日の出山
- GPS
- 07:24
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,050m
- 下り
- 1,105m
コースタイム
天候 | 晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
武蔵五日市:15:05発 どちらも余裕で座れました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
以下、写真も含めて、地図とは「奥多摩東部 登山詳細地図」を指します。 築瀬尾根 多摩川からトイレの所に上がって、少し御岳よりの石段から入りました。上がるとすぐにお墓があります。が、それでは左に寄り過ぎのようです。お墓の後ろから、地図の「小屋」が見えますので、右側に行って回り込んで小屋に行きました。小屋の先は少し沢沿いを行き、沢が二股になる所で、真ん中の支稜に取り付きました。その先のルートは山慣れた人なら分かると思いますが、道と言うか踏み跡と言うか微妙な所。最後、地図の「尾根分岐」と書かれている所に急登します。362mピークの方から道有り。降りの場合、ここで道を外して左に降りるのは分かりにくいと思います。ピンクテープの目印あり。 この先は尾根に沿って登るのみで、鉄塔の所に出ます。登って来た所よりも、気持ち道らしく感じました。鉄塔から少し登れば、南面側伐採地の上を行くようになります。三室山からの尾根が見え、高峰までも見えます。ひと登りで三室山からの縦走路に合流。この先は、高峰に登るなり、南面を巻くなり、どちらでも一般登山道の範疇。 麻生山 金比羅尾根の縦走路が麻生山を巻く上側から、麻生山までは容易に分かるでしょう。麻生山から、一旦南東の尾根に乗って720m付近まで降ります。右に尾根を外す所は、送電鉄塔巡視路の標柱があって明朗です。行き過ぎて鉄塔まで降りたらやだなと思いつつ降りましたが、杞憂でした。中腹をほぼ水平に行けば金比羅山縦走路はすぐ。 なお、上側の分岐から白岩滝へのルートは4/04まで通行止めだそうです。 金比羅山縦走路 新秩父線の18号鉄塔の所で作業中のため、迂回路に誘導されます。ちょっとアルバイトかな? 勝峰山コース 指導標の幸神方面に入り、白岩山の三角点へ。三角点の所のフェンスが降りて行く尾根が、目的の尾根です。フェンスが谷に降りて行くまで、フェンス沿いに行けば、出だしは間違い無し。607mピーク(梵天山の表示有り)、543mピーク(真藤の峰の表示有り)を過ぎ、送電鉄塔の所までは、特に迷うような所はありませんでした。降りの場合は送電鉄塔の所で注意。南に巡視路があるようで、東電の黄色い標柱があり、その先に踏み跡らしきものがありますが、それは誤り。ここは南東側に行きます。送電線の下を降りて行くようなら誤りです。登りの場合は関係ありません。 441mピークの手前、赤テープに「勝峰山->」と書いてある所。南西側に踏み跡があります。深沢山はそっちだっけ?って偵察に行こうとしましたが、それは誤り。いくつかアップダウンが有り、現在地認識が甘くなりました。深沢山への分岐はススキ原を過ぎた先で、深沢山方面の赤テープもあります。 小机サブコース 始めて通ったので、緊張していたのか現在地不明になる事はなし。地図にはいくつか"行くな"の分岐が出ていますが、オーこれか、と分かります。石地蔵と書かれた所には小さなお地蔵さんあり。が、ルートはお地蔵さんの2m程後ろを横切ります。お地蔵さんの向いている方向に進むのは誤りのようです。 お地蔵さんを過ぎれば右下に人家も見え、ゴールはすぐ。 APRS VX-8D + SRH940 144.66MHz 1200bps 5W WIDE1-1で運用 電源を入れてもGPSが現在地割り出すのがなんか遅いんだよねー。と言う訳で、地図の「尾根分岐」でスイッチオンするも、最初の送波は鉄塔の先。無事成功。その後は要所のピークは皆成功。最後は石地蔵の手前327mピークまで成功。都心の見える尾根なので、成功率高かったです。 そうそう、麻生山の辺りで、ピーガガガの音に混じって、人の声が混信してました。144.66MHzは広帯域データー通信用で、音声通話じゃ無いんですけれどね。 |
写真
感想
三日前に登ったしなぁ、どうしようかなぁ?と思いつつ、行ける時には行っておこうと思って、少し標高を上げて行ってきました。日の出山は山頂からの展望が魅力です。冬晴れの日。展望はさぞや…。と言うのを楽しみにして出かけました。
なるべく、行った事の無い道を通ってみたい。この辺りの一般登山道(普通の登山地図に出ている道)はあらかた行ってしまったので、奥多摩東部登山詳細図の出番です。登りは北側の三本あるバリ系のルートから、築瀬尾根にしてみました。シンプルに、その道が一番歩く距離が長いからです。降りは全く未知のバリバリルートは考えもの。この季節、山中で残業はご勘弁願いたい。そこで、以前、登りに使った勝峰山へのルートを降り、途中から行った事の無い「小机サブルート」を通ってみる事にしました。
築瀬尾根は下部が分かりにくいようです。が、登りは取り付き点さえ分かれば、それなりに慣れている人なら、さほど困難無く辿れるんではないかと思います。道か踏み跡かと聞かれると、どっちと答えるかが微妙ですが、ルートはハッキリ分かります。降りに使う場合は「尾根分岐」と書かれた所で、左の支稜に曲がる所が、文句無く難しいと思います。真っ直ぐに道はあり、左側はちょっと見、ルートのようには見えません。左道端のピンクテープに"←"と"↑"が書かれているのが目印。これを見逃すと362mピークまで行ってしまっても不思議は無いと思います。
「尾根分岐」の上は道も明瞭なので、迷うような所は無かったです。指導標の類はありませんでしたが….。
伐採地の所で、面白いので年輪を見て回りました。南側は成長が早いので年輪の間隔が広く、北は狭いと言われているように思いますが、どうしてどうして。例外は幾らでも。かなり根元近くで切られていたので、大きな根が伸びて行った方の年輪が広がるようです。見た限り、北側に太い根が多かったような気がします。南側の斜面なので、そうなったのかなぁ?(南側は斜面の下側になるので)
勝峰山への降り。出だしはフェンスに沿った尾根を降って行けば良いので簡単。607mピーク(梵天山)、543mピーク(真藤の峰)はなんなく通過して鉄塔の下へ。ここでほぼ真南の尾根に東電の黄色いポールが立っていて目立つ目立つ。うっかりそっちに入り込みましたが、送電線のほぼ真下を行くので、なんだか変。もっと角度を持って送電線から離れて行く筈。30mも行かないうちに戻って鉄塔の南東側を探すと、目的のルートがありました。降りるときは、ここは要注意と思います。登りは関係ありません。
おっと間違える所だったぜ、ヤレヤレと思って緊張が緩んだか、現在地把握が甘くなってしまいました。448mピークを過ぎ、まだ441mピークを過ぎていないのに、右側に行く踏み跡が…。あれ、もう深沢山への分岐かしらんと思って、偵察に入ろうとしたまさにその時、この尾根で唯一すれ違ったお兄さんが勝峰山方面からやってきました。唯一すれ違った人が絶妙のタイミング。新年早々ついてる。
なんでも、地元の人で、山登りと言うノリではなく、いつも見上げてる山の踏み跡を散策してみたと言うノリで来そうな。「これを行けば金比羅尾根に行けるんですかぁ」と、登山者としての視線で見るとちょっとびっくりの軽いノリ。地図も持っていない様子。でも人様の事は言えません。私も昔は、近所の低い山の踏み跡を、どこに行くのかも分からずに空身で歩き回ったものです。街中でも知らない道をフラフラ歩いたり。結構、楽しいんだな、これが。
早速、情報交換。ここは深沢山への分岐ではなく、分岐はもっと先で、そこにはちゃんと深沢山への方向指示もあるとの事。こっちは、金比羅尾根に出る気なら白岩山まで行くしか無く、結構長丁場だよと教えてあげて別れました。何でもインターネットに鉄塔が出ていて、そこまで行ってみようかと思ったとの事。一応、行けば鉄塔はあるけれどねと言ったら、そこまで行ってみますと言ってました。大丈夫だったかな?時間的には十分余裕はあったと思いますが。
彼に出会ったおかげでよけいなアルバイトをせずに済み、無事に分岐まで到着。その先の地形から考えて、入ろうとした踏み跡は、448mピークと441mピークの間のピークから、「深沢家土蔵」と書かれた所に降りる尾根だったと思います。分岐の先は気合いを入れて、現在地把握はばっちり。地図にはいくつかの分岐が書かれていて、先に×印がついていますが、ぜんぶ「オー、これか」と分かりました。「石地蔵」の所まで降りて来てやれやれ一服。あとは標高差で100mもない。無事にゴールにたどり着きました。
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