焼山2400m 北面台地BC（スプリットボード）

2020年03月08日(日) [日帰り]

• GPS: 12:20
• 距離: 21.2km
• 登り: 2,007m
• 下り: 1,993m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:04
• 休憩: 0:10
• 合計: 12:14

距離 21.2km 登り 2,007m 下り 2,007m

3:51 スタート地点 笹倉温泉470ｍ
5:29 第二ゲート
8:44 8:54 大曲
13:50 焼山
14:38 大曲
16:05 ゴール地点 笹倉温泉470ｍ

登り10時間、下り2時間（概ね）

天候

曇り一時小雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

笹倉温泉前、除雪終了地点に駐車 （標高460m）

コース状況／危険箇所等

除雪終了地点で30〜50cmの積雪。橋の上のみ雪切れ。
台地上はほぼモナカ（ソフト〜ハード〜バリカタ）。
2000m以上で一部氷化〜ほぼ氷化

その他周辺情報

笹倉温泉 日帰り入浴850円

写真

3/8 3:49

03:50過ぎ スタート 標高460m

3/8 6:22

06:22 明るくなる。前日までのトレース。楽させてもらいました。

3/8 6:26

06:26 林道終点。焼山が見えてくる

3/8 6:37

06:37 アマナ平 1010m

3/8 6:47

左手を2段上がる

3/8 7:14

2段目

3/8 7:25

07:25 北面台地末端 1250m

3/8 7:27

3/8 7:27

焼山〜高松

3/8 7:27

3/8 7:31

焼山北西面

3/8 7:45

07:45 1320m テント泊のグループ。すでに台地上部から滑って帰るところ。一言二言ごあいさつ。いいな〜。

3/8 8:08

ミラーレスの写真は、自動設定だと暗い、、、（編集する気無し）レンズorセンサーにゴミも、、、orz

3/8 8:08

振り返り

3/8 8:14

近いように見えるが近づくほど登るのに時間がかかる

3/8 8:27

08:27 少し曇って小雪もチラつく

3/8 8:27

3/8 8:27

右手側

3/8 8:27

振り返ると鉾ヶ岳1316m

3/8 8:35

08:35 1550m 人工物のポール。上部に火山活動を調べるセンサー？

3/8 8:50

3/8 8:51

中央の大岩の直下まで真っすぐいけそうな気がするが、早めに右手方向へ行く。（結果、無駄のようだった）

3/8 8:55

3/8 8:55

08:55 オブジェツリー1体目。ドラゴン？

3/8 8:56

3/8 8:58

オブジェツリー2体目。

3/8 9:12

沢をいく

3/8 9:14

3/8 9:22

少し緩い左岸から登りあげる

3/8 9:22

3/8 9:42

どの沢も右岸は藪が濃い。沢床へ降りるのは場所によって困難

3/8 9:42

下流方面

3/8 9:46

この大きいダケカンバの辺りから沢の藪は薄くなる

3/8 10:02

ここから沢へ降りてみる

3/8 10:11

右岸〜中央は予想外に硬い斜面でトラバースに緊張する。

3/8 10:11

見上げ。大岩の直下まで沢を渡らず直登でも行けたかも。

3/8 10:11

沢の中央で、テムレスを片方落とし、50m程滑り止まった。
取りに行くのが億劫だったので、帰りに回収することにする。

3/8 10:27

斜度が急になってくる。雪質も非常に登りにくいモナカ、アイスで苦労する。

3/8 10:28

振り返り

3/8 11:01

11:01 この辺りでアイゼンに換えとけばよかった

3/8 11:19

3/8 11:20

3/8 11:20

柔らかい雪のところもずり落ちるので、遅々として進まず、体力も無駄に消耗、、、

3/8 11:34

11:34 2060m付近。

3/8 11:34

後続のスキーヤーの方に追い付かれる

3/8 11:34

ここからも遅々として進まない。シュカブラとアイス、ハードモナカでスキーアイゼンでいくのは困難、ややもすると無駄な努力、危険行為だった。

3/8 12:28

12:28 2170m付近 一歩一歩滑落しないよう慎重に

3/8 12:29

精神力、体力が磨り減る

3/8 12:32

12:32 2200m ほぼカチカチ＆ハードモナカ

3/8 12:33

同振り返り
この後、2270m付近でたまらずアイゼン＋シートラに換装。足場が悪く20分くらいかかったが、板も滑走モードにして背負いやすくした。もっと早く換えるべきだった（反省）

3/8 13:27

13:27 ようやく山頂外輪北側 2315m着。山頂方面

3/8 13:29

スキーヤーの方は昼闇山へ縦走とのこと。すご〜！
ご安全に！

3/8 13:29

ザック、板はデポし、空身で山頂へ向かう

3/8 13:37

少し登って振り返り。中央左の点がデポ

3/8 13:37

こっち（左手）を登れば山頂

3/8 13:37

高妻、乙妻山

3/8 13:37

間違えて右手（の2380南峰？）へ行ってしまう(笑

3/8 13:40

2380峰？から北方面

3/8 13:40

あっちが本峰だ、、、ここで間違いに気づく(汗

3/8 13:40

金山、雨飾、奥に後立

3/8 13:41

昼闇の奥に阿彌陀、烏帽子そして糸魚川方面。日本海も見える

3/8 13:48

13:48 ようやく本当の山頂 2400m着。疲れたが景色に癒される

3/8 13:49

火打山2461m。妙高山2454m

3/8 13:49

妙高、黒姫、地蔵、高・乙妻

3/8 13:49

高・乙妻、堂津岳、天狗原

3/8 13:49

天狗原、金山、雨飾、奥に後立

3/8 13:50

三角点

3/8 13:50

13:50

3/8 13:56

13:56 2315m デポ地点に戻る。休憩、滑走準備

3/8 14:09

北西

3/8 14:09

北東

3/8 14:12

ようやく少し太陽も

3/8 14:13

14:13 2315m さぁ下ります

3/8 14:18

14:18 2200m付近

3/8 14:18

見上げ

3/8 14:21

14:21 2100m付近。右手下方に大岩。ようやく少し安心できる雪質・斜度に。

3/8 14:21

昼闇、高松。スキーヤーの方は昼闇山まで縦走するとのこと。
無事行けたかな。肉眼では尾根を行っているのが見えた。

3/8 14:22

右手へ向かって滑る

3/8 14:28

14:28 1980m 落とし物を回収しに右の沢を降りる

3/8 14:28

見上げ

3/8 14:30

ガリガリ＋ハードパック

3/8 14:30

14:30 1900m 落とし物発見（テムレス片側）回収

3/8 14:32

14:30 1860m 沢床はそこそこ楽しめた

3/8 14:32

下の方までいけば藪が薄いところもある

3/8 14:36

14:36 1730m 台地へ復帰

3/8 14:36

昨日は良い雪だったんだろうな、、、

3/8 14:36

3/8 14:38

14:38 1590m 次回は昼闇にもいってみたい

3/8 14:43

14:43 1250m 台地末端。ソフトモナカだが板は走る！脳汁出た

3/8 14:43

14:43 1250m 台地末端

3/8 15:04

15:04 1010m アマナ平から振り返り

3/8 15:05

進行方向

3/8 15:20

焼山とは一旦お別れ

3/8 15:20

ありがとうございました

3/8 15:24

モービラーが何やら練習？谷間に爆音が響き渡るのは、なんだかなぁ

3/8 15:44

15:44 880m ようやく林道、自動運転

3/8 15:52

つづら折れ上部より

3/8 15:52

地味に太ももに効く

3/8 15:59

意地で最後までボード滑走モードで降りた。脱着、ツボ歩きも数回。アマナ平辺りからはスキーモードの方が良かったかも。

3/8 16:00

16:00 520m 橋の上は雪がない

3/8 16:03

3/8 16:04

笹倉温泉までの道路にはまだ雪がある
16:05 460m ゴール！

3/8 16:39

おまけ1： 日帰り入浴850円！

3/8 16:39

おまけ2：駐車場。日帰り客は上の第2駐車場へ

3/8 17:32

おまけ3：館内より

3/8 17:43

おまけ4。帰りの道中にて

3/8 17:43

無事下山出来て何よりでした。
（高松山の奥が焼山）

撮影機器：

NEX-5R SONY

SO-03K Sony

装備

個人装備

スキー（スプリットボード）(1) ピック付きストック(2) スキー取付け用アイゼン(1) ビーコン(1) ゾンデ(1) ショベル(1) ヘッドランプ(1) 食料（行動食）(1) ヘルメット(1) バラクラバ(1) 地獄ゴーグル(1) ブーツ用アイゼン(1) 日焼け止め 靴擦れ防止クリーム

感想

gomapal2

〜状況〜
2000m以上では氷化＋一部モナカ（氷に載った薄いシュカブラとか）で、スキー＋クトーでは非常に登り難い状況だった。斜度もきつく今回の雪質では直登は無理。滑落すると2000mまで止まらず落ちそうな感じだった。
たまらず2250m付近から久々にブーツアイゼンに換装、シートラで直登。
外輪北側2315mにザック、板をデポし、ツボで山頂へ。風向きのせいか硫化水素臭はそんなにきつくなかった。本峰と間違えて南峰(？)に登ってしまったが、こっちからは滑走できそうだった。どちらも山頂直下は岩々＆急傾斜で板では登れない。
北面台地はほぼ雪は生きていたが、それより下はストップスノーでトレースを外すと進まなかった。台地では久々に脳汁出る滑りができた。頑張った甲斐はあった。
前日までのトレースでラッセルはほぼ無し。
気象状況は、ほぼ高曇り、風は終始微風、気温も高く、出発時4℃、山頂でも‐2〜3℃程度でその点は良かった。逆にもう少し気温が上がって上部の氷化斜面が柔らかくなってれば楽だったかも。下山時は7℃。この日の平野部（高田）の最高気温13℃、最低3℃。

〜反省点〜
今回はもっと早めにアイゼンに換装した方が良かった。足場の悪い場所で換装作業する羽目になったのは判断ミス。時間押しと体力低下からくる「もう少し行けば登りやすい斜面になるだろう」なんて、典型的な正常性バイアスに陥ってた。
面倒くさいのと背負った時の重さより「安全第一」。遭難せず無事帰るのが第一、を今回改めて認識させられた山行でした。（100回やってたら1回は落ちてたと思う）

沢地形の硬い斜面をトラバース中に落とし物（手袋：テムレス片側）をした。50mくらい滑り落ちて止まった。取りに行くのが億劫で下山時回収した。紐付いてないものの扱いをもっと慎重に。

下山時フラット・登り返しがある場所は、自己満足の薄いトレース（特にボード滑走では登り返しに弱い為）を無理に追わない。ストップスノーのときは尚更。極力他人のでも「濃い」トレースを使っていった方が早く下山できる。

体力不足。山用の脚が出来てないのにビッグルート（私にとって）へ行ったことも反省点のひとつ。あと、ペースが上がらなかったのはザックの重さもあるが。（電動エアバッグ付きはやはり重い。今回のように雪崩の可能性が低い場所はエアバッグ不要）

〜感想〜
9年前に火打山BC（1泊2日、スノーシュー＋ボード）したときからずっと行ってみたかった焼山。
予定より2時間多くかかり、総じて反省点の多い山行でしたが、明るいうちに無事帰ってこれたし、この時期にしては滑りもそこそこ楽しめたし、達成感あり、満足のいく山行でした。
（標高差2000m級はやっぱりきつい！汗）

コメント

tmori

おつかれさまでした。
おつかれさまでした。
無事、昼闇まで行けました！
ヤマレコへの投稿は久しぶりですが、面白いですね。
皆さんを見習ってちゃんと記録に残そうかな。

gomapal2

Re: おつかれさまでした。
お疲れ様でした！
コメントありがとうございます。
無事予定通り周回されたようで何よりです。tmoriさんの体力、スピードには脱帽です！自分ももう少し頑張らないとと刺激もらいました！

余談かもですが、自分たちの前日は当たり日だったようですね、、、ちょっと残念。

自分も大分書く機会減りましたが、、、(^_^;)
お互い書くことも頑張りましょう！（笑

ではまたどこかで！