【中3娘】丹沢主稜縦走は断念、不動ノ峰までドカ雪ラッセル（大倉から往復）

2020年03月14日(土) ~ 2020年03月15日(日)

• GPS: 32:50
• 距離: 25.5km
• 登り: 1,981m
• 下り: 1,963m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:20
• 休憩: 0:43
• 合計: 6:03

距離 10.9km 登り 1,306m 下り 113m

7:43 大倉バス停
8:38 8:44 黒竜の滝
8:57 尾関広氏の銅像
9:01 二俣
9:23 9:24 本沢渡渉点
9:29 ミズヒ沢渡渉点
9:56 10:01 後沢乗越
10:34 1,000m地点
11:21 鍋割山
11:26 11:33 鍋割山荘
11:36 11:43 鍋割山
11:47 11:48 鍋割山荘
11:50 11:54 鍋割山
11:56 12:00 鍋割山荘
12:22 鍋割山稜
12:32 12:33 小丸
12:45 12:46 小丸尾根分岐
13:00 13:05 大丸
13:19 金冷シ
13:44 13:45 塔ノ岳
13:46 尊仏山荘

2日目

• 山行: 7:02
• 休憩: 2:28
• 合計: 9:30

距離 14.5km 登り 665m 下り 1,869m

7:02 尊仏山荘
7:33 7:34 日高
7:54 7:56 竜ヶ馬場休憩所
8:00 8:01 竜ヶ馬場
8:25 8:26 丹沢山
8:29 8:35 みやま山荘
9:03 9:08 早戸川乗越
9:31 9:32 箒杉沢ノ頭
9:44 10:20 不動ノ峰休憩所
10:27 10:28 箒杉沢ノ頭
10:37 10:38 早戸川乗越
11:08 11:09 丹沢山
11:13 11:20 みやま山荘
11:23 11:24 丹沢山
11:41 11:42 竜ヶ馬場
11:45 竜ヶ馬場休憩所
11:58 11:59 日高
12:33 尊仏山荘
12:35 12:39 塔ノ岳
12:40 13:13 尊仏山荘
13:15 塔ノ岳
13:30 金冷シ
13:35 13:36 花立
13:42 花立山荘
13:59 天神尾根分岐
14:15 14:24 堀山の家
14:32 堀山
14:40 14:41 駒止茶屋
14:53 14:54 一本松
15:08 15:15 見晴茶屋
15:20 雑事場ノ平
15:25 15:26 大倉高原山の家
15:40 16:01 観音茶屋
16:17 16:18 丹沢クリステル
16:22 どんぐり山荘
16:27 16:30 大倉バス停
16:32 ゴール地点

天候

1日目：雨のち雪　2日目：晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

（往路）渋沢駅→大倉
http://www.kanachu.co.jp/dia/diagram/timetable01/cs:0000800350-1/nid:00127899/rt:0/k:渋沢駅北口

（復路）大倉→渋沢駅
http://www.kanachu.co.jp/dia/diagram/timetable01/cs:0000800127-1/nid:00127910/rt:0/k:大倉

写真

大倉のレストハウスにやってきました。娘の方は実に10ヶ月ぶりのお山です。頑張るぞー(^O^)／（娘）

お、娘、生まれて初コメントか！

本日は父娘、鍋割山経由で久々の尊仏山荘宿泊、明日は丹沢主稜縦走の予定です、サクッとね（笑）。（父）

まずは雨の中、長〜い西山林道を速足で歩いていきます。

今日の雨をうまく切り抜ければ、明日は無難な天気、ぐらいに思っていたのですが。

林道をしばらく歩いていると大きめのがま君に遭遇。どこかボーっとしている様子でした。可愛い♡（娘）

冬眠から覚めてはみたものの、なんだかまた寒くなったな…って感じかもね。（父）

出発して1時間15分で二俣。

まあ、だいたいお約束の傘歩きですね。(父)

雨女で悪かったですねぇ(^_^;)(娘)

9：30、ミズヒ沢渡渉点。ここから登山道です。林道で2人組を追い越してきましたが、ほかには誰も来ません。

30分で後沢乗越。

まだ傘で行けるね。

標高900mくらいから雪に変わり、

1100mあたりからは積雪に…多少の雪交じりは想定内でしたが。。。

だんだんと真っ白に。

初めのうちの、都心でもたまに降るようなボタボタした雪が、だんだんさらさらしてきました。

霧氷が綺麗〜(娘)

ひとまず到着。

傘のまんま登れる鍋割山でした。

さて、鍋割山荘といえば言わずと知れた生けるレジェンド・K氏の城です。私も著作を読んだりして尊敬する人物なのですが…今日はいつもにもまして虫の居所が良くないご様子。

「こんなご時世に（コロナのこと？）大勢なんか入れられない！うどんは外だ！」と追い出されました…(゜д゜)！。いやはや…大勢なんか来てないんだけど（笑）なんか、残念だけどやきが回っちゃったかなあ。うどん、1500円になっちゃったし…

前に来てたトレラン3人組と苦笑いしながら、それでもさらっと受け流し、外でうどんをすする父娘…
せっかくの鍋割うどんのブランドなんだし、なんとか後継者を育てていい方向に持って行ってほしいものですね。

さて、気を取り直して、塔ノ岳に向かいます。まずは小丸。

続いて大丸。足元はすっかり冬山。

金冷やし。大倉尾根に合流です。

出発して6時間か。意外と早かった。まあ、山荘でも休憩できなかったし。

娘、塔ノ岳は登頂13回目。(娘)

さあ、今度は暖かい小屋へ。

これを楽しみにやってきました。サラダも山盛。(父)

苺付き(歓喜)(娘)

本日の宿泊は父娘入れてたったの5人。。。なので、食堂ではなくストーブのそばでの夕食にしてくれました。

大きなストーブ直上の「床暖房」個室を使わせていただき、暖かく静かな夜を過ごしました。

翌朝。なんと！

道志の低山まで雪化粧

気温は氷点下6度くらい。

気温が上がらないことを祈りながらの出発です。

蛭ヶ岳山荘までくっきり見えています。お昼前後の主稜の雪の状態はどうなるだろうか？そればかり考えていました。

先に行ったのは2人ほどか

主脈線はだんだんと雪が深くなり、

時折吹き溜まりも

完璧な富士山ですが、

低いところから雲が流れ込んできます。

どのくらいもつだろうか

竜ヶ馬場の休憩所。

振り返って尊仏山荘

8：25、丹沢山着。だいぶ時間がかかっています。このペースだと、西丹沢はちょっと微妙…飲み物を買って先を急ぎますが…

蛭ヶ岳方面はノートレースか！
もちろん、ありがたく先頭ラッセルさせていただきます。

不動ノ峰への下り。階段が全く見えなくなっています。時折、腰まで埋まりながらズボズボと進みます。

不動ノ峰中腹は土が削られた道ですので、迷うことはありません。が、体力も消耗し、時間的にもちょっと難しくなってきました。

しかも雲に覆われて真っ白に。

このあたりで後ろから快足のソロの方が追いつき、先頭を交代していただきました。

まもなく蛭ヶ岳方面からの2人組とすれ違い。ここまで2時間半かかっているということで、やはり時間的には厳しいか。

不動ノ峰休憩所でランチにして考えます。ちょっと早いので、尊仏山荘で作っていただいたお弁当とカップ麺を半分ずつ食べよう。

蛭ヶ岳着13：00近くなることを想定すると、ブランクのある娘連れでは、西丹沢へ抜けるのもピストンするのもなかなかしんどそうです。

今日はここまでにして、雪山をゆっくり楽しむことにしよう。

ひょっとして戻ってくるかも、と言っておいた尊仏山荘に戻ってきました。朝作ってもらったお弁当のうちの1個をここでいただきます。

改めて、お世話になりました。また来ます。

びしょびしょ＆どろんこの大倉尾根を帰ります。

雑事場ノ平。最近はいつもここから降りてしまっていましたが、久しぶりに直進して山の家の跡を見に行ってみます。

ふむ、キャンプしちゃダメとは書いてないな。

小屋はまだ撤去はされていません。(父)

水場にカエル君たちがいませんでした…寂しいな(娘)

娘が小学生の頃、よく来たものです。ここで焼き肉もやったな。

今日は観音茶屋も営業中。(父)

初めて見ました(娘)

娘が初めてだというので牛乳プリンを。そうだっけ？(父)

濃厚で美味しかったです(*‘∀‘)(娘)

お疲れさま。復帰第一戦は予期せぬドカ雪に阻まれましたが、無事下山。減量の道は続く？（笑）

コメント

tomhig

受験お疲れさまでした
久しぶりの父娘山行、名残雪もまた良し。
鍋焼きうどんのくだりは笑っていいんですかね…。
七丈小屋の先代の管理人さんといい、変なスイッチ入るいや妙な地雷のあるアクが強い人が山は多いです、まぁそれも山の楽しみですが。

それにしても朝の道志の低山から富士山のてっぺんまでの雪化粧、父娘ともに忘れられない景色になりそうですね。

(^_^)v

hiyopa

Re: 受験お疲れさまでした
tomhig さん、ありがとうございます。

尊仏山荘に着いてから、うどんを雪の中で食わされた話をしたら、「そりゃ、うどんぶちまけて出て行くだろ」くらいの反応が返ってきましたが（笑）私も丸くなったものです。
高齢者は重症化しやすいとか、いろいろな情報に神経をとがらせてしまっているのかもしれない、と考えることにしています。それに、山小屋の主人という人たちは、若い頃には超人的な活動をしてきた人も多いわけで、その分私のような凡人の常識から外れていることがあっても許せてしまうのですね

娘は小学生の頃とは違い、ブランクによる体力の衰えを感じたことと思います。受験が終わったからと言って気を抜けるわけではないですが、定期的に山へ行く意欲はあるようです。次のステージに向けてオヤジもまた何か考えようかと思っているところです

rxv11051

久しぶりの山行でしたね
お元気そうでよかったです。
雨の中、傘をさしてスタートするとはなかなかですね。
雨の山も嫌いじゃないですが、傘はちょっと遠慮したいです。
雪の丹沢、楽しいですよね。
1月の山行、思い出しました。
でもhiyoriちゃんの健脚が少し鈍っているようで残念。
しっかり歩いて次のレポート期待してますよ〜！
いつかどこかでお会いできるのを楽しみにしております。

hiyopa

Re: 久しぶりの山行でしたね
rxv11051さん、お久しぶりです。

このコースのように、手を使ったり狭いところがない場合はよく傘で行っちゃいます 風があるときなどはもちろんＮＧですが、少なくとも上半身はあまり冷えずに済むので快適です。特に顔ですね。
これほどの積雪はまったく予想しておらず、思いがけないラッセルトレーニングとなりました。娘は鈍ったというより、○った？（笑）心配したほど衰えたわけではないようですが、やっぱり小学生の頃のように無駄のないバネではなくて、そういうお年頃 まあ、可愛くなりたいといってますから、今度は小さい頃のように負けん気の根性ではなく、違った動機で歩くつもりでしょう。多少、行ける機会が増えるかなと思っています。