年02月23日(日) ~ 2020年02月24日(月)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
11:02
距離
24.1km
登り
2,226m
下り
2,326m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:10
休憩
0:25
合計
5:35
距離 10.4km 登り 1,654m 下り 375m
7:25
68
8:33
35
9:08
28
9:36
9:37
7
9:44
11
9:55
9:57
22
10:19
24
10:47
11:03
13
11:16
10
11:26
12
11:38
24
12:02
30
12:32
21
12:53
12:59
1
13:00
蛭ヶ岳山荘
2日目
山行
5:03
休憩
0:23
合計
5:26
距離 13.7km 登り 573m 下り 1,956m
6:29
1
6:30
16
6:46
8
6:54
3
6:57
13
7:10
10
7:20
12
7:35
7
7:42
21
8:03
8:05
0
8:05
16
8:21
3
8:37
8:38
28
9:06
9:20
18
9:38
4
9:42
8
9:50
19
10:09
16
10:25
10:28
7
10:35
8
10:43
15
10:58
12
11:10
11:13
3
11:16
13
11:29
17
11:50
5
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
橋本駅発6:20(神奈川中央交通バス、440円)三ヶ木BS6:50着、6:55発(接続)(神奈中バス、500円)平丸BS着7:25
三ヶ木発月夜野行きは、当面平丸止まり。

大倉BS発12:15(神奈中バス、210円)渋沢駅着12:30
コース状況/
危険箇所等
北丹沢では、まだまだ歩けるコースが限られている。神奈川県ホームページをご参照。https://www.pref.kanagawa.jp/docs/f4y/02yama/kouen_kouenhodou/20191227_tozandou_tanzawaooyama_stop.html
本コースでは、今後まとまった雪が降らない限り、滑り止め不要。
姫次と地蔵平の間、進路に迷う箇所有り。 林業テープに惑わされないように。
その他周辺情報 蛭ヶ岳山荘 丹沢稜線の山小屋らしく水不足。500mlが500円!(ちなみにコーラも500円)
ロケーション素晴らしい。評判どおりの眺望。館内の各スペース、設備そして食事、いずれも残念。
北丹沢からアプローチ。現在登れる唯一のコース起点、平丸バス停で降りる。
7
北丹沢からアプローチ。現在登れる唯一のコース起点、平丸バス停で降りる。
7時30分、国道を離れる。登山口には、台風の影響で400mほど道が荒れていると、注意書があった。
2
7時30分、国道を離れる。登山口には、台風の影響で400mほど道が荒れていると、注意書があった。
倒木などは無い。
2
倒木などは無い。
尾根に乗った。道は落ち着き、殿ゆえの静かな山歩きが始まった。
2
尾根に乗った。道は落ち着き、殿ゆえの静かな山歩きが始まった。
巻き道から尾根を跨いで北側へ。
5
巻き道から尾根を跨いで北側へ。
9時11分、平丸下降点に到達。予想どおりしんどかった。焼山方面は崩落により通行止め。
4
9時11分、平丸下降点に到達。予想どおりしんどかった。焼山方面は崩落により通行止め。
風は強いが、稜線は気持ちよい。
6
風は強いが、稜線は気持ちよい。
樹木無かったら怖そうな痩せ尾根を経て、
5
樹木無かったら怖そうな痩せ尾根を経て、
黍殻山山頂へ。
青根方面も通行止め。
2
青根方面も通行止め。
樹間から蛭ヶ岳が見えてきた。
8
樹間から蛭ヶ岳が見えてきた。
丹沢三峰。40年前に歩いた際には、
10
丹沢三峰。40年前に歩いた際には、
まだ宮ヶ瀬湖は無かった。
8
まだ宮ヶ瀬湖は無かった。
木道始まる。
開けてきたぞ。
10時46分、姫次に到着。いつものように、富士山を見ながらコーヒーと潰れたパンを食べる予定だったが、風が強くその気になれない。
7
10時46分、姫次に到着。いつものように、富士山を見ながらコーヒーと潰れたパンを食べる予定だったが、風が強くその気になれない。
本日最初の対面。強風に雪煙舞い上がり、南側は彫の深さがわからない。
15
本日最初の対面。強風に雪煙舞い上がり、南側は彫の深さがわからない。
檜洞丸から大室山へと続く稜線が近い。
11
檜洞丸から大室山へと続く稜線が近い。
地蔵平から蛭ヶ岳と山荘を望む。ここからまだ1時間半かかる。
2
地蔵平から蛭ヶ岳と山荘を望む。ここからまだ1時間半かかる。
檜洞丸と熊笹ノ峰の間にかくれんぼ。
8
檜洞丸と熊笹ノ峰の間にかくれんぼ。
延々と続く階段。まだ先は長い。
3
延々と続く階段。まだ先は長い。
12時53分、蛭ヶ岳に到達。歩行時間5時間、北丹沢からの往復であれば私でも日帰り可能かな。
15
12時53分、蛭ヶ岳に到達。歩行時間5時間、北丹沢からの往復であれば私でも日帰り可能かな。
左から箱根連山、愛鷹山塊、富士山、南アルプス連峰。
8
左から箱根連山、愛鷹山塊、富士山、南アルプス連峰。
雪煙は収まったよう。富士山手前には山中湖。
11
雪煙は収まったよう。富士山手前には山中湖。
蛭ヶ岳山荘。受付を済ませ、2階に案内される。今日はまさかの満床だそう。
4
蛭ヶ岳山荘。受付を済ませ、2階に案内される。今日はまさかの満床だそう。
宮ヶ瀬湖の碧が美しい。夜景が楽しみだ。
7
宮ヶ瀬湖の碧が美しい。夜景が楽しみだ。
塔ノ岳の上に尊仏山荘が大きく見える。
4
塔ノ岳の上に尊仏山荘が大きく見える。
2月23日、富士山の日はこれから毎年祝日だー。テンション上がりすぎのため、戻って少し寝ることにします。
13
2月23日、富士山の日はこれから毎年祝日だー。テンション上がりすぎのため、戻って少し寝ることにします。
17時30分、日没。♪遠き山に日は落ちて。
16
17時30分、日没。♪遠き山に日は落ちて。
落日のテーマ。♪どこまでも果てを知らない空の谷間に。
11
落日のテーマ。♪どこまでも果てを知らない空の谷間に。
そして美しい夜景。関東平野を見渡し、散りばめられた言葉たちに寄り添う。
10
そして美しい夜景。関東平野を見渡し、散りばめられた言葉たちに寄り添う。
その関東平野から日は昇る。♪夜明けのうたよ。
10
その関東平野から日は昇る。♪夜明けのうたよ。
2月24日、最初の光。
9
2月24日、最初の光。
瞬く間に、太陽は山々を照らしてゆく。夕景、夜景、ご来光そして青空に感謝。
15
瞬く間に、太陽は山々を照らしてゆく。夕景、夜景、ご来光そして青空に感謝。
6時30分、さあ塔ノ岳に向かって出発。
4
6時30分、さあ塔ノ岳に向かって出発。
鬼ヶ岩への登り。このコース唯一の鎖場。
2
鬼ヶ岩への登り。このコース唯一の鎖場。
振り返る。まだ山荘ははっきりと確認できる。
4
振り返る。まだ山荘ははっきりと確認できる。
不動ノ峰通過。
丹沢山が見えてきた。塔ノ岳はまだ遠い。
5
丹沢山が見えてきた。塔ノ岳はまだ遠い。
不動ノ峰休憩所。今日は風もなく少しだけ暖かい。セーターも脱ぐ。
2
不動ノ峰休憩所。今日は風もなく少しだけ暖かい。セーターも脱ぐ。
みやま山荘を見上げる。
3
みやま山荘を見上げる。
8時、丹沢山に到着。ほぼコースタイムどおり。今日も富士山が隠れる心配は無い。
9
8時、丹沢山に到着。ほぼコースタイムどおり。今日も富士山が隠れる心配は無い。
みやま山荘。40年前は冬季休業。開放スペースで、夜中まで友と語り合った。
6
みやま山荘。40年前は冬季休業。開放スペースで、夜中まで友と語り合った。
空と大地は、かろうじて判別できる。一筋の飛行機雲が、穏やかな時を奏でている。
4
空と大地は、かろうじて判別できる。一筋の飛行機雲が、穏やかな時を奏でている。
今日、富士山を写すのは何度目だろう。このコース、こんなにも富士と向かい合える道と思っていなかった。
14
今日、富士山を写すのは何度目だろう。このコース、こんなにも富士と向かい合える道と思っていなかった。
9時5分、塔ノ岳に到達。予想どおり、多くの人が思い思いのひと時を楽しんでいる。
13
9時5分、塔ノ岳に到達。予想どおり、多くの人が思い思いのひと時を楽しんでいる。
ここからも南アルプスの山々を数えられる。
6
ここからも南アルプスの山々を数えられる。
蛭ヶ岳を望む。新しいスマホは、望遠も広角も思いのまま。もっと早く買い替えればよかった。
5
蛭ヶ岳を望む。新しいスマホは、望遠も広角も思いのまま。もっと早く買い替えればよかった。
尊仏山荘にも様々な思い出があるなあ。
5
尊仏山荘にも様々な思い出があるなあ。
そろそろお別れです。2日間美しい姿に癒されたこと、感謝いたします。
10
そろそろお別れです。2日間美しい姿に癒されたこと、感謝いたします。
金冷し。時間も体力も有り余っている。一瞬、鍋割に誘われそうになった。
2
金冷し。時間も体力も有り余っている。一瞬、鍋割に誘われそうになった。
振り返る。山頂から麓まで、すれ違う人は途絶えなかった。
2
振り返る。山頂から麓まで、すれ違う人は途絶えなかった。
一本松を通過。左の標識がずっと続いているが、些か興ざめではある。
2
一本松を通過。左の標識がずっと続いているが、些か興ざめではある。
大倉まで降りてきた。楽しく素敵な山旅をありがとうございました。
2
大倉まで降りてきた。楽しく素敵な山旅をありがとうございました。
時は流れて、本日は温白玉ソフトぜんざいです。雪解けを表しております。
10
時は流れて、本日は温白玉ソフトぜんざいです。雪解けを表しております。

感想

 たとえ1泊するにしても大倉からの往復は避けたかった。西丹沢からのアップダウンを短時間で敢行する自信は無い。北丹沢方面の登山道は壊滅状態。さてどうする、思い悩んでいたとき、偶然神奈川県のホームページに辿り着いた。唯一、平丸からの入山が可能であることを知った。バスの運行状況を確認してから山荘を予約する。「平丸からね。この時期は空いてますよ」心躍る日々が始まった。
 
 前日、予定どおりリハビリテーションを受けた。瞳が恐ろしく魅力的な理学療法士から「だいぶ良くなってきました。はい、肩と腕の力を抜いて、胸を張って、左腕を曲げてそのまま左を向きましょう」。これは、ザックを背負う時、左腕を通す動作と一緒ではないか、無茶苦茶なこじつけをして荷物をまとめ始めた。
 果たして富士山の日、これ以上望むべくもない快晴の空の下、天皇陛下に感謝しつつ丹沢主稜に向かった。意外にも、橋本駅から三ヶ木行きのバスはほぼ満員だった。その三ヶ木で平丸行きに乗り換えたのは登山者ばかりで、降車後は同じ登山口を目指した。
 登山口の注意書きには、しばらくは道が荒れているとあったが、倒木も無く、至って平和な始まりとなった。沢に沿った道を進むとやがて尾根に乗る。風が吹き抜ける。春一番の翌日、強風は覚悟しなくてはならない。
 この季節、熊鈴の音も虫の音も無く、落ち葉を踏む音も控えめ、風の音だけが響く。準備体操やら何やら後れを取ったことが功を奏している。歩き始めて1時間、だいぶ息は整ってきた。前述した彼女のお蔭で、昨晩はぐっすり眠れた。体は軽く、手足が当然のように思い通りに動いてくれる。

 平丸下降点には、9時過ぎに到達した。ここからは東海自然歩道でもある丹沢主脈の道を行くことになる。稜線上の風はなお強く、けれども日差しは柔らかく、進むに連れ、道は思いのほか明るさを増しているように思えた。
 ほどなく黍殻山への分岐点が現れた。当然のように巻き道を分ける。あまり踏まれていない。頂上に着きそのわけを知った。大きな雨量計が座り、眺望は得られない。かろうじて山頂を示す立て札があるだけだった。一度通過すればそれでよい場所であった。
 巻き道と合流し、しばらく進むと左手に避難小屋が現れる。北丹沢の複雑な地形を縦横無尽に歩く者にとって、十分に頼もしい存在だろう。過ぎると道は緩やかに高度を上げ、樹間から蛭ヶ岳が顔を覗かせるようになる。間もなく予定していた休憩スポットに到着する。俄かに空腹を覚え始めた。

 標高1410メートルの姫次は、期待どおり明るく気持ちの良い場所だった。されど、富士山を望みながら、コーヒーを味わい、潰れたパンを食す、そんな小さな願いは強風に吹き飛ばされてしまう。仕方がない。山頂か山荘でゆっくり丁寧に淹れようじゃないか。大きな目標を得て気力を取り戻した。
 原小屋平なる場所まで下ってゆく。せっかく標高1000メートル差を登って来ただけに、少しでも下ることは許せなかった。ぶつぶつ言いながら何の気無しに歩いているうちに、道を失った。テープは至る所に揺らめいている。広がった尾根により、コース中唯一、進路に注意を払うべき場所にいた。
 弛んだ気持ちを引き締めて地蔵平を通過する。眼前には蛭ヶ岳が間近に迫っていた。しかし、ここからが長い。階段は要らないだろうと呟かずにいられないほど緩やかな斜面が続き、じわじわと体力を削がれてゆく。先ほどまで見えていた西丹沢の山々の姿は無く、足元を見つめ無心で歩を進めた。
 
 蛭ヶ岳には、12時53分に到着した。およそ5時間半の行程だが、強風により疲労度は増していた。それでもすぐに座り込みたい衝動には駆られず、数枚の写真を撮って山荘に向かった。今日は富士山が隠れてしまう心配はない。
 山荘の玄関は狭く、館内はやや暗く感じた。受付を済ませてコカ・コーラで喉を潤す。しばらくしてから2階寝室へ案内された。急な階段を上がるとびっしりと布団が敷かれている。尋ねると、昨日予約が一気に入り、今夜は満床とのこと。天気よく、雪は無く、仕方ないか。残念なことに、場所はチェックインの順に割り振られ、窓から3番目を指定された。
 荷物を置き、ゆっくりとコーヒーを淹れたのち、周囲を散策した。関東平野を一望のもとに、の触れ込みどおり、夜景の期待できるロケーションであることを確かめ、再び富士山と対面した。南側の雪煙が暴風を物語っていたが、その姿は、雲一つ無い空に美しく映えていた。
 館内は予想よりも狭く、設備も構造も期待とはかなりかけ離れたものだった。居場所が無く、仮眠をとる。目覚めたのは、夕食の呼びかけの始まったときだった。夕景を望みに山頂西側に足を運ぶ。夕日は富士山の北側に沈んだ。儚い余韻に浸りながら、2回転めの夕食時間に合わせ戻った。
 食後、こんどは、東側へ。山荘前から街の夜景を望み、この瞬間だけは独りでいてはいけないと気づかされた。風に吹かれながら「たばこ2本分の時間」(懐かしい表現だ)、ぼんやりと見つめていた。18時半には横になったが、予想どおり眠れない。毛布は一人2枚配られ、人いきれの2階の空間、寒さは全く感じなかったが、睡魔はなかなか訪れてくれなかった。

 夜半、何度も目を覚まし、時間の経つのがひどく遅いことを憂いながら朝を待つ。そしてようやく訪れた5時過ぎに荷をまとめた。夜明けまでの居場所は館内には無い。少し風の残る山頂でコーヒーを沸かす気にもなれない。昨晩夜景を望んだ場所でひたすら夜明けを待っていると、山荘から出てきた誰かが、マイナス5度と告げる。道理で暖かいはずだ。この時期の夜明け前の気温とは思えない。
 6時19分、雲に邪魔されることなく、この日最初の光を得た。ご来光の瞬間は、独りでいられることの幸せを実感する。陽がその形を整えたのち、急ぎ西側に移り富士山に日の当たるときを待つ。甚だせわしい。
 朝日を浴びる富士の姿をしっかりと目に焼き付け、塔ノ岳に向かって歩き始めた。ほどなく、鬼ヶ岩へと続く鎖場が現れる。二日間で唯一両手を使う場所、久しぶりに岩の感触を楽しんだ。その後は、幾つかの小ピークを越えて丹沢山へ近づいてゆく。気持ちの良い稜線の道だった。
 41年ぶりに立つ丹沢山の頂。僅かな時間、共に訪れた人ともう会えないさみしさを強く感じた。ここからはなだらかな、優しい道が塔ノ岳へと導いてくれる。少し物思いにふけっても良いだろう。
 山頂を後にすると、途端に出会う人の数が増えた。あまりの天気の良さに空身の人もいる。富士は常に共にあり、雲の気配は全く無かった。いつまでもこの稜線を歩いていたい。できる限りゆっくりと進んだ。

 9時過ぎ、塔ノ岳に到達した。大倉尾根の下りを考えると憂鬱になるので、南アルプスの山座同定に気を集中し、左腕のマッサージに勤しんだ。尊仏山荘に寄ってみたかったが、動機を見い出せず、その十字路をあとにした。
 まだ体力は十分にあった。金冷シで、鍋割山に寄るプランが俄かに思い浮かんだ。当時は無かった鍋焼きうどんを食べてみたい。もしも天候が芳しくなかったならそのプランに乗ったことだろう。
 それにしてもすれ違う人が途切れない。ある程度予想していたが、これほどとは思わなかった。バカ尾根に手を焼いている人の傍らを、楽に下っていることが申し訳なく思えた。中だるみの後は、緩やかで気だるい坂が続く。とうに飽きていた。人のいない場所で、70年代の歌を口ずさんだ。
 充実した二日間だった。丹沢の魅力を満喫した。この上ない好天に、美しい富士の姿に、時の移り変わりに、十分に癒された。当分、過酷な営みに耐えてゆけそうだ。懐かしの大倉に着き、両腕を広げて空を見上げた。
 ふと気がついた。左腕をいくら動かしても強い痛みを感じない。「I先生、リハビリ成功です。もう通わなくても大丈夫そうです。」少し冷静に考えて、「まだ痛みが残っています」報告を変えることにした。相変わらず、である。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1119人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [2日]
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
積雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
大倉尾根から丹沢山往復
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
丹沢主脈(塔ノ岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳〜黍殻山)
利用交通機関: 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
積雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
大倉〜塔ノ岳〜不動ノ峰ピストン
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [2日]
丹沢南北縦断 大倉〜塔ノ岳〜蛭ヶ岳〜姫次〜焼山〜焼山登山口
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 丹沢 [日帰り]
塔ノ岳〜丹沢山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら