南ア・野呂川出合─両俣小屋から中白根沢ノ頭─北岳
- GPS
- 56:00
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,649m
- 下り
- 1,918m
コースタイム
- 山行
- 2:21
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:31
- 山行
- 4:31
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 5:22
天候 | 雨時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
その他周辺情報 | 金山沢温泉で入浴。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
タオル
テントマット
シェラフ
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共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ツェルト
ポール
テント
|
感想
前週、悪天候のため断念したリヴェンジ...というワケではありませんが、弟子を鍛えにまたしても北岳方面に行って来た。今回は海の日3連休ということもあり、2泊3日の行程。
前週までと違って、南アルプス林道の甲府―広河原間の路線バスが復活したため、南アルプス芦安温泉の市営無料駐車場にクルマを駐め、ここから広河原までバス。初日の日程で一番苦しかったのは、芦安温泉市営臨時第4駐車場からバス停までの上り坂でした(笑)。広河原からは、さらに南アルプス市営バス(旧・芦安村営バス)で野呂川出合へ移動。ここから野呂川沿いの林道を2時間あまり歩く。途中みた「両俣小屋まで43分17秒」の看板...この看板の「17秒」にはどんな意味があるんだろう? 「3こすり半」の「半」みたいなモン?(苦笑) 両俣小屋に15時半頃到着。
弟子が弟子入りして初めてのテント泊。3年前の『フジ・ロック』ン時に一度使って以来、ず〜〜っと(勿体無くて)使わなかった おニュウのテント(ICI石井スポーツのゴアライト)を使う。
2日目は天気予報が見事にハズれ、朝から雨が降ってます…。他の皆さんはさっさと両俣小屋を出払い、テント場に残るのはウチらのテントのみ。雨がやむまで穴グマ作戦を採ったため、小屋を出たのは12時。当初予定していた野呂川越から馬鹿尾根(仙塩尾根)を往き三峰岳、間ノ岳を目指すコースは時間的にムリなので、両俣から直接北岳に登るコースを採る。10年前にもここを歩いたことがあるけど、あの時よりもさらにコース状況が悪化。沢の右岸左岸を行ったり来たり。雨の後で増水してるせいか、石伝いの徒渉もままならない。そのうち、靴が濡れても開き直ってジャブジャブ...。こんなヘンな道に連れてこられ、弟子は不機嫌...(苦笑)。やっとたどり着いた左俣大滝からはもの凄い急登。師匠(私)も弟子もバテバテ...。それでも何とか5時半前に北岳肩ノ小屋に到着。ふだん小食な弟子も食欲旺盛! もの凄い風が吹いてて、今にもテントが飛ばされそう...。そんな状況でも、疲れが勝ってクマいびき...。
3日目は朝6時過ぎにテントを出発。カラ荷で北岳頂上を目指す。カラ荷だと弟子も余裕シャクシャク。6:52、北岳頂上到着。頂上はガスっており、何にも見えない...。テントに戻ってテントを撤収すると、次第に展望が開けてきて、頂上が雲に被われた仙丈ヶ岳や中央アルプス、伊那谷などの展望が開けてきた。草すべりを白根御池に向け下ってると、陽射しが暑い! 広河原発12時のバスに何とか間に合った!
金山沢温泉で山の汗を流した後、富山への家路についた。
(当時の『GRACE UNDER PRESSURE』の記事をほぼ原文のまま編集)
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