西丹沢自然教室〜檜洞丸〜蛭ヶ岳〜丹沢山〜塔ノ岳〜鍋割山〜寄
- GPS
- 08:12
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 2,576m
- 下り
- 2,832m
コースタイム
- 山行
- 7:28
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 8:11
天候 | 晴れ時々曇りから午後は曇りに |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
小田急線 新宿駅05:27>新松田駅06:50 富士急湘南バス 新松田駅07:15>西丹沢自然教室08:30 <往路> 富士急湘南バス 寄バス停17:30>新松田駅17:50 小田急線 新松田駅17:55>新百合丘駅18:53>新宿駅19:19 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所なし。道中の水場は、塔ノ岳山頂下の「不動の清水」1ヶ所。 |
写真
装備
個人装備 |
MHWフリューイッド10
ハイドレーション2L
アクエリアス300ml
菓子パン2個
柿ピー小2袋
上下着替え
速乾性のパタゴニアT
MHWダイヘドラルプリカーブパンツ
MHWウェイクールアームズ
アシックス5本指ソックス
モントレイルFKT II
ヘッ電
予備バッテリー
カメラ
ガラホ
Garmin GPSMAP 62s
地図
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感想
2020年8月30日(土)、久しぶりのロングに出かけることにした。
都道府県をまたぐ移動の自粛は、6月19日に解除されたものの、天気が悪かったりで山行に行く気にならなかった。
2020年6月23日の北高尾以来の山行となるため、不安感はあるものの、ロングをちゃんと歩けるのかどうかはやってみないと分からないし、かと言ってお初のルートを歩く勇気もない。
なので、いつもの丹沢主脈縦走が良さげと電車とバスを乗り継いで西丹沢自然教室に着いたのは、午前8時半頃になった。
午前中の早い時間帯なのに日陰でも暑いし、湿度も高い。
スタート時の天気は晴れてはいたが、標高を上げるとガスに巻かれるというイマイチな天気で、終日、富士山の姿を見ることは無かった。
菓子パンを一つ食べてからトイレを拝借。身支度をして、西丹沢自然教室を出発する。
ゴーラ沢出合まで少しづつ高度を上げていく。堰堤を過ぎて川面が近づいたところがゴーラ沢出合となる。
流れは緩やか。油断していたら左足をドボンw。水が冷たくて気持ちが良い。
足には撥水クリームを塗ってきたので、気にせず次の渡渉ポイントへ向かうと、なんと完全に干上がっていた。
水不足のニュースもない中で、この乾燥具合は全くの想定外。ここから檜洞丸までは、長い上りが続く。ほぼ無風といって良い急登で、スタート早々から全身滝汗状態に。
ロングパンツが汗で張り付くが、着替えてもすぐに汗まみれになるので、気にせず先へ進む。石棚山稜分岐を過ぎると、見慣れた木道が現れる。
富士山ポイントに差し掛かり、振り向くと真っ白け。覚悟はしてたけど、やはり富士山は雲の中。お楽しみ半減の山行を覚悟して檜洞丸山頂を目指す。
檜洞丸山頂は、きれいに整備されていて、まるで公園のような雰囲気。先客はおらず、山頂は貸し切り状態。
木枠に敷き詰められた小石が洒落ている。水はけを意識したのか、蛭ヶ岳山頂を意識したのかは不明だけど、きれいなのは良いこと。
次のピークである臼ヶ岳を目指して出発する。
青ヶ岳山荘から先は、草ぼうぼうとなり、あざみの棘攻撃がイタイ。道中、二組とすれ違う程度で人影は少ない。臼ヶ岳には、11:40頃に到着する。
人の記憶は曖昧で、鎖場なんてあったっけ。えっちらおっちら高度を上げて、無事に蛭ヶ岳山頂に到着する。
小休止を入れて、これからのペースを自問自答する。富士山は見えないし、抜群の抜け感を感じられる尾根歩きもおあずけとなると、あとは消化試合。塔ノ岳まではノンストップで行軍を続ける。
眼科には、丹沢山への取り付きとなる木道が見える。取り付きを登りきって丹沢山頂に到着。先客は3組とここも人が少ない。写真を撮って先へ進む。
15時くらいの塔ノ岳山頂着をイメージしていたが、塔ノ岳山頂には14時過ぎ頃に到着する。時間もあるし、水の残量も少ない。お初となる「不動の清水」へ向かって300mほど下山する。
「不動の清水」には、先客が2名。水出てます?と聞くと、ちょろちょろですが出てますよとのこと。
水量は少ないが、とても冷たい。顔を洗い、ハイドレに水を1L程追加する。ランニングの時もそうだけど、顔を洗うとがぜんやる気が出てくるから不思議だ。冷たい清水に感謝。塔ノ岳山頂へ折り返す。
お約束の富士山は、やはりここでもおあずけとなる。 早い時間帯なので、鍋割山を経由して下山することを決める。
金冷シから先の道は、なだらか。とても歩きやすい。人影はなく、静かな山歩きは気持ちが良い。平坦な道は、走ってCTを稼いでみる。
小丸尾根分岐から約20分で鍋割山頂に到着する。先客は、1名。富士山が顔を出すのを待っているとのこと。こちらは終日天気には裏切られているので、最初から諦めモードゆえに、ひと言挨拶をして寄(やどりき)バス停に向けて下山を開始する。
鍋割山頂から途中、開けた場所があって、相模湾を見渡すことができた。この下りルートのハイライトは、この眺望くらい。景色がない薄暗い登山道をひたすら下って、寄(やどりき)バス停に到着したのは、17時になった。
国民休暇村は、既に閉館していたが、管理人さんにひと声かけて水道を使わせて頂く。国民休暇村隣の雑貨店は閉まっており、ビールを買うことができず、仕方なくペプシ2本で無事の到着を祝う。
到着したバスは、17:30に予定通り出発し、新松田駅に到着したのは、17:50頃になった。電車の中でビールを飲む気にならず、まんま電車に乗車して帰路についた。
終わってみると暑さとの闘いだった気がする。水の消費量が半端なく、「不動の清水」で給水しなかったら、最後の1時間は水無しでの行軍になっていただろう。
これを書いている翌日は、ひどい筋肉痛という有様。毎日ランニングを続けているけど、山の筋肉は別というのを改めて実感している。
マスクをしながらの登山は、マスクをしながらのランニングとあまり変わらず、暑い。次は、もう少し涼しい山域で山登りしたい。
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