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Yamareco

記録ID: 2582895
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ハイキング
中国

マツムシソウまつり♪ 初秋の道後山さんぽ

2020年09月21日(月) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 鳥取県 広島県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:57
距離
10.2km
登り
540m
下り
541m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:28
休憩
0:29
合計
3:57
距離 10.2km 登り 540m 下り 541m
9:22
25
スタート地点
9:47
9:52
23
10:15
10:29
21
10:50
9
10:59
11:06
42
11:48
27
12:15
12:18
46
13:04
15
13:19
ゴール地点
スタート地点はスキー場下のトイレの横。月見ヶ丘までの道は狭そうだし,大した距離でもなさそうだったので下から歩く。行きは岩樋山,道後山,多里大山とゆるやかなピークを踏む。帰りは巻き道を戻った。
天候 ☀晴☀ たまに雲の影
過去天気図(気象庁) 2020年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山陽道~岡山道~中国道東城I.C.で下りて国道314号を通って現地へ。帰りは北房JCTと有漢I.C.間の渋滞情報を見て,新見から国道180号経由で下道を賀陽I.C.まで行ってから高速にのる。山陽道は久々に混んでいた。
コース状況/
危険箇所等
月見ヶ丘登山口の駐車場は結構な台数。停められないことはないが,上までの道が狭いので,スキー場の下に停めて歩いた。登山道はよく整備されていて歩きやすく,危険な場所は特になし。人気の山のわけ。
道後山の山頂から多里大山(持丸山)(鳥取からはたりだいせん,広島からはもちまるやま)までの道は,踏み跡はあるがやや笹の深い道。乾いていたからなんともなかったが,笹が濡れていたら全身びしょ濡れ必至。
その他周辺情報 鯉が窪湿原に行こうと考え,下りてからどこにも寄らず。
今朝はゆっくりスタート。月見ヶ丘への道が狭そうだったので,スキー場直下のトイレ横に駐車して出発。駐車場の脇に薄紫色のぽつぽつが見えた。マツムシソウがそこら中に生えている。出発時からすてきな山の予感。
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今朝はゆっくりスタート。月見ヶ丘への道が狭そうだったので,スキー場直下のトイレ横に駐車して出発。駐車場の脇に薄紫色のぽつぽつが見えた。マツムシソウがそこら中に生えている。出発時からすてきな山の予感。
車道のすぐ側にはミゾソバの大群生。まだ開いていない。
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車道のすぐ側にはミゾソバの大群生。まだ開いていない。
これも車道のすぐ脇に。比婆山でいっぱい咲いていたアキチョウジがここにも。文字通り秋の花。
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これも車道のすぐ脇に。比婆山でいっぱい咲いていたアキチョウジがここにも。文字通り秋の花。
ツリフネソウも続く。
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ツリフネソウも続く。
一昨日歩いた比婆山系。左の方の立烏帽子のトンガリが目印。
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一昨日歩いた比婆山系。左の方の立烏帽子のトンガリが目印。
スキー場のゲレンデにはウメバチソウがいっぱい咲いている。まつり状態だ。
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スキー場のゲレンデにはウメバチソウがいっぱい咲いている。まつり状態だ。
ゲレンデ。空が青い。(^^)
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ゲレンデ。空が青い。(^^)
月見ヶ丘の駐車場もマツムシソウまつり♪自分が今まで来た山の中では,マツムシソウの咲きっぷりは群を抜いている。
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月見ヶ丘の駐車場もマツムシソウまつり♪自分が今まで来た山の中では,マツムシソウの咲きっぷりは群を抜いている。
月見ヶ丘駐車場。すでの車がたくさん停まっている。青い空の下,正面にはこれから登る岩樋山。
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月見ヶ丘駐車場。すでの車がたくさん停まっている。青い空の下,正面にはこれから登る岩樋山。
ワレモコウ,ツリガネニンジンがいっぱいある,さすが花の山。たおやかな山容の通り。登山口も高い場所なので登りが楽ちん。荷物も軽いのでなお楽。岩樋山への登山道をどんどん登る。
ワレモコウ,ツリガネニンジンがいっぱいある,さすが花の山。たおやかな山容の通り。登山口も高い場所なので登りが楽ちん。荷物も軽いのでなお楽。岩樋山への登山道をどんどん登る。
道べりにキバナアキギリ。
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道べりにキバナアキギリ。
上の方に来るとイヨフウロも出てきた。太陽の光を浴びて元気に開いている。
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上の方に来るとイヨフウロも出てきた。太陽の光を浴びて元気に開いている。
アキノキリンソウは主役。黄色が鮮やか。
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アキノキリンソウは主役。黄色が鮮やか。
カワラナデシコ。しおれず美しく咲く。
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カワラナデシコ。しおれず美しく咲く。
岩樋山山頂付近。登山道を外れて脇の踏み跡を辿る。トリカブトの群生が風に揺れる。
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岩樋山山頂付近。登山道を外れて脇の踏み跡を辿る。トリカブトの群生が風に揺れる。
山頂部には石積みが多くあった。ここも昔は牧草地だったのか?青い空の下,本日一座目,岩樋山1271mとうちゃこ。向こう側に道後山のたおやかな山頂が続く。
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山頂部には石積みが多くあった。ここも昔は牧草地だったのか?青い空の下,本日一座目,岩樋山1271mとうちゃこ。向こう側に道後山のたおやかな山頂が続く。
比婆山系がすぐ向こうに続く。気持ちよい広い山頂だ。
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比婆山系がすぐ向こうに続く。気持ちよい広い山頂だ。
そしてマツムシソウまつりはずっと続く。
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そしてマツムシソウまつりはずっと続く。
この時間は少し雲が多くなった。笹原の真ん中に道が伸びる。ヤマラッキョウに立派なツリガネニンジン。
この時間は少し雲が多くなった。笹原の真ん中に道が伸びる。ヤマラッキョウに立派なツリガネニンジン。
道後山へと一旦鞍部に下る。このあたりからヤマハハコがたくさん現れた。
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道後山へと一旦鞍部に下る。このあたりからヤマハハコがたくさん現れた。
シラタマノキの実がたくさんあった。
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シラタマノキの実がたくさんあった。
青っぽいのはサワフタギの実かな。春の白い花は美しい瑠璃色へ。
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青っぽいのはサワフタギの実かな。春の白い花は美しい瑠璃色へ。
岩樋山を振り返る。隣には名も無いピークがあって双耳峰。
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岩樋山を振り返る。隣には名も無いピークがあって双耳峰。
ほどなく道後山1269mにとうちゃこ。こっちの方が岩樋山よりちょっと低い。写真には人が入ってないがランチ中の人多数。想像通りここも密。写真だけ撮ってとっとと退散。
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ほどなく道後山1269mにとうちゃこ。こっちの方が岩樋山よりちょっと低い。写真には人が入ってないがランチ中の人多数。想像通りここも密。写真だけ撮ってとっとと退散。
そういえばリンドウもマツムシソウに負けず劣らずたくさんあった。花の多い立派な株。
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そういえばリンドウもマツムシソウに負けず劣らずたくさんあった。花の多い立派な株。
そう歩いてもないので少し北の多里大山まで行くことにする。一旦鞍部に下って上り返す。そんなにハードな道ではない。分岐点には立派なツルニンジン。
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そう歩いてもないので少し北の多里大山まで行くことにする。一旦鞍部に下って上り返す。そんなにハードな道ではない。分岐点には立派なツルニンジン。
ここが道後山から多里大山に向かう分岐点。3人パーティの皆さんと情報交換する。「向こうは結構笹が深いですよ。」ちょっと考えるが,大丈夫だろうと考え行くことにした。
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ここが道後山から多里大山に向かう分岐点。3人パーティの皆さんと情報交換する。「向こうは結構笹が深いですよ。」ちょっと考えるが,大丈夫だろうと考え行くことにした。
こちらの道は踏み跡はあるが,胸の丈までクマザサの茂った場所が続く。プチ笹藪こぎ。サラシナショウマの立派な花が咲く。
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こちらの道は踏み跡はあるが,胸の丈までクマザサの茂った場所が続く。プチ笹藪こぎ。サラシナショウマの立派な花が咲く。
すぐに上り返しの道になる。青い空の下に太陽を照り返す笹の道が続いている。多里大山への分岐。眺望絶佳!と期待させる文言が書いてある。日射しはキツイが風が心地よい。
すぐに上り返しの道になる。青い空の下に太陽を照り返す笹の道が続いている。多里大山への分岐。眺望絶佳!と期待させる文言が書いてある。日射しはキツイが風が心地よい。
本日3座目,多里大山にとうちゃこ。山頂には岩。
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本日3座目,多里大山にとうちゃこ。山頂には岩。
多里大山1224m。岩の正体はお地蔵様の台座だった。
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多里大山1224m。岩の正体はお地蔵様の台座だった。
お地蔵様の台座にちょっとだけ上がらせていただく。岩樋山とその左には比婆山系の山々。
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お地蔵様の台座にちょっとだけ上がらせていただく。岩樋山とその左には比婆山系の山々。
東の方には,花見山,毛無山山系,蒜山と岡山方面の山が連なる。大山は雲の中。メインルートを外れたここは誰も来ない。とても静かな場所でお昼ご飯をちゃちゃっといただく。
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東の方には,花見山,毛無山山系,蒜山と岡山方面の山が連なる。大山は雲の中。メインルートを外れたここは誰も来ない。とても静かな場所でお昼ご飯をちゃちゃっといただく。
南東方面に新見の山々。特徴的な形の大佐山がよく分かった。標高は高くないがよく目立つ山。
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南東方面に新見の山々。特徴的な形の大佐山がよく分かった。標高は高くないがよく目立つ山。
元来た道を道後山までピストン。ススキもたくさん出て山は秋の気配。分岐からしばらく歩いたところには東屋もある。あまり人の来ている気配がない。トラバース道から道後山を見上げる。
元来た道を道後山までピストン。ススキもたくさん出て山は秋の気配。分岐からしばらく歩いたところには東屋もある。あまり人の来ている気配がない。トラバース道から道後山を見上げる。
戻る途中,ヤマラッキョウ越しに岩樋山や道後山。
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戻る途中,ヤマラッキョウ越しに岩樋山や道後山。
再び道後山に戻って来た。こちらに戻るとやっぱり人,人,人。帰りは山腹の巻き道を登山口へ戻る。そこかしこに立派なリンドウが開く。
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再び道後山に戻って来た。こちらに戻るとやっぱり人,人,人。帰りは山腹の巻き道を登山口へ戻る。そこかしこに立派なリンドウが開く。
岩樋山の山腹には湿地がある。きっとおもしろい植物があるのだろうが,立ち入ることができない。岩樋山の稜線が美しい。
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岩樋山の山腹には湿地がある。きっとおもしろい植物があるのだろうが,立ち入ることができない。岩樋山の稜線が美しい。
青い空が某ウインドウズOSのデフォルト壁紙になりそうな景色だった。
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青い空が某ウインドウズOSのデフォルト壁紙になりそうな景色だった。
黄色が鮮やかなコウゾリナ系の花。
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黄色が鮮やかなコウゾリナ系の花。
アキノキリンソウの黄色がきれい。
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アキノキリンソウの黄色がきれい。
ツリガネニンジンがきれい。
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ツリガネニンジンがきれい。
月見ヶ丘駐車場まで下りて来た。帰りは晴れた岩樋山。駐車場は朝からさらに増えている。広島,福山ナンバーが多い。地元の方に愛されている道後山。
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月見ヶ丘駐車場まで下りて来た。帰りは晴れた岩樋山。駐車場は朝からさらに増えている。広島,福山ナンバーが多い。地元の方に愛されている道後山。
スキー場のリフトトップから,正面に猫山を見てゲレンデを下る。ススキの丈が高く漕ぐ場所もあった。
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スキー場のリフトトップから,正面に猫山を見てゲレンデを下る。ススキの丈が高く漕ぐ場所もあった。
そして足下には無数のウメバチソウが続く。このゲレンデ全体がウメバチソウの成育エリア。
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そして足下には無数のウメバチソウが続く。このゲレンデ全体がウメバチソウの成育エリア。
下ってきたゲレンデを振り返ると青い空。朝より天気がよくなった。
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下ってきたゲレンデを振り返ると青い空。朝より天気がよくなった。
最後に咲いていた花。名前が分からず。→でcomet123さんのログからどうやらハナトラノオであることが判明しました。
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最後に咲いていた花。名前が分からず。→でcomet123さんのログからどうやらハナトラノオであることが判明しました。
ゲンノショウコで今日の道後山の山旅を終了。
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ゲンノショウコで今日の道後山の山旅を終了。

感想

一昨日,友達と比婆山に行った。今日はこの山域で気になっていた道後山に行ってみた。標高差も大してないしゆっくり行っても大丈夫だろうと思ってスローなスタートになった。
以前からいろいろな方のレコで見ていた通り,道後山はたおやかな稜線の連なるすばらしい山だった。そして今日は連休の中日,天気もよいので俄然人が多かった。次々と車が登って来て,月見ヶ丘の駐車場はほぼいっぱいに。人気のほどがうかがい知れた。
そしてここは花がとても豊かだった。道べりのツリフネソウ,スキー場のゲレンデの中のウメバチソウ,どこの尾根道にも咲いているマツムシソウ...。道ばたの花が絶えることがなかった。日当たりのよい場所は,マツムシソウまつりだった。さすが!花の百名山だ。

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コメント

同じ山行きましたね〜
satopan7さんこんにちは!1日違いでしたね。どこかで会えるといいですね!
2020/9/22 9:14
Re: 同じ山行きましたね〜
コメありがとうございました。まさしく一日違いとなったようですね。道後山,初めて行きましたがよいところでした。特に花の咲きっぷりが見事でした。人がいっぱい来るのも納得です。晴れていたら登山が初めての方にもオススメだと思いました。
2020/9/22 13:58
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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