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Yamareco

記録ID: 248169
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

【ウトウノ頭-酉谷山-天目山】 意外とあっさり風味

2012年11月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:23
距離
21.0km
登り
1,865m
下り
1,277m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

#電池切れでGPSログが終わりの方取れていません

6:32東日原P-6:56一石山神社-7:58ミズナラの巨樹8:08-8:33金袋山-8:55篶坂ノ丸-9:30ウトウノ頭9:48-10:08トロッコ合流部-10:23トロッコ終点-10:30長沢背稜合流部-10:41タワ尾根ノ頭-10:48長沢背稜合流部-11:44酉谷山11:54-12:04酉谷避難小屋12:55-13:33七跳尾根分岐-13:58ハナド岩14:07-14:28天目山14:32-14:43一杯水避難小屋(一杯水まで往復5分)15:06-ヨコスズ尾根-16:25東日原P
天候 午前中は快晴、午後は雲が出てきました 
風は無風から弱風
気温:日原出発時1℃、ウトウの頭-1℃、酉谷避難小屋6℃、
   一杯水避難小屋0℃、日原帰着時7℃
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●東日原無料駐車場とトイレ
 約20台の駐車スペースに先客数台
 トイレのあるバス停までは徒歩1分
 バス停の「観光トイレ」は今回初めて使いましたが、きれいで快適。
 水洗はもちちろんだが、なんと便座が温かい!感動!
 至福のトイレタイムをあなたにお約束。ここは定番にします。
 「観光トイレ」は鍾乳洞方面に10分ほど歩いたところにもあります
 同じグレードかはわかりませんがここが混んでて切羽つまってる方は
 こちらへどうぞ。
コース状況/
危険箇所等
●タワ尾根
一石山までは九十九折れの急登、ここから篶坂ノ丸(すずさかのまる)まではなだらかな尾根歩き。
葉が落ちたこの時期は樹間から右手に七跳山、天目山などの長沢背稜の山々、左手に鷹巣から雲取山までの石尾根、天祖山、そして富士山がちらちら見えます。
明るく開放的な尾根歩き。落ち葉でルートが隠され、テープ類もまばらでルートは何度もロスしましたがかまわず尾根伝いに歩けば無問題。
ただし間違えて支尾根に迷い込まないこと。方角だけは確認しましょう。
迷って地図やGPSを確認することはありませんでした。
ウトウノ頭の手前の急登をちょっと登ると全く展望のない薄暗いウトウノ頭にあっけなく着きます。
ウトウノ頭からそれなりに下って登り返すピークの頭には、よくレコで注意が喚起されている岩稜がありますが、左に捲いて降るルートが明瞭にありますので注意してればそのまま岩稜を直進することはないと思います。
裏へ回るとこの岩稜からの下りは確かにやばそうでした。
ここ以外は基本尾根を外さなければ道がわからなくても大したルーファイは要りません。
岩稜ピークを過ぎてちょっと登ると左手の孫惣谷から上がってくるトロッコ線と合流します。500mほどトロッコ線と帯同しながら進み、トロッコ終点から数分であっけなく長沢背稜に合流します。
いろんなレコを拝見させていただきウトウノ頭からが核心のようなイメージでしたが、思ったよりも素直なルートというのが私の印象です。
ただルートが不明瞭なところはいくつもありますしテープ類も少ないので気象条件によっては難儀するかもしれません。

●長沢背稜とヨコスズ尾根は省略

●水場
一石山神社はしっかり出ています
酉谷避難小屋はかなり細いです。コップ一杯汲むのに数秒要します。
一杯水も細めです。酉谷避難小屋よりは出ていましたが。

●下山後の温泉 まきばの湯
連休最終日なのでもえぎの湯は論外、のめこいは遠いし、瀬音の湯も梅の湯も激混みだろうと、それなりに混んでてもゆっくりできる日高市のまきばの湯へ。
圏央道使えば青梅から30分です。
ここは普段から仕事帰りに寄ったりする行きつけ。
割安の18時以降のナイト料金でも1000円というのは妥当とみるか高いと感じるか意見の分かれるところ。料金が幸いしてかゲロ混みにならないのがいい。
泉質はいわゆるモール系でナトリウム−塩化物泉pH8.1やや褐色がかった肌あたりのいいお湯です。
源泉かけ流しの浴槽は内湯と外湯にひとつずつ。他にサウナや広い露天、壺風呂、流水浴など。特筆すべきは別料金1000円の石の湯という小石を敷き詰めた岩盤浴風のサウナ。これがめちゃくちゃ気持ちいい。
館内施設は充実してるので平気で半日つぶせます。
館内レストランで経営母体のサイボクハムの売りであるスーパーゴールデンポークも食べられます。
おなじみの東日原駐車場
この時間にしては多いほうだけど
連休最終日にしては少なめかな?
おなじみの東日原駐車場
この時間にしては多いほうだけど
連休最終日にしては少なめかな?
すっかり気に入った
バス停観光トイレ(右側)
星3つです
すっかり気に入った
バス停観光トイレ(右側)
星3つです
稲村岩の背後に陽がさしてきました
稲村岩を見るたびに世紀の駄作「稲村ジェーン」を思い出す私
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稲村岩の背後に陽がさしてきました
稲村岩を見るたびに世紀の駄作「稲村ジェーン」を思い出す私
一石山神社に到着
一石山神社に到着
御神水を1L汲ませていただきました
御神水を1L汲ませていただきました
目を惹く梵天岩
一石神社と燕岩
神社左手が登山口
神社左手が登山口
立派な落石防止柵が神社を守ります
向こうに見える燕岩は落石の巣
立派な落石防止柵が神社を守ります
向こうに見える燕岩は落石の巣
序盤は結構な急登です
2
序盤は結構な急登です
中央のガレ沢を小石が転がっていきました
1
中央のガレ沢を小石が転がっていきました
山と高原地図では破線ですが岩を削った階段があったりとしっかり整備されています
1
山と高原地図では破線ですが岩を削った階段があったりとしっかり整備されています
名残の紅葉
一石山山頂手前は岩がゴロゴロ
一石山山頂手前は岩がゴロゴロ
一石山に出るとあとはなだらかな尾根歩き
一石山に出るとあとはなだらかな尾根歩き
左針葉樹、右広葉樹の中央を進みます
1
左針葉樹、右広葉樹の中央を進みます
ミズナラの巨樹
紅葉の時期に来たかったですね
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ミズナラの巨樹
紅葉の時期に来たかったですね
神々しい雰囲気があたりを包みます
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神々しい雰囲気があたりを包みます
巨樹から人形山のルートは不明
おかまいなく尾根を進みました
巨樹から人形山のルートは不明
おかまいなく尾根を進みました
こんな感じの尾根を進みます
ルートは落ち葉で見えません
こんな感じの尾根を進みます
ルートは落ち葉で見えません
左手に鷹巣山
順調に篶坂ノ丸に到着
金袋山は他に気をとられて気づかないまま通過
1
順調に篶坂ノ丸に到着
金袋山は他に気をとられて気づかないまま通過
山頂標その1
山頂標その2
山頂標その3
尾根を進むと前方にピークが
もしやあれがウトウの頭?
実際はその向こうでした
尾根を進むと前方にピークが
もしやあれがウトウの頭?
実際はその向こうでした
倒木にカタツムリの群れが!
と思って近づくとキノコでした
2
倒木にカタツムリの群れが!
と思って近づくとキノコでした
空が青い
右手に今日歩く予定の長沢背稜の稜線が
七跳山(たぶん)
右手に今日歩く予定の長沢背稜の稜線が
七跳山(たぶん)
天目山(三ツドッケ)も
ドッケ(突起)3つあるのがわかります
2
天目山(三ツドッケ)も
ドッケ(突起)3つあるのがわかります
尾根の雰囲気が荒々しくなってくると
尾根の雰囲気が荒々しくなってくると
ウトウノ頭にあっさり到着
ネットでよく目にする有名な2つの山頂標は
こうやって縦に並んでたんですね
上が陶器製、下が木版
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ウトウノ頭にあっさり到着
ネットでよく目にする有名な2つの山頂標は
こうやって縦に並んでたんですね
上が陶器製、下が木版
ウトウノ頭はこんな雰囲気
そんないいとこじゃありませんが
念願の場所だったので陽が射さず寒い中
無理やり休憩しました
ウトウノ頭はこんな雰囲気
そんないいとこじゃありませんが
念願の場所だったので陽が射さず寒い中
無理やり休憩しました
ウトウノ頭前後はこんな風にちょっと険しい感じです
ウトウノ頭前後はこんな風にちょっと険しい感じです
左手に天祖山がちらちら見えます
山腹が採石でえぐられて痛々しい
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左手に天祖山がちらちら見えます
山腹が採石でえぐられて痛々しい
やはり左手にちらちら見える雲取山
2
やはり左手にちらちら見える雲取山
日陰にはうっすらと雪が残ってました
2日前の雨の時に降ったのか?
奥多摩も雪の季節なんすね
日陰にはうっすらと雪が残ってました
2日前の雨の時に降ったのか?
奥多摩も雪の季節なんすね
また穏やかな尾根道になると
うわさのトロッコ線が
また穏やかな尾根道になると
うわさのトロッコ線が
しばらくトロッコ線脇を歩きます
しばらくトロッコ線脇を歩きます
トロッコは全長1780mらしい
トロッコは全長1780mらしい
トロッコ終点
始点も見てみたい
トロッコ終点
始点も見てみたい
終点から明瞭なルートをちょっと進むと
終点から明瞭なルートをちょっと進むと
あっけなく長沢背稜主線に合流
あっけなく長沢背稜主線に合流
しかしタワ尾根を歩いてきたからには
やはり頭を獲らねば
ということでタワ尾根ノ頭(滝谷ノ頭)へ向かいます
しかしタワ尾根を歩いてきたからには
やはり頭を獲らねば
ということでタワ尾根ノ頭(滝谷ノ頭)へ向かいます
このあたりのはずですが
頭がどこかわかりません
標識の類いっさいなし
このあたりのはずですが
頭がどこかわかりません
標識の類いっさいなし
GPSで確認すると
どうやらこれが頭のようです
ちょっと行きすぎました
GPSで確認すると
どうやらこれが頭のようです
ちょっと行きすぎました
頭からの景色
遠く北方に冠雪した山々が
谷川岳方面と思われますが
山座同定できません
1
頭からの景色
遠く北方に冠雪した山々が
谷川岳方面と思われますが
山座同定できません
そして富士
タワ尾根からはずっとちらちら見えてましたが
やっと木に邪魔されずに撮影できました
3
そして富士
タワ尾根からはずっとちらちら見えてましたが
やっと木に邪魔されずに撮影できました
これから向かう長沢背稜の山々も
左端が酉谷山か?
これから向かう長沢背稜の山々も
左端が酉谷山か?
長沢背稜主線に戻り酉谷山を目指します
長沢背稜主線に戻り酉谷山を目指します
ルートは稜線から南側に少し下ったところについてますので展望がいまいち
ルートからはずれてここから稜線上へ出ます
ルートは稜線から南側に少し下ったところについてますので展望がいまいち
ルートからはずれてここから稜線上へ出ます
稜線からの景色
中央両神山をはさんで左に北ア、右に浅間山
3
稜線からの景色
中央両神山をはさんで左に北ア、右に浅間山
この「山」と彫られた石柱標をいくつもみかけました
「境界見出標」とあったので県境の印ですかね
この「山」と彫られた石柱標をいくつもみかけました
「境界見出標」とあったので県境の印ですかね
行福のタオから酉谷山への登り
あれがピークかと騙されること2回
行福のタオから酉谷山への登り
あれがピークかと騙されること2回
やっと酉谷山山頂へ
1
やっと酉谷山山頂へ
山頂からは好展望が
大岳山、御前山方面
2
山頂からは好展望が
大岳山、御前山方面
富士山も
鷹巣山と石尾根の手前に
今日登ってきたタワ尾根
中央やや左がウトウノ頭で
その右側の尖った小ピークが左を捲いて降りる岩稜ピークです
1
鷹巣山と石尾根の手前に
今日登ってきたタワ尾根
中央やや左がウトウノ頭で
その右側の尖った小ピークが左を捲いて降りる岩稜ピークです
樹間越しに秩父の街も見えます
樹間越しに秩父の街も見えます
山頂から10分で避難小屋着
長沢背稜主線から10mぐらい降りたところにあります
山頂から10分で避難小屋着
長沢背稜主線から10mぐらい降りたところにあります
避難小屋の水場
めちゃくちゃ細いです
ぱっと見涸れているかと思いました
1
避難小屋の水場
めちゃくちゃ細いです
ぱっと見涸れているかと思いました
陽が射してぽかぽかと暖かい
避難小屋内部
陽が射してぽかぽかと暖かい
避難小屋内部
避難小屋からは南側の展望がばっちり
富士も見える
避難小屋からは南側の展望がばっちり
富士も見える
タワ尾根も石尾根も見える
中央にウトウノ頭、右端にタワ尾根ノ頭
タワ尾根も石尾根も見える
中央にウトウノ頭、右端にタワ尾根ノ頭
小屋の裏に陽だまりを発見
ここでランチに
あとでトイレの前と気づく
写真右がトイレ
ここのトイレもきれいでした
小屋の裏に陽だまりを発見
ここでランチに
あとでトイレの前と気づく
写真右がトイレ
ここのトイレもきれいでした
長沢背稜を進みます
長沢背稜を進みます
進みます
進みます
七跳尾根分岐まで来ました
今年3月はここで撤退
ここまで稜線繋げました
七跳尾根分岐まで来ました
今年3月はここで撤退
ここまで稜線繋げました
七跳尾根
小川谷林道が通行止めなのでまだ使えません
もう1年半以上も通行止め
復旧作業ってちゃんとやってるのかな
七跳尾根
小川谷林道が通行止めなのでまだ使えません
もう1年半以上も通行止め
復旧作業ってちゃんとやってるのかな
そして今年3月やけくそで登った七跳山への道
えっ、今回ですか?
もちろんスルーでっw
そして今年3月やけくそで登った七跳山への道
えっ、今回ですか?
もちろんスルーでっw
さらに長沢背稜を進み
さらに長沢背稜を進み
ハナド岩へ
少し雲ってきましたが
雲取から鷹ノ巣まで石尾根が見渡せます
タワ尾根も中央右の篶坂ノ丸までは尾根がなだらかなのがよくわかります
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ハナド岩へ
少し雲ってきましたが
雲取から鷹ノ巣まで石尾根が見渡せます
タワ尾根も中央右の篶坂ノ丸までは尾根がなだらかなのがよくわかります
奥から雲取、天祖山、ウトウノ頭
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奥から雲取、天祖山、ウトウノ頭
歩いてきたタワ尾根と長沢背稜の山々
中央右が酉谷山
歩いてきたタワ尾根と長沢背稜の山々
中央右が酉谷山
雲は出てきましたが富士山はまだ見えました
雲は出てきましたが富士山はまだ見えました
主線に戻りさらに長沢背稜を進みます
主線に戻りさらに長沢背稜を進みます
正面に天目山が見えてきました
正面に天目山が見えてきました
天目山山頂に到着
天目山山頂に到着
おなじみのにぎやかな山頂標
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おなじみのにぎやかな山頂標
ガスまみれの前回とは打って変わって好展望です
蕎麦粒山(左)と川苔山
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ガスまみれの前回とは打って変わって好展望です
蕎麦粒山(左)と川苔山
南側はハナド岩と同じ景色
南側はハナド岩と同じ景色
これから降りるヨコスズ尾根
これから降りるヨコスズ尾根
ドッケの一つ
前回山頂と勘違いしたところ
ドッケの一つ
前回山頂と勘違いしたところ
一杯水避難小屋の裏手に出ます
一杯水避難小屋の裏手に出ます
前回失念した一杯水をチェック
かなり細いですが酉谷避難小屋よりはマシ
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前回失念した一杯水をチェック
かなり細いですが酉谷避難小屋よりはマシ
ルートのすぐわきにあるんですね
涸れているときにはこの涸沢を10分ほど下ると水場があると案内板に書かれていました
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ルートのすぐわきにあるんですね
涸れているときにはこの涸沢を10分ほど下ると水場があると案内板に書かれていました
川苔山を左手に見ながら
川苔山を左手に見ながら
ヨコスズ尾根を下ります
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ヨコスズ尾根を下ります
下ります
ここは狭くて左側が切れ落ちてるので注意
このあと右ヒザがやばくなってきます
下ります
ここは狭くて左側が切れ落ちてるので注意
このあと右ヒザがやばくなってきます
本仁田山(と思う)が目立ちます
今まで気にもとめなかった山ですが
なかなかイカしてます
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本仁田山(と思う)が目立ちます
今まで気にもとめなかった山ですが
なかなかイカしてます
やっとお目にかかれました
前回見逃した
「グレて更生した木」
これは自然なのか人為なのか
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やっとお目にかかれました
前回見逃した
「グレて更生した木」
これは自然なのか人為なのか
ここまでくればもう少し
右ヒザが悲鳴を上げてます
ここまでくればもう少し
右ヒザが悲鳴を上げてます
街灯つきの登山道ですよw
街灯つきの登山道ですよw
今日はすごく気になった本仁田山(と思う)
今日はすごく気になった本仁田山(と思う)
日原集落まであと少し
右ヒザが断末魔の叫びをあげてやす
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日原集落まであと少し
右ヒザが断末魔の叫びをあげてやす
一応これも撮っておかないと
おなじみのオブジェ
アートですから意味を求めてはいけません
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一応これも撮っておかないと
おなじみのオブジェ
アートですから意味を求めてはいけません
駐車場に戻ると残った車は私を含めて2台のみ
右ヒザはご臨終のようです
駐車場に戻ると残った車は私を含めて2台のみ
右ヒザはご臨終のようです
帰りは日高市のまきばの湯へ
ちょっとやりすぎ感が痛いですが
お気に入りのひとつ


今月の容量が余ったのでもったいないから無駄にたくさん写真をアップしましたw
帰りは日高市のまきばの湯へ
ちょっとやりすぎ感が痛いですが
お気に入りのひとつ


今月の容量が余ったのでもったいないから無駄にたくさん写真をアップしましたw

感想

3連休は土曜が翌朝まで仕事拘束なんで山に行けるのは金曜と日曜そして有給をとった月曜だったのですが、天気がいいのは日曜のみじゃないですか。
月曜に林道が閉鎖される前に雪山ならしがてら常念か蝶へ行きたかったんですけど。
ゆっくり目に家を出て行けるところというと奥多摩ぐらい。
昨年からずっと気になってたウトウノ頭に行ってきました。
GPSも買ったしね。

実はGPSロガーは2回前の山行から購入していたのですが、なんと私のMacではカシミールが使えない。おまけに私の古いOS(Tiger)ではBasecampすら使えない。
さらになんか知らないけど2回前からヤマレコに写真が読み込めなくなってしまった(管理人に問い合わせましたが原因不明、アドバイスに従っていろいろやりましたがダメ)。
ということで、20年以上Mac一筋だった私が山のためにWindowsマシンを買うハメに。
自分のポリシーさえ曲げてしまう山の魔力、恐ろしいです。
もしくはビル ゲイツの陰謀か?
そんなわけで晴れて今回からGPSログをヤマレコにアップロードできる運びとなりました。
わーい。

朝奥多摩へ向けて車を走らせていると大変なことに気づきました。
トイレットペーパーを忘れたのです。
こんなことは今までなかったのですが...
途中のコンビニで購入しましたが、気づかなかったらえらいことに。
案の定、某所で必要にせまられました。
もちろん紙は持ち帰りましたよ。

毎度のことながら余計な前振りが長くなりました。

さて肝心のタワ尾根とウトウノ頭です。
かなり身構えて臨みましたが思ったほどの難所はなく素直な尾根歩きですっかり拍子抜け。
道は不明瞭ですしマーク類も少ないですが関係なく尾根伝いに歩けば何の問題もありません。ごく一部を除けば歩きにくいところはあまりなく素直な尾根です。
これなら雪の時期も楽しめるかも。
連休最終日の好天にもかかわらずやはり人は少なく、一石山神社から一緒に登り始めたご夫婦と人形山周辺で見かけた作業風の人たちぐらいで人形山から尾根の頭まで誰にも会いませんでした。
長沢背稜もやはり人が少なく対向者は数組程度。
その中で印象に残ったのが酉谷小屋でお会いした50-60代の男性2人組。
私が先行する形でほぼ同時に小屋を発ったのですが彼らの熊鈴がなかなか離れません。そんなにゆっくり歩いてないんだけどな...
静かな山歩きを楽しみたい私は距離を保つべく少しペースを上げますが離れるどころかどんどん近づいてきます。こりゃあかんと観念して立ち止まり先行してもらいました。
ハナド岩で再会した時に聞くと有馬峠から蕎麦粒経由で酉谷山までのピストンとのこと。
すっげーロングじゃないですか。
御見それいたしましたorz。

誤算というかちょっとショックだったのが右ヒザを痛めたこと。
9月の鹿島槍の下山時も少し痛めましたが今回のは重症です。
ヨコスズ尾根を2/3ほど降ったあたりからジワジワときて、
痛みで足を運ぶのもままならず、小学校のときによくやった「後ろ向きに歩くと疲れないんだぜ」作戦を決行。
このネタはちびまる子ちゃんでも取り上げられてましたが、これが結構有効なんです。
しかし当然のことながら足元が確認できないので危なっかしい。あえなく不採用。
その後もだましだましストックを最大限に活用しなんとか無事に駐車場にたどりつきました。
特に無理したりしてないんだけどな〜。いつも通りストレッチも念入りにやったし、休憩もいつもより多かったし。
なんででしょう?トシ?
ヒザの爆弾は今後の山行に暗い影を落としそうです。ちょっと憂鬱。

最後にGPSの感想。
今回一番というか唯一役に立ったのはタワ尾根ノ頭を同定したときぐらいでしたが持っていると安心感が違います。
下山手前で電池切れしたのは想定内ですがヒザ痛のために持参した替えの電池に交換する余裕はありませんでしたよ。
しくしく。


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コメント

お大事に…
うら寂しい感じで、なかなかヨイですね。
私も定年後に行ってみたいと思いました。

膝大丈夫ですか?
下りは、膝を伸ばしきらないネコ脚がいいと思いますよ。
あとはやはり減量?

歳は関係ありません。筋力不足でしょう。
お大事に…
2012/11/26 22:10
痛いところをつきますね
geraさん、さっそくのコメントありがとうございます。

下りはヒザを伸ばしきらずに小股で歩くようにしてるんですけどね〜
減量は厳しいので筋力をつけようと思います

奥多摩も長沢背稜界隈は人が少なくていいですよ
geraさんも岩で遊んでばかりいないでたまには山歩きしませんか?
2012/11/26 22:44
腸脛靱帯炎かな?
カノスケさん、わんばんこ(古!)

20km超のロングトレイル、
これだけ歩きゃあ、ヒザにもきますわいな・・・
もしかして、僕と同じ、腸脛靱帯炎(ちょうけいじんたいえん)かな?
お大事に。

しかし、先週末の3連休、
写真の富士山頂上に居るはずだったのに・・・

やられてしまいました。
インフルエンザ

高熱隧道のクマ
2012/11/27 18:38
クマさんもですか
たぶん腸脛靭帯だと思います
数年前に縄文杉トレイルの帰りにトイレ(なんかこのネタばっかりな私)に急いで激下りしたときにもっとひどいのになって1週間以上まともに歩けなかったことがありましたが、
今回はレコでさんざん泣き言を言ったくせに湿布とサポーターだけで今日はもうスクワットをしても痛くないぐらいに回復してしまいました
恥ずいっス

インフルエンザはお気の毒でしたね
しかし流行の先端を行くとはさすがです
ワクチン打たなかったんですか?
高熱隧道はそろそろ抜けたでしょうか


それにしても冬富士もやるなんてすごいです。
日曜は絶好のコンディションだったみたいですから残念でしたね。
また是非リベンジしてください
冬富士レコ楽しみにしています
2012/11/27 22:07
ウトウノ頭
kanosukeさん、こんばんは。
膝、大変だったようですが、大事には至らなかったようで(?)良かったです。
何はともあれ、お疲れさまでした。

今回、kanosukeさんが行かれたタワ尾根からの周回ルート、天祖山からの周回も含め、
行ってみたいルートだったので、とても参考になりました。ありがとうございます

長沢背稜も含め、この辺りは静かな山歩きが楽しめそうでいいですよね。
どのルートを行っても、結構な長距離になるのが難点だったりしますけど。
写真を拝見していると、天気も良くて、とても気持ちが良さそう

次は、天祖山から行くルートや八丁山などのバリルートのレコをお待ちしております
あと、雪の長沢背稜を突き進むというのも良いかも?

私も、いつでも山に復帰できるように、せっせとスクワット等に励みたいと思います

そういえば、GPSは何を買われたんですか?
2012/11/28 19:15
復帰はまだ先ですかね
山は逃げませんからゆっくり家族サービスしてくださいね、cirrusさんcatface

ヒザは大騒ぎしてお恥ずかしいですshock

長沢背稜界隈はcirrusさんも好きそうですよね
そういえばcirrusさんはヨコスズ尾根から入って長沢背稜、石尾根までドMな縦走をされてましたよね
今回タワ尾根から天祖山の周回も考えてたんですけど春に敗退した七跳山までつなげておきたかったんですよ。
小川谷林道が開通すればもっといろんなルート設定ができるんですけどね。ここが使えないとどうしてもロングになってしまいますよね
いずれ近いうちに天祖山は行くつもりです。
その時はできれば雲取まで歩いて富田新道から下りたいなと。

GPSはガーミン30Jを買いました
2012/11/28 22:31
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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