【鳳凰三山】口元緩みっぱなし(^▽^)錦秋&天空の稜線美(↑ドンドコ沢コース↓中道コース)
- GPS
- 11:00
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 2,255m
- 下り
- 2,250m
コースタイム
- 山行
- 8:55
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 11:00
天候 | 晴れ→曇り 高層と低層に雲。ちょうど稜線の高さに雲はかからず、雲っている割に遠望も利く、比較的よいコンディション。 行動中は終始、ベースレイヤーと長袖シャツ1枚。 鳳凰小屋、各山頂で止まっているときには上にレインウェア。 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
韮崎ICから。 ナビに従っていったら、旧道からのアプローチ。 大回りだし、狭いし、道は悪いしで、かなり時間を要しました。 夜の10時の到着で、上段の駐車場は半分くらい、下段の駐車場は2〜3台、上段の駐車場に駐車。 朝の出発時にはいずれもいっぱいで、青木鉱泉に向かう途中の斜面の駐車場に10台程度。 下山時にも空きあり。下手すると途中の路駐がいっぱいかと思っていましたが。 紅葉シーズンの割に、思っていたよりは少なかった。 ◆帰り 下山後、ワイパーに駐車場未払いの紙が挟んであるので、青木鉱泉まで支払いに。 駐車料金は750円(昔は700円だったので、消費税増税に伴って値上げした?)で、宿泊者は無料。 帰りは新道から韮崎ICへ。 新道も道が陥没しているところはありますが&入り口はダートですが、それなりの広さはあります。旧道に比べるとかなり走りやすい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆青木鉱泉〜地蔵岳 ・全体的に樹林帯。前に来たときよりもロープが充実していた印象。 ・砂防ダムを越えて少し進んだところで右上の方から10個ほどのライトが下ってきました。 あまりに早い下山だと思っていたら、どうも道を間違えて下ってきた方々と、おそらく先行者に着いていった方々。 樹林帯で踏み跡も薄い箇所があり、確かに暗いうちはわかりづらいのかも。 私はタイミングよく、ついて行かずにすみました。 ・南精進ヶ滝、鳳凰滝、白糸の滝、五色の滝と、登山道から行くことのできる滝はすべて立ち寄り。 登山道から近い白糸の滝以外は意外と寄る人が少ないみたいです。 いずれも個人的には好きな景色でおススメです。特に五色の滝。 ただし、滝への道へのアップダウンで、間違いなく体力は消耗します。 ・地蔵岳直下は砂地。とにかく前に進まない。 標高差にすると100m前後なのだろうと思いますが、非常に体力を奪われます。 ◆地蔵岳〜観音岳〜薬師岳 ・非常に景色のよい稜線歩き。 ・地蔵岳から観音岳は岩場とザレ場。 山と高原地図でのこの区間の標準CTは、少し厳しめの印象。 ・観音岳から薬師岳はアップダウンも少なく、景色もよく、非常に快適な稜線。 ◆薬師岳〜青木鉱泉 ・終始、樹林帯の下りで景色なし。 多少、植生が変わるところはありますが、やっぱり飽きはきます。 ・青木鉱泉に戻るところは山と高原地図上だと青木橋を渡るようになっていますが、川を渡るショートカットあり。 6年前に来た時には簡易的な橋がかかっていましたが、今は普通の渡渉。トレランシューズだったこともあり、靴の中まで少し濡れました。 全体にトレランの人が多かった。っても、広い山域の中での多かったですし、マナーもしっかりした方ばかり。いい感じで共存できている山だと感じました。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(26L)
ザックカバー
クッカー
ガスボンベ
コッヘル
昼ご飯
非常食
ハイドレーション
水
レインウェア
ダウン
フリース
帽子
手袋
ストック
ヘッドランプ
ライター
サングラス
地図
スマホ
カメラ
ロールペーパー
救急用品
予備靴ひも
携帯簡易トイレ
保険証
タオル
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感想
山のシーズンは夏から秋へ。コロナに関係なく自然の歩みは進む。
今年は紅葉が1週間から10日程度遅れているとのこと。
であれば、鳳凰三山がちょうどいいかなあ、ということで6年ぶりに。
コロナでの自粛影響もあり、9月は雨が多くて出かけられなかった(東京は雨が降らなかった日が3日だけだったとか by NHK)こともあり、運動不足で標高差2,000m級に一抹の不安を覚えながら。
ドンドコ沢の登りはいい天気に恵まれます。
滝はすべて立ち寄り。
以前、来た時にはガスの中の幻想的な景色を楽しみましたが、青空の下の滝はやはり素晴らしい!
滝を飛ばして登っていく方が多いのは意外でしたし、もったいないなあ、とも。
もっとも、すべて立ち寄ると30分以上は違うでしょうから、時間と優先順位の兼ね合いなのかと。
鳳凰小屋に立ち寄ったときに小屋番の方と会話。
「紅葉がちょうどいい時期ですねと言うと、「ここ1〜2日でちょうどよくなった、来週末には散っているだろう」ということ。
自然が相手だと、ピンポイントで狙うのはやっぱり難しい。
山頂近くなってくると曇りがちに。
それでも雲は高い位置で遠望もききます。
まあ、青だったらなあ、という思いがないといえばウソになりますが、それでも稜線歩きを楽しむことができるコンディション。
どうしても地蔵岳のオベリスクが目にはつきますが、観音岳への稜線、薬師岳への稜線も負けず劣らずに素晴らしい。
ヤマレコの表紙の写真をどれにするか、悩まされる稜線です(最終的に好みの問題か???)。
2,500mを越える天空の稜線で南アの山々、八ヶ岳、奥秩父、果ては北まで、さらには紅葉を眺めながらというのはなんとも贅沢。
南アルプスの森林限界が高いからこその景色なのでしょう。
休憩も含めた稜線歩きだけで3時間以上。
贅沢な時間を十分に堪能して下山の途につきます。
下山の中道は・・・
ひたすらに下る修行の道です。
あらかじめわかっているからこそツラいなあ、と思いながらの下山。
にしても、運動不足下での久々標高差2,000級はさすがに疲れました。。。
日帰りの元気な中高年が多く、サクサク歩いているのが印象的でした。
とにかく体力を取り戻さねば。
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