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Yamareco

記録ID: 229319
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

秀麗なる双耳峰-色づき始めた後立山の盟主・鹿島槍ヶ岳

2012年09月29日(土) ~ 2012年09月30日(日)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
26:50
距離
26.6km
登り
2,311m
下り
2,570m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

9/29  6:21柏原新道登山口-8:45種池山荘9:10-9:59爺ヶ岳中峰-10:53冷池山荘11:51-12:34布引山-13:13鹿島槍南峰13:39-14:04鹿島槍北峰14:17-14:47鹿島槍南峰-15:49冷池山荘

9/30  6:00冷池山荘-6:12冷乗越-6:56高千穂平-9:09西俣出合-8:54大谷原林道ゲート
天候 9/29 晴れのち曇り(高曇りで終日好展望)
9/30 曇り
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
柏原新道登山口駐車場:登山ポストあり、トイレなし

大谷原ー柏原新道登山口:yamamusume号臨時お助け便  大谷原駐車場は登山ポスト、トイレあり
コース状況/
危険箇所等
【柏原新道】評判通りのとても歩きやすい道でした♪
【爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳南峰】特に危険箇所はありません♪
【鹿島槍ヶ岳南峰から北峰】八峰キレットへと続く急峻な岩稜帯の一部です。ストックはしまった方がよいでしょう。
【赤岩尾根】稜線からの分岐直下は片側が切れ落ちたトラバースになっています。支点が崩壊しそうな鎖もあるので要注意です。その後も急傾斜が延々と続く尾根で、登りはきつそうです。
※但しyamamusumeさん(kanoさんのお姉さん)はかつてこの尾根を登って2時間で下ったそうなので、健脚な方はピストンでどうぞ♪

【下山後の温泉】kanoお気に入りの葛温泉かじか 800円 日帰り入浴は15:00まで
【下山後の昼飯】大梅(蕎麦屋) 昼のみ営業 
        kanoが帰省時よく行く蕎麦屋
        蕎麦好きのgeraさんも唸る美味さ
        「おまかせ」総菜セット1000円のボリュームはインパクト大です
柏原新道登山口からスバリ岳ー赤沢岳間の稜線
今日は好天でありますように
柏原新道登山口からスバリ岳ー赤沢岳間の稜線
今日は好天でありますように
ゴゼンタチバナの実
1
ゴゼンタチバナの実
柏原新道半ばから紅葉が始まります
柏原新道半ばから紅葉が始まります
種池山荘手前から
紅葉と針ノ木
2012年09月29日 08:39撮影 by  DSC-WX100, SONY
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9/29 8:39
種池山荘手前から
紅葉と針ノ木
種池山荘が見えてきました
とっくにgeraさんは着いて一服中
種池山荘が見えてきました
とっくにgeraさんは着いて一服中
geraさんに遅れること数分
やっとkanoが種池山荘着

おー!絵になるじゃないですか! g
2012年09月29日 08:43撮影 by  DSC-WX100, SONY
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9/29 8:43
geraさんに遅れること数分
やっとkanoが種池山荘着

おー!絵になるじゃないですか! g
種池山荘から立山
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種池山荘から立山
種池山荘から針ノ木
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種池山荘から針ノ木
チングマの綿毛がススキのよう
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チングマの綿毛がススキのよう
紅葉に色づく爺ヶ岳

うっとり… g
2012年09月29日 09:11撮影 by  DSC-WX100, SONY
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9/29 9:11
紅葉に色づく爺ヶ岳

うっとり… g
種池山荘のオレンジの屋根が紅葉とマッチ

おー!絵はがきみたい。 g
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種池山荘のオレンジの屋根が紅葉とマッチ

おー!絵はがきみたい。 g
本日のメインディッシュ鹿島槍
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本日のメインディッシュ鹿島槍
剱ばっちりです
爺ヶ岳南峰から針ノ木
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爺ヶ岳南峰から針ノ木
爺ヶ岳南峰から槍穂
4w前にはあそこにいたのか〜
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爺ヶ岳南峰から槍穂
4w前にはあそこにいたのか〜
GWに行き損ねた爺ヶ岳中峰
geraさんは捲きたかったみたいですが
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GWに行き損ねた爺ヶ岳中峰
geraさんは捲きたかったみたいですが
安曇野越しに富士山
展望抜群です
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安曇野越しに富士山
展望抜群です
あ〜うっかりカッチョよく撮ってしまいました

いやー、1本ストックは杖みたいでカッコ悪いッス。やっぱり2本にしようかな? g
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あ〜うっかりカッチョよく撮ってしまいました

いやー、1本ストックは杖みたいでカッコ悪いッス。やっぱり2本にしようかな? g
鹿島槍が迫ってきました
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鹿島槍が迫ってきました
爺ヶ岳西斜面の紅葉がきれいです

いや、ホント色鮮やかでした。 g
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爺ヶ岳西斜面の紅葉がきれいです

いや、ホント色鮮やかでした。 g
頸城山塊が近い

ん? 何それ? 何て読むの? g

くびきさんかい、ですよ〜 k
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頸城山塊が近い

ん? 何それ? 何て読むの? g

くびきさんかい、ですよ〜 k
赤岩尾根へのトレイル
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赤岩尾根へのトレイル
赤岩尾根
明日はここを下ります
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赤岩尾根
明日はここを下ります
冷池山荘着
どうせ今日はキレット小屋には行かないから大休止します

と言いつつ、何故かザックはデポしませんでしたね。 g
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冷池山荘着
どうせ今日はキレット小屋には行かないから大休止します

と言いつつ、何故かザックはデポしませんでしたね。 g
さてと、鹿島槍へ行きますか
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さてと、鹿島槍へ行きますか
チングルマの紅葉でしょうか?
他のと比べると色が鮮やかすぎる気が
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チングルマの紅葉でしょうか?
他のと比べると色が鮮やかすぎる気が
布引山も間近でみると立派ですね
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布引山も間近でみると立派ですね
ずっと剱を眺めながらの稜線歩き
たまりませんね
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ずっと剱を眺めながらの稜線歩き
たまりませんね
薬師岳
来年こそは
薬師岳
来年こそは
鹿島槍南峰までもうちょい
えっ、geraさんもうあんなところに!
鹿島槍南峰までもうちょい
えっ、geraさんもうあんなところに!
鹿島槍南峰から
歩いてきた稜線を振り返ります
2012年09月29日 13:08撮影 by  DSC-WX100, SONY
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9/29 13:08
鹿島槍南峰から
歩いてきた稜線を振り返ります
行くはずだった五竜とそのむこうに白馬
台風のバカ...

まぁまぁ、お客さん落ち着いて。またいつでも来られるじゃないですか。 g
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行くはずだった五竜とそのむこうに白馬
台風のバカ...

まぁまぁ、お客さん落ち着いて。またいつでも来られるじゃないですか。 g
来年は源次郎尾根を軽くかましてみるかな、とgeraさん
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来年は源次郎尾根を軽くかましてみるかな、とgeraさん
来年こそ北方稜線(kano)

源次郎尾根から登って、北方稜線を下るというのはどうでしょう? g
1
来年こそ北方稜線(kano)

源次郎尾根から登って、北方稜線を下るというのはどうでしょう? g
浅間山かな?
まだ富士山見えてます
今日は雲が高く終日好展望に恵まれました
まだ富士山見えてます
今日は雲が高く終日好展望に恵まれました
八ツ峰キレット
南峰から北峰
北峰から五竜
右下すぐそばにキレット小屋が...

ホント、すぐそこでしたね。キレット小屋。 g
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北峰から五竜
右下すぐそばにキレット小屋が...

ホント、すぐそこでしたね。キレット小屋。 g
北峰から南峰と剱
北峰から南峰と剱
まだ槍穂まで続く後立の稜線がばっちり
まだ槍穂まで続く後立の稜線がばっちり
北峰から見た南峰
北峰から見た南峰
シラタマノキ(シロモノ)?
最後の一輪
シラタマノキ(シロモノ)?
最後の一輪
南峯へ登り返すgeraさん
ちょっとした岩登りで楽しげです

鹿島槍の南峰-北峰間は楽しいですね♪ 南峰で引き返したら勿体ないですよ! g
南峯へ登り返すgeraさん
ちょっとした岩登りで楽しげです

鹿島槍の南峰-北峰間は楽しいですね♪ 南峰で引き返したら勿体ないですよ! g
グラデーションが見事
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グラデーションが見事
帯状の草紅葉
色づいたナナカマド
色づいたナナカマド
健気に咲き残ったハクサンイチゲ
黄葉を添えて
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健気に咲き残ったハクサンイチゲ
黄葉を添えて
なんの葉かわかりませんが
きれいなオレンジ色でした
なんの葉かわかりませんが
きれいなオレンジ色でした
雷鳥さんにも会えましたが
こっちを見てもらえませんでした(涙)
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雷鳥さんにも会えましたが
こっちを見てもらえませんでした(涙)
チングルマの紅葉
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チングルマの紅葉
ヤマハハコだけが元気でした
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ヤマハハコだけが元気でした
冷池山荘のテン場
剱が正面に拝める絶好のロケーション
最初から冷池山荘泊予定だったらテン泊にしたのに〜
今日はずっと剱を眺めながらの稜線歩きでした
2
冷池山荘のテン場
剱が正面に拝める絶好のロケーション
最初から冷池山荘泊予定だったらテン泊にしたのに〜
今日はずっと剱を眺めながらの稜線歩きでした
山荘に戻ってチェックインもしないまま我慢できずに乾杯!
たまりましぇん
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山荘に戻ってチェックインもしないまま我慢できずに乾杯!
たまりましぇん
冷池山荘はなんと館内に喫煙所があります!!
星三つですっ!
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冷池山荘はなんと館内に喫煙所があります!!
星三つですっ!
翌朝
あれっ?
もしかすると....
期待が膨らみます
翌朝
あれっ?
もしかすると....
期待が膨らみます
空が染まって行きます

kanoさん、このときおトイレだったのでは? g

危ないとこでした... k
2012年09月30日 05:37撮影 by  DSC-WX100, SONY
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9/30 5:37
空が染まって行きます

kanoさん、このときおトイレだったのでは? g

危ないとこでした... k
これぞ泊まりの醍醐味
2012年09月30日 05:40撮影 by  DSC-WX100, SONY
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9/30 5:40
これぞ泊まりの醍醐味
kanoは久々のまともな御来光
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kanoは久々のまともな御来光
ひさびさのモルゲン
鹿島槍がきれいに焼けました
期待してなかっただけに喜びもひとしお
泊まって良かった〜
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ひさびさのモルゲン
鹿島槍がきれいに焼けました
期待してなかっただけに喜びもひとしお
泊まって良かった〜
剱は今日もばっちり
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剱は今日もばっちり
冷乗越
山々に別れを告げ天候が崩れる前に赤岩尾根を下ります
1
冷乗越
山々に別れを告げ天候が崩れる前に赤岩尾根を下ります
赤岩尾根下り始めの崩壊部のトラバース
慎重に行きます
でもやはりgeraさん速い
赤岩尾根下り始めの崩壊部のトラバース
慎重に行きます
でもやはりgeraさん速い
紅葉を眺めながら赤岩尾根の急斜面を下ります
3
紅葉を眺めながら赤岩尾根の急斜面を下ります
紅葉の赤岩尾根
紅葉の赤岩尾根
リンドウも大半は枯れかかってましたが
まだ頑張ってるのもちらほら
1
リンドウも大半は枯れかかってましたが
まだ頑張ってるのもちらほら
ナナカマドの赤が鮮やかでした
ナナカマドの赤が鮮やかでした
高千穂平から
北股本谷の大滝
高千穂平から
北股本谷の大滝
高千穂平から鹿島槍
これで見納め
高千穂平から鹿島槍
これで見納め
高千穂平
西俣出合のトンネルを通って対岸へ
西俣出合のトンネルを通って対岸へ
下段の堰の下にトンネルがあります
下段の堰の下にトンネルがあります
無事帰還、が、なぜか晴れてます
「...五竜いけたんじゃ...」
「行けたね...」
撮影yamamusume

yamamusume姉さん、本当にありがとうございました。 g
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無事帰還、が、なぜか晴れてます
「...五竜いけたんじゃ...」
「行けたね...」
撮影yamamusume

yamamusume姉さん、本当にありがとうございました。 g
汗流して旨い蕎麦食って台風の前に帰れました
やはり早く下山して正解
汗流して旨い蕎麦食って台風の前に帰れました
やはり早く下山して正解

感想

最近すっかりクライミングにハマって普通の登山から離れつつあるgeraさんを誘い秋の後立山へ。
(あれ?私が誘ったんだっけか?)
岩登りもいいけど山歩きもいいじゃん、と再認識してもらうはずが、クライミングの話を聞いてるうちに徐々に魅かれて行く私。
ミイラ取りがミイラになりそうです。

目指すは未踏の鹿島槍と五竜。
鹿島槍はGWに行けなかったリベンジでもありますし、
八峰キレットを歩けば三大キレット制覇になるし、
キレットから五竜あたりの岩稜帯も楽しみでした。
ところが、台風のヤローが接近してくるじゃありませんか。
悪天になりそうな2日目にキレット、五竜を歩くのはやばいよね、
ということで前夜キレット小屋の予約をキャンセル、鹿島槍だけというちょっと物足りないプランに急遽変更を余儀なくされました。

最近は岩と戯れてばかりでまともな山歩きをしていないというので、
しかたないな〜、geraさんのペースに合わせてのんびり行きますか、
なんて余裕をかましてたら、
あれ?ちょっと速くない?自分が遅いのか?
いやいや、3日間の禁酒でいつも以上に体調はいいし、足も軽い。
geraさん前回よりも速くなってる!?
クライミングのトレーニングって足も速くなるものなのか?
ダンナ、話がちがいまっせ!
形勢逆転、必死で後を追いかけて、すっかりバテバテな私に
「いや〜、私も足がパンパンで」
「ロングはだめなんですよね〜」
などと涼しい顔でおっしゃる。
いいえ、もう、だまされませんよ、次はテン泊ロングを計画しますからねっ!
ちなみに表記のコースタイムはkanoので、geraさんは数分早くポイントに着いてます。

鹿島槍北峰からはすぐ下にキレット小屋が目につきます。
ここから冷池山荘へ戻るよりもはるかに近い。
行きたい衝動にかられますが、明日のことを考えたら行かない方がいいよね、などと自分に言い聞かせるように何度となく同じことをお互い繰り返し話して、衝動を押さえ込みました。
結果行かなくて正解でしたが自分1人だったら目の前のニンジンに飛びついていたかもしれません。
冷静な連れがいるとこういう時助かりますね。
でもgeraさんも最後まで揺れてた気がしますが。気のせいでしょうか?

ルート変更するにあたり同じ道をピストンするのはつまらないので、一度歩いてみたかった北アルプス三大急登に数えられることもある赤岩尾根を下山ルートに使ってみました。
ここはかなりの急登です。
登ったわけではないので単純比較できませんが、印象としてはブナ立や笠新道よりキツい気がします。距離は短めなので総合的なキツさはトントンってとこでしょうか。
抜けかかったクサリあり、壊れかけたハシゴあり、崩落地のトラバースあり、岩場あり、トンネルありで、なかなか変化に富んで飽きないかもしれません。
高千穂平より上は紅葉も見事でした。
天気のせいもあるかと思いますが、下山中すれちがった登山者はたった3組で、人も少なさそうですね。
柏原新道の方が断然歩きやすいですが、ドMにはたまらないかもです。

紅葉が目当てだったわけではなく、スケジュールが合うのがこの日だけだったのですが、思いがけず素晴らしい紅葉を見ることができて得した気分でした。
去年は紅葉がイマイチでしたが、今年はいい感じです。
台風に悩まされましたが、紅葉も良かったし、展望もよかったし、雷鳥にも会えたし、御来光もモルゲンも久しぶりに見られたし、雨には結局降られなかったし、関心のあった赤岩尾根も歩けたし、大変満足な山行でした。

geraさんも書いてますが、私も基本単独が好きですが、ヤマ友と行く山行もやはりいいもんです。
ビールも1人より2人のほうが旨いし、紅葉がきれいだね〜とその場で感動を伝えられる相手がいるのもいいものです。
稜線をつなげることや、ピークハントに興味がないgeraさんを無理やり連れ出して今回行き損ねた八峰キレットをリベンジしたいですね。

秀麗なる双耳峰。
この二日間で脳裏に焼きついた、鹿島槍ヶ岳の美しくも独特な山容から思い浮んだのがこの言葉です。
決して帰りの道中で読んだ、ヤマケイアルペンガイドからいただいた言葉ではありません。
「へえ~、鹿島槍ヶ岳って、後立山の盟主だったんだ~!」などと、後から知ったのではありませんよ。

鹿島槍ヶ岳とそれに連なる山々の斜面は、まるで広大なキャンバスのようです。
絵の具で描いたような赤や黄色と常緑樹のコントラストが見事で、高曇りの空の下、溜息がでるほどの美しさでした。
(実際にでたのは溜息ではなく、ぜーはーという喘ぎ声でしたが…)

剱岳の偉容を横目で見ながら、たおやかな曲線を描く後立山の稜線を歩く道中は至福のひと時でした。
雷鳥にも出会えたし、翌朝は朝日が織り成す束の間のスペクタル、オレンジ色に輝く雲と赤く染まった鹿島槍ヶ岳を堪能することもできたし、本当に来てよかった!

そして、この感動をヤマレコ友のkanosukeさんと共有できたことは、また格別なことでした。
単独行の多い自分ですが、やはりヤマトモと行く山はいいなあと改めて実感。
山の話をしていると、つらい登り下りも単調な林道歩きも苦になりません。
誘っていただいて、本当にありがとうございました。

Kanoさんには今回もお世話になりっぱなしでした。
行き帰りの車の運転、お疲れさまでした(次回は私が車を出しますね!)。コーヒー、リンゴ、美味しゅうございました。帰りに連れて行っていただいた蕎麦屋は絶品でした。
これでなぜ山ガールに人気がないのか不思議でなりません…

そしてyamamusume姉さん、赤岩尾根の登山口までわざわざ迎えに来ていただいて、本当にありがとうございました。
ネットの情報など何もない時代に、単独で行かれた北鎌尾根のお話が印象的でした。
情報の溢れた昨今とは、やはり価値が違いますね。
ついうっかり、「へえ~、何も調べなくても行けるんだ~。」と思ってしまうところでしたが!

元もとは、鹿島槍ヶ岳から五竜岳まで縦走する予定でしたが、台風が上陸することが分かっているのに無理することはないね!ということで、鹿島槍ヶ岳まで登って引き返すことにしました。
翌日も午前中一杯は天気がよかったので、結果的には行けたのでしょうが、正しい判断だったと思います。おかげで美味しい鴨せいろも食べられたし♪
冷池山荘に荷物をデポしないで鹿島槍ヶ岳に向かったということは、その時点ではお互いまだ多少未練が残っていたのでしょうけれど(笑)。

爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳へと続く稜線は、まるで色鮮やかな雲上の空中庭園を散歩しているようでした♪
さて、次はいよいよ冬の赤岳ですね!

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コメント

鹿島槍、いいですね〜‼
kanosukeさん、お疲れ様でした〜
geraniumさん、初めまして‼

漫才コンビ結成おめでとうございます〜

いや〜、美しいですね〜

アルプスは台風接近でもっと荒れるかと予想してガスガスの蔵王に行ってしまい、なんか損した気分

次回鹿島槍に行く際の参考にさせて頂きます〜
2012/10/2 13:02
残念でした
FRESさん、いつもコメントありがとうございます

コンビ名は「フーディニ兄弟」です、以後お見知りおきを
私が今勝手に命名しました
まだボケとツッコミの分担がしっかり決まってませんが

予定通りに行かれてたらFRESさんとお会いできたかもしれませんでしたね〜、残念です

山の天気は行ってみないとわからないこともありますが、
悪天の可能性があれば回避する慎重さは素晴らしいと思いますよ

蔵王もおかままでは素晴らしかったじゃないですか

ちなみにFRESさんといえばバナナですが、私はいつもリンゴを持っていってます。
山でお会いすることがあったらバナナvsリンゴの写真を撮りましょう!
2012/10/2 18:36
絶妙なタイミング
kanosukeさん、geraniumさん、こんばんは。
紅葉の鹿島槍、爺ヶ岳、お疲れさまでした。

五竜までの縦走は残念でしたが、展望も紅葉も素晴らしい
少し物足りなかったようですが、お二人のとても楽しそうな雰囲気のレコ、とても良いですね。
コラボも2回目で、すっかり気ごころが知れている感じで、楽しませていただきました
しかも、姉上の送迎付きですか。贅沢ですねー。

私も、この山域には、何回か来ているのですが、鹿島槍も剱岳も見えた事がありません
台風が接近するまえの、絶妙なタイミングでの景色、私も来年見てみたいです。

今週末も、台風の動向が気になりますが、天気が良ければ、今年最後のアルプスに紅葉を見にいければなぁと思っています

ところで、kanosukeさんもクライミングの世界に突入されるのですか。
ちょっとだけ興味があるので(いつか北鎌や北方稜線にも行ってみたい)、あと何年かしたら、私にも教えて下さい(タダで )
2012/10/2 19:02
cirrusさん、こんばんは
コメントありがとうございます。

台風の影響で天気はあまり期待してなかっただけに思いがけない好展望にウハウハでしたよ〜!

そういえばcirrusさんと知らずにすれ違ったのはGWの爺ヶ岳でしたね。
あのときは剱は山頂だけ雲の中だったんですよね
このあたりの稜線歩きは晴れてるとホント気持ちいいです
新しいことを始めるのにズクがない私ですのでクライミングはどうなるかわかりませんが、もし習得できたら喜んでリードさせていただきます
でも私はスパルタですよ〜

週末晴れるといいですね
紅葉はどちらへ?涸沢あたりですか?
2012/10/2 19:23
FRESCHEZZAさん、初めまして!
あれ? ふざけているように見えます?! やはり

kanosukeさんが、「フーディニブラザーズが行く。山ガールを探す旅」というとんでもない釣りタイトルをつけようとしたので、それだけは阻止いたしました。

実際の風景は写真の何倍も美しかったです。
ぜひぜひ行かれてください。
2012/10/2 20:15
cirrusさん、こんばんは!
長々としたレコをお読みいただき、ありがとうございます。

そうですか〜。cirrusさんが行かれたときは、鹿島槍も剱も見えなかったのですか。
私のような初心者がいきなり絶景を見ることができたのは、ラッキーなことだったのですね〜。

クライミングは面白いですよ。ぜひ。
岩場歩きにも役にたっているような気がします。
2012/10/2 20:28
下段の堰(76番目の写真)
私が赤岩尾根を往復したのは、いつだったか・・・
今回久々に登山口に行きましたが、全然記憶になく。
でも、この76番目の写真、見おぼえがあります。この堰の工事をしていた時代だったのだと思います。
こんな場所を終点に、ダンプが行き交っていました。
ずっと下から登り始め、登山口を知らずに通り過ぎ戻らなくてはならず、ダンプの運ちゃんが登山口まで乗せてくれました。

1日目、キレット小屋まで行ったら、
五竜までは天気もったかもしれませんね。
五竜遠見尾根で雨風に捕まるんだったら
何とか行けたかもしれないけど、
あの長い尾根を甘く見るのは危険だし、
やはり、鹿島槍で降りて来たのは良い判断でしたよ。
また、登ればいいんです。
ご褒美に今度はもっと素敵な山行になるかもしれないし。


剱(源次郎尾根から登って、北方稜線を下る)に行く前に是非、槍の北鎌、前穂の北尾根に行ってみてください。剱のそのルートは5年後ぐらいに目指してもらって、私もご一緒させていただきたいです。
2012/10/4 21:03
お迎えどうもでした
自分が山に行けない中、好き勝手に山に行ってる弟の送迎を頼んで心苦しいとは、まあ、ちょっぴりは思ってないわけではありません

またよろしく頼んます。

もちろん、剱バリエーションよりも先に北鎌にいくつもりですよ
2012/10/4 21:25
yamamusume姉さん、ありがとうございました。
源次郎尾根より、前穂北尾根の方が難しいのではないでしょうか?!
特にフリーソロの下りとなると…
yamamusume姉さんの北尾根レコを見て、ビックリしました。
源次郎尾根は懸垂下降以外はフリーで行けると思うのですが…
2012/10/4 23:04
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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