神々しいパノラマ。 蝶ヶ岳
- GPS
- 10:20
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,582m
- 下り
- 1,582m
コースタイム
天候 | 晴れ☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・三股までの林道烏川線は、11/30まで日曜日を除き、8〜10時、10:30〜12:00、13:00〜15:00、15:30〜17:00の時間通行止めです。⇒現在終日通行止めとのことです。 ・駐車場は70台とのことです。トイレあり。無料。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・駐車場から20分ぐらい林道を歩くと登山口があります。ここにもトイレあり。 登山ポストもあります。 ・登り始めてすぐに雪道となりました(10-20cm程度)。踏み固められて滑りやすくなっているところもあるので下りはアイゼンを付けた方が歩きやすいと思います。稜線は殆ど気にならない程度の積雪でした。 ・お守りに持って行ったピッケルは使いませんでした。 ・この季節は一夜にして状況が変わることもあります。十分な装備が必要です。 ・蝶ヶ岳の小屋は11/4までの営業とのことです。 ・三股までの林道は、日曜日以外(土曜も)2時間毎に30分程度しか通行できないので注意してください。⇒ 現在通行止めとのことです。 ・帰り、林道入り口の「ほりでーゆ四季の郷」のお風呂に入りました。500円 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
いまだ興奮冷めやらず。今年も色々登りましたが、今回は特にとっても素敵な景色でした。いつもより少しだけ大きめサイズの写真を載せてます。スライドショーなどで楽しんでいただければ幸いです。
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この週末は、雪化粧の山を見たいと思い、八ヶ岳行きを考えていました。ところが前日になって地図が無いことに気が付きました。(うちにはプリンターもありません。) 「山と高原の地図」を探しに4件ほど本屋を回りましたが、なぜかどこも「八ヶ岳(No.32)」がありません(涙)。この季節、特に八ヶ岳は人気者の様です。きっとこの週末は人が殺到していたに違いありません。
・・・という理由で急遽北アルプス行きになりました。寒いからテン泊は避けて、日帰りで登れる山ということで蝶ヶ岳へ。
前夜、三股の駐車場で仮眠して5:40頃にスタート。歩き始めてすぐに雪が現れ始めます。蝶ヶ岳新道はなかなか視界が開けず、時折常念が見えるものの眺望に乏しい道です。雪は多いところで20cm程度だったと思います。踏まれた雪に時々足が取られるのでアイゼンを着けようか迷いましたが、どうせ稜線には積もってないだろうと我慢してそのまま登りました。朝の光の状態の良いうちに稜線に出たいと焦りますが、なかなかペースが上がりません。結局10:00頃に稜線に到着です。
稜線に立った時の眺めは劇的です、ここまでの鬱憤を晴らすかのような絶景です。槍・穂は真白く冠雪し、雲を突き破って目前に屹立しています。秋の空は何処までも澄み、冴え冴えとした山肌がまばゆく光っています。あわよくば常念周回も考えていましたが、先を急ぐのがバカバカしくなってしまいました。もう、後はこの景色を心行くまで堪能したくて稜線をのんびり時間をかけて散策しました。さすがに空気は冷たいですが、陽射しが暖かく、動いているときは薄手のフリース、停滞しているときには上に雨具を羽織る程度で十分な陽気でした。
槍穂の眺望は陽の回りとともに陰影も刻々と変化し、時間とともに雲が形を変え、いくら見ていても飽きません。眼下には上高地の落葉松の見事な黄葉が見えます。上高地も美しんだろうな・・・。思わず横尾への道を降りたくなりましたが、ぐっと我慢です。
蝶槍の手前では雷鳥にも遭遇しました。もうすっかり冬毛の美しい姿に変わっています。しばらくモデルになってもらった後、蝶槍からの景色も堪能して蝶ヶ岳へと戻りました。午後の日差しで陰影を深く刻んだ山肌の美しいこと。
ぼちぼち帰らねばなりません。蝶ヶ岳の脇で幕営している人たちを見て、激しく嫉妬に駆られました。なんでテントを持ってこなかったんだろう・・。夕日を背景に佇む穂高、月光に照らされる雪山、星降る峰、モルゲンロートの朝。思いは膨らみ、いっぱい忘れ物をした気分です。立ち去り難い気持ちのまま、アイゼンを付け、三股へと下りました。
今年はこれが最後の山行かな?今年も沢山いい山に会いました。
蝶ヶ岳、お疲れさまでした。
スライドショーで写真を堪能させてもらいました。
素晴らしいですね
眺めも最高。
さらに腕も最高。
ありがとうございました。
コメントいただき、ありがとうございます。
とっても良い天気に恵まれて、日帰りなのに素敵な山行となりました 本当にもう一日居たかったです。寒さに負けない装備を揃えて、今度は雪山のテン泊してみたくなりました。
usatakoさん、こんにちは。
雪の北ア、最高ですね。
私は低山で紅葉を追っかけてるというのに、まだまだ高山に登られて、素晴らしい眺めを堪能されているようで、装備も体力も根性もない私からすると、ただただ羨ましいです。
次のレコも楽しみにしています。
いつもありがとうございます。
私も紅葉か雪景色か、だいぶ悩んだのですが、久しぶりに八ヶ岳に行きたくなって・・・。八ヶ岳が(本文の通りの情けない理由で)ダメとなったら、どうしても冠雪の山が見たくなってしまいました。
蝶ヶ岳は北アルプス入門の山と言われるだけあって、楽な山でした・・と言いたいところですが、なめてかかると大概「あれ、思ったよりしんどいなぁ」と言うことになります。今回もそんな山行でした。
papibanさんも4週連続の山行ですね。私もレコ楽しみにしてますよ。
初めましてusatakoさん
どの写真を見てもため息が出そうです
槍&穂高やはり北アルプスの盟主ですね。私の今の実力ではこの時期の景観を見に行くことは到底無理ですが沢山の写真で、感動のおすそ分けをいただきました。
来シーズンの優しい気候の時に是非訪れてみたいものです。 これからも素敵な写真を期待しています。
コメントありがとうございます。
とても嬉しい言葉をいただきました。
蝶ヶ岳は本当に眺望の素敵な山でした。危険な箇所は
ありませんし、のんびり登って蝶ヒュッテに泊まって
夕方と朝の景色も堪能するのも良いかもしれません。
(お気をつけて、)ぜひ行って見てください。
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