北アルプス三泊四日縦走 折立→薬師岳→黒部五郎岳→鷲羽岳→水晶岳→雲ノ平→太朗山→折立
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- GPS
- 33:19
- 距離
- 67.3km
- 登り
- 4,727m
- 下り
- 4,680m
コースタイム
- 山行
- 2:40
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 2:49
- 山行
- 8:37
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 9:49
- 山行
- 5:14
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 6:59
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 7:52
天候 | 10日:快晴 11日:曇り 12日:ガスガス 夜雨 13日:午前中雨午後曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雲ノ平・奥日本庭園先→薬師沢小屋区間の終わりの無い岩下りには参った・・ |
その他周辺情報 | 道中夜間にガソリンスタンドが無いので、ガソリン携行缶3リッター持っていった。 帰りに通った飛騨の村の田舎ぷりに驚いた。 |
写真
山バッチ購入し、もう一枚水晶Tシャツどうしようか検討中
けどXLでも小さいので購入断念。
剱岳Tシャツも小さかったので断念した。
着たものの、自分で脱げず、登山者に脱がせてもらったっけ
装備
個人装備 |
inleachMINI/fenix5X/バルトロ75/ジェットボイルミニモ
|
---|
感想
3年越し、念願の北アルプス周回縦走に行って来ました。
10日:初日の薬師峠キャンプ場でテント設営から薬師岳到着で暑さからか疲労してしまい、鷲羽岳&水晶岳が見えた際に余りにも遠く見え、次の目標地点である黒部五郎岳へは何度も何度も地図を見ては行って良いものか悩んだ。
11日:早朝、トイレで待ち時間が発生し、かなりロスしての出発となった。
太朗平に到着時、ほとんどの方は雲の平方面を目指し歩く中、私と先に二名が黒部五郎岳方面に歩いているのを見た。
この先長いので、目の前の太郎山にも寄らず、体力セーブモードで黒部五郎岳山頂に到着。ガスガスの山頂で子供を背負った登山者グループに遭遇。女性が下りる直前、率先して写真を撮っていただいた。
道中で追い抜いた双六キャンプ場からの登山者に、これから鷲羽、水晶岳を目指していたことを話していたので、黒部五郎小舎到着時、13時と微妙な時間となり、ここで宿泊しようか悩んでいた中、「明日は荒れるので、三俣蓮華岳へは急登だから、三俣山荘へ行ったほうがいい」と真顔で言われ、ここからなら2時間程度で到着出来るだろうと思い切って先を急いだ。
三俣山荘に予定通り?15時過ぎに到着し、すぐにテント設営にとりかかったところ、突風でテントを吹き飛ばされてしまった。周囲の方のご好意、ご協力により、無事にテントを回収出来た。
本日は様々なところで助けていただいた。
12日:三俣キャンプ場の目の前に鷲羽岳が見え、朝から予報通り小雨が降る中、出発した。鷲羽岳登頂手前から風が出てきて、風の当たらないところを見つけて長袖を下に着込んだ。この風で雨具を飛ばされたら低体温症で危険な状況に陥るので絶対に飛ばされたらいけないと思った。
水晶小屋に到着すると不思議と風と雨が止んだ。水晶Tシャツが売り切れていたらどうしよう?と恐る恐る小屋の女性に聞いたところ、サイズXLは大きいので毎年余るとのこと。登頂前にまずは一着購入した。憧れていたTシャツを手に入れることが出来た、もう一着は下山時に考えよう。
水晶岳に向かう途中、初日に諦めかけていたので感激し涙が出てしまった。
75リッターの大型ザックを背負ったまま登っていたので、登頂し戻ってくる登山者複数にそのまんま来たことに驚かれた(呆れた?)。
穂高や剱などではサブザックで登るのだが、感無量のままだからか、重いから置いていこうと思うことなくそのまま歩ていた。
雲ノ平キャンプ場の分岐に到着したら、受付は山荘でとのこと。
その山荘は遠かった。
さすがにザックをテン場に置いた山荘に向かった。
山荘で、次の目的であった「雲ノ平Tシャツ」をゲット!
残念ながら濃紺色はなく、グレーのものしか無かったが買えたので良しとした。
山荘で靴底が剥がれた登山者が来た、山荘の方は戻ることを推奨していたが、まさにおっしゃるとおりでした、無事、あの滑りそうな岩岩を下りることが出来たのでしょうか?
13日:雨が前日夜から本降りとなって止む気配が無いまま、雲ノ平をおりた。
奥日本庭園先から薬師沢まで続くコケ付岩の下りには参った。
「どこまで緩くならないんだ」って。
鉄板の橋を越え始め、頭の中の地図で太朗平が近いことを核心した。
そういえば、二日目、太朗山に登らなかったことを思い出し、後悔したくないので分岐を左に行って、わざわざ登りに行くことに決めた。ガスって何にも見えなかったが。
太朗平小屋に到着前、本当は、薬師峠キャンプ場で一泊し下山することを予定していた。
天候が回復傾向にあったものの、連日のガス&雨でテントや着ているモノ何もかもが不潔な様になっており、「あと2時間もあれば折立に下山出来る」と、体力的には余裕があったので休憩せずいっきに下山することにした。
まとめ:例年、夏休みに本計画があったものの、天候ばかり気にしてしまい、行かずっきりだった。
今回、景色を見ることなく下りることも多々あったが、次にまた来ればいいし、一度通ったルートなら余裕を持ちながら景色をより多く見ることが出来よう。
来年以降、南アルプスの悪沢岳・赤石岳・聖岳周回縦走を目指すつもりだが、いつの日か必ずまた行きたいと思わせるルートでした。
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