大キレット槍穂縦走(槍から北穂へ)
- GPS
- 17:54
- 距離
- 43.6km
- 登り
- 2,406m
- 下り
- 2,398m
コースタイム
- 山行
- 7:41
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 8:50
天候 | 1日目 終日濃霧、概ね大雨・強風、一時雷 2日目 出発時は濃霧・強風、30分で快晴・微風に急変 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路は上高地1530発濃飛バスで平湯乗り換え、高山から特急電車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
通行規制の箇所はなかった |
その他周辺情報 | 【利用したところ】 上高地バスターミナル前のトイレ、水場 横尾山荘横のトイレ 槍沢ロッジの水場 槍ヶ岳山荘(キッチン槍)でカレーとコーヒー 南岳小屋で1泊2食 北穂高小屋でコーヒー 涸沢小屋でコーラ、トイレ 上高地河童橋の横でアップルパイとコーヒー 平湯バスターミナルのトイレ(着替え)、足湯 高山駅前「ちとせ」ラーメン |
写真
感想
年内のマラソンレースが無くなったこともあり、8月に5回と今年は例年になく山づいている。
どれも前日登山口で車中泊のマイカー登山かつ日帰りだ。
9月に入ってそろそろ今シーズンラストにしようと思う。
槍穂縦走の大キレットに行きたかったので、山小屋泊にした。
大キレットは15年振りの2回目。
マイカー登山に疲れたので、久々にバス電車の山行にした。
上高地から入山
槍ヶ岳
大喰岳
中岳
南岳*南岳小屋泊
(大キレット)
北穂高岳
(涸沢)
上高地へ下山
コースも山行タイムもほぼ予定通りだったけど、
初日に雨風雷に見舞われ、槍の穂先はパスした。
1日目
高速バスは寝れたけど23時過ぎ発で5時過ぎ着なので寝不足気味で序盤は特にだるかった。
上高地は小雨、徳沢で土砂降り、槍沢で雷雨、そして強風とどんどん悪くなっていく。
槍の手前で雨が止んでくれて一安心するも、体が冷えて動きが鈍ってきた。
雨に苦戦したけど、体力的には余裕あり、上高地から槍ヶ岳山荘まで6時間半ほどで行けてしまった。
キッチン槍で震えながらカレーとコーヒー、生き返る。
強風は治らず、数時間前の雷のこともあり、槍の穂先は止めておいた。
濃い霧の中、お楽しみの稜線歩きへ。
大喰岳、ガスガス。
中岳、ガスガス。
南岳、ガスガス。
槍ヶ岳から南岳小屋まで1時間45分かかった。
山小屋は午前中の雷雨もあって連泊の方ばかり。
テン場からの避難組らしき方もいて、宿泊客は15人くらいいた。
予約をキャンセルせずに、雷雨のなか3000mの稜線までやって来たのは多分僕ともうひとりだけかと。
快適な山小屋だった。
2日目
出発時はガスガスに強風、気温も低く、雨じゃないだけマシとあまり期待してなかった。
ところが!
南岳からの急峻な岩場を下っている最中だった。
30分後に突然ガスがぐわーっと動き跡形もなく消えた。
何が起きたの?というくらい突然の快晴モードに。
想像していたより遥かに高い所に北穂高岳の頂がそびえ、大キレットが姿を表した。
長谷川ピークとA沢のコルに数人のパーティが見える。
え!?そこ(大キレット)通ってあそこ(北穂)まで行くの?行けるの?マジ?という感じだった。
まるで天空の城だ。
大キレットは15年振り2度目だけど、初めて来た感覚だった。
長谷川ピーク、A沢のコル、飛騨泣き...予想以上にスリリング。
なかでもハセピーあたりが一番怖かった。
北穂高小屋でコーヒータイム。
申し分ない快晴無風が続いている。
山の天気は分からないものだ。
当日にならないとわからない。
だから行ってみないとわからない。
前日決行した甲斐があった。
展望を満喫した後、北穂山頂を越え、涸沢へ下りた。
北穂〜涸沢は初めてだ。
上ってないから明言できないけど、上りはザイテングラート(涸沢〜穂高岳山荘)の方がハードかなと思った。
涸沢小屋と涸沢ヒュッテで小休止。
ここでも快晴無風。
もう絶景がお腹いっぱい状態。
帰り時間を気にしながら、本谷橋、横尾、徳沢、明神へと。
明神橋を渡って穂高神社を参拝し無事登山のお礼。
手前の嘉門次小屋からいい匂いが。
河童橋でアップルパイを食べてバスで帰路に着いた。
快晴良かったですね!取れかけの雲のかかり方も半端なくカッコいい。何時か行ってみたいです。
久々の単独で山小屋泊を満喫しました。
これからここには毎年行ってしまう気がしてます(笑)
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