黒檜ファミリー 黒檜山・爺黒檜・小黒檜・孫黒檜を歩く
- GPS
- 05:23
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 746m
- 下り
- 760m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
黒檜山以外はルートなし 地図読みヤブ漕ぎの世界です |
写真
感想
6月に野反湖でヤブ漕ぎをして以来、ヤブ山には行っていない。そこでこの連休中にどこかのヤブ山に行こうと選択したのが、赤城の黒檜ファミリー。百名山の黒檜山を世帯主として、爺黒檜、小黒檜、孫黒檜と北に連なっている。今日はこの全部を歩いてみました。
起点は五輪峠。ここから黒檜の登山口まで下るのも嫌なのでヤブ尾根を辿って黒檜登山道の途中に合流を目論んだ。刈り払いから笹ヤブに入ってヤブを漕いだがすぐに明瞭なルートに出てこれを辿るとあっさり黒檜登山道に合流。地図にも事前情報でもなかった道で意外でした。あとは急登を頑張り、8時前には百名山登頂。3回目の黒檜です。
写真だけ撮って展望地へ。曇りがちだがけっこう遠くまで見える。少し展望を楽しみ、さて、今日はここからが本番。
まず、北西面の急なガレ場を下る。樹林に入って少しで林床は笹ヤブとなり、あとはずっと笹ヤブ漕ぎ。ただし腰丈から膝丈くらいなのでそれほど苦になりません。
鞍部まで下って登り返したところが爺黒檜。標識に気づかなければ通り過ぎてしまうような特徴のないところで、西上州の南小太郎山のような感じかな。そこから少しで大きな反射板が見えてきて小黒檜山山頂。草木ダム云々と書かれた標柱が立っていて、ダム関連施設だと初めて知りました。
小休止ののち、さらに北に尾根を辿って1515mピークを目指す。相変わらずのササの中を黙々と下って行くと急に眼前が開けてきて、その北端が1515m標高点。明るく気持ちのいい所で斜面下の灌木にヤマブドウがたくさんあったのでジャム用に少々いただきました。
さて、残る孫黒檜はこの尾根ではなくひとつ西側の支尾根の北端にある三角点峰なので真っ直ぐは行けない。
ので、ここから急斜面を西に下って鞍部から少し登り返す。鞍部には下から作業道があがってきていて、植林にはシカ除けのビニールテープが巻かれている。そこを過ぎて尾根を登り返すと意外に早く孫黒檜に到着。これで黒檜ファミリー4座を踏破し、とりあえず目標達成です。
孫黒檜はどうも正式名ではないようで、山レコ登録地名では和久土也山、三角点名は二本楢。どうでもいいけど孫黒檜とは出来すぎ、後付け名じゃないかな。
まだ10時半だけど腹が減ったので早い昼メシを食って下山。地形図を見るとさっきの鞍部まで戻って西に標高差100mほど下れば赤城道路に出られるはず。しかし鞍部の手前に小尾根があり、ここを下ってみると、かなり古い道型が現れた。地形図の破線道らしい。これを辿るとすぐに道路近くまで下れ、最後は道型を見失ったけどすんなり車道に出ることが出来ました。
あとはひたすら赤城道路を歩いて登り返すんだけど、車道歩きはキライ。で、最初のカーブではショートカットしてみたけど足元が悪くかえって疲れるので以後は正直に車道歩き。車に気をつけながら4キロ近く、五輪峠が見えた時はほっとしました。
ヤブはそんなに濃くなく、地図読み、そして人気のない山を歩けて今日は満足です。
コメント
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kotakkyさん、こんばんは
自分は沼田市民なので赤城へは北面道路アクセスが多いのですが、よく見るあのピークは孫黒檜と言われているんですね初めて知りました!また群馬の山のレコ楽しみにしてます!
aznolさん こんばんは
ヤブ漕ぎは下手の横好きでやっているだけです(^o^;)
黒檜山の北尾根はかなり前から食指を動かしていて、はじめは小黒檜だけに焦点を当てて調べていたところ、孫や爺の名を冠したピークがさらにあることを知り、よけいに興味をそそられて今回の山行となりました。
で、孫黒檜なんですけど、文中に書いてある通り正式な山名ではなく俗称名のようですが、黒檜山に続くファミリー山には違いないですね。でもそんなことは関係なく静かでいいところでした。
群馬にはまだまだ手軽に登れそうなマイナーな山が結構あり、ぽちぽち登って行きたいと思ってますので、今後もよろしくお願いします(^o^)
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