月山 花の百名山

2020年07月19日(日) [日帰り]

• GPS: 06:34
• 距離: 12.0km
• 登り: 822m
• 下り: 902m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:50
• 休憩: 0:44
• 合計: 6:34

距離 12.0km 登り 822m 下り 902m

9:07 スタート地点
10:14 牛首下
10:43 10:44 牛首
11:42 12:06 月山
13:08 13:09 牛首
13:33 13:36 金姥
13:49 14:02 姥ヶ岳
14:30 14:32 牛首下
15:41 姥沢口
15:41 ゴール地点

天候

曇りのち快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

姥沢に大駐車場あり。トイレと更衣室もあります。

コース状況／危険箇所等

コース全体、非常に良く整備された登山道です。
登山口から牛首までは木道と石畳の割合が高く、牛首から姥ヶ岳、姥ヶ岳から牛首下も木道か石畳がほとんど。濡れた木道と石畳は滑るので気をつけて歩きました。牛首から頂上までは、登りが始まるとゴロゴロした大きな石が不規則に階段状に連続します。
全体的に土の道が少なく、足への負担が大きいように感じます。牛首下から牛首まで雪渓が100mほどありましたが、今回はアイゼンなしで上れました。

写真

7/19 8:49

手前の駐車場は、ほぼ半分が埋まっています。

7/19 8:52

駐車場から登山口へ。先の方にグループの登山者が見えます。

7/19 8:54

道路脇のガマズミ。赤い甘いおいしい実がなるそうです。たくさんありますよ。何度か霜に当たると甘みが増すそうです。

7/19 8:57

リフトには乗りません。

7/19 8:58

こちらの登山道へ。こちらも多くの登山者がいました。

7/19 9:11

ブナ樹林帯を抜けて、灌木帯に出てきました。

7/19 9:15

山頂は雲の中です。

7/19 9:17

雄宝(おたから)清水。「雄宝香(オタカラコウ)この花の所に銘水有」とあります。

7/19 9:17

これがオタカラコウです。フキの葉っぱに花が咲いているのかと思いました。

7/19 9:17

オタカラコウ、アップ。初めて見ました。

7/19 9:20

リュウキンカ。こちらもきれいな水場付近に群落を作っています。

7/19 9:21

ヘビイチゴ。実になっています。毒はないそうです。

7/19 9:22

山頂も晴れてきましたよ。このあたりから、かわいい花々があちこちに現れ、大幅にスピードダウン。

7/19 9:23

モミジカラマツ。

7/19 9:41

マイヅルソウ。

7/19 9:42

ゴゼンタチバナ。先日、葉山で初めて見た花です。

7/19 9:47

ツボスミレ？。石畳の間から顔を出していました。

7/19 9:48

マイヅルソウ。

7/19 9:50

イワイチョウ。

7/19 9:51

すぐ隣にチングルマ。

7/19 9:51

そのすぐ隣にイワカガミ。

7/19 9:52

アカモノ。

7/19 9:52

空は曇ってしまいました。

7/19 9:55

チングルマの群落がたくさん見られました。

7/19 9:59

ツマトリソウ。

7/19 9:59

ウラジロヨウラク。

7/19 10:00

ニッコウキスゲ。このあたりにも咲くんですね。

7/19 10:01

ウラジロヨウラクのつぼみかと思いましたが、芽の付き方が違います。ハナヒリノキというようです。露が付いてきれいでした。

7/19 10:02

ハクサンチドリ。

7/19 10:02

明るいんですが、雲が下がってきました。

7/19 10:03

チングルマ。すでに実になっているのもありました。

7/19 10:03

イワカガミの実のようです。花芽かと思いました。

7/19 10:03

ヨツバシオガマ。

7/19 10:04

前を見ると雲。

7/19 10:07

本当にきれい。

7/19 10:11

また、新しい花を発見。

7/19 10:11

ベニバナイチゴというそうです。

7/19 10:12

ズダヤクシュ。

7/19 10:13

再びイワイチョウ。

7/19 10:14

ただの草原に見えますが、小さな花が一杯です。ぜひ拡大して見てください。

7/19 10:16

小さな雪渓の上を歩きます。ざくざくして半分凍っています。

7/19 10:18

スキーの練習をしているグループがいました。雪渓の外に足を踏み入れてはいけません。

7/19 10:20

ショウジョウバカマ。鮮やかな色でした。

7/19 10:33

牛首へ。ここはかなり急です。この上に雪渓があります。

7/19 10:41

アイゼンを着けて登ってくる人もいます。その方が安全です。ザクザクの下は凍っています。

7/19 10:43

ハクサンボウフウの小さいやつ？

7/19 10:45

アオノツガザクラ。

7/19 10:45

牛首到着。

7/19 10:45

「リフト下り最終は16:30」とあります。

7/19 10:49

再びベニバナイチゴ。

7/19 10:50

ハクサンボウフウ？。白い小さい花が多く集まっている花がたくさん見つかりますが、同じものなのか違うものなのか区別がつきません。

7/19 10:51

ヤマブキショウマ。

7/19 10:52

タテヤマウツボグサ。

7/19 10:52

再びウラジロヨウラク。

7/19 10:54

イワオトギリ。

7/19 10:56

ガスがかかっているので、視線は自然に花に向きます。

7/19 11:06

マルバシモツケ。

7/19 11:13

ハクサンフウロ。

7/19 11:15

ハクサンフウロとヨツバシオガマ。

7/19 11:17

ウサギギク。

7/19 11:23

ミヤマキンバイ。

7/19 11:23

マルバシモツケのつぼみ。

7/19 11:25

ミヤマキンバイとハクサンフウロ。

7/19 11:30

ハクサンイチゲ。

7/19 11:32

ミヤマウスユキソウ（ヒナウスユキソウ)。

7/19 11:33

ミヤマリンドウ。

7/19 11:36

頂上の花畑に到着。

7/19 11:37

晴れていればもっと色鮮やかなのではと悔やまれます。

7/19 11:37

7/19 11:39

社の上だけちょっとガスが薄くなりました。頂上は賑わっています。

7/19 12:07

ミヤマキンポウゲ。

7/19 12:08

コバイケイソウ。

7/19 12:20

これは名前が分かりません。葉っぱを見るとフキノトウの背が高くなったような感じですが、花芽が小さすぎるような。

7/19 12:21

ヤマガラシというそうです。雨が来そうなので下山しようと歩き始めたときに見つけました。

7/19 12:27

晴れてきました。今山頂にいれば全部見えたのでは？

7/19 12:29

姥ヶ岳に向かう稜線。全部見えてきました。しかし、このすぐ後に雨が降り出し、カッパを着ることに。

7/19 12:58

小雨で収まり、また晴れてきました。

7/19 13:19

牛首を過ぎたあたりから、姥ヶ岳にかけての稜線の花畑は見事というしかありません。

7/19 13:19

天気も良くなりラッキーです。

7/19 13:20

ハクサンイチゲとイワカガミ。

7/19 13:20

ミヤマキンバイ、ハクサンイチゲ、イワカガミ。

7/19 13:20

イワカガミ。

7/19 13:21

アカモノ。

7/19 13:22

ウラジロヨウラク。

7/19 13:24

金姥に近づくとニッコウキスゲが増えてきました。

7/19 13:24

アカミノイヌツゲというようです。

7/19 13:27

ミヤマウスユキソウ（ヒナウスユキソウ)。

7/19 13:29

ハクサンイチゲ。

7/19 13:29

マルバシモツケ。少しピンクがかっています。

7/19 13:30

ミヤマホツツジ。

7/19 13:31

シロバナニガナ。

7/19 13:38

ミヤマリンドウ。

7/19 13:42

大朝日も見えてきました。

7/19 13:42

気持ちよく晴れてきました。

7/19 13:43

やわらかい緑ですね。

7/19 13:46

歩いてきた稜線。月山山頂はやっぱりガスがかかっています。

7/19 13:48

このあたりはニッコウキスゲの大群落です。

7/19 13:48

栄養のいいコバイケイソウ。

7/19 13:49

ここは姥ヶ岳と月山本山の間の大雪原になるところですね。

7/19 13:49

姥ヶ岳山頂に到着です。

7/19 13:50

標高1670m。

7/19 13:56

月山山頂方向。北側から雲がかかってきています。

7/19 13:56

姥ヶ岳の池塘と寒河江ダムの月山湖。そして朝日連峰までくっきりと見えています。こんなに晴れるとは？

7/19 13:57

木道の脇にミヤマリンドウ。

7/19 14:01

ピンクのマルバシモツケ。

7/19 14:01

またまたヨツバシオガマ。

7/19 14:02

そろそろ下山します。

7/19 14:12

本当に新鮮な緑です。また、山頂が晴れましたね。

7/19 14:38

姥沢登山口に向かって降りていきます。4月のときは雪の上を大朝日岳方向を目指して下山したのを思い出します。

7/19 14:38

チングルマともお別れです。

7/19 14:43

木道の間をきれいな水が流れています。

7/19 14:46

山頂から南に続いていく尾根。この先は地図を見ると深い谷になっています。登山道もなく、誰も歩いていないようです。もし歩けたら気持ちよさそうですよね。

7/19 15:18

雄宝清水。水をくんで帰りましたが、車の中でほとんど飲んでしまいました。

7/19 15:18

この景色も見納めです。

7/19 15:31

7/19 15:33

登山口に無事戻ってきました。

撮影機器：

Canon EOS Kiss X70 Canon

感想

yukky3

　梅雨の晴れ間。午前中は曇りでしたが、午後からこんなに天気が良くなるとは思いませんでした。老若男女、多くの登山者が山行を楽しんでいました。そんなに広くはない雪渓の上でスキーをしている人もいました。
　我々は花も景色も楽しめて、「来て良かったね」と何度も口に出してしまいました。月山は「花の百名山」なんですね。特に、今の時期は花で一杯です。
　昨年も、7月の今頃月山に来ましたが、今回新しい花々を見ることができました。雪の降り方、積もり方、融け方、気温など自然条件が違うからでしょう。
　花の名前は図鑑やインターネットの画像や解説を参考に調べましたが、分からないのもありました。間違っているかもしれません。もし気づいたら教えてください。