尾瀬沼・尾瀬ヶ原
- GPS
- 23:30
- 距離
- 28.2km
- 登り
- 1,539m
- 下り
- 1,139m
コースタイム
7:15長蔵小屋-10:35ミノブチ岳-11:10俎-12:25芝安-16:10見晴-17:00東電小屋(泊)
7:15東電小屋-7:45ヨッピ橋-8:30竜宮小屋-9:30三叉路-10:25山の鼻-12:00鳩待峠-13:50戸倉-14:27大清水
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・大清水に早朝自家用車で到着、大清水小屋前の駐車場に楽々入れる。大清水の湧水を水筒に詰め、出発準備を進める。早朝に観光バスで到着する人も多くなり、一団をやり過ごしてから6:00出発。 ・一之瀬休憩所で小休止、平野家の皆様に出会う。墓参のようだ。山スタンプを押す。 ・橋を渡ってすぐ、左の川沿いの道へ入る。尾瀬マップを箱から取り、種落としのマットを通過。 ・川沿いにつけられた道を進む、やがて傾斜が増して石清水への道となる。石清水が近づくにつれ、傾斜が急になるが、石清水で気持ちいい清水を頂き、元気回復。のちに見晴に宿泊の男性と出会う。 ・林道工事中止地点に上がる。30年前とは違って、道には樹木が伸び、分からなくなりつつある。木製のベンチがあるものの、地面がぬかるんで使えない。 ・ここから三平峠に向かって急坂が始まる。何度か曲折する登山道を進むうちに、ゲートロックの「大岩」に出会う。ここまで来れば、急坂も終わりが近い。 ・木道が現れれば急坂は終わり、峠へ向けた長い道が続く。途中右側に片品村の山合いが開けて見える箇所有り。落葉樹林帯から針葉樹林帯へといつしか移行、周りの空気や明るさが違ってくる。 ・三平峠で休憩、辺りは針葉樹林でひんやりした雰囲気。左側に明るい尾瀬沼の開放が期待できる。 ・尾瀬沼山荘(尾瀬沼南岸)への下りは、ぬれていれば滑りやすい。何ヵ所か尾瀬沼が見える箇所がある。やがて下方に人の声が聞こえてくれば、尾瀬沼山荘は近い。 ・尾瀬沼山荘無料休憩所で大休止。ゆっくり朝を過ごす。 ・ここからは平たんな木道歩き。長蔵小屋までも20分程なので、焦らずに写真を撮りながら進む。オゼミズギク・サワギキョウが多く咲き、ニッコウキスゲは終わって一つもない。湖畔も木道は歩きやすく起伏は全く無く、沢をいくつか渡って進む。ところどころに、ミズバショウが倒れた箇所が続いて見られ、熊の出現箇所と分かる。沢には、マス?・ヤマメ?などの小魚が泳ぐ。 ・尾瀬沼ヒュッテへの道を右に分けて、長蔵小屋への道を進む。構造小屋前の清水で喉を潤す。ビジターセンター・長蔵小屋売店とも開いている。小屋前広場で早めの昼食を摂る。 ・湖畔の無料休憩所は閉まっていた。湖畔のビューポイントへ行く。尾瀬沼・大江湿原・三本カラマツ・燧ケ岳など一望にできるいい所。木道を行くハイカーを遠く歩く姿が、なんとも尾瀬らしい。 ・13時頃、長蔵小屋チェックイン。荷物を部屋に置き、大江湿原方面の散策に出かける。ヤナギランの丘(平野家墓所)を訪れる。墓所前にカワラナデシコ。 ・午後のひとときを長蔵小屋でゆっくり過ごす。風呂にもゆっくりとつかることができた。 ・翌朝の小屋前は一面朝霧でぬれた状態。ビューポイントへ出かけ、朝霧の大江湿原を撮影委。 ・朝食は大したことない。他の小屋に比べおかずの内容は貧弱。 ・翌朝7:15出発。小屋前で写真撮影し、尾瀬沼北岸を沼尻に向け進む。浅湖湿原手前から長英新道に入り、燧ケ岳を目指す。 ・最初は湿った針葉樹林帯段々と傾斜が増していく。2000mを超す辺りで小休止、JPSロガーを持つ人から、ここが2000m辺りと知らされる。やがて山頂が見えてくる。 ・ミノブチ岳は小さなピーク、土が露出した場所。尾瀬沼は眼下に見えるが、尾瀬ヶ原はここからは見えない。俎瑤高くそびえ立つのが見える。 |
写真
感想
3日かけた夏の尾瀬、なかなかいいものでした。
8/15の記録
・大清水に早朝自家用車で到着、大清水小屋前の駐車場に楽々入れる。大清水の湧水を水筒に詰め、出発準備を進める。早朝に観光バスで到着する人も多くなり、一団をやり過ごしてから6:00出発。
・一之瀬休憩所で小休止、平野家の皆様に出会う。墓参のようだ。山スタンプを押す。
・橋を渡ってすぐ、左の川沿いの道へ入る。尾瀬マップを箱から取り、種落としのマットを通過。
・川沿いにつけられた道を進む、やがて傾斜が増して石清水への道となる。石清水が近づくにつれ、傾斜が急になるが、石清水で気持ちいい清水を頂き、元気回復。のちに見晴に宿泊の男性と出会う。
・林道工事中止地点に上がる。30年前とは違って、道には樹木が伸び、分からなくなりつつある。木製のベンチがあるものの、地面がぬかるんで使えない。
・ここから三平峠に向かって急坂が始まる。何度か曲折する登山道を進むうちに、ゲートロックの「大岩」に出会う。ここまで来れば、急坂も終わりが近い。
・木道が現れれば急坂は終わり、峠へ向けた長い道が続く。途中右側に片品村の山合いが開けて見える箇所有り。落葉樹林帯から針葉樹林帯へといつしか移行、周りの空気や明るさが違ってくる。
・三平峠で休憩、辺りは針葉樹林でひんやりした雰囲気。左側に明るい尾瀬沼の開放が期待できる。
・尾瀬沼山荘(尾瀬沼南岸)への下りは、ぬれていれば滑りやすい。何ヵ所か尾瀬沼が見える箇所がある。やがて下方に人の声が聞こえてくれば、尾瀬沼山荘は近い。
・尾瀬沼山荘無料休憩所で大休止。ゆっくり朝を過ごす。
・ここからは平たんな木道歩き。長蔵小屋までも20分程なので、焦らずに写真を撮りながら進む。オゼミズギク・サワギキョウが多く咲き、ニッコウキスゲは終わって一つもない。湖畔も木道は歩きやすく起伏は全く無く、沢をいくつか渡って進む。ところどころに、ミズバショウが倒れた箇所が続いて見られ、熊の出現箇所と分かる。沢には、マス?・ヤマメ?などの小魚が泳ぐ。
・尾瀬沼ヒュッテへの道を右に分けて、長蔵小屋への道を進む。長蔵小屋前の清水で喉を潤す。ビジターセンター・長蔵小屋売店とも開いている。小屋前広場で早めの昼食を摂る。
・湖畔の無料休憩所は閉まっていた。湖畔のビューポイントへ行く。尾瀬沼・大江湿原・三本カラマツ・燧ケ岳など一望にできるいい所。木道を行くハイカーを遠く歩く姿が、なんとも尾瀬らしい。
・13時頃、長蔵小屋チェックイン。荷物を部屋に置き、大江湿原方面の散策に出かける。ヤナギランの丘(平野家墓所)を訪れる。墓所前にカワラナデシコ。
・午後のひとときを長蔵小屋でゆっくり過ごす。風呂にもゆっくりとつかることができた。
8/16の記録
・翌朝の小屋前は一面朝霧でぬれた状態。ビューポイントへ出かけ、朝霧の大江湿原を撮影委。
・朝食は大したことない。他の小屋に比べおかずの内容は貧弱。
・翌朝7:15出発。小屋前で写真撮影し、尾瀬沼北岸を沼尻に向け進む。浅湖湿原手前から長英新道に入り、燧ケ岳を目指す。
・最初は湿った針葉樹林帯段々と傾斜が増していく。2000mを超す辺りで小休止、JPSロガーを持つ人から、ここが2000m辺りと知らされる。やがて山頂が見えてくる。
・ミノブチ岳は小さなピーク、土が露出した場所。尾瀬沼は眼下に見えるが、尾瀬ヶ原はここからは見えない。俎瑤高くそびえ立つのが見える。
・芝安瑤悗療个衒屬靴呂弔蕕はない。途中大きな岩の下に空洞があり、そこから天然のクーラーのような冷気が噴出していて気持ちいい。
・山頂からは尾瀬沼・尾瀬ヶ原共に俯瞰できる。山頂の御影石の碑はなんだか山頂にふさわしくない感じ。眼前の至仏山も堂々としている。これから行く東電小屋の位置を確認。
・見晴新道(燧ケ岳から見晴への下山路)は荒れていた。行けども行けども、なかなか見晴に着かない、つらい下山となった。倒木・流土が激しく、昨年の台風の爪痕のよう。同じく下山の女性も同じ感想を抱いていたようで、言葉を交わす。
・見晴に到着16:10 東電小屋の入浴時間がいつまでなのかわからず、(以前尾瀬小屋に泊まった時は入浴時間は17時までであった)先を急ぎたいところだが、子供連れのため休憩、16:30に出発。30分で東電小屋へ着くペースで歩く。この歩きが、見晴新道のあとなので堪えた。あまり尾瀬東電橋辺りをゆっくり見ていることはできなかった。
・17:00東電小屋到着、入浴がまだできる時間で安心。すぐに入浴、そして夕食。メニューは最高! 子供たちにも好評! 生ビールでいい気分に浸る。今日一日の行程を振り返ってみても、よく歩いたなぁと自画自賛。部屋は最高の角部屋。
・夕食後玄関前で一服、同泊の男性と社会情勢の談義に花を花が咲く。
8/17の記録
・霧で尾瀬ヶ原は真っ白、日が昇るにつれ、湿原中央部から霧は晴れて山肌に沿って周辺部を上がっていく。ヨッピ橋まで来れば霧はもうない。竜宮小屋方面へ進む。ヤマドリゼンマイに朝日があたり、透かして見る黄緑色が輝いている。竜宮小屋前には人が多い、ここで小休止。
・竜宮の入口出口を見て、山の鼻へ向かう。ゆっくり進むうちに至仏山・燧ケ岳ともにいいい眺め。ボッカさんに出会う、黙々と歩く姿に声をかけてはならないというきまりがあるらしい、呼吸を乱さないようにの配慮からか。山の鼻までの池塘はいい被写体。
山の鼻で休憩、至仏山からの下山者か?ヘリにて搬送されていく場面に遭遇、至仏山への登り限定となっているこの道は滑りやすいから、ここはそのルールに従うべきだろう。遭難者がそのケースとは言わないが、自分は登り専用でここは使おうと思う。
・鳩待峠まではゆるい傾斜の登り。竜宮小屋か抜かし抜かれつの山ガール一人と最後は一緒に峠に到着。無料休憩所で昼食。
・タクシーで戸倉バス停へ。家族はぷらり館で入浴、自分ひとり大清水へバスで自家用車を取りに行く。戸倉へ車へ戻り、その後入浴。
・結局16:00戸倉を出発、18:30嬬恋村へ帰宅。群馬県内の移動なので、時間はかからなかった。
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