東赤石山
- GPS
- 18:00
- 距離
- 31.9km
- 登り
- 3,069m
- 下り
- 3,054m
コースタイム
- 山行
- 11:57
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 13:26
- 山行
- 4:34
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:34
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
奈良自宅20:00〜阪奈道路〜大阪外環状線〜阪神高速〜明石大橋〜淡路縦貫自動車道〜鳴門大橋〜徳島自動車道〜藍住IC〜県道〜国道192号他〜道の駅貞光ゆうゆう館(仮眠)〜国道11号〜県道〜翌4:00頃マイントピア別子 24日 10:30(マイントピア別子(入浴・食事・お土産))〜国道11号〜西条市内(コインランドリー・中華屋で夕食)〜19:00アウトドアオアシス石鎚(車中泊) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口〜東平 整備はされているがあまり踏まれていない様子 東平〜銅山峰ヒュッテ 整備されている、マムシに注意 銅山峰ヒュッテ〜前赤石山 整備されている 前赤石山中腹 岩場のトラバース、注意していれば問題ないが、滑落注意 前赤石山〜東赤石山 整備されている |
その他周辺情報 | 道の駅マイントピア別子 食事、入浴、観光設備充実 |
ファイル |
(更新時刻:2020/07/27 14:15)
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
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感想
今年の夏山は四国石鎚山脈縦走
瓶ケ森までの縦走を予定していたけど、24日は大雨になりそうな予報
行けるところまで行くことにした
途中仮眠をしながら、午前4時前後に道の駅マイントピア別子に着いた
奈良からの距離は約300Km、アルプス行くのとそんなに変わらない
最初は車道歩き約40分
登山道に入ると元銅山の営みがそこここに見られた
2時間歩くと大規模な銅山遺跡、東洋のマチュピチュと銘打たれていた
今回は縦走の都合で道の駅に駐車したが、ここまで車で来れるんだな
沢の音を聞きながらの薄曇りの蒸し暑い汗だくの登り
途中、蛇を3回も見た、うち1回はマムシ、もう1回もマムシの幼生だった
予定時間を30分以上遅れてようやく銅山峰ヒュッテに到着
幕営して身軽になり、今日の目標、東赤石山に向かったが---
銅山峰ヒュッテに着いた、夏の低標高のテン泊荷はこたえた。予定より相当遅れている
ここで幕営。ヒュッテの扉は閉まっていて、誰もいないようだ
ここからは新居浜の街が一望、携帯もつながった。
サルの鳴き声が聞こえるし、獣臭がしたところもあったので、念のためテントの中にラジオを鳴らしておき、荷物から解放され、東赤石山へ!
ところが、30分くらい歩いて重大なことに気が付きました。行動食を持ってくるのを忘れた---
いまさら、取りに帰ったら登れないし、そのまま進む---
西赤石山に到着。荷が軽いと調子も上がる
ここから急な下りを設置されたロープを頼りながら下りて行きました、標識には左に行くと東平とある。右側に道を取ると赤茶けた岩ゴロ地帯に入った。岩の中でステップを探しながら進んだ。どのくらい来たのかなとスマホで確認するとなんと道間違いで東平への下山ルートをさらに右に外れて尾根線を歩いていた。
せっかく調子よく来てたと思ったのに、往復で40〜50分のロスタイムになった。
テン場に戻ったら5時を回ってしまうなあ。赤石山荘で何か売ってたら買って食べよう、と考えて進む。
ところが期待の赤石山荘はカギがかかっていました。
結局水分補給だけは十分しながら進む
東赤石山山頂に着くも、GPSは頂上をさしていない--東赤石山は双耳峰なのかな
果たして、そこから数分で三角点に到達した
東赤石山、八巻山、前赤石山と赤茶けた岩峰が続いてる。ここはカンラン岩という地殻のさらに下のマントルが何らかの事情で地表にまで出てきたすごく珍しい地質らしい。岩には鉄やマグネシウムが含まれてて、赤茶色になるそうだ。
このあと、また大失敗に気づく。山頂から縦走路近くまで軽快に下りてきて、道を確かめようとしたら、あっ、スマホがない!思わず血の気が引いて、力の限り元の道を登っていく。落とさないようにストラップをつけていたのに--山頂で自撮りするとき、撮りやすいように首から外してそのままウエストポーチにあたりに差し込んだから落ちたのかな。ならば、山頂かな。とにかく生きた心地がしない。
結局双耳峰の間ぐらいに落ちてたのを見つけました、ホッと一息だけど、約40分ぐらいのロスタイムしかも力を使い果たしてしまった感じ。テン場には6時は確実にこえるなあ、しかも泣きっ面にハチで雨も降りだした。
その後、午後6時40分、少し薄暗くなってから何とかテン場に帰りつきました。
何も食べずに何とかもちました。
隣には2名連れの方が幕営していました。
すぐに水を汲んでカップラーメンとアルファ米を食べて、ワインを飲んですぐ寝ました。ところがこんな無茶をしたので体調が狂い、夜中に下痢になりました。
せっかく新居浜市街地の夜景が素晴らしかったけどそれどころじゃなかった。
ただそのあとぐっすり眠れて朝も体調は何ともありませんでした。
翌朝、隣のテントの方と少し話した、彼らはホントは小屋泊まりがしたくて、ここから連絡先に電話をしたところ、息子さんが出て、高齢のお母さんが小屋に住んでるから、今もいるはずだとのことで呼び続けたらホントに返事があったらしいが、雨漏りするから泊められないということらしかった。
私といえば、結局、大雨の予報なので一旦別子に下って一日様子を見ることにした。早く下りすぎても、道の駅のお風呂が開いてないので、ゆっくりと歩く。鉱山時代には標高1100mのこの山小屋付近に鉄道が走っていたという。また少し下ったところには高層住宅や町があったとのことで、いずれも現場に写真が掲示してあった。
ということは、山小屋に一人住むという高齢女性はこの山に鉄道が通り、映画館があって、病院があって、たくさんの人が住んで栄えていたころから、銅が枯渇し鉱山が終わりを迎え、その後植林事業が始まり、元の山へ戻っていくまでを見つめ続けたんだろうか?
山を下りると雨は本降りになり、稜線はガスに消えて行った。道の駅で入浴、食事を済ませ、銅山の歴史のビデオやパネル展示を見ながら、しばらくにぎやかだったという鉱山街に思いをはせていた。
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