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記録ID: 2585817
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

越後駒-中ノ岳-荒沢岳(銀山平〜周回)

2020年09月21日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
14:36
距離
30.7km
登り
2,980m
下り
2,966m

コースタイム

日帰り
山行
13:19
休憩
1:18
合計
14:37
2:44
10
2:54
2:54
102
4:36
4:48
36
5:24
5:30
35
6:05
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44
6:49
7:02
17
7:19
7:20
13
8:07
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48
8:55
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30
9:25
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37
10:02
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6
10:08
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10
10:18
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16:17
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16:37
16:37
25
17:02
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19
天候 雨のち曇り
過去天気図(気象庁) 2020年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
マイカーで銀山平の荒沢岳登山口に向かう。
登山口には10台ほどの駐車スペースとトイレがある。
コース状況/
危険箇所等
◆銀山平〜越後駒ヶ岳
・銀山平から道行山に向かう登山道は急登で少しわかりづらい箇所があるので注意。
・他は完璧に整備されているので問題なし。
・小屋下の水場はしっかり水が出ていた。

◆越後駒ヶ岳〜中ノ岳
・トラバースや岩稜帯の細尾根歩きが多く油断できない。

◆中ノ岳〜兎岳
・雨のせいか登山道の泥がめちゃくちゃ滑りやすく尻もち数回。
・笹薮も刈っておらず歩き辛い。

◆兎岳〜荒沢岳
・笹刈り完璧で気持ちよく歩くことができる。
・「陽の水」は出ていなかった。
・アップダウンが多いので体力勝負、

◆荒沢岳〜銀山平
・なんといっても核心部は前堯D垢て急な鎖場やハシゴが続くので集中力を切らさないこと。
・銀山平の登山口近くに水場あり。
その他周辺情報 銀山平の登山口〜1キロくらいのところにある白銀の湯。
大人一人650円。
今日は越後駒ヶ岳からグルっと回って荒沢岳を巡る。
まずは銀山平からスタート。
2020年09月21日 03:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 3:00
今日は越後駒ヶ岳からグルっと回って荒沢岳を巡る。
まずは銀山平からスタート。
道行山までがプチアドベンチャーだった。
ここからは整備完璧。
2020年09月21日 04:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/21 4:48
道行山までがプチアドベンチャーだった。
ここからは整備完璧。
ガスガス・・・
2020年09月21日 06:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/21 6:06
ガスガス・・・
途中で念仏が聞こえてきたので何かと思ったら越後駒ヶ岳から修験者さんが降りてきた。
2020年09月21日 06:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 6:46
途中で念仏が聞こえてきたので何かと思ったら越後駒ヶ岳から修験者さんが降りてきた。
避難小屋到着
2020年09月21日 06:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/21 6:49
避難小屋到着
小屋脇の水場は出ていなかったが・・・
2020年09月21日 06:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 6:49
小屋脇の水場は出ていなかったが・・・
下に水場があるらしい
2020年09月21日 06:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 6:50
下に水場があるらしい
おお、完璧な水場だ
2020年09月21日 06:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 6:54
おお、完璧な水場だ
小屋の横にはテントが数張
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小屋の横にはテントが数張
いきなり大雨が降ってきた。
登山道はあっというまに川と化した
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いきなり大雨が降ってきた。
登山道はあっというまに川と化した
雨だけどとりあえず越後駒ヶ岳をピクる
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雨だけどとりあえず越後駒ヶ岳をピクる
貸切山頂。まあこの雨だし景色も見えないし。
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貸切山頂。まあこの雨だし景色も見えないし。
次は中ノ岳を目指す。
雨で滑るし歩き辛い・・・
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次は中ノ岳を目指す。
雨で滑るし歩き辛い・・・
そこそこ時間をかけて中ノ岳避難小屋に到着。
登山者が数名。
そこそこ時間をかけて中ノ岳避難小屋に到着。
登山者が数名。
中ノ岳登頂!
1月に山スキーで来た時以来。
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中ノ岳登頂!
1月に山スキーで来た時以来。
次は中ノ岳から兎岳を目指す。
笹薮が酷かった・・・
2020年09月21日 11:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 11:18
次は中ノ岳から兎岳を目指す。
笹薮が酷かった・・・
兎岳登頂!
2020年09月21日 11:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 11:52
兎岳登頂!
ここからの縦走路は整備万端でかなり歩きやすかった
2020年09月21日 12:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 12:03
ここからの縦走路は整備万端でかなり歩きやすかった
池塘もある。
2020年09月21日 12:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 12:04
池塘もある。
笹刈り完璧
2020年09月21日 12:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 12:18
笹刈り完璧
雨も上がって少し景色も見え始めた
2020年09月21日 12:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 12:33
雨も上がって少し景色も見え始めた
中ノ岳方面も少しガスが取れてきたか
2020年09月21日 12:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 12:53
中ノ岳方面も少しガスが取れてきたか
素晴らしき縦走路
2020年09月21日 12:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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素晴らしき縦走路
水場があるというので行ってみた。
2020年09月21日 13:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/21 13:00
水場があるというので行ってみた。
ほとんど水たまり。
白山の小桜平避難小屋の水場によく似ている。
2020年09月21日 13:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 13:02
ほとんど水たまり。
白山の小桜平避難小屋の水場によく似ている。
源蔵山
2020年09月21日 13:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/21 13:23
源蔵山
灰ノ又山。変わった名前だ。
2020年09月21日 13:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 13:43
灰ノ又山。変わった名前だ。
綺麗に笹薮を刈ってくれていた方にお会いできたのでお礼を述べた
2020年09月21日 13:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 13:57
綺麗に笹薮を刈ってくれていた方にお会いできたのでお礼を述べた
白山の楽々新道の雰囲気によく似ている
2020年09月21日 14:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 14:06
白山の楽々新道の雰囲気によく似ている
池もあっていい雰囲気だ
2020年09月21日 14:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 14:19
池もあっていい雰囲気だ
灰吹山到着。
もうちょいで荒沢岳!
2020年09月21日 14:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 14:31
灰吹山到着。
もうちょいで荒沢岳!
荒沢岳登頂!
2020年09月21日 15:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 15:11
荒沢岳登頂!
記念撮影
2020年09月21日 15:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 15:15
記念撮影
またガスってきた・・・けど稜線の険しい感じがよくわかる
2020年09月21日 15:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 15:28
またガスってきた・・・けど稜線の険しい感じがよくわかる
核心部となる前凜好拭璽
2020年09月21日 16:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 16:07
核心部となる前凜好拭璽
延々と鎖場がつづく
2020年09月21日 16:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 16:12
延々と鎖場がつづく
これだけの規模の鎖場は初めてかもしれない。
2020年09月21日 16:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 16:15
これだけの規模の鎖場は初めてかもしれない。
ハシゴ場もある
2020年09月21日 16:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 16:23
ハシゴ場もある
ようやく奥只見が見えてきた
2020年09月21日 16:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 16:34
ようやく奥只見が見えてきた
ブナの森。ホッとする。
2020年09月21日 16:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 16:49
ブナの森。ホッとする。
無事帰還!
2020年09月21日 17:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 17:21
無事帰還!
荒沢岳は上級者コースとのこと。
確かに初心者は無理。
2020年09月21日 17:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 17:21
荒沢岳は上級者コースとのこと。
確かに初心者は無理。
ガッツリ歩いて大満足。
お疲れさまでした!
2020年09月21日 17:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 17:23
ガッツリ歩いて大満足。
お疲れさまでした!

感想

今日は越後の名峰「荒沢岳」に行ってきた。
200名山の同峰は自分も未踏で、あの深田久弥氏も登れなかったという。

せっかく行くのだから荒沢岳のみでなく、越後駒ヶ岳と中ノ岳も絡めてビッグに周回しよう。

久しぶりに奥只見シルバーラインを走って銀山平へ。
この道も何度も走っているので割と身近な存在に感じられる。

前日は白山に登ってから来ているので到着は22時近くになってしまった。
周回ルートとなると15時間くらいかかりそうなので3時には遅くとも出発したい。
4時間ほど寝て2時半起床。予定通り3時前にスタートすることができた。

今回のルートは越後駒ヶ岳周辺の一部の区間は歩いたことがあるが、ほぼ初見となる。
暗闇歩行は慣れているが道行山までの一部ルートが不明瞭が箇所があったので少し悩んだ。

小倉山あたりで明るくなってきたのでヘッデンを外す。
後は越後駒ヶ岳まではラクチンルートだし涼しいのでガンガンと歩いていく。
途中修験者さんが念仏を唱えながら降りてきたが、登山者はほとんどいなかった。

小屋に到着すると同時に雨が降り出した。
まあ雨は想定していたので沢靴で来ていたし問題ないのだが、思ったより気温が低かったので早々にカッパを羽織った。

かなりの本降りだった。

結局中ノ岳を過ぎた辺りまで雨は降りつづき、岩や草が滑るのでトラバースや痩せ尾根歩きには肝を冷やした。
そこそこ時間をかけて中ノ岳に到着。

ここは正月に山スキーで登ったピークで夏はどうなっているのか興味があった。
だが、結果的に眺望は一切なかったので冬に来た時とほぼ同じ状況…これは再びリベンジする必要があるな。

中ノ岳から兎岳までの道もえげつなかった。
泥が雨で滑って尻もちつきまくり。
普段転ぶことはほとんどないのだが今日は特別だった。
アイゼンが欲しいと思ったくらいだ。

兎岳からようやく道も良くなって歩きやすくなった。
途中笹刈りしてくれているおじさんにお会いしたので談笑。
・どこから来たのか
・年齢
・どこでこのルートの事を知ったか
という3点の質問をぶつけられた。
この周回ルートを歩く人はあまりいないらしく、特に日帰りは珍しいとのことだった。

時間も押していたので歩くことに集中する。
そして念願の荒沢岳登頂!
眺望がなかったのは残念だったが難易度の高い200名山として知られる荒沢岳に登頂できてよかった。
しかし難易度が高いと言われる前瑤呂海譴らだ。
鎖場やハシゴ場はどこにでもあるが、ここの鎖場は斜度も急で長いので緊張の連続だった。
これまで歩いた鎖場の中では最もハードだったかもしれない。

前瑤終わればルンルンの森歩きとなる。
時間は押していたが何とか明るいうちに駐車場まで歩き通すことができた。

通して14時間半のガッツリ山行となった。

また次回歩くことがあれば晴れた日に再訪したいと思う。

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