幼少の思い出をたどって20数年ぶりの竜ヶ岳 (中道、表道〜旧道)
- GPS
- 10:02
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,175m
- 下り
- 1,164m
コースタイム
13:45下山開始-14:19重ね岩-14:49重ね岩発-15:31石榑峠-16:01小峠入口-16:46雲向橋-17:23石榑トンネル-18:03宇賀渓キャンプ場駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
谷道は山沿いを推奨。川沿いコースは一部丸太橋を渡るが腐食が進んでて崩壊しないか不安があるから避けたほうが無難。 沢を歩く中道は目印が少なく分かりづらい。基本的に左岸(山頂向かって右)を歩けばいい。 中道登山道確認No.51を過ぎたあとの堰堤を越えてすぐのところで登山道が崩れてる。さらに次の堰堤の手前も崩れている。共に迂回は可能。 旧国道は沢から流れ込んだ土砂が道路を覆ってたり道路が崩壊しかけたりしてるので注意が必要。 |
写真
感想
小学生以来の竜ヶ岳登山。
家からも近く予定のない有休を使ったので勢いで登ってみた(笑
前の週に滝巡りと砂山に登ったので2週連続になる。
その時点で裏道は通行止めになっていてこの日も通行止めのまま。
往路は遠足尾根か中道か悩んだものの堰堤の鉄ハシゴを登ってみたくて中道に。
それに中道なら魚止滝に寄り道(少しルートから外れる)できるし五階滝なら必ず通るのでもれなく滝巡りも楽しめる。御所滝は遠足尾根にしても必ず見られるし見所が多い。
五階滝を過ぎて中道に出るとそこは沢。
沢沿いに、というか沢の川原を上っていく感じ。
目印が少ないからどう進めばいいか不安になりがち。地図を持ってたから沢沿いに上ればいいと分かるけど地図が無かったら迷いやすいかも。
基本的には左岸(山頂を見て右側)を進めばいい。
途中堰堤を越えるのに鉄ハシゴを上る。
垂直の壁を上がるわけではなく多少は傾斜はある。
それでも初めての人には怖いかも。鉄ハシゴは2箇所。
小学生の頃にも上ってるけどなかなか高いね。
登山道確認N0.51を過ぎて堰堤を越えると登山道が崩れてる。焦ったけど崩れてる範囲は小さくすぐそばを迂回できた。
さらに進んだ次の堰堤の手前でも登山道が2〜3m崩落してる。これもすぐそばを迂回可能。ともに登山道と崩れた先との落差はないから危険度は低いけど注意は必要。
確認N0.50過ぎから沢から離れて急坂の登り。
何度か登山道を見失いかけたから注意深く目印を確認しながら進むといい。
しばらくすると傾斜が緩み、木々の様相も変わったと思ったら視界が開け始めてすぐそばにガレ場が見え始めた。登山道はガレ場のトップそばを通るからすごい景色を眺められるけど要注意。
ガレ場を越えてしばらく進むと木立から抜けて笹の間に到着。
高度はおよそ1,000m。御在所と違って竜ヶ岳は山頂エリアは木が全然生えてない。
草原を眺めてるようで気持ちいい。
笹の間の道は深くえぐれてて歩きにくい。溝のすぐ脇も歩けるけど粘土質?の土でよく滑る。この先が山頂と思うとついつい歩くペースも早くなってしまう。
先行する男性がいたので抑えられたのに写真を撮り始めて先をゆずっていただいたのでペースを抑えられなくなってしまった(笑
そしてようやく登頂!!
遮るものが何もないから360°のパノラマ!!
遮るものがないから吹きっさらしの強風(笑
服が汗で濡れてるからみるみる体温を奪われるから上着を羽織ってしのいだけど上着がなかったら20分が限界かなあ?
しばらく写真撮影したのちホットコーヒーを!!
山頂でホットコーヒー飲みたかったんだよねー。
夏場は暑くてホットなんて飲めやしない。強風のおかげで?ホットがなおさらうまい!!
そしてそして昼食にはラーメンをいただいたのですが出来上がってから気づいた。
箸がない
そして誰もいない。さっき飲んだスティックコーヒーの空き袋を箸にみたててなんとか食べましたけどね。まあこれも山ならでは?って事で。
軽く2時間半の滞在ののちようやく下山開始。下山コースは表道から。
こっちも大ガレのそばを通るから壮大な眺めが楽しめる(きゅんきゅんするけど)
表道には唯一の岩の名所「重ね岩」がある。
御在所ほど大岩もなくひたすら登る感じの登山道だから見所があるってのは助かる。岩には上れるけど風が強すぎて怖くて怖くて(汗
重ね岩のすぐ下の木が綺麗に色づいてて秋の到来を感じさせてくれてた。
石榑峠に降り立つと峠の堰はチェーンでふさがれてて三重県側への車の通行は一切不可能になってた。そのせいで道路には落石の石がゴロゴロ転がってる。
至る所の沢から土砂が道路に流れ込んでて一部では道路が崩落しかけてた。
被害が広範囲にもわたるから復旧を諦めてトンネルを掘ったんだろうね。
小峠入口からまた登山道に入れるけど時間的に余裕がなかったから登山道での下山は諦めてそのまま道路を下った。道路は味気ないけど下山が遅くなって暗くなるよりマシ。ライトは持ってるとは言え暗くなる前に下山するにこした事はない。
水晶キャンプ場前からは正面に名古屋駅周辺が見えてちょうど夕暮れ時も重なって赤から青へのグレデーションが綺麗だった。
それ見たら欲がでてしまって砂山の近くの見晴らしのいい休憩所へ行きたくなってしまったw
登竜荘前の登山道口から登り始めるもその休憩所までどのルートを行けばいいか分からなかった事もあって早々に断念して撤退。無駄に疲れた(笑
18時過ぎには無事に駐車場に下山。
20年以上ぶりに竜ヶ岳に登ったけど小学生の時によく登ったよな。
かなりハードだったけど景色も天気もよくて楽しかった。
竜ヶ岳に登って御在所岳がどれだけ整備されて登りやすい山かよーく分かった。
遠足尾根はまだ未踏だからまた来たいね。
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