【有明山〜清水岳〜東餓鬼岳〜中房川】年に1度は北アルプス♪


- GPS
- 12:05
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,964m
- 下り
- 1,909m
コースタイム
- 山行
- 10:39
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 12:02
天候 | ・晴れ後くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
《中房〜有明山》 一般ルート。 とても明瞭です・ 《有明山分岐〜清水岳〜東沢岳》 分岐から清水岳までは少ないながらもマーキング、踏み跡があります。とはいえ一般ルートとは少し雰囲気が違います。 進路は清水岳山頂から北。東の尾根に引き込まれないよう気を付ける。 東餓鬼岳への登りが始まる頃から笹やシラビソが多少煩くなり、大岩を越える辺りからハイマツ漕ぎが始まります。ここから東餓鬼岳までが核心部。 東餓鬼岳から東沢岳の区間はハイマツ・シャクナゲ・シラビソの連続攻撃。 ただし激藪というほどでは無い。 東沢岳が近くなると薄い踏み跡と鉈目がある。 《東沢乗越〜中房温泉》 以前は実線ルートでしたが現在のエリアマップでは破線ルート。 分岐から踏み跡が分かりにくい笹薮が沢方向へと伸びている。 ここで不安になるようなら燕岳方向から下山した方が良い。 沢に降りると少ない赤リボンはあるものの増水でルート消失地点多数。 渡渉地点は5~6回で増水時は通行が厳しい。 高巻き地点も藪で取付きが不明瞭だったりするので左岸山側にある赤リボンを探す。 客観的に見てGPSを駆使しても夜間に中房温泉まで辿り着くことは不可能。 急いでも2時間半。15時過ぎてたら合戦尾根経由の方が安全。 |
写真
感想
『年に一度は北アルプス!』
南アルプスばかり登るようになって、めっきり北アルプスに行く回数が減ってしまいましたが、やはり好きな山域なので年に一度は行くようにしています。
近年の北アルプスは手頃なアルパインルートを含め長距離歩くスタイルを行なって居ますが、今回は「北アルプスに来ても藪漕ぎ!』
ルートは中房温泉〜有明山〜清水岳〜東餓鬼岳〜東沢岳〜東沢乗越〜中房側〜中房温泉で、山と高原地区を見ると、この稜線に一般ルートがあっても不思議では無いと思える稜線。
今回はハイマツ漕ぎ初体験なメンバーもいるので、時間に余裕を持って3時過ぎに中房温泉をスタート。
有明山は初めて登りましたが、ルートは明瞭で鎖場なんかも有り飽きないルート。
山頂にはピカピカの金属製鳥居。展望も北方向に今から歩く稜線。西には常念山脈と好展望。
分岐まで戻り藪尾根に入ります。
このルートの記録を事前に見ていましたが、記録を書いた人の技量や経験が分からなければどの程度の藪なのかの判断も出来ません。幸運な事にこのルートは知人が2人いたので助かりました。DIYさん、sunatomoさんありがとうございました!
清水岳までは難所無しでワクワクが始まらない。
ニッチなピークにある赤テープは見当たらず、清水岳を後にすると段々と藪が濃くなるがまだまだ盛り上がらない。
東餓鬼岳への登り途中にある大岩を巻く地点からハイマツ帯の始まり〜!
せっかく北アルプスまで来たのに退屈な稜線歩きではハイマツ漕ぎを期待していたメンバーに申し訳ないので一安心。
先人の記録通り、程よいハイマツで同行者が楽しく苦しんでいる姿を見ながら至福の時でした。 僕の夏山が来ました!
ハイマツの海を泳いだ先には白砂のオアシスのような東餓鬼岳。 正面に対峙する燕岳ほど人気はありませんが特別感は負けていません!
このピークから東沢岳はハイマツ・シャクナゲ・シラビソと藪の連続攻撃となりましたが、この稜線では絶望感で立ち止るような激藪は無く(私の感想)爽やかなルートでした。
午後になるとガスが濃くなり燕岳に行く気も失せたので、帰路は東沢乗越から沢沿いルートで下山。
このルート、自分が持っている山と高原地図では実線ルートでしたが、現行版の山と高原地図では破線ルートに格下げ!
格下げされるだけあって、ルートは不明瞭極まりなく自分の技量ではGPSを使っても夜間にこのルートを降る事は無理でしょう。
RFに苦労しながらも明るい時間帯に中房温泉に到着。
燕岳登山口であり表銀座のスタートでもある合戦尾根を降りてくる登山者で中房登山口は自分達が山行中に会った方は1名とは思えない賑わいっぷり…
自分が萎えるような激藪にはqwgさん、yamayoさん、ayukaさん以外誘う事は無いと思いますが、過去に僕がone−huntet先生に藪尾根の楽しさを教えてもらった事を今度は僕が誰かに教える事が出来れば…と思い今回は適度な藪を探してこのルートをご案内させてもらいましたがどうだったのかな?
僕自身は下山ルートも含めて楽しませてもらい北アルプスを満喫した1日になりました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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等高線を見る限り余裕だろ!!って思って突撃したこの尾根でしたが、東餓鬼直下はグッハグハで「やっぱきついのか・・・」ってなったのを思い出しました笑
東沢乗越からのルートはそんな感じなんですね。糞ルートいいなぁ笑
同行者さんにはハイマツ藪を喜んでもらえましたか?
sunatomoさん、こんばんは! 記録参考にさせていただきありがとうございました
sunatomoさんのCTの1.5倍くらいを想定していましたが、やっぱりその位になりましたね。
僕の見る目は正確で良かったです
数年前にもこの稜線を歩こうと計画した事はあったのですが、南アを優先していたので後回しになっていましたが、これでスッキリしました。
藪は密藪・激藪は無く順調に進む事が出来たので爽やかに進みましたが、このくらいが丁度いいですね
同行者達は深南部で笹薮を経験している方達なので心が折れる事は無く流石でした!
多分...楽しんでくれたんじゃないかな?(笑)
みんな藪遊び好きなんですね❣️
静岡のラン仲間が藪山愛好家に変化していくのですね🎵
yamayoさん、こんばんは!
身近でRUNから藪に興味を持ち始めた方を見ると僕とyamayoさんが寸又峡に行った時のことを思い出すんですよね。
あの時、先生が誘ってくれて違う山の楽しみを教えてもらった事の恩返しって訳じゃないけど、また違う誰かに教えてあげられたらいいかなって。
とは言っても、やっぱりyamayoさんとまた一緒にハイマツの海を泳ぎたいよ!
kaikaireiさん、ayuka_hさん、そして皆さま、こんばんは(^^)
東沢岳〜東沢ルート分岐の笹薮でお会いしたソロ女です★東餓鬼ルートのことをおたずねさせていただきました!!その節は突然ソロで東餓鬼ルートを下る話をし出した頓狂な私に丁寧にご対応いただきましてありがとうございました(笑)考えます!とお返事して冷静に考えて自分には少々荷が重いルートだと判断し、東沢ルートで下山しました★しかし、東沢ルートもkaikaireiさんがおっしゃるように糞ルート(笑:誉め言葉で)でしたね!!あれを歩きながら一般ルートでこんなんならバリルートないわ〜って思いました(笑)清水岳までは悪くないとの話でしたのでいつか有明山から清水岳はやってみようと思います★(≧▽≦)
地図を見て、とりあえず名前がついている山や尾根は調べずにはいられないタチでして(笑)東餓鬼も例にもれず調べていたものの情報は少なく、まさか当日出くわすとは!と思いましたが、それがkaikaireiさんご一行だったとは(笑)でもとてもナットク(笑)何度かqwgさんとの強烈なコラボを拝見しておりましたので(≧▽≦)b
改めまして、ありがとうございました(#^^#)
chi-sukeさん、こんにちは。
あの日、唯一出会った方が中房から餓鬼岳へ向かう女性という事で大したものだと話していました。
実はですね...何となくchi-sukeさんだと感じていました。
僕にとってqwgさんは最高のパートナーで絶大な信頼を置いている方ですが、山行中はくだらない事しか話していません。僕がまだお会いした事のなかったchi-sukeさんの事も話題になっていたので、背丈・スリーサイズなどもインプットしていました
それに山行の趣向も...
あのルート、過去の激藪に比べれば大したことありませんが、あの時の服装や装備を見てお話させていただきました。
荷物なるべく軽く外付けせず、服装は肌を出さない丈夫なものをおススメします。
展望はありませんが、きっと大満足の山行になると思いますので是非歩いてみてください!
chi-sukeさんのレコとほんのちょっと重なってるなぁと思って、比べてみたらわずか1時間の東沢岳から東沢乗越間ですれ違ってる!
読み進めたらコメントまである。
共通の友達が、偶然山で出会うっていうのは嬉しいもんですなぁ。
ayukaさんは、今回短パンじゃなかったのね
qwgさん、こんばんは! 以前からchi-sukeさんの事は伺っていましたが、丹沢24関係のイベント以外で会うとは思ってもいませんでした。
でも、直感的にこの人は...って感じたんですよね。
でも違ったら変な奴だと思われるので聞きませんでした。丹沢24hの時に東海大学前で女子大生に温泉聞いて逃げられて以来、安易に声をかけずらくなりまして
今回ayukaさんはしっかり履いてましたよ。 前回のアザは刺激的過ぎたので
その代わり、男性陣二人は露出した部分が擦り傷だらけで見るのも痛々しい感じでした。
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