乗鞍岳(+三本滝から牛留池)
- GPS
- 10:25
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 821m
- 下り
- 1,115m
コースタイム
- 山行
- 2:07
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 2:35
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 3:11
- 合計
- 10:01
天候 | 5日:曇、6日:晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り)宝徳雷神→三本滝、休暇村→新島々駅(アルピコ交通バス)、⇒JR松本駅(アルピコ交通・上高地線) |
コース状況/ 危険箇所等 |
剣ヶ峰口からのザレ場、肩の小屋から宝徳雷神バス停間のガレ場はあるが、全体に危険箇所のない道と言える |
その他周辺情報 | 終点の休暇村に日帰り温泉(15時まで) |
写真
感想
梅雨明け夏本番となったが、コロナ禍で登山制限される中、行けるところはどこかと考え、北アルプスで未登の3000m峰百名山の乗鞍岳に行くことにした。続けて乗鞍高原も回る計画だ。
1日目、電車、バスを乗り継いでスタート点の肩の小屋口に。コロナ禍で道中も随分空いている。この後の様子も人気の観光シーズンとは思えない閑散ぶりでおかげで静かな山歩きが楽しめることになった。
さて、肩の小屋口から肩の小屋へ向かう。登山道周りはチングルマなどのお花畑が豊かで気分を和ませるが、途中で頭が痛くなる。この春からろくに歩いていないのに、いきなり2600m超から歩きだしたとあって高山病の気が出たようだ。
肩の小屋へのに着くとパラパラと雨が降ってきたこともあって、この日の剣ヶ峰登頂は諦め、直接畳平に向かう。
畳平では魔王岳に登り、周辺の花々を眺めて1日目を終えた。シーズン終わりで何とかコマクサとクロユリが見られたのはラッキーだった。
宿は白雲荘、夕食に贅沢なすき焼きが付いて、でもお風呂は熱すぎて大変だった。
2日目未明、満月の下、ご来光を見に大黒岳に登る。地平線付近の雲の上から太陽が顔を見せ、久しぶりのご来光に顔がほころぶ。
宿に戻って、朝食後に富士見岳経由で剣ヶ峰に向かう。
天気は上々、多少遠くは霞んでいるが十分に展望を楽しむ山歩きになった。槍・穂高や笠ヶ岳など北アルプスが見えるのは嬉しい。
肩の小屋から剣ヶ峰への登り、しかし身体が重く、ハーハーと息が上がる。乗鞍だと甘く見ていたが、3000mは伊達ではないということか。心肺機能の低下を痛感する。
一方、乗鞍連山や北アルプス、御嶽山など山頂からの展望は殊のほか素晴らしい。しかし、風が強くあまり長居はできない、しばらく展望を楽しんだあと、肩の小屋から、行きと同じ肩の小屋口まで下っていった。
肩の小屋口で一服したあと、乗鞍高原に向かう。バス時間の関係から宝徳雷神バス停まで歩いて(この間は沢沿いの道でお花畑が連続する)から三本滝レストハウスまでバスに乗った。
乗鞍高原散策は三本滝から始まる。この滝には度肝を抜かれる思いだ。単独でも見栄え十分の個性が3つ揃っている。今まで見てきた滝の中ではピカイチの存在だと思う。
このあと、三本滝レストハウスに戻ってコメツガやシラビソなどの原生林の森を歩く。道はフカフカの絨毯の上を歩いているようで、とても気持ちが良い。
散策最後は休暇村近くの景勝地の牛留池。ここで遠くの乗鞍岳を眺めてから休暇村に行く。そこで温泉に浸かり一連の山行を終えた。
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