【北ア】奥丸山(2440m)

2020年09月21日(月) [日帰り]

• GPS: 11:30
• 距離: 23.6km
• 登り: 1,694m
• 下り: 1,706m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:43
• 休憩: 1:47
• 合計: 11:30

3:52 スタート地点
4:14 4:25 新穂高登山指導センター
4:27 4:27 中崎山荘 奥飛騨の湯
4:46 4:46 小鍋谷ゲート
5:23 5:30 穂高平小屋
6:17 6:17 白出沢出合
7:24 7:24 滝谷避難小屋
7:28 7:38 藤木レリーフ
8:22 8:31 槍平小屋
10:12 11:09 奥丸山
13:35 13:35 小池新道入口
13:51 13:51 わさび平小屋
14:02 14:02 笠新道登山口
14:13 14:13 中崎橋
14:23 14:23 お助け風穴
14:36 14:40 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
14:50 14:54 新穂高温泉バス停
14:55 15:00 新穂高登山指導センター
15:22 ゴール地点

◆左俣谷から中崎尾根に登るルートが切り拓かれたと聞いたのが平成17年と聞く。

◆露天風呂の親子の会話三題
�〇辧屮僖僉△�風呂に蛾がいるよ」父「蛾も温泉が好きなんだね」
��弟「僕、栗まんじゅう食べたことがないんだよ。」兄「僕あるよ。めっちゃ、おいしいんだぞ！」
��子「ティラノサウスルとトリケラトプスの関係はわかる？」父「・・・」子「二人は、ライバルなんだよ」

◆平湯民俗館で出会った富山のおじさんと、そのご高齢のお父さん。おススメのお風呂は、栃尾温泉の共用露天風呂『荒神の湯』と『泡の湯』だとか。

写真

9/21 4:27

鍋平から徒歩で
新穂登山指導センターへ

9/21 7:06

チビ谷越えて

9/21 7:28

ひとまず滝谷避難小屋へ

9/21 7:34

ふと見上げれば北穂たくましく

9/21 8:15

振り返ると
北穂と涸沢岳の雄姿

9/21 8:20

南沢を渡って

9/21 8:24

槍平小屋着
・・・闇を歩いて来た身には
あまりのにぎやかさ

9/21 8:37

右俣谷を渡るハシゴ橋は
別世界への入り口

9/21 8:45

岩の押出しを途中まで詰め
左岸尾根へと巻き上がる

9/21 9:21

頭上のオオカメノキや

9/21 11:25

足元のシラタマノキの声援を受け

9/21 9:29

右俣谷の上流部分が見えてくると
いきおい気分も盛り上がる

9/21 9:38

極めつけはこれだっ
槍の穂先が見えてくる
その瞬間！

9/21 9:38

何だろう
この存在感
そしてこの胸の高鳴り

9/21 9:43

中崎尾根が近づいてきて

9/21 9:48

稜線分岐で一息つく

9/21 9:59

青空が近づいて
高揚感の海を泳ぐ

9/21 10:03

槍ヶ岳・大喰岳・中岳

9/21 10:01

中岳・南岳

9/21 10:09

槍ヶ岳・左俣岳・樅沢岳

9/21 10:09

奥穂・西穂

9/21 10:09

焼岳・乗鞍岳

9/21 10:11

Congratulations!

9/21 10:12

何はともあれ
めでたい・めでたい ♬

9/21 10:12

笠ヶ岳・抜戸岳

9/21 10:14

笠地蔵さま！
伏して拝み
感謝の祈りをささげる

9/21 10:14

陶酔
賞賛
耽美

9/21 10:14

心酔
憧憬
礼賛

9/21 10:15

かわいさ余って
食べちゃうぞ（意味不明）

9/21 10:16

再び
左俣上流部の山々

9/21 10:16

奥丸山の三角点

9/21 10:29

大ノマ・黒部五郎・弓折

9/21 10:40

鏡平山荘
背後の屏風は
弓折・双六・黒部五郎

9/21 10:41

北穂・涸沢・奥穂・ジャンダルム

9/21 10:42

長谷川ピーク・北穂・涸沢・奥穂・ジャンダルム・天狗ノ頭・間ノ岳・西穂

9/21 10:42

南岳・大キレット・長谷川ピーク・北穂

9/21 10:49

南岳小屋まで
くっきり・はっきり

9/21 10:55

長谷川ピーク・北穂・涸沢・奥穂

9/21 10:56

何度見ても見あきぬ立ち姿

9/21 11:08

天まで伸びゆく中崎尾根

9/21 11:08

北穂・奥穂

9/21 11:11

いつまでも居座りたい気分に見切りをつけ

9/21 11:39

やおら笹ヤブに突入する
倒木や足元のギャップに注意して

9/21 12:01

左俣への下山ルート分岐に立つ

9/21 12:37

このやんちゃ坊主たちは
大木場ノ辻・錫杖岳

9/21 13:03

私のために警備にあたって頂き
ご苦労である
その労をねぎらってさしあげよう

9/21 13:19

あと一息

9/21 13:29

林道分岐に飛び出した

9/21 13:33

この橋を渡れば
文化の香り（意味不明）

9/21 13:33

左俣だっ！

9/21 13:35

はるか北アルプスの核心部につづく道

9/21 13:37

私は文明に戻ろう

9/21 13:37

フィニッシュを惜しんで
振り返る

9/21 13:55

わさび平小屋を通りすぎ

9/21 14:42

ゲートに着いて
楽しかった山旅を想う

9/21 15:34

山はいいな

撮影機器：

COOLPIX AW130 ニコン

AQUOS sense3 SH-M12 SIMフリー シャープ

感想

ふらり

無料Pは満車。鍋平から歩かされる羽目になりましたが、不思議と気分はハイです。野心をたぎらせる者にとっては、かえって熱い思いに火がつく・・・って、どう考えても負け惜しみ？新穂高の登山センターに登山届けを出してからワンピッチ。夜が白み始めた。

滝谷まで歩いて、振り仰ぐ北穂を見てさらに燃え上がる。南沢を渡って槍平小屋前へ。何て数の人たちだろう。闇の中、これだけの方々がじっと朝を待ち望んでいたんだ。やはり有名山岳は違うなあ。

槍ヶ岳日帰りピストンの方とひとしきり情報交換してから、それぞれの目的地に別れ別れです。私はキャンプ指定地から奥丸山をめざします。ちなみに左俣林道に下山するまでは、とうとう人類には会わずじまいでした。

この山域、さすがに北アルプスのセレブ相手には、分が悪すぎるというものでしょう。それでいて、この絶景はお得すぎる。

ガレ沢登って、左岸尾根に這い上がると、一頑張りで中崎尾根です。登るにつれ、槍穂の稜線がせりあがってくる高揚感は言葉を越えて感動を誘います。蒲田川の上流部が俯瞰できる高度になると、今度は槍の穂先が見えてくる。何だろう、このトキメキ感。

感激は眺望だけじゃない。ブルーとグリーンの世界に負けまいと存在感をアピールしているのは、シラタマノキの白い実やムシカリの赤い実だ。

言うまでもなく奥丸山のてっぺんはさえぎるもののない大パノラマ。槍ヶ岳・大食岳・中岳・南岳・南岳小屋・大キレット・北穂高岳・涸沢岳・奥穂高岳・ジャンダルム・天狗ノ頭・間ノ岳・西穂高岳・乗鞍岳・焼岳・大木場ノ辻・錫杖岳・笠ヶ岳・抜戸岳・大ノマ岳・黒部五郎岳・弓折岳・鏡平小屋・双六岳・樅沢岳・左俣岳・・・このロケーションは貴重すぎる。

名残惜しい気分に見切りをつけて下界へ。笹こぎ・急降下。左俣谷を渡る橋を渡ると、文明世界を感じさせるような人の多さです（笑）。

トレラン女子に「あの山何ですか？」と聞かれて「錫杖岳ですよ」って答えたりする。朝2時に出ての三俣蓮華往復とはタフすぎるね〜。「おススメの温泉はありますか？」などと聞かれて、こっそり秘湯を教えちゃう。

さあて、私は鍋平までまだまだ遠いぞ。ファイト！