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Yamareco

記録ID: 2408848
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳の高見石小屋テン泊から本沢温泉へ

2020年06月19日(金) ~ 2020年06月21日(日)
 - 拍手
GPS
52:15
距離
19.1km
登り
1,314m
下り
1,315m

コースタイム

1日目
山行
1:30
休憩
0:30
合計
2:00
13:10
13:40
30
14:10
14:10
0
14:10
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10
14:20
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10
14:30
14:30
30
15:00
15:00
10
2日目
山行
7:20
休憩
2:20
合計
9:40
6:20
50
7:10
7:30
20
7:50
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0
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10
8:00
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30
8:40
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10
8:50
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20
9:10
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10
9:40
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20
10:00
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10:50
10
11:00
11:40
10
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12:30
10
12:40
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40
13:20
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10
13:30
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30
14:40
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10
14:50
14:50
0
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10
15:00
15:00
10
15:10
15:20
40
3日目
山行
1:00
休憩
4:50
合計
5:50
4:30
0
4:30
4:50
0
4:50
9:20
30
9:50
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10
10:00
10:00
20
高見石は滞在中3回登っています。
天候 雨→晴れ(ガス多め)→晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
コース状況/
危険箇所等
初日がずっと雨だった為に道は小川状態で平坦な場所は池になっていました。
翌日には水はかなり引いてドロドロ状態。
ただ、石が多めの道なのでそこまでドロドロにならず。
その他周辺情報 平日の渋御殿湯は営業していましたが、休日の茅野市の日帰り入浴施設はどこも休業していましたので、下山後に入浴したい方は確認したほうがいいかと。
東山魁夷の絵画で有名になった御射鹿池。
千葉の雄蛇ヶ池と読みが似てるけどこちらはみしゃかいけ。
ついとんねるずのフレーズが出てしまう方は同世代かも。
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東山魁夷の絵画で有名になった御射鹿池。
千葉の雄蛇ヶ池と読みが似てるけどこちらはみしゃかいけ。
ついとんねるずのフレーズが出てしまう方は同世代かも。
麦草ヒュッテ先の登山道に入ると雨のため冠水しているところが所々あります。
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麦草ヒュッテ先の登山道に入ると雨のため冠水しているところが所々あります。
中山展望台はアルプスの好展望台ですが、この日は南アルプスが薄っすら見える程度でした。
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中山展望台はアルプスの好展望台ですが、この日は南アルプスが薄っすら見える程度でした。
ガスが抜けてこれから登る天狗岳が見えてきました。
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ガスが抜けてこれから登る天狗岳が見えてきました。
コイワカガミは登山道沿いにたくさん生えていて可愛らしいです。
コイワカガミは登山道沿いにたくさん生えていて可愛らしいです。
中山峠を過ぎて岩場の道に入ると天狗岳が目の前に迫ってきます。
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中山峠を過ぎて岩場の道に入ると天狗岳が目の前に迫ってきます。
天狗岳の稜線を振り返るとガスが沸いてきて少し急ぎ足になる。
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天狗岳の稜線を振り返るとガスが沸いてきて少し急ぎ足になる。
本沢温泉への分岐を降りてすぐに桜が咲いていました。
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本沢温泉への分岐を降りてすぐに桜が咲いていました。
スミレは似ているものがあってわかりにくいけど、これはキバナノコマノツメでしょう。
スミレは似ているものがあってわかりにくいけど、これはキバナノコマノツメでしょう。
八ヶ岳といえば森の大部分が苔の絨毯に覆われていて、間近で観察するとまた違う世界が見えてきそう。
八ヶ岳といえば森の大部分が苔の絨毯に覆われていて、間近で観察するとまた違う世界が見えてきそう。
本沢温泉の野天風呂。
ここに入りたいが為に長いこと自粛生活を我慢してきたのだ!
迫力の硫黄岳を眺めながら硫黄たっぷりの温泉は至福のひと時。
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本沢温泉の野天風呂。
ここに入りたいが為に長いこと自粛生活を我慢してきたのだ!
迫力の硫黄岳を眺めながら硫黄たっぷりの温泉は至福のひと時。
野天風呂近くでルリビタキを発見!
小さいけど頭部の青色が美しいです。
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野天風呂近くでルリビタキを発見!
小さいけど頭部の青色が美しいです。
本沢温泉の周辺ではクリンソウの群生が見られます。
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本沢温泉の周辺ではクリンソウの群生が見られます。
朽ちた木を苔が覆いまた新たな命のサイクルが生まれる森は上手く出来ています。
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朽ちた木を苔が覆いまた新たな命のサイクルが生まれる森は上手く出来ています。
中山峠に向かう木々の間から見えた稲子岳の絶壁を登る人達。
クライミングの世界です。
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中山峠に向かう木々の間から見えた稲子岳の絶壁を登る人達。
クライミングの世界です。
高見石小屋には2羽のホシガラスがおこぼれを貰いに毎日やってきますが、人間の食べ物は栄養あり過ぎるようで丸々としています。
可愛いけど野生の鳥に餌はあげてはいけません!
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高見石小屋には2羽のホシガラスがおこぼれを貰いに毎日やってきますが、人間の食べ物は栄養あり過ぎるようで丸々としています。
可愛いけど野生の鳥に餌はあげてはいけません!
高見石からの朝の白駒池。
ほぼ全て失敗写真の中で何とか見るに堪える写真がこれしかなかった。
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高見石からの朝の白駒池。
ほぼ全て失敗写真の中で何とか見るに堪える写真がこれしかなかった。
高見石小屋名物の揚げパンは全部で4種類ありますが、敢えて定番のきなこではなくココアとチーズにしました。
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高見石小屋名物の揚げパンは全部で4種類ありますが、敢えて定番のきなこではなくココアとチーズにしました。
帰りの麦草峠での青空を見て、また近いうちに写真のリベンジも兼ねて再訪したいと思いました。
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帰りの麦草峠での青空を見て、また近いうちに写真のリベンジも兼ねて再訪したいと思いました。
茅野に戻る途中に立ち寄った乙女滝は滝の上部の目の前まで行けるので、マイナスイオンをこれでもかと浴びれます。
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茅野に戻る途中に立ち寄った乙女滝は滝の上部の目の前まで行けるので、マイナスイオンをこれでもかと浴びれます。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック サブザック ガスコンロ クッカー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ 交換レンズ 三脚 テント エアーマット 寝袋 折り畳みテーブル 折り畳みイス ランタン チェーンスパイク

感想

都道府県移動が可能となった19日、いてもたってもいられず4か月ぶりに登山してきました。
場所は気軽にテン泊が可能な場所が多い八ヶ岳に決めて、天気に恵まれれば数分で360度の好展望台となる高見石小屋のテント場に決めました。
ところが、19日が近づいてくる度に天気予報がコロコロ変わり、直前では完全に雨予報となったために、急遽前日に初日だけは小屋泊に切り替え2泊目をテン泊にして準備しました。
久しぶりのテン泊でついあれもこれも持っていこうと用意し過ぎて70Lザックがいっぱいになり、重さを量ったら飲料なしで17堋兇┐範泊縦走のような重量になってしまいました。
軽量化も考えましたが、小屋までの距離近いしテントで快適ならまぁいいかと勝手に納得して雨が降りしきる中出発しました。
行く時から雨だと結構テンション下がって予定変えちゃったりするのですが、今回ばかりは自粛明けで自然の中で過ごしたいという思いが強かったせいかウキウキ気分でした。
温泉も3か月入っていなくて手に湿疹が出てきたので山に入る前に渋御殿湯で温冷浴をしたらすぐに治って満足して麦草峠に向かいます。
雨の中久しぶりのテン泊用のザックは肩にずっしりと重く、ちょっとの上り坂でも足にきてすぐに立ち止まっては苔むした深い森の空気をすぅーっと吸い込んで、頑張れと自分に言い聞かせます。
予定より少し遅れて到着したら、雨ということで当日の宿泊者は私1人でした。
普段は別料金がかかるのですが、個室を開けてくれて食事の鶏肉も多めにしてくれて明日のために小食な私にしてはかなり食べました。
この日は早めに就寝して翌朝の日の出を期待しましたが、完全にガスに覆われ視界はほとんどなくこれから晴れてくれることを願って出発の準備に取り掛かります。
土曜日はテン泊の問い合わせが数件あったから混むかもという宿の方の提案により、朝テントを張ってから出発することにしました。
ノロノロしてたら予定よりかなり遅れてのスタートとなり、すでに峠の方から人が次々とやってきたので荷物が軽くなった分少しペースを上げて歩きます。
前日の雨により当然道が小川状態で広くなった平坦な場所は池になっていました。石と木が敷かれているのでかなり助かりましたが。
中山の展望台でガスが晴れてきてこれから登る天狗岳の双耳峰が青空と共に見えてきてテンションが一気に上がります。
立札がないと通り過ぎてしまう中山山頂は展望台からすぐ先にあり、少し下ってにゅうの分岐と中山峠の分岐が続きます。
岩場に出ると再びガスが出てきて天狗岳が見え隠れしてじらしてきます。
ガス取れろーと心の中で叫びながら岩をよじ登っていたらルートを外してしまい強引にまた別の場所から降りてルートに戻ります。天狗岳直下の岩場は印がついてないし踏み跡が分かれているので岩場の右側を進むのが正しいようです。
無駄な登り降りをしてしまいましたが山頂はすぐ目の前で思ったよりは近く感じました。
肝心の展望は西天狗はよく見えるものの、それ以外はガスに覆われ遠くも雲が沸いているので大展望とまではいきませんでした。
でもこの日の目標は実は山頂ではなく、ここから下った場所にある本沢温泉の野天風呂でした。ここに入りたいがためにこの日は朝から出発したのです。6時過ぎてたけど…
若干不明瞭な道でしたが問題はなく予定を少し取り戻して本沢温泉に到着です。
受付で記念カードをもらって5分ほど登ったところに野天風呂はあります。
硫黄岳の迫力ある爆裂火口を下から見上げながらの何もない開放的な温泉で、脱衣所はないので女性は湯あみ着か水着着用がいいでしょう。
この日は、少し熱めの適温内でサッと入るにはちょうど良く、独特の匂いも辺りに充満していて、疲れた体には最高の入浴でした。
極楽気分で入っていたのはほんの僅かで、これからまた高見石小屋まで戻らなくてはいけません。
東天狗岳が標高2640mで本沢温泉が2150m、高見石小屋は2300mで行きも帰りも上り下りが待っています。
少し考えてみどり池ルートで中山峠まで行けば再び東天狗岳に登らなくていいから少しは時間短縮出来るかもと思って緩やかな道に足取りも軽く進みます。
しらびそ小屋分岐から少し先までは緩やかな上り下りで楽だなと思っていたら中山峠の直下がかなりの急登で、温泉で洗い流した汗が再び背中を濡らします。
何とか中山峠までくればあとの登りは大したことがないのはわかっていたのでまたペースが上がり結局予定通りにテン場に戻ってきました。
残念ながら名物の揚げパンは終了した直後で仕方なくビールを買って、夕飯の野菜不足とタンパク質不足を補うためラーメンに乾燥野菜と茸を入れてチャーシュー代わりの鶏ささみにうずらの卵を加えてちょっとだけ豪華版のラーメンにして夕暮れを待ちました。
この日のテン泊者は7名で、皆さん気さくな方で夕方にすでに出来上がっている方もいましたが面白かったです。
私は1人黙々と食べて夕焼けがどうなるか気にしていましたが、明らかにガスが出ていてこれは駄目だとテントに戻ったら足がつってしまい、一人テントの中で悶絶しながら就寝しました。
夜9時頃少し星が見えていましたが一部だけだったのでパスし、ウトウトしながら何度も夜空をチェックして次に見えたのは夜中の3時頃でした。
三脚と広角のレンズをセットして撮りますが今一だったので、真っ暗闇の中高見石に登ったら残念でしたーと言わんばかりにガスが出てきてしまいました。
日の出時間もガス気味だったので朝日登ってからでいいやとテントにいたら、どうやらガスの中から日の出とブロッケン現象が見えたようです。
すっかり太陽が昇って遅れて高見石に行くと雲海が広がっていて、深い緑の森と白駒池と共に爽やかな朝を迎えることができました。
テン場で同じだった方ともおしゃべりしたりテントを撤収していたら続々と登山者がやってきて、揚げパンも販売開始となり早速注文してココアとチーズにしました。他は定番のきなこと抹茶があります。
下山後、酷い筋肉痛になった体をほぐそうと日帰り温泉に行ってみたらどこも休業で、事前に帰りの特急の指定席を購入済みで変更も出来ないので仕方なく諦め久しぶりの登山は終わりました。
帰宅翌日、購入して初めての使用だったカメラの画像を取り込んで見ると・・・
9割ほどの画像がボケて変な色調になっておりまともに使える写真は数枚(>_<)
カメラ本体の問題かレンズなのか、なんで最初に撮った時にチェックしなかったか悔やまれます。
まぁ最低限の目標は達成できたしテン泊も面白かったので今回は良しとしましょう。
次はもうちょっと荷物軽くしないとキツイなーと思いつつまたリベンジしに行かなきゃ!

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4/5
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