龍王岳東尾根
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 600m
- 下り
- 594m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
今まで少し練習やバリエーションルートでクライミングをかじる程度にしたことはありますが、実際の本番というか、アルパインクライミングは初めての経験です。今回は熟練ベテラン2名と初心者2名で、龍王岳東尾根の計画!当初、1日目に黒部平から東一ノ越経由で一の越山荘まで上がり、2日目に東尾根の予定でしたが、天気予報がいまいち。しかし1日目到着してみると快晴、というわけで快晴のうちに東尾根やってしまおうということで、立山黒部アルペンルートで一気に室堂に上がって初日アタックとなりました。結果的にこれで良かったです。結構時間も体力も気力も使ったので、元気な初日が正解でした。黒部平コースはまたいつかの機会に。
さて、一ノ越山荘に荷物をあらかたデポしてハーネス、ヘルメットを装着して東尾根取り付きまで下ります。上には雄山、遠くには槍など山々に囲まれ、気持ちのいい道なりです。徐々に東尾根が近づき程なくして到着。もうかなり前にやって以来なのでザイルの付け方から忘れております。ご指導ご鞭撻頂きいざ出立。詳細は省きますが、難しい箇所(私にとって)が2か所ほどあり、声をかけてもらい引っ張ってもらいながら何とか突破できました。怖さはもちろんありましたが、しっかりビレーして貰って安心感はありました。緊張感は常にあり、縦走とは異なる独特の疲れです。登るときは必死ですが、休み中に見渡せた絶景にみとれ、癒されました。この日の東尾根は我々のパーティ貸し切りでしたが、他の人がいたら焦ったりご迷惑を掛けたりしたかもしれないのでほんとに良かったです。しかもこの超快晴には天気予報はずれてありがとうって感じでした。時間はかなり掛かってしまいましたが、熟練者の力を借りてなんとか頑張って登ることができました。安心感と達成感と、うまく登れなかったところの口惜しさと、でも登れた嬉しさと、そして岩登りの楽しさ(完全ではないけど)、色々感じるところがありました。ご指導頂きありがとうございました!
一ノ越山荘は2回目の宿泊です。小屋のすぐ脇に熊さんの落とし物らしきがどうどうと落ちておりびっくり。この辺の目撃情報は書いていなかったですが、いるんですね。山小屋は8月の土曜というのにコロナの影響かお客さん少なかったです。こちらとしては男女2名ずつ部屋を分けてもらって快適でしたが、小屋的にはなかなか厳しいところはあります。ちなみに龍王岳のバッヂを買いたかったのに売ってないそうです、、残念。あまり行く人いないのでしょうか。一般ルートなら浄土南峰からすぐでそんな大変ではないのですが。山頂も貸し切りでした。因みに翌日朝から東尾根登っている人達が見えました。
1日目に目的を達成したので2日目はもうゆっくりです。いつもヘトヘトで帰る室堂、アルペンルートも観光しながら元気に帰れました笑。下山後は上原(わっぱら)の湯で汗を流しました。しかし今月は2回も扇沢に来てしまったな。少人数のマイカーだと山に入ってしまえば感染のリスクも殆どないように思えるのですがどうなのでしょうか。
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