大雪山 旭岳〜トムラウシ縦走
- GPS
- 56:59
- 距離
- 51.7km
- 登り
- 3,090m
- 下り
- 3,491m
コースタイム
- 山行
- 8:38
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 9:40
- 山行
- 6:41
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 7:26
- 山行
- 9:15
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 10:00
天候 | 曇り・晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
羽田1000→1135新千歳:ANA059 千歳空港→札幌→(カムイ19)→旭川→(バス)→旭岳温泉(ケイズハウス北海道に宿泊) ※ケイズハウスは温泉入口バス停で下車すると目の前 ・9/3 トムラウシ温泉東大雪荘で送迎→新得→十勝清水→(高速バス)→札幌 ・9/4 新千歳1530→羽田 |
コース状況/ 危険箇所等 |
滑落危険箇所なし 目印ペンキが薄い、消えかかっている箇所があり、特に日本庭園からトムラウシ間はガス等で見通しが悪いとルートを見失いやすい |
その他周辺情報 | 温泉 トムラウシ温泉 東大雪荘 旭岳温泉 ケイズハウス北海道 トムラウシ温泉までのバスは2020年シーズン運休、東大雪荘宿泊者は送迎あり |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
食事朝夕各3食
行動食
非常食
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
スマホ
時計
サングラス
タオル
ストック
ポール
テント
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
浄水器
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感想
・8/30(日)
空港に向かう山手線の中で東大雪荘から電話、昨日からの大雨で道路が通行止めになり送迎できないと。ひとまず飛行機に搭乗し、機内で計画を練り直す。1日ずらすか、逆回りにするか。新千歳で宿に相談し、逆回りにすることに決め、今日の旭岳温泉の宿と旭川までのJR指定券を予約する。旭岳温泉の宿はケイズハウス北海道、という登山者やバイクツーリスト向けの素泊まりの宿。以前はホテルだった建物でお風呂も大きく、突貫で見つけた割にはよい宿だった。
・8/31(月)
朝食として札幌で買い出したおにぎりを食べていると雨が降り出し出発を30分遅らせる、7時に出発、7時40分のロープウエイに乗車し、8時ころ姿見から歩き出す。姿見の池を過ぎると旭岳山頂までほぼ直登、火山特有の溶岩の岩と砂の道、ずっとガスで見通し悪し、10時ころ山頂に。 ここまでは登山者はチラホラいたが、旭岳から北海岳方面の縦走コースに入ると人がいなくなった。ずっとガスの中を歩くが、見通しが良ければ素晴らしい稜線歩きのハズだが残念。白雲岳避難小屋のテントは1張。テントを張って水を確保すると、ガスが取れ晴れてきた!白雲岳に向かうことに。山頂からは雲海に浮かぶ旭岳、トムラウシを展望、またブロッケンもみれた。テン場に戻り18時過ぎに就寝、一晩中発電機の音がしてうるさかった。
・9/1(火)
5時起床、このテン場は携帯電波が通じたので、昨晩天気予報を確認、明後日以降天気が崩れる予報なので、1日早く降りることにし、今日は当初予定の忠別岳避難小屋の次、ヒサゴ沼まで行くことにする。6時過ぎに出発。30分位歩くとガスが晴れてきた。北アルプス雲の平に似た壮大な景色、クマの雰囲気を感じながら歩く。忠別岳避難小屋の分岐でフィールド調査グループと遭遇、ドローンを飛ばして調査したいがガスが減るまで待っていると。五色岳から化雲岳のルートはガスと風、化雲岳山頂は風がひどく早々に退散した。ヒサゴ沼の避難小屋に入ると2名の方が既にいて、最終的には7名でとまった。
・9/2(水)
朝起きると晴れていた。びっくり。6時出発、今日はトムラウシ温泉まで焼く10時間の長丁場。雪渓横を上がり元のルートに戻る。好天だ。少し上がると日本庭園、巨石が散りばめられた広い空間、素晴らしい景色、言葉がにならない。人には絶対に作れない、神にしか作れない光景。この光景を私1人で堪能した、何という贅沢な時間。天沼を過ぎ、ロックガーデンへ。この頃からガスが出てきて、ロックガーデンはルートを見つけるのに苦労した。ロックガーデンを上がりピークを越して北沼分岐へ。強い西風にガスがのり、身体が濡れ、眼鏡に水滴が付き見にくい。ここは10年前の遭難が始まったところだ。ここまで歩いてきて、ロックガーデンといい、北沼といい、天候が荒れたら遭難しても不思議でない、と感じた。ここからトムラウシに取り付く。約20分で山頂、ガスト風だったがなんとか登頂、すぐに降りる。南沼キャンプ指定地まで降りてくると、不思議と晴れ風もなく、気持ちよさそうなキャンプ値だった。簡易トイレブースを借りてしばしトイレ休憩。ここからはずっと好天、トムラウシ公園の光景はまた素晴らしかった。最後、コマドリ沢分岐からの登りには閉口、また短縮路分岐過ぎてからは平坦で少し下りのとても歩きやすい道で、跳ばすこと1時間10分、コースすタイムよりだいぶ短い時間で下山口にたどり着いた。
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