秋色に染まる甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳は想定外の雨…
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- GPS
- 29:55
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 2,429m
- 下り
- 2,424m
コースタイム
10/6(土)
0:35到着後車中で仮眠
5:10仙流荘
(南アルプス林道バス)
5:50北沢峠
6:15北沢駒仙小屋(テント設営)7:45
スタート 8:00
8:15仙水小屋
8:50仙水峠
10:00駒津峰
11:25甲斐駒ケ岳
昼食12:05
12:55駒津峰
13:25双児山
14:25北沢峠
14:40北沢駒仙小屋
※16:00まで昼寝
テントでイタメシ
10/7(日)
北沢駒仙小屋 5:15
スタート 5:30
6:45大滝の頭
7:45小仙丈ヶ岳
8:35仙丈ヶ岳
9:10仙丈小屋
9:45馬ノ背ヒュッテ-薮沢小屋
10:00分岐
10:15藪沢大滝
11:15大平小屋
11:35長衛荘 昼食
12:15北沢駒仙小屋(テント撤収)
14:00北沢峠14:00
(南アルプス林道バス)
14:50仙流荘
天候 | 10/6 曇り時々晴れ 10/7 小雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
南アルプス林道バスは午前5時頃から臨時便が出ていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
下山後は、高遠温泉「さくらの湯」 600円 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
□■□■ 紅葉深まる甲斐駒ケ岳&仙丈ケ岳
テント1泊で秋の南アルプスに行ってきました。
今回ご一緒戴いたのはstayさん。
和佐又を思い出させるテントでイタメシをごちになりました・・・
stayさんがマイカーで迎えにきてくれて金曜日の夜8時に出発。
日付が変わる前に駒ケ根SAに到着。
時間調整後伊那インターを出て仙流荘駐車場に到着は0:35でした。
仮眠後「南アルプス林道バス」にて北沢峠に。
※仮眠と言っても大きな車で2人だけ。
2列目のシートを倒して3列目と繋ぐと立派なベッドに。
睡眠もばっちりでバスのチケットをゲット。
この日は利用客の増加を見越して5時頃から臨時便を増発してました。
2便目のバスに搭乗出来、予定より早く北沢峠に到着しました。
到着後は歩いて15分に位置する「北沢駒仙小屋テント場」に移動。
時間が早かったので良い場所を確保出来ました。
テントを設営しサブザックで出発しました。
歩きだしてほどなく仙水小屋を通過。
仙水峠までは緩やかな上りでした。
ごつごつした岩の緩斜面を歩いていると携帯メールを着信しました。
テント場は圏外だったのですが・・
登山ルートで届くとは驚きです。
それもうれしい事にメールは山行に対する励ましの内容♪♪♪
俄然、やるぜ!!とファイトが出てきました!!
そうこうしている内に仙水峠に到着。
ここからは急斜面に変わり、駒津峰を目指します。
天気は高曇りでしたが紅葉や景色を十分楽しめるコンディション。
駒津峰で小休憩してから山頂にアタックしました。
まずコルに下ります。
そして八合目辺りで直登ルートと巻き道ルートの分岐に。
上りは直登、下りを巻き道と選択。
先に上っていた年配の女性が大きな岩の段差に苦戦してました。
この時間帯は視界も良好で周囲の山々が良く見えました。
山頂直下のザレた岩場を上りますが高山病?
と思うぐらい頭がフラついて足が上がりません・・
なんとか気力で山頂に。。
やはり100名山、上り応えがありました。
山頂で昼食タイムの後、下山する事にしました。
下山は巻き道ルートを使いました。
最初はザレた岩場で砂礫に滑って下りるのが一苦労。
これを上がるのも難しいと感じました。
ハイマツの中を森林限界まで下り駒津峰へと進みます。
ここで上りと違うルートの双児山を通り北沢峠に向いました。
下りはペースも上がり北沢峠には14:25に下山できました。
この時、2人組のパーティとペースが合って三合目位まで一緒に下山しました。
そして北沢峠のバス乗り場付近に下山しました。
ここから林道をテント場まで歩きますが本日2度目の歩行となります。
テント場に戻ったのが14:40。
少し睡魔が襲ってきたので昼寝タイム!
夕食は16:00頃からという事にしました。
・・16:00、イタメシの始まり!
テント泊とは思われない豪華なメニュー。(内容は写真参照)
白ワインもあれよあれよの内に空瓶と化しました。
それにしてもスタートが早かったので食べ終わっても18:00になりません。
酔いも回って(私は黒霧島を水筒に1,000ml持参してましたが残りわずかに・・)
就寝したのは19:00位(実は記憶も定かでは無かった)
そうしてイタメシのディナータイムが終わったのでした。
ステイさん、本当にご馳走さまでした。
夜中・・
テントを叩く雨の音で目が覚めました。
かなりの降雨量です??
なんで雨が降っているのか?
全くの予想外!
それにトイレに行きたい。。。
しかし、トイレまでは50mくらい歩かなくては・・
どうしよう。
仕方がないのでテント内でレインウエアに着替えて行く事に。
ヘッデンを点けてトイレまでの道を歩きながら・・
お願いだから止んで欲しいと天を仰ぐのでした。
それから少し寝ましたが、なにやら寝たような寝てないようなです。
確か、昨日、出発は4時にとか話してたような・・
しかし、この雨ではどうするか?
そして時刻も4時を過ぎて、雨も小康状態に。
stayさんも目が覚めたようで出発は5時半で合意!!
出発の準備をしました。
どちらも準備が出来たのが5時15分。
北沢峠の仙丈ケ岳登山口に向けて3回目の林道歩きとなりました。
5時半、ヘッデン装着で登山口を出発。
幸い雨も大した雨量ではなく霧雨状態に・・
二合目を過ぎた辺りではガスは下の方に有り、周囲の山頂は見えてました。
高度を四合目付近まで上げましたが、
どうやらガスは徐々に上がってきてる気配が。
そして六合目に到達した頃にはガスに追いつかれてしまいました。
その時、雷鳥が登山道のすぐ側に現れました。
雷鳥の習性で天気が悪く天敵に襲われる可能性が低い時に活動する。
皮肉な事にまさしくその通りとなったのです。
やがて小仙丈ケ岳山頂に到着。
後は仙丈ケ岳を目指すのみ!!
しかしガスで視界が無いので山頂が確認できず。。。
まだか、まだかと言いながら上ったのでした。
昨日の甲斐駒ケ岳とは違って、山頂までは穏やかな道のりでした。
ようやく山頂に着きましたが眺望は全くダメでした。
下山は仙丈小屋〜馬の背ヒュッテ〜大平山荘を通るルートで。
特に馬の背ヒュッテを過ぎてからは沢沿いの気持ちの良いルートでした。
ガスで視界が悪い中ですが紅葉や藪沢大滝を見る事が出来ました。
その上、トリカブトやキオンの花が目を楽しませてくれたのです。
大平山荘に到着後北沢峠までは登り返しでした。
やっと下山したと思ってからの登り返しは辛いものがあります。
そうして長衛荘にて昼食を食べました。
私は長衛ラーメン、stayさんはソースかつ丼を注文。
濃厚なラーメンスープは登山後の疲れた体に合っていると思いました。
それから4回目になる林道歩きでテント場に帰りました。
撤収後は5回目となる歩き慣れた林道を通り北沢峠に帰り、
タイミング良く2時のバスに乗る事が出来ました。
その時!!
stayさんの友達グループもそのバスに偶然乗ってました。
なんというタイミングの良さ。
それから風呂、夕食とご一緒させて戴きました。
ステイさん長距離の運転、お疲れさまでした。
また、自宅までの送り迎えまでして戴き本当にありがとうございました。
南アルプスの百名山を2座満喫する事が出来ました。
またご一緒しましょう。
先月の南アルプス、烏帽子岳、小河内岳に続いて、
秋を求めてamakawayaさんとふたりで甲斐駒ヶ岳、仙丈岳へ。
中央道駒ヶ根SAで高速の深夜割引が始まる午前0時を待って、伊那ICへ。
仙流荘へは約40分の道のり。
駐車場が心配でしたが、第一駐車場は約7〜8割ぐらいの込みようでした。
4時前には満車になっていたようです。
いつものようにビールで乾杯した後に、車の中で仮眠。
4時30分に起床。
5時前にはチケット販売と臨時便の案内がアナウンスされ、大勢の登山客が列をなしていました。
幸いにも、2便目に乗ることができ、北沢峠へ出発。
北沢峠のテント場も色とりどりのテントが張ってあり大賑わいです。
テント設営後、いよいよ甲斐駒ヶ岳にむけて出発です。
最初は堰堤が続き、仙水小屋からは原生林、ゴーロと呼ばれる岩場。
仙水峠からは、秋色に染まった景色を眺めながら急登を登っていきます。
駒津峰からは紅葉に染まった素晴らしい景色が広がります。
六方石からは本日の核心部直登コースを登りました。
初心者と思われる方が手や足の置き場所を教わりながら登っているので、しばし渋滞。
山頂では、あいにく、ガスの中で遠くまで見渡すことが出来ませんでした。
帰路は、巻道を選択するも、滑りやすいので注意が必要です。
駒津峰からは双児山からのコースで下山。
双児山への登り返しはしんどかったですが、樹林帯の中のガレた道を下って北沢峠に到着。
夕食には少し早いので、しばしテントの中で休憩。
ついウトウトとしてしまいましたが寒さで目が覚めました。
さあ、お待ちかねの夕食。
テント場が近いので、荷物になりますが、どっさりと食材を持ち込み、
豪華な?ディナーを楽しみました。
食事も終わり、いい加減にほろ酔いになったところで、寝ることに。
時計を見るとまだ7時過ぎ、普段はまだ仕事の真っ最中。
予定より早く出発することにしてテントの中へ。
夜中にテントをたたく雨音で目が覚める。
かなりの雨量で、天気予報に騙されました。
想定外なので、仙丈ヶ岳の登山、テントの撤収をどうしようかと思いながら起床。
幸い雨は止んでいたので、結局1時間遅れでスタートすることに。
北沢峠バス乗り場の林道脇が登山口。
尾根に取り付きまでは、樹林帯の中の急登です。
尾根に登ってしまえば、傾斜も穏やかになり、途中で急坂もあるものの大滝の頭まで高度を稼いでゆきます。
北沢峠から尾根に取り付きますが、樹林帯の中のいきなりの急登です。しかし30分も登れば傾斜も緩くなり、あとは時折急にはなるものの穏やかな登りが続き、比較的楽に高度を稼いでゆきます。
しかし、大滝頭からの眺望もガスのため、ダメダメ。
森林限界に達してからも展望なし。
南アルプスの山々や八ヶ岳、遠くには北アルプスや富士山が一望できるそうですが残念ながらガスの中。
小仙丈からもガスの中でしたが、時折ライチョウがでてきて心をなごましてくれました。
本来なら山々の眺望を楽しみながら尾根歩きでしょうが、天気だけはどうしようもありません。
小仙丈から約1時間で仙丈ヶ岳山頂に到着です。
山頂には、たくさんの人々がいましたが、ガスが切れて晴れてくれる気配がないので早々に下山。
帰路は馬の背ヒュッテを経由して藪沢新道で下山。
ロープ設置の箇所は幾つかありましたが、それ程難しいものではありません。
沢沿いの道の大滝周辺では、一瞬ガスが晴れ、遠く甲斐駒ケ岳の紅葉も見事でした。
後は、太平小屋までの樹林帯を下っていきます。
太平小屋から北沢峠までは、短い距離でしたが登り返しがつらかったですが、
無事戻ってくることができました。
今回の山行、仙丈ヶ岳の初3000m越えはガスの中展望も得られず残念でしたが、
テント一泊で雰囲気が違ったタイプの山を二つ経験出来て感動しました。
秋色に染まる山々も素敵でした。
南アルプスの女王「仙丈ヶ岳」をリベンジしに訪れたいものです。
amakawayaさん、お付き合いいただきましてありがとうございました。
次回リベンジの時もよろしくお願いします。
こんにちは、staygoldさん&amakawayaさん
甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳無事登頂、お疲れさまでした。
山上でのstayさんの豪華イタリアン。またまた手が込んでますなあ
雨とガスの仙丈ヶ岳、ちょっと残念でしたが無事がなにより。
こんばんは。、staygoldさん&amakawayaさん
3連休は神戸でも晴れの予報だったのが急に雨が降ったりすっきりしませんでした。
ここのテント場は10年くらい前に行き、同じく1日目は甲斐駒ケ岳2日目は仙丈ケ岳と
登りました。
歩く距離が短いので食材をたくさん持って行けるのが良いですね。
それにしても美味しそうな夕食で羨ましいです。
10/27の六甲山は途中から合流する予定です。また皆さんとお会い出来るのを
楽しみにしています。
amakawayaさん、stayさん、こんばんわ〜。
ほんとに行きたかったので、レポ楽しみにしてました
二日目が残念でしたが、一日目の甲斐駒は
紅葉と雲とで風情満点ですね〜。
ほんと美しい
stayさんのごちそうの詳しい解説つき写真も
楽しかったです。
食べたかったな〜
私も仙丈が大雨だったので、またリベンジされるときは
お声かけてください
そうです、ステイさんの豪華イタリアン。最高でした。
まさか、ここでご馳走になるとは思ってませんでした
仙丈ケ岳はガスが上がってきて女王様に見捨てられました・・
しかし、大した雨でなく良かったです。
涸沢&徳沢、レコ拝見しました
良い天気に恵まれて大満足の様子・・
今年は去年と違って紅葉の色づきもいいみたいですね
北アルプスの秋も是非行ってみたいと思いました
3連休の天気予報は晴れで期待してましたが、天気はきまぐれと言わざるを得ませんでした
今回は荒々しい甲斐駒ケ岳と女王と言われる仙丈ケ岳、違ったタイプの山を体験出来ました
北沢駒仙小屋テント場をベースにサブザックでアタック出来るのがウレシイです
それにテント場まで15分という便利さは最高でした
10/27の練習時はよろしくお願いします
今回はご一緒出来なくて残念でした。
2日目の天気が悔やまれますが秋の南アルプスを歩けて良かったです
テント場では考えられないイタリアンも美味しかった
それもバス停から15分という地の利があるから食材を運べたのです
仙丈ケ岳は日帰りで十分行く事が出来ますのでリベンジでは是非一緒にあるきましょう
amakawayaさん、staygoldさん、お疲れ様でした!
この3連休の予報では
と思っていましたが意外と
テン場まで近くて食材も豊富に持参できてstayさんの
イタリアンも食することができるのは魅力的です
ひとつぶで二度美味しいみたいなお得感たっぷりの
コースなので是非行ってみたいです
□katatumuriさん
南アルプス 甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳
両山
テン場まで近いので、たくさん食材を持っていけるので、食事もアルコール
□yokochanさん
仙丈ヶ岳は、まさかの雨
ガスのあいまに見えた紅葉
テン場が近いのはいいですね
つい食材をたくさん持っていってしまいました。
ザックに入りきらずに、重くて大変でした。
□iku-chanさん
今回はご一緒できなかったので残念です
仙丈ヶ岳はあいにくの天気でしたが、
秋色に染まる
南アルプスの大阪からのアプローチ
ぜひご一緒しましょう
□TakaSyuuさん
天気予報には裏切られました
夜中にはしっかりと降ったので、仙丈ヶ岳はあきらめようと思っていましたが
なんとか雨が止んでよかったです。
山の天気は変わりやすいのでしっかりと雨対策もしておくべきでした。
本当にテン場まで近くて、つい荷物を持ちすぎてしまいました。
ザックに入りきらず、クーラーバックと手提げかばん。
いったい何キロだったんでしょう。
我々だけでなく、ザック以外に大きな旅行カバンを持った方たちもいましたよ
ここは、重い荷物を持たずに二つの山を楽しめるのでお勧めです
amakawayaさん、stayさん、こんばんは!
南アルプスは
天気は残念でしたけど、
紅葉やstayさんの作るイタリアン、うらやましいです〜
1日目の甲斐駒の紅葉と青空と岩場がステキですね
南アルプスは未踏の地なので、行ってみたいですね〜!
そうですね・・天気予報では雨の心配は無かったんですが、
やはり山の天気は分かりません
今回のプランはベースにするテント場が近くて荷物が多くてもOKです
ただ、南アルプス林道バスに乗る約1時間は大きなザックを膝に乗せて
身動きできない状態になります
行きは一般座席だったのですが、帰りは補助いすで閉口しました
テント1泊で2座登れるのも魅力です
2日目は予想外でした。
夜中に雨がテントを叩いた時は信じられない!と思いました
しかし、今から思えば夜中に降ってくれて良かったと考えられます
歩いてる時は最初だけ霧雨で後は回復傾向だったのです
1日目は高曇りでしたが日差しもあって良いコンディションでした
甲斐駒ケ岳は満喫出来ました
南アルプスはアクセスが良いので行く時には声を掛けます
よろしくお願いします
一粒で二度美味しい山行、今年チャレンジしようと思ってたのですが、来年に持ち越しちゃいました
荒々しい甲斐駒と雄大な仙丈…
全く違う山容が拝めちゃうなんて素敵ですね
この時期の雨の仙丈は厳しいですね…
でも紅葉・黄葉も素敵ですし、料理は美味しそうだし
いや〜楽しそうっす
甲斐駒と仙丈ヶ岳は、ロケーション、アクセスもよいのでお勧めです
両山
この時期は込んでいるのは仕方がないですが、
それをも上回る魅力には勝てません。
またリベンジに行きたいです
コメント、ありがとうございます
南アルプスはアクセスも便利で、この周辺のエリアは来年も行ってみたいです
仙丈は雨、ガスだったのでリベンジも・・
紅葉は少し早かったかも分かりませんが二日目の方が更に色づきも増したように思いました
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