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Yamareco

記録ID: 2397457
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

【白峰三山】北岳〜間ノ岳〜農鳥岳

2013年08月26日(月) ~ 2013年08月28日(水)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
24.2km
登り
2,456m
下り
3,207m
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
甲府駅から9時発の広河原駅行きのバスに乗る。2時間弱あるので、座れなかったらキツイな〜、と思たけど、どうやら全員が座れるように配慮されているようで、バスは2台出た。夜叉神峠を越えて広河原に11時前に到着。インフォメーションセンターでトイレを済ませ、出発。
甲府駅から9時発の広河原駅行きのバスに乗る。2時間弱あるので、座れなかったらキツイな〜、と思たけど、どうやら全員が座れるように配慮されているようで、バスは2台出た。夜叉神峠を越えて広河原に11時前に到着。インフォメーションセンターでトイレを済ませ、出発。
天気はあまり良くなく、上の方は雲がかかってる。
天気はあまり良くなく、上の方は雲がかかってる。
広河原山荘でうどんを頂いて腹ごしらえ。
広河原山荘でうどんを頂いて腹ごしらえ。
広河原山荘を出ると、すぐに急な登り坂が始まる。
広河原山荘を出ると、すぐに急な登り坂が始まる。
岩や木の根の多い急な登りが延々と続く。
岩や木の根の多い急な登りが延々と続く。
汗がボタボタと落ちるけど、風が涼しくて気持ちいい。
汗がボタボタと落ちるけど、風が涼しくて気持ちいい。
1時間半ほど登ると、これまでは等高線をつっきる感じの登りだったのが、等高線に並行して進む感じになって、緩やかな道になる。
1時間半ほど登ると、これまでは等高線をつっきる感じの登りだったのが、等高線に並行して進む感じになって、緩やかな道になる。
13時半頃、白根御池小屋に到着。テント泊の申込みをして、テントを設営。お隣はTJAR出場を目指してトレーニングをされているお方で、ツェルト+シュラフカバーでの一夜。
13時半頃、白根御池小屋に到着。テント泊の申込みをして、テントを設営。お隣はTJAR出場を目指してトレーニングをされているお方で、ツェルト+シュラフカバーでの一夜。
これが白根御池。大きな水たまりのようなもの。
これが白根御池。大きな水たまりのようなもの。
小屋でビールを買って、遅い昼食を食べる。
小屋でビールを買って、遅い昼食を食べる。
翌朝。4時半に起きて朝食を作り、コーヒーを飲んで、出発の準備。起きた時にはお隣の方はすでにいなくなっていた。さすが。
テントをたたんで出発したのが6時頃。あいかわらず上の方は雲がかかっている。
翌朝。4時半に起きて朝食を作り、コーヒーを飲んで、出発の準備。起きた時にはお隣の方はすでにいなくなっていた。さすが。
テントをたたんで出発したのが6時頃。あいかわらず上の方は雲がかかっている。
いきなりの直登。草すべりと呼ばれる急斜面。
いきなりの直登。草すべりと呼ばれる急斜面。
20人ほどのおばちゃんグループに追いつき、渋滞気味。途中で抜かせてもらい、前に出る。
20人ほどのおばちゃんグループに追いつき、渋滞気味。途中で抜かせてもらい、前に出る。
雲の動きが激しく、景色もめまぐるしく変わる。
雲の動きが激しく、景色もめまぐるしく変わる。
日差しはあるものの、北岳は雲の中。
日差しはあるものの、北岳は雲の中。
森林限界を抜け、展望が開けるようになった。やっぱり森の中よりも、木の無いところを歩くほうが好きだな。
森林限界を抜け、展望が開けるようになった。やっぱり森の中よりも、木の無いところを歩くほうが好きだな。
晴れたと思ったらまたすぐガスが出てくる。
晴れたと思ったらまたすぐガスが出てくる。
ようやく稜線にとりついた!
ようやく稜線にとりついた!
ここから先は岩場が続く。
ここから先は岩場が続く。
も使って登るようなところもあるけど、難易度的には厳しいところはナシ。
も使って登るようなところもあるけど、難易度的には厳しいところはナシ。
ガスで周りの眺望なし。
ガスで周りの眺望なし。
8時頃、北岳肩の小屋に到着。
8時頃、北岳肩の小屋に到着。
コーラを買って一息ついていると、ガスが晴れて、山頂付近が見えた!
コーラを買って一息ついていると、ガスが晴れて、山頂付近が見えた!
肩ノ小屋を後にして、北岳山頂を目指す。
肩ノ小屋を後にして、北岳山頂を目指す。
岩場が続く。
肩ノ小屋を振り返ったところ。
肩ノ小屋を振り返ったところ。
遠くに山頂が見えてきた。
遠くに山頂が見えてきた。
近くに見えるけどなかなかつかない。
近くに見えるけどなかなかつかない。
西側の景色。西側は雲が晴れてきた。
西側の景色。西側は雲が晴れてきた。
あと少し。
これから行くルートが見えてきた。北岳山荘を見下ろす。左上が間ノ岳。右奥に山頂だけ見えるのは塩見岳かな?
これから行くルートが見えてきた。北岳山荘を見下ろす。左上が間ノ岳。右奥に山頂だけ見えるのは塩見岳かな?
山頂に到着〜。3193m、富士山に次いで国内で2番目に高い山。
山頂に到着〜。3193m、富士山に次いで国内で2番目に高い山。
三角点。ここの標高は3192mとある。かつてはここが最高地点と思われていたけど、少し離れたところの方が高いことが判明して、北岳の標高は3192mから3193mに修正された。
三角点。ここの標高は3192mとある。かつてはここが最高地点と思われていたけど、少し離れたところの方が高いことが判明して、北岳の標高は3192mから3193mに修正された。
間ノ岳方面へ下る。
間ノ岳方面へ下る。
ガスが出たり消えたり。
ガスが出たり消えたり。
日差しがあると暑いくらいなのだけどガスが出ると寒いので、ジャケットを着こむ。
日差しがあると暑いくらいなのだけどガスが出ると寒いので、ジャケットを着こむ。
険しい稜線だけど、稜線上ではなく少し下の斜面を行くので、危険を感じる個所は無かった。
険しい稜線だけど、稜線上ではなく少し下の斜面を行くので、危険を感じる個所は無かった。
北岳山荘と、中白根山。
北岳山荘と、中白根山。
北岳山荘着。ジュースを買って一休み。
北岳山荘着。ジュースを買って一休み。
北岳山荘を後にする。北岳はガスでよく見えず。
北岳山荘を後にする。北岳はガスでよく見えず。
中白根山を目指す。
中白根山を目指す。
ガスが晴れると最高に気持ちいい。
ガスが晴れると最高に気持ちいい。
こんなところにもトレイルランナーが。
こんなところにもトレイルランナーが。
中白根山。
間ノ岳方面へ。
谷底からガスが吹きあげてくる。
谷底からガスが吹きあげてくる。
北岳方面を振り返る。
北岳方面を振り返る。
北岳はあいかわらず雲の中。
北岳はあいかわらず雲の中。
ガレ場が続く。
間ノ岳への登り
北岳が見えてきた。でもやっぱり山頂だけは雲の中。
北岳が見えてきた。でもやっぱり山頂だけは雲の中。
間ノ岳に到着。3189m、日本で4番目に高い山。
間ノ岳に到着。3189m、日本で4番目に高い山。
農鳥小屋と農鳥岳。
農鳥小屋と農鳥岳。
雲の隙間から地蔵岳のオベリスクが見えた。
雲の隙間から地蔵岳のオベリスクが見えた。
北岳方面の眺め。
北岳方面の眺め。
間ノ岳から一気に下り、振り返る。
間ノ岳から一気に下り、振り返る。
13時半頃、農鳥小屋に到着。
13時半頃、農鳥小屋に到着。
受付を済ませ、テントを張る。
受付を済ませ、テントを張る。
最高の眺め。
甲府盆地。
テント場から10分ほど下ったところに水場がある。冷たくて最高においしい!
テント場から10分ほど下ったところに水場がある。冷たくて最高においしい!
景色を見ながらのんびりごはん。
景色を見ながらのんびりごはん。
雲は無くなってきたけど、富士山の方角だけ巨大な雲があってなかなか消えない。
雲は無くなってきたけど、富士山の方角だけ巨大な雲があってなかなか消えない。
富士山の右肩だけ見えた。
富士山の右肩だけ見えた。
テントは自分も含めて4張り。隣は高校生だった。単独で甲斐駒からの縦走とのこと。この高校生も素晴らしいけど、送り出した親も素晴らしいな。さぞ心配だろうな。
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テントは自分も含めて4張り。隣は高校生だった。単独で甲斐駒からの縦走とのこと。この高校生も素晴らしいけど、送り出した親も素晴らしいな。さぞ心配だろうな。
テント場から農鳥岳を見上げる。
テント場から農鳥岳を見上げる。
夕飯を作っていると富士山が見えるようになった。
夕飯を作っていると富士山が見えるようになった。
4時半頃、東の空が明るくなってきた。まだ甲府盆地の夜景も見える。
4時半頃、東の空が明るくなってきた。まだ甲府盆地の夜景も見える。
時間が経つにつれ、下の方は雲海に包まれた。
時間が経つにつれ、下の方は雲海に包まれた。
日の出と雲海と富士山。
日の出と雲海と富士山。
今日は富士山が良く見える。
今日は富士山が良く見える。
1時間近く、朝食を食べながら、食後のコーヒーを飲みながら、飽きもせず日の出と景色の変化を眺めていた。
1時間近く、朝食を食べながら、食後のコーヒーを飲みながら、飽きもせず日の出と景色の変化を眺めていた。
テントをたたみ、6時頃、農鳥岳に向かって登り始める。
テントをたたみ、6時頃、農鳥岳に向かって登り始める。
登りの途中で振り返る。農鳥小屋と間ノ岳。
登りの途中で振り返る。農鳥小屋と間ノ岳。
今日は天気がいい!
今日は天気がいい!
景色が良すぎてなかなか歩が進まない。
景色が良すぎてなかなか歩が進まない。
振り返って見る間ノ岳。
振り返って見る間ノ岳。
西農鳥岳登頂。間ノ岳の奥に北岳、さらにずっと奥には八ヶ岳が見える。
西農鳥岳登頂。間ノ岳の奥に北岳、さらにずっと奥には八ヶ岳が見える。
富士山も。
西農鳥岳から農鳥岳を目指す。
西農鳥岳から農鳥岳を目指す。
手も使ってよじ登るようなところもあり。
手も使ってよじ登るようなところもあり。
この稜線は山梨県と静岡県の県境。こちら側は静岡県静岡市葵区。ここは「区」なんですな。
この稜線は山梨県と静岡県の県境。こちら側は静岡県静岡市葵区。ここは「区」なんですな。
所々、落ちたら即死の谷も。
所々、落ちたら即死の谷も。
農鳥岳登頂。農鳥岳が主で西農鳥岳は副、という感じだけど、実は西農鳥岳の方が標高は高い。
農鳥岳登頂。農鳥岳が主で西農鳥岳は副、という感じだけど、実は西農鳥岳の方が標高は高い。
農鳥岳からの富士山。
農鳥岳からの富士山。
農鳥岳からの北岳。あそこに登ってきたんだと思うと満足感が湧いてくる。
農鳥岳からの北岳。あそこに登ってきたんだと思うと満足感が湧いてくる。
農鳥岳を過ぎると、あとはもうひたすら下るだけ。
農鳥岳を過ぎると、あとはもうひたすら下るだけ。
ペイントも多くてルートを見失うことは無い。
ペイントも多くてルートを見失うことは無い。
いろんな山が見えて、あそこも行ってみたい、あそこも行ってみたい、と、行ってみたい山がどんどん増える。
いろんな山が見えて、あそこも行ってみたい、あそこも行ってみたい、と、行ってみたい山がどんどん増える。
もう終わりかとおもうと名残惜しい。
もう終わりかとおもうと名残惜しい。
奈良田方面への下り口の分岐点。
奈良田方面への下り口の分岐点。
富士山の眺めもお別れ。
富士山の眺めもお別れ。
農鳥岳を振り返る。
農鳥岳を振り返る。
降下点から、この谷筋を下っていく。
降下点から、この谷筋を下っていく。
しばらくすると樹林帯の中へ。岩や根が多くて歩きにくい。
しばらくすると樹林帯の中へ。岩や根が多くて歩きにくい。
木の間から富士山。
木の間から富士山。
ひたすら森の中の急坂を下っていく。
ひたすら森の中の急坂を下っていく。
巨大な沢。
丸太橋をいくつか渡る。揺れたり、しなったりして結構怖い。落ちたらタダでは済まないし。
丸太橋をいくつか渡る。揺れたり、しなったりして結構怖い。落ちたらタダでは済まないし。
沢もいくつか越える。水が冷たくて最高に気持ちいい。
沢もいくつか越える。水が冷たくて最高に気持ちいい。
特に見どころもない登山道を延々と下る。
特に見どころもない登山道を延々と下る。
写真ではわかりにくいけど、よくこんなところに登山道をとりつけたなと思うくらい超急な谷。
写真ではわかりにくいけど、よくこんなところに登山道をとりつけたなと思うくらい超急な谷。
これは怖い!いまいち強度を信用できなかったので、橋を渡らず石を伝って沢を越えた。
これは怖い!いまいち強度を信用できなかったので、橋を渡らず石を伝って沢を越えた。
発電所取水口手前のつり橋。
発電所取水口手前のつり橋。
発電所取水口。水が超綺麗。
発電所取水口。水が超綺麗。
下流に行くにしたがってつり橋も立派になっていく。
下流に行くにしたがってつり橋も立派になっていく。
巨大な砂防ダム。
巨大な砂防ダム。
11時頃、登山口に到着。無事下山!!
11時頃、登山口に到着。無事下山!!
あとはひたすら車道を行く。
あとはひたすら車道を行く。
奈良田温泉に到着。町営の入浴施設に行ったら水曜定休!ショック。
奈良田温泉に到着。町営の入浴施設に行ったら水曜定休!ショック。
しょうがないので、日帰り入浴ができる旅館「白根館」へ。入浴は1時からということで、しばらく暇をつぶしてから行く。トロッとしたお湯で、露天風呂もあってなかなかよかった。
13:50のバスに乗り、下部温泉駅に15時頃着。特急を乗り継いで、無事帰宅。
しょうがないので、日帰り入浴ができる旅館「白根館」へ。入浴は1時からということで、しばらく暇をつぶしてから行く。トロッとしたお湯で、露天風呂もあってなかなかよかった。
13:50のバスに乗り、下部温泉駅に15時頃着。特急を乗り継いで、無事帰宅。
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