大峰・大普賢岳〜七曜岳周回
- GPS
- 07:13
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,284m
- 下り
- 1,255m
コースタイム
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 8:14
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に深く険しいです。いくつかしっかりした道標がありますが、ルート確認は慎重に。今回は見通しが良かったですが、ガスってしまうとルートファインディングも難しい印象です。 和佐又山ヒュッテ〜和佐又山のコル 登山口に登山届けのBOX設置されていました。ヒュッテは解体工事中で、看板によるとR2.10.10までとあり。(更地になってしまうんですかね?)コルまでは緩やかに林の中を登っていきます。 和佐又のコル〜日本岳のコル 標高を稼ぐように尾根道を登っていく。窟の辺りは鎖場、ハシゴなどが出てくるが、整備されている。足元は不安定で、湿っている箇所もあるので滑らないよう慎重に。日本岳のコルへは急坂をあがる。風の通りが良いが、天候によっては強風となるので体温を奪われないようにしたい。 日本岳のコル〜大普賢岳 壁のような急峻な道が続く。ハシゴやロープなどしばしば出て来る。桟橋などもある。よく整備されているが、それだけ急峻、壁のようなルートが続く。足元が濡れていると、ハシゴや桟橋は滑りやすいので、注意したい。 大普賢岳〜七曜岳 急登を終えたと思ったら、早速、激下りが始まる。木の根、岩などを使って足場を確保しながら下っていく。水太覗あたりなどは気持ちの良い稜線歩きができる。その後もアップダウンは繰り返される。稚児泊、七つ池付近の苔むした地帯はなかなか気持ちの良いところ。 七曜岳〜無双洞 稜線を外れて尾根伝いに標高を下げて行く。急傾斜なので九十九折に下っていく。木の根があったりして、意外と危険な印象。マーキングはあるが踏み跡も少なく見落としやすい感じ。無双洞へは尾根伝いを沢方面に向かって90度方向を変えていく印象。しっかりとした道標があった。 無双洞〜底無井戸 ガレ場のトラバース歩きという印象で進む。浮石もあり、落石も注意したい。底無井戸へ向かう道は長いクサリ場で垂直に近い壁上り。岩を落としてしまいそうな感じなので、慎重かつ近づきすぎて登らないように注意したいl 底無井戸〜和佐又山ヒュッテ 和佐又山のコルまでは、長い長いトラバース道を歩く。それほど急なところはない。一方で、斜面を横切るため進行方向に対して半身側に力がかかる状態が続く。なかなか疲れると感じる。長い工程の終盤なので、適度に休憩を挟み、滑落などしないように注意したいと感じた。 |
写真
感想
天候、眺望に恵まれ、充実した山行になりました。一方で、静かな参考となりました。七曜岳までは追い抜かれることなく、また、すれ違いもなかったです。このコースへの入山者が少なかったのかも知れませんね。
和佐又〜大普賢岳は二度目となりますが、前回はガスっていてほとんど周りも見えず、今回や逆によく見え過ぎで、高度感を感じられ、少し怖さを感じました。
大普賢岳から先は初めてとなります。苔むした木々や岩場、巨木、豊富な沢の流れ、素晴らしい景色の数々に出会えました。一方で、道の険しさもかなりありますね。
梅雨も明け、いよいよ夏本番。
とはいえ、コロナやら息子の山卒業(中学入学で部活スタート)やらで今年の夏は遠征なし。
暑い中、近畿で行けそうなお山・・・滝か?登山口からそこそこの標高あるところか・・?
ということで大峰が候補に。
2018年10月に子連れで行った以来の大普賢岳。
前回は子連れでは厳しいかな?と七曜岳の周回コースはあきらめたのとお天気が残念だったので、再チャレンジで周回コースを行きたいな・・・・と計画。
それでも「自分たちの体力・技量で行けるかな?」と不安だったので、大普賢岳まで行っての時間・天気・体力で周回するかどうかの最終判断をすることに。
大普賢岳には9時頃に到着できたので軽く休憩して周回決定。
険しい登り・下りや神経を使うトラバースも多く、体力は消耗しましたが、気持ちのいい稜線や森歩きが予想以上に多く、再訪したいルートのひとつとなりました。
今回は和佐又山はパスしたのですが、それでも実際の距離以上にしっかり歩いた感があり、当日から全身筋肉痛になりました。
ほかの方のレコや本「関西の名山ベスト」などで予習していたものの今回の見どころ(水簾の滝、稚児泊など)がはっきりわからなかったのが少し残念。
帰宅後確認すると看板もあったようです。
次回の楽しみとしましょう。
前回は大普賢岳下山後そのまま大台ケ原に移動し、車中泊して翌朝、日の出登山。
でも息子(部活)を家に置いてきているので今年はおとなしく帰宅。
コロナの影響もありますがしばらく泊り山行はおあずけです。
せめて体力を落とさぬよう、いつか行くテント泊に備えておきたいと思います。
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