【安全登山講座】古賀志山
- GPS
- 23:51
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 503m
- 下り
- 542m
天候 | 2012/11/10(土) 晴 2012/11/11(日) 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
安全登山講座 ―山で遭難しないために―
※以下記憶で書いているので誤解を含む可能性有※
※誤りがありましたらご指摘頂けますと幸いです※
■山に行く前の準備
<計画書への記載:捜索時にはやく発見されるために>
・天候や時間でコース変更を想定の場合は、想定コースを全部記載する
・下山時に道迷いをしやすいので、下山予定コースはきちんと記載しておく
<装備>
◎装備は行動範囲を広げることができるものである(positiveに)
・道具類:安全環付HMSカラビナ1,Dカン2,ソウスリング120cmx1,~60cmx2
ロープ7~8mmx15m(できればUIAA1/2),ツェルト
・医薬品:滅菌ガーゼ,絆創膏,三角巾,ゴム手袋,鎮痛剤
最近は消毒薬でなく水のほうが良いとされている。テーピングは38mm推奨。
・レスキューシートを防寒に使用するときは内側銀/外側金
■読図訓練
・基本は1/25000を使う。最近はPCで地図DLし任意の縮尺で印刷できる(ex.カシミール)
・沢登などで詳細な地形図が要るときは拡大、山座同定も必要な山行では
通過するコースだけ印刷するのでなく1/50000も携行するとよい。
・山頂やコース分岐から歩き出すときはコンパスを使ってこれから行く方角を確認。
・現在地を同定する方法として高度計はクロスチェックの意味で有効。気圧変化で
値は変動するので、地図上で明確な標高値のある場所でまめに修正する。
・高価なGPSを持っていなくても、携帯(スマホ)の緯度経度測定アプリを使えば
緯度経度の入った地図上でかなりの精度で現在地を同定できる。
・地形図と実際の地形を見比べながら歩き、実感を掴む訓練。尾根や谷の入り方、太さ、傾斜。
■道迷い
・迷ったと感じたら必ず来た道を戻る
・広い尾根、山頂からの歩き出し、九十九折れの曲がり角でミスコースしやすい
・暗闇の中では見える範囲が限られるので、ミスコースの確率が大きく高まる
・林業関係者用の踏み跡(not登山者用)には、コース上に垂直に木の枝が横たえて
ある等で「入るな」サインが示してあることも。コース上にあるものは無心に
跨ぐのでなく、何か意図があるのではと考えながら歩く。
・無制限に行動しないで日没して暗くなるまえにビバーク態勢に入る。
■遭難してうずくまっているとき
・遠目に目立つのは白・銀。金・黄・赤は目立たない。
・倒れている傍の木の高いところにタオル等で目印をつけておくとよい
■運動生理学
・2010年にCPAガイドラインが変わった。「とにかく胸骨圧迫に早期着手・継続」
(「見て聞いて感じて」「気道確保」「人工呼吸」の優先度が大きく下がった)
・最近は多くの山小屋でAEDを備えている
・目標心拍数=(220−年齢)×0.75≒180−年齢
・出発前に必ず脈拍測定(10秒間カウントx6)し体調管理
・水分補給を心がける
■三角巾の使い方
・「たたみ三角巾」で8つ折りの状態で携帯しておくと使用時にすぐ使える。
・帯締めの結び方で結ぶ。結び目の一端を逆に引き結び目を返すと、もう一方を
容易に引き抜くことができる。
・頭部に三角巾を使用する場合。まず患部にガーゼを当て、三角巾の中心を
ガーゼ上でなく若干ずらして当て、患部反対側で交差したのちに患部付近で結ぶ。
中心をずらすことで、患部の上に結び目がくるのを回避する。
・耳たぶの上から巻かない(痛い)
・かなり強めにギュッと結ぶ
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