剱岳・雄山 〜早月尾根から立山縦走〜

2020年08月28日(金) ~ 2020年08月29日(土)

• GPS: 30:03
• 距離: 18.6km
• 登り: 3,385m
• 下り: 1,668m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:26
• 休憩: 1:21
• 合計: 11:47

距離 10.2km 登り 2,449m 下り 678m

5:07 スタート地点
5:45 松尾平
7:10 7:11 早月尾根標高1600m標識
8:12 8:13 1920.9m三角点
9:20 9:21 早月小屋
10:42 10:54 標高2600m標識
11:56 12:03 標高2800m標識
12:39 12:47 カニのハサミ
13:02 13:04 剱岳
13:10 13:11 カニのハサミ
13:21 13:29 カニの横バイ
13:39 13:49 平蔵の頭
14:07 14:13 前劔の門
14:21 14:27 前剱
15:26 15:28 一服剱
15:53 16:06 剣山荘
16:32 16:34 剱澤小屋
16:42 16:43 剱沢キャンプ場
16:54 宿泊地

2日目

• 山行: 5:25
• 休憩: 0:23
• 合計: 5:48

距離 8.4km 登り 932m 下り 1,010m

5:23 宿泊地
6:18 6:19 別山南峰
6:29 別山北峰
6:35 6:39 別山南峰
7:20 7:21 真砂岳
7:58 7:59 富士ノ折立
8:12 大汝休憩所
8:16 8:22 立山
8:37 8:38 雄山
9:13 9:19 一の越山荘
9:48 9:49 浄土山南峰
9:59 10:00 龍王岳
10:09 浄土山南峰
10:16 10:17 浄土山
11:11 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

北陸新幹線(大宮-富山)、富山地鉄(富山-上市)、タクシーで馬場島(9000円)
馬場島莊前に無料駐車場あり（キャパは30台程度）
馬場島莊は、宿泊者以外の売店、入浴利用不可。
馬場島野営場は平地、芝生。トイレ、水道(煮沸必要)あり。
帰りは、乗ってみたかった黒部アルペンルートで一気に下山。

コース状況／危険箇所等

【馬場島〜剱澤野営場】早月尾根は、松尾平を除き登山口から剱岳まで終始急登。
2600m標識までは樹林帯、そこから岩場もしばらくは危険個所少ない。
山頂付近は岩場のトラバースが続き、注意を要する。
別山尾根の下山路は、岩場の急斜面。要所にはクサリあるも慎重に。
前剣からはザレ山の下り。スリップ、落石に注意。一服剱の登り返しが最後の試練。
【剱澤野営場〜室堂】
野営場から別山方向へ、ザレぎみの急登を登る。
別山手前の尾根に乗ると立山の稜線がひろがる。
雄山まではアップダウンあるも、比較的緩やかな稜線歩き。
雄山から急に人が増えるが、一の越までの下山路は登り下り分離のため滞留なし。
龍王岳は、踏み跡がしっかりあり、見た目より危険度少ない。
浄土山から室堂へは、大きな転石帯を下る。

その他周辺情報

帰路に立山黒部アルペンルートを利用。

写真

8/27 14:10

馬場島の野営場に前泊。
芝生できれいな野営場。
トイレ、水道(要煮沸)あり。

8/27 14:18

馬場島莊はコロナの関係で宿泊客以外の利用は不可

8/27 14:19

駐車場のキャパは30台くらい。
早月小屋が休業中のため、登山客利用は少なそう。

8/28 5:25

さあ出発です。
天気は良いけど、暑さが心配、、

8/28 5:27

試練と憧れの碑
撮影者の気持ちが表れ、ブレました

8/28 6:13

しばらくは樹林帯歩き

8/28 6:49

松尾平を越えると少し展望がひらけてきます。
北側の隣の尾根

8/28 7:25

振り返って馬場島方面

8/28 7:26

これから目指す剱岳方面

8/28 8:21

三角点を通過

8/28 9:24

早月小屋手前の2224mピークから。
あの奥の奥が山頂か？

8/28 9:24

早月小屋を見下ろす。
その先には立山の尾根が顔を出しています

8/28 9:51

小屋から30分、振り返ると雲海がひろがっています。
景色はきれいですが、暑くてへこたれそうです、、

8/28 10:25

そこからさらに登ること30分。
やっと剱の山頂が見えてきました。
それにしても、まだまだ遠い、、、

8/28 10:37

この辺りから岩場がチラホラ

8/28 10:56

2600m標識を通過

8/28 11:22

ガスが出て眺望はなくなりましたが、激アツもしのげて大助かり。
このまま岩場で日照りに晒されたら、下山してたかも( ゜Д゜)

8/28 12:11

あと700m標。
でもどんなところをどっちに？

8/28 12:41

こんなところを

8/28 12:37

あっちらしい

8/28 13:01

やっとのことで山頂目視

8/28 13:11

剱岳到着！
どなたもいらっしゃらない静かな山頂。
ゆっくり食事を、、と思いましたが、疲れ果てて食べ物がのどを通りません('Д')

8/28 13:40

固形物をとにかくへしこんで、早々に下山します。
まずはカニの横ばい

8/28 13:40

ドライで風もないので慎重に下れば問題ありません。

8/28 14:21

振り返って剱岳

8/28 14:26

登り返しがボディーブローのように効いてきます。

8/28 15:18

前剣からの下山路、ライチョウ親子に癒されました。
ありがとうライチョウさん(^O^)／

8/28 15:48

下山開始から2時間半、やっとのことで剣山莊に到着。
ここまでお会いしたのは、早月尾根でピストン6名、剱岳から3名、静かすぎる山行でした。

8/29 5:48

さあ2日目の山行開始！
アルコール補給と爆睡により復活。
晴天の剱岳をバックに立山へ。
手前に見える剱澤のテン場も居心地の良いところでした

8/29 6:08

別山の尾根に乗った辺りで雲が切れました。
剱は登るより眺めるほうがいいです、、

8/29 6:31

立山への稜線も素晴らしい

8/29 6:34

別山南峰到着

8/29 6:42

表銀座方面の展望良好！

8/29 6:57

歩くなら剱より立山ですね

8/29 7:34

真砂岳通過

8/29 7:37

振り返って別山

8/29 7:42

やはり天気が良いと頑張れますね(^^)

8/29 8:32

大汝山通過

8/29 8:37

室堂から日本海まで大絶景

8/29 8:53

雄山到着！

8/29 9:26

一の越山荘を通過して浄土山方面へ向かいます

8/29 10:06

予定していませんでしたが、目の前にそびえる龍王岳に登ってみたくなりトライ

8/29 10:15

10分ほどで登頂

8/29 10:28

浄土山付近からの立山

8/29 10:32

結局、浄土山の山頂標は見つからず、この池塘で良しとしましょう

8/29 11:01

浄土山からのゴロゴロイワイワを下り室堂までもう少し

8/29 11:24

室堂ターミナルが見えました

8/29 11:27

振り返って浄土山

8/29 11:24

そして別山から雄山の立山稜線
今回も、楽しくも厳しいM系山行、無事走破できました。
ありがとうございます<(_ _)>

撮影機器：

DSC-WX500 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ テント テントマット シェラフ ツエルト ヘルメット

感想

garikun

今回は、剱岳・立山。
かねてから早月尾根経由で縦走してみたいと思っていましたが、今年はコロナの関係で早月小屋が休業。
しかも真夏日が続くこの時期に、テントを背負って標高差2200mを登り、カニの腹ばいになって岩場やザレた斜面を下るのはチト厳しいかなと、、
しかし、もうすぐ還暦を迎える身、後はないとの思いもあり、敢えて今年の挑戦となりました。

それにしても別山からの剱岳・立山の景観は圧巻でした！
苦労して歩いたご褒美です。
無事の下山も含め、ありがとうございました<(_ _)>