北穂高岳、奥穂高岳


- GPS
- 19:53
- 距離
- 37.0km
- 登り
- 2,552m
- 下り
- 2,536m
コースタイム
- 山行
- 5:27
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 6:16
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 8:43
- 山行
- 4:34
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 4:44
天候 | 1日目:曇りのち晴れ、2日目:曇りのち晴れ、3日目:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
・さわんど駐車場〜上高地シャトルバス(往復2300円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■上高地〜涸沢 特に危険個所無し。 ■涸沢〜北穂高岳 急勾配でガレ場や鎖場、梯子などもあるがそれほど危険はない。 ■北穂高岳〜奥穂高岳(穂高岳山荘) 危険個所多数。落石リスクもあるのでヘルメット着用推奨、ストックの使用は非推奨。悪天候時は避けた方が無難。北穂→奥穂の方が恐らく歩きやすい。 ■穂高岳山荘〜奥穂高岳 危険という程の場所はないが序盤の梯子、岩場がすれ違い不可のため酷く渋滞する。他にも狭い場所はあるが無理なショートカットは落石を引き起こすのでNG。 ■穂高岳山荘〜涸沢 ザイテングラードは足場の悪い所もあるので注意。 |
その他周辺情報 | ■山小屋、売店営業状況 明神:営業中。喫茶は未確認。 徳澤ロッジ:未確認 徳澤園:売店、喫茶ともに営業中。 横尾山荘:売店営業あり。喫茶の営業はなし。 涸沢ヒュッテ:売店、喫茶ともに営業中。 涸沢小屋:売店、喫茶ともに営業中。 北穂高小屋:売店、喫茶ともに営業中。水は有料。 穂高岳山荘:売店、喫茶ともに営業中。水は有料。 ■温泉 せせらぎの湯(520円) |
写真
感想
「横尾までバスを通してくれたらいいのに」『そんなことしたら涸沢の混雑が更にヤバいことになる』雑誌の記事だったか、誰かのレコだったか、どこで読んだのかは覚えていないが印象に残っているやり取り。横尾までの道中はひたすらこれを思い出していた。
小梨平での(雪中)キャンプを含めれば上高地に来るのは3回目。登山を本格的に始めたころにすごく憧れていた上高地だけど、2年前に蝶ヶ岳登山で訪れて以降、あまり足が向かなかったのは上高地〜横尾の延々と続く道のりにまいってしまったというのが正直な気持ちである。(槍ヶ岳も新穂高スタートで登ったし)
しかしながら一度はやってみたいと常々思っていた涸沢でのテント泊、行くにはこのルートしかないということで覚悟を決めて行ってきた。横尾までの道中は音楽を聴きながらひたすら無心で歩き、横尾大橋を超えてからが今回のメイン。徐々に傾斜がきつくなる標高差600mの登りはテント泊装備で歩くにはなかなか堪える道だった。涸沢でテント泊をする人たちは皆これをやってるんだな、スゴイ。
涸沢はさすが日本一とも言われるテント場だけあって素晴らしい景色。隣接する2つの小屋も綺麗で設備も充実していて自販機を見たときは驚いた。でもカールに作られたテント場ということで薄々想像はしていたのだけど、テントを張れるような平らで傾斜のない場所を探すのにはなかなか苦労した(というか、結局傾いたスペースで妥協してしまったので寝るときに少しずつずり落ちて困った)。ここはもしかしたら残雪期に来た方が快適に過ごせるのかもしれない。
北穂高岳への登りは傾斜はあれどそこまで危険な場所は無し。途中から快晴になって気持ちよく歩くことができた。
北穂〜奥穂の縦走路は退屈しないスリリングな道のり、、、という感じで途中までは余裕があったが、最後の涸沢岳への登り返しはやたら怖い足場があったりで流石に怖かった。雨の日は絶対に歩きたくない道。
穂高岳山荘と奥穂高の往復はとにかく渋滞に参らされた。取り付きすぐの梯子とその先の鎖場がすれ違い不可能なので登りと下りで譲り合う必要があるのだけど、お互いの待機場所から状況が見えないので声を掛け合わないといつまでたっても進めない状況になってしまう。槍ヶ岳の穂先みたいに登りと下りを別ルートに出来たら良いのだけど難しいんだろうなあ。
今回の連休、最初は雨〜曇り予報で天気がイマイチになることを覚悟していたのだけど、行ってみたら雨には一切降られることなく、雲一つない快晴下での稜線歩き、涸沢の星空やモルゲンロート、色鮮やかに輝くテント村など、見たいと思っていたものを大体全部見ることができたのですごく良かった。頑張って歩いた甲斐があったと思う。
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