大天井岳（まさに北ア〜展望・花・雷鳥・熊！）

2020年08月01日(土) [日帰り]

• GPS: 12:22
• 距離: 37.4km
• 登り: 2,208m
• 下り: 2,956m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:04
• 休憩: 1:18
• 合計: 12:22

距離 37.4km 登り 2,222m 下り 2,956m

5:22 中房温泉登山口
5:44 第１ベンチ
5:57 6:02 第２ベンチ
6:20 6:24 第３ベンチ
6:41 富士見ベンチ
7:00 7:12 合戦小屋
7:25 合戦山
7:46 ベンチ
7:54 8:08 燕山荘
8:30 蛙岩
8:42 8:43 大下りの頭
9:37 9:47 小林喜作レリーフ
9:54 9:56 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
10:16 10:17 大天荘
10:26 10:29 大天井岳
10:35 大天荘
11:16 11:27 東天井岳
12:33 常念小屋
12:49 13:02 最終水場
13:29 笠原沢
13:42 13:43 烏帽子沢
14:01 王滝ベンチ
14:31 山ノ神
14:37 一ノ沢登山口
14:48 14:49 常念岳登山者用駐車場
17:44 有明山神社

アクセス

有明山神社駐車場
バス（有明山神社〜中房）1300円　
臨時始発便（日程限定）は有明山神社　4:30発

写真

8/1 4:16

有明山神社BS　始発バス2台　積み残しあり？

8/1 6:17

登っていくと樹林の隙間から展望

8/1 6:25

下界は雲海

8/1 6:37

八ヶ岳、富士も見えます

8/1 7:02

合戦小屋に到着

8/1 7:19

槍ヶ岳の穂先が！

8/1 7:21

ウサギキクとフウロ

8/1 7:26

大天井岳

8/1 7:28

餓鬼岳、針ノ木方面

8/1 7:34

有明山と雲海

8/1 7:34

大天井と槍

8/1 7:40

北燕方面

8/1 7:51

ミヤマキンポウゲの道

8/1 7:52

クルマユリ

8/1 7:53

チドリ

8/1 7:53

ミヤマクワガタ

8/1 7:53

お花畑

8/1 7:56

稜線に到着

8/1 7:59

モニュメント

8/1 8:00

燕岳

8/1 8:00

槍、笠、三俣蓮華〜鷲羽

8/1 8:01

燕岳

8/1 8:01

水晶〜野口五郎〜烏帽子

8/1 8:01

槍ヶ岳　素晴らしい展望

8/1 8:01

振り返ると燕岳

8/1 8:02

安曇野側は雲海

8/1 8:10

素晴らしすぎる。

8/1 8:14

コマクサ

8/1 8:15

雷鳥

8/1 8:15

雷鳥の子

8/1 8:15

雷鳥の親子

8/1 8:19

槍をみながら歩く

8/1 8:23

振り返ってもすばらしい

8/1 8:30

蛙岩

8/1 8:31

大天井〜槍

8/1 8:36

安曇野側からガス

8/1 8:36

槍

8/1 8:39

大天井

8/1 8:41

タカネヤハズハハコ

8/1 8:42

素晴らしい！

8/1 8:43

裏銀座

8/1 8:52

ニッコウキスゲ

8/1 8:52

大天井。なかなかの登り返し

8/1 8:54

鷲羽

8/1 8:56

チシマギキョウ

8/1 8:57

振り返って

8/1 8:57

三俣蓮華〜鷲羽〜水晶

8/1 9:01

もう、トリカブト、ダケブキ

8/1 9:02

フウロ

8/1 9:08

シナノキンバイ

8/1 9:08

シナノキンバイ

8/1 9:10

コマクサ

8/1 9:10

裏銀座にもガスが

8/1 9:12

ガスがやばい！

8/1 9:17

花崗岩が美しい

8/1 9:18

大天井の登り　右に槍

8/1 9:24

イワツメクサ

8/1 9:25

ミヤマコゴメグサ

8/1 9:36

青と緑が美しい

8/1 9:36

喜作レリーフ　クサリとハシゴ

8/1 9:38

喜作レリーフ

8/1 9:49

チシマギキョウ

8/1 9:49

ミヤマダイコンソウ

8/1 9:51

ガスが優勢

8/1 9:52

分岐　最後の青空になった

8/1 10:07

お花畑

8/1 10:08

ミネズオウ

8/1 10:08

アオノツガザクラ　ミネズオウ

8/1 10:09

ツガザクラ

8/1 10:14

ヨツバシオガマ

8/1 10:20

イワカガミ

8/1 10:20

大天荘

8/1 10:20

タカネヤハズハハコ　チングルマ

8/1 10:20

チングルマ

8/1 10:24

梓川

8/1 10:26

槍は完全にガスのなか

8/1 10:27

大天井岳に到着

8/1 10:29

東大天井岳〜横通岳方面

8/1 10:29

梓川

8/1 10:36

大天荘

8/1 10:36

ミヤマキンバイ

8/1 10:39

タカネツメクサ

8/1 10:41

振り返って大天井岳

8/1 10:46

ガスがやばいよ

8/1 10:48

ミヤマキンバイ　右奥に涸沢

8/1 10:53

東大天井岳が見えてきた

8/1 11:00

シャクナゲ

8/1 11:06

セリ科。ミヤマシシウド？　

8/1 11:11

雪田が残る

8/1 11:34

ハクサンイチゲ　まだ見られた！

8/1 11:34

ハクサンイチゲ

8/1 11:35

シナノキンバイ

8/1 11:40

熊　1匹目

8/1 11:48

熊　2匹目

8/1 12:23

槍方面はガスのなか

8/1 12:23

ハクサンオミナエシのつぼみ

8/1 12:24

涸沢

8/1 12:32

常念乗越　完全にガス

8/1 12:39

トモエシオガマ

8/1 12:39

カニコウモリ

8/1 12:59

最終水場　うまい！

8/1 13:03

沢の中を下る

8/1 13:05

ハクサンオミナエシ　多数

8/1 13:07

オトギリ

8/1 13:09

シモツケ

8/1 13:09

トウウチソウ？　アザミ

8/1 13:10

センジュガンピ

8/1 13:11

シモツケ、ギボウシ

8/1 14:10

イチヤクソウ

8/1 14:17

川の流れ

8/1 14:29

登山道が川

8/1 14:29

山の神

8/1 14:38

登山口に到着

8/1 17:43

有明山神社に戻る　右がバス停

8/1 16:49

入浴　市外者700円　レストラン併設

撮影機器：

PENTAX Q-S1 PENTAX

SOV32 Sony

感想

satfour

■大天井岳へ
大天井岳が未踏です。登山口からは遠く、中房or一ノ沢からピストンするにしてもそれなりに大変です。このため、バスで中房から入り、大天井岳を通過、一ノ沢に下って戻るというルートを考えました。
当初は、穂高駅に車をとめて、バスに乗って中房に行き、山歩きをスタート、下山は一ノ沢からまっすぐ下って穂高駅に戻るというプランでした。しかし、日程限定で、有明山神社4:30発・中房5:09着という臨時便があることがわかり、これを利用することとします。結果的に、穂高駅発の便よりも登山口に1時間早着することができ、稜線での展望をその分、満喫することができました。
なお、バスは2台、21人乗車（補助席利用不可）とのことで、約40人しか乗れません。たぶん、ぎりぎりの時間に到着した方は乗れなかったかもしれません。

■展望
燕山荘、三度目ですが、ここからの展望のすばらしさは言うまでもありません。燕岳に行きたいところですが、本日は長丁場なのでカットします。
大天井岳への道。槍ヶ岳や裏銀座の山々を見ながら進みます。アップダウンもそれほどでもなく、快適な道です。ただ、大天井への登り返し、トラバース気味に登るところだけは、きつかったです。そして、このあたりから、次第にガスに包まれていきます。

■花
お花の種類も多くみられました。チングルマ、シナノキンバイなど、終盤のものもありますが、トリカブトも咲き始めるなど、幅広く見ることができたのではないかと思います。（ベストの時期はもう1〜2週間早くでしょうか）

■雷鳥
燕山荘から下っていく途中で、雷鳥の親子に出会えました。子どもは1羽。

■熊
東大天井岳から横通岳に向かう途中で熊が2匹。100m以上距離が離れているので恐怖感はありませんが、3年前も横通り岳の直下に熊がいた（50〜100m）ので、同じ個体かもしれません。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1217278.html

■下山
下山路ですが、ところどころにお花があります。ハクサンオミナエシは見頃、シモツケやセンジュガンピなどです。
ただし、最終水場から下の区間、登山道が川になっているところが多く、シューズが水没状態でぐじゃぐじゃ。さらに岩がゴロゴロしたとこで、あちこちぶつけて痛くなりました。

■ロード
一ノ沢登山口から有明山神社まで、15kmありました。全部歩きなので3時間もかかってしまいました。
水で濡れたシューズは走りにくく、なんか痛い。それに、前日ほぼ寝てないため眠いし、標高を下げてくると暑いし、ということで全部歩きとなったわけです。ほんとうに疲れました。

■下山後
下山後の温泉は、しゃくなげの湯。市外者700円。食堂もあり、ここで夕食をとりました。
とてつもなく疲れましたが、北アらしい展望と花がみられたのは良かったです。
改善点があるとすれば、中房に車をとめてスタート、穂高駅まで走って、バスの採取便で中房に戻るというほうが、より早朝に登れて、ロードも楽なのでそのほうがよかったかもしれません（中房に車を駐められるか否かが重要ですが）。

コメント

cyberdoc

久々の晴れの週末
皆さんどこかへ出撃されてるのだろうな〜と思ってましたが
やっぱり北アルプス いいな〜
でこのコースを日帰りとは クマさんもびっくりでは
確かに日帰りならコロナも密も怖くないですが・・
素晴らしい景色、今年は見られそうもありません・・(笑)

satfour

Re: 久々の晴れの週末
cyberdocさん、こんばんは。

久しぶりの青空。気持ちよいですね。
小屋泊・テント場は予約制ですから、日帰りしかありません。
翌日も好天だったので、少し残念です。

このルートですが、一ノ沢駐車場〜有明山神社を自転車で移動
すれば、それほどのものではないと思います。
cyberdocさん、いかがですか？

hirok

こんなバスが
satfourさん、こんばんは

有明山神社を4:30に出発するバスがあるとは初めて知りました。
これだと中房温泉着が早くていいですね。
その甲斐あって、早い時間に稜線にたどり着けて、
雄大な展望が見られたのは良かったですね。
合戦尾根の途中から槍の穂先が見られるのは感動です。

この周回ルートはタフですね。
歩行時間が11時間超えは、過去にもあまりないのでは。

確かに中房温泉に車を停められるといいのですが、
ほぼ前夜泊の車で埋まってしまうのではないでしょうか。

satfour

Re: こんなバスが
hirokさん、こんばんは。
これほど長い時間行動したのは、ないと思います。
野辺山ウルトラ以来かもしれません。

4:30の便は、日付限定で運行されるようです。
午後２時に有明山神社に到着した時点で、
交通整理員の方から「中房が満車」ということで、
有明山神社の駐車場を案内していましたので、
中房の駐車場の競争はかなり厳しいのだと思います。

このルートですが、そもそも、hirokさんの
「中房〜燕〜餓鬼〜白沢（自転車で山のタコ平まで戻る）」
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-914026.html
のレコを参考にしたものです。
hirokさんの餓鬼岳の方も、いづれ行きたい、と考えています。

youtaro

夏山満喫
satfourさん、こんにちは。

北アはこんなによい天気だったのですね。
富士山まで見えるとは、さらにお花もたくさんで
夏のアルプスを満喫ですね。
後半はガスが出てきた方が逆に少し楽になって
よかったのではないでしょうか。
しかし、とてつもない疲れのコメント、やはり
この時期のロード15キロは厳しいですね。。

4:30の便、私も知りませんでした。
中房の駐車場、最近は以前よりさらに混んでいるの
でしょうか。2時前後の到着で不安なほど混んでいた
ことは経験ありません。
山域が違いいますが、新穂高温泉の駐車場は
0時を過ぎるとダメ。。でより厳しい印象があります。

satfour

Re: 夏山満喫
youtaro さん、こんばんは。

本当に、久しぶりの青空だったような気がします。
さすが、北ア、というくらい、展望もお花もよかったです。
梅雨明けのタイミング良く、行けたということに感謝です。

確かに、新穂高の駐車場の方が厳しいイメージがあります。
日付かわったら、絶望的ですよね。
この日は、天気が良かったので、通常よりは人が多かったと思います。
有明山神社の駐車場も、全国各地からの車でした。

4:30のバスですが、たぶん、今年からではないでしょうか。
２台ということでしたので、積み残しがあったようです。
４時過ぎに並んで（20人め）よかったと、ほっとしています。