入野谷山&分杭峠(ゼロ磁場)
- GPS
- 03:47
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 450m
- 下り
- 462m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
笹が刈りはらわれ、マーカーも明確なため、ルートロスの危険性は極小です。 入野谷山まで3Kmくらいですが350Mくらの標高差を登ります。途中、トラーバースや平坦なところもあるので、登りに関してはそこそこ急登ということになります。 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉(入浴)施設としては、信州物味湯産手形の手形入浴(無料入浴)施設として、入野谷、仙流荘がありますが、どちらも営業していません。(シャトルバスの発売所の方に聞きました。) 特に”入野谷”は廃業してしまったそうです。TJA(トランスジャパンアルプス)で重要なチェックポイントとなっていたのに残念なことです。 結果的に、高遠の”さくらの湯”(500円、信州物味湯産手形提示で50円割引の450円になります。)を利用しました。 |
写真
感想
嫁はんが以前から行きたがっていた”分杭峠(ゼロ磁場)”ですが、私はパワースポットとか、スピリチュアルとかにまったく興味がないので放置しておりました。
入野谷山は観光だけではつまらないので、分杭峠から登れる山を検討していて発見しました。まずは入野谷山へ登ってからゼロ磁場巡りというスケジュールです。
分杭峠へはマイカーでは行けず、分杭峠から北へ5KmくらいR152を下った粟沢というところからシャトルバスが出ています。料金は往復で800円ですが、その内300円は協力金との触れ込みです。シャトルバスを利用しなくても、ゼロ磁場(気場)へ入るには300円が必要ということです。
現時点では新型コロナ禍の影響で、マスク着用で最大20名しか入れないように整理券を発行して規制されていました。
当初、入野谷山の登山口へはこのゼロ磁場を通って行くと思っていましたので、規制とは関係なく入らせてもらえると思っていましたが、係の方に制止されてしまいました。「入野谷山へ登りたいのですが…」と申し上げると、「林道を進んでください。」とのことで、手で方向を指し示してくださいました。
林道を進むとすぐに登山口がありました。鹿除けのゲートもあります。このゲート(柵)によって何を保護しているのかが、歩いただけではわかりませんでした。その後、もう一つのゲートを出るようになっていますが、植生に大きな違いがあるとは気が付きませんでした。
登山口の標高が1420Mで入野谷山の山頂が1772Mで標高差は約350Mです。距離は3Km弱ですが、その中でトラバースや平坦な道もかなりあるので、登るところは結構な急登ということになります。(あくまで私たちのレベルでです)
途中で汗除けの鉢巻き(モンベル)が飽和状態になって汗が滴下するようになったので、絞ると汗が滴り落ちました。このくらいの登りでこの発汗ですから、夏の低山は私にとっては灼熱地獄と化します。
登山道は笹が刈りはらわれ、ピンクのマーカーもわかりやすく配置され、道迷いはほぼないと云えると思います。しかし、直登を避けるために九十九折に付けられた登山道が少々鬱陶しくもありました。近所の戸倉山(伊那富士)の登山道でも感じましたから、この辺りの登山道整備の基本方針なのかも知れません。
急登を登り終えると稜線に出ますが、そこには”運命のわかれ道”が待ち受けています。左へ行けば”光テラス”、右へ行くと”入野谷山”です。私たちに光テラスへの寄り道という選択肢はありません。迷わず入野谷山を目指しました。
シャトルバスにがスタートしたのが午前10時、登山開始は10時20分過ぎなので、ゼロ磁場観光?の時間を考えると午後2時くらいには分杭峠まで下りて来たいと思っていました。
入野谷山へはあっけなく到着しましたが、展望はなく休憩に適した空き地もありません。南へはここまでとは打って変わってなだらかなトレイルが続いています。少し先に小高い丘のような地点がありましたので、そこまで笹を踏み分けて行き、倒木に腰掛けて昼食休憩を取りました。
約40分間を山頂付近で過ごしましたが、帰り道で入野谷山の山頂標識を見ると、その上(柱の上の平坦部)に白いものが載っていました。途中の水場で嫁はんが発見した白い小石(たぶん石英)です。いつのまに置いたか全く気づきませんでした。
さて、下りは急ではありますが、よく整備されているお蔭で早く下山することができました。目標の午後2時には楽勝です。
ゼロ磁場はどんなものかと整理券(11番、12番目)をもらって待機していましたが、殊の外、順番が早く回ってきました。坂を約100M下って行くと谷の斜面に木製ベンチが設えてあり、この定員が約20名なのだと気が付きました。
ここが気場と呼ばれるゼロ磁場地点です。何か身体的な変化があるかと嫁はんに聞いてみましたが、「何もない。」との返事です。私は元々懐疑的だったこともあり、何の変化もなくて当たり前なのですが、パワースポットの力を信じている嫁はんにもちょっと肩透かしだったようです。
シャトルバス(800円)でしか来られない場所ですが、料金的には妥当なところなのでしょう。もう少し高く設定すると、来訪者は口コミで減ってしまうのではと、感じました。
チケット販売の方に事前に聞いていたので、日帰り温泉は高遠まで足を延ばして”さくらの湯”(500円、信州物味湯産手形提示で450円)としました。より近くに”入野谷”と”仙流荘”があるのですが、入野谷は廃業、仙流荘は10月まで休業とのことでした。
どちらも温泉ではなく、”風呂”ですが、特に入野谷はTJA(トランスジャパンアルプス)のチェックポイントとして使われていた施設なので、廃業は残念です。
それでは、また。
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