山の日に御嶽山、剣ヶ峰〜継子岳周回
- GPS
- 10:37
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 2,306m
- 下り
- 2,300m
コースタイム
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 3:29
- 合計
- 10:34
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
中の湯〜剣ヶ峰はよく整備された登山道。樹林帯以下はぬかるんでいたため滑りやすかった。 継子岳周回コースはガレ場、岩場など変化に富んだコース。 |
写真
感想
登り始めは雲がかかっていたけれど、登っていくにつれてしっかり晴れていく。周囲の山から雲が取れて数十km単位でどんどん見通しよくなっていくのはテンションあがる。
石室山荘をすぎたあたりから、馴染みのない違和感を股関節におぼえる。徐々に熱くなってくるような感触で、これはじきに痛みに変わりそうな嫌なタイプ。
頂上経由ニノ池から先に高低差はさほど無いとはいえ、ざっと4時間歩き続けてから下山か休んで降りるかと考えたら圧倒的に休憩を選択。山は逃げない(ヤマノススメより)。
ここ数日間ケガした片膝をかばいながら歩いていたのが限界を迎えつつあったのかもしれない。
石室山荘は登山者の多くが山荘内を通って登り降りする構造なので、いろんな表情に出会っておもしろい。
12時ぐらいまでは一時的に20人前後が滞在したり、スッと人の波が引いていって自分だけになったりと、まさに山の休憩所という感じ。
ぼーっとしていて耳に入ってくる感じだとラーメン900円、うどん900円などオーダーがちょいちょい入る中でやはりおしるこ700円が人気。ときどき御朱印500円、たまにスタンプ(無料)をやっている人がいた。
山荘に長く滞在したので、途中で山荘の方にパーティーのほかメンバーと連絡は取れているのかと聞き取りを受けたりした。
むしろ、スマフォの電波が通じるのが前提なのか、という驚きがあった。
いわれてみると山頂を含めて電話で連絡を取っている人を多く見かけたし、下山後にドコモのサービスエリアマップを調べてみると御岳ロープウェイから剣ヶ峰までLTE/LTE800MHzで全域をカバーしていた。
うとうとしたりメモを書いたりしているうちに二人が戻ってきて下山。
好みのタイプの夏山写真をいろいろ撮れたし、山荘も楽しめてよかった。
3連休、日帰りのお山3連お伴させていただく最終日は御嶽山。
噴火が記憶に新しいとは言え、山の日だしメジャーでお手軽感のある御嶽山なので混雑するかもしれない、ロープウェイが始業する前に山頂駅のある七合目まで上がってしまおうと5時前後に山行開始です。
前日の恵那山よりも更に脚の調子よく、身体が戻ってきているのをひしひしと感じ嬉しかったです。
剣ヶ峰ではガスが晴れませんでしたが、ニノ池山荘に向かう辺りから晴れてきました。
賽の河原辺りでは北海道大雪山系の北海岳〜白雲岳辺りを思わせる雄大な景色が広がっていて、この辺りからテンションがMAX近く上がる上がる。
大雪山系を歩いていたときもカムイミンタラ(=神々の遊ぶ庭)が名の如しで、なんていい命名するんだ!と思っていましたが、カムイミンタラを想起させるこの辺りで同行の方が雲上の楽園と仰っていたのにも同意しかなかったです。
ソロも大好きなのですが、パーティーでよいところはやはり感動を共有できるところだな、と。
本来この日程では北海道遠征をしているはずでしたが、悪天候予報で断念していました。
かなり残念感あったのですが、剣ヶ峰、三ノ池、継子岳、五ノ池小屋に摩利支天と満喫し、北海道のリカバリができたと思える満足感でした。
また、当初の予想よりもハイカーさんたちは多くなく、快適でした。
御嶽山、また歩きたいと思います。
今回は数日前に北アをテント泊された山友さんのレコで、バテて行動食が喉を通らなかったと記載されているのを拝見(なぜか記憶違いで暑さでバテたと勘違い)。最終日は好天予報で自分もバテる可能性あるなと感じ、普段は必要性を感じず重いこともあり持っていかないゼリー系飲料やパウチ飲料を持っていきました。
日差しは強いものの、よく吹く風が冷たく気持ちよいこともありバテずに済みました。結果的に不要ではありましたが、今後もお守り代わりに1つくらいは持っていてもよいなと思いました。
山行中は木曽節の一番目と電気グルーヴのVolcanic Drumbeatsサビ部分が脳内リピートしまくりでした。
残りの歌詞・曲がまったく思い出せなかったので、帰宅して即聴きなおした次第です。
最後にitogさん、muo_jpさん、3日間同行させていただき、また車の運転や入念な下調べなどありがとうございました。
3連投の3日目。
国内3000m峰で最後に残った山で、富士山的な、登頂することがメインの山だと思っていて、登る前は「消化試合」なんて言っていたのですが、素晴らしい山でした。
剣ヶ峰に着いたころは雲が厚く眺望がなく残念でしたが、二の池から三ノ池、継子岳、五ノ池小屋と回るあたりは上空は晴れ、下界方面では雲がダイナミックに動き、どこを見ても飽きない最高のコンディションで、これぞ天空の楽園といった趣でした。
天候不良によりもとの計画が中止になり、この3連投も昨日、一昨日と視界は開けず修行感のある山行でしたが、最後にご褒美が待っていました。
スタンプラリー的なことにはあまり興味はないのですが、一つの区切りとしての3000m峰踏破プランにお付き合いいただきありがとうございました!
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