【中白根沢ノ頭西尾根〜野呂川右俣〜三峰岳〜間ノ岳〜嶺朋ルート】
- GPS
- 19:04
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 3,234m
- 下り
- 3,254m
コースタイム
- 山行
- 9:14
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 10:04
- 山行
- 8:33
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 8:55
天候 | ・1日目・・・雨のち曇り ・2日目・・・曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◎中白根沢ノ頭西尾根 現在通行止めとなっている両俣小屋へのルートへと進み、中白根沢ノ頭から両俣小屋へと伸びる尾根になります。 今回はガスが深く中白根沢ノ頭から尾根の様子がよく分からなかったので、ほぼ尾根中央を外さず下りました。 sunatomoさんの記録の通り岩場のオアシスが点在していました。 樹林帯に入ると獣道が良い仕事をしている区間は多いものの2500〜2450m圏からなかなか標高を落とせず、部分的にブッシュが濃かったりトラバースを強いられる箇所があります。 ◎野呂川右俣 両俣小屋から単調な河原歩き。 2350m辺りから勾配が急になり、小さな滝が出てきますが簡単に巻く事ができます。 水が切れると多少のハイマツ漕ぎを交えながら砂礫が稜線まで続き三峰岳山頂付近に出ます。 ◎嶺朋ルート 3年前に登りで歩いた事のあるルート。 以前の印象では踏み跡が濃く歩きやすいルートでしたが、今回下った印象は以前とはかなり違い倒木等で不明瞭な箇所が多かったです。 外すと面倒な場所もあるので下りで使う際は注意が必要です。 |
写真
感想
夏のメインイベントとして計画していた2泊3日南アルプス源流めぐりの旅。
ところが台風の影響をモロに受けてしまいコース変更して1泊2日で北岳近辺(ピークは踏まず)の藪尾根と沢をあるいてきました。
◎1日目
芦安からバスに乗って広河原へ。
到着すると雨、、、幸にも小降りだったのでレインを来てスタート。
一般ルートで北岳を目指し歩いていると後方から知人の女性3人組がトレランスタイルで登場!
北岳〜農鳥岳〜大門沢の周回コース計画で稜線は強風でしたが見事に縦走したとの事。あの強風の中流石です。
私達は女性陣に千切られマイペースで北岳手前の両俣小屋分岐を中白根沢ノ頭方向へ進みピークから破線道の沢方向へは降らずに稜線を辿り野呂川へ下降します。
ガスが濃く全然視界が無い中で下降は非常に真剣を使いましたが、ハイマツ帯が高い標高で樹林帯へと変わったので助かりました。
樹林帯に入ると獣道が明瞭で随分楽できましたが、重いザック(19.5kg)での藪尾根下降は全身が疲れました。
野呂川に着地して右俣へ。
単調な河原を歩き2200m付近の草地で幕営。
今回もお楽しみの焚火を囲んでアルコールを飲みながら美味しい焚火飯は重荷を背負って頑張った甲斐があったとつくづく感じました。
◎2日目
3時半に起きると既に友人達が焚き火を起こし朝食の準備をしてくれていた。
私は昨晩のわんぱく丼で胃もたれ気味、、、かと言って問答無用で作ってくれるお料理を食べない訳にもいかないので美味しく頂きました(笑)
朝から腹パンで三峰岳を目指して遡行スタート!
しばらくは緩やかな河原の遡行。
2450m辺りから勾配が急になり小滝が出てきますが特に問題なく進み水が切れた辺りで沢靴からトレランシューズにチェンジ。
ここからはザレと僅かなハイマツ帯を進み、ガスの向こうに僅かに聳え立つ影が三峰岳でした。
軽く岩場を登ると三峰岳山頂より少し東側の登山道と合流。
これで大井川・野呂川から三峰岳に登る事が出来ました。
稜線は前日と同じく深いガス&強風。
全く展望の無い稜線は楽しみが無い。こんな時でも走って楽しめるのがこのメンバー!
北岳山荘まで3000mの強風稜線を刺激的にトレラン。変なテンションで楽しかった〜。
下山路はメンバーの希望で嶺朋ルート。
以前歩いた時より随分と不明瞭になった印象で体力的にも随分と疲れました。
下山するとメンバーが口々に「俺はまだまだだな、、、」なんて言ってましたが、自分的にもデカザックで標準CT比50%台で歩けた反面、登って降りてを2回繰り返しただけでこれだけ疲労してしまった自分に少しガッカリ感はありました。
体力的なものは鍛える必要がありますね。
今回は天候には恵まれない山行になりましたが、訳の分からない藪尾根と、ただただ単調な沢登り、ガッスガスの爆風RUNを愉快で頼れる友人達と最高に楽しい時間を過ごさせてもらい感謝です!
もうそろそろ野呂川辺りの尾根も登り切っちゃいそうですね〜。
そのうち楽で展望のいい山に行って、あの尾根は〜なんてのんびり語る山行しましょうw
そこに反応するとはyamayoさんと同レベルですよ!
野呂川の尾根は残り三本かな。
記録が乏しいエリアなので、まずはsunatomoさんに先行してもらい安全が確認されてから歩かせてもらえれば幸いです(笑)
うん。楽で!展望の良い山行きたいですね。
写真見ながら、ヌレチンに拍手をしてしまい…
下のコメントにきたら………
sunaさん居るじゃんw
しかもyamayoレベルだと言われてしまってるし(爆
いやいや充実の山遊びデスね。
皆さん、料理の腕があがってらっしゃり、
ご飯の美味しそうなこと😁
これじゃ、歩いても 歩いても体重増えちゃいますねw
写真のコメントにまで目を通して頂いてくだらないコメントしてくれる友人がいて嬉しいですよ。
その代償としてフォロワーが減っても何とも思っていませんよ(泣)
山飯に関してはシェフの影響が非常に大きく、彼に出会ってから山のスタイルが全く変わりましたね。
以前は泊まりでもULで可能な限りスピードを上げたかったのですが、今は自分を鍛えれば良い!と割り切る事しています(笑)
それぞれ楽しみ方は違うのですが、重い物(食料・酒)を持って変な場所をヒーヒー言いながら歩いた秘境で食べるご馳走は更に美味しいし、登山そのものがより味わい深いものになっているので今はこのスタイルが楽しくて仕方ありません。
ただ、同じ事を一人でやっても本当に寂しい焚火になるので(経験済み)今度はyamayoさんも爆釣しながらご一緒してください!
とりあえず来週ですね。よろしくお願いします!
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