雄阿寒岳 〜上りは旧道、下りは旧道の東の沢形〜
- GPS
- 05:14
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 981m
- 下り
- 942m
コースタイム
10:50 標高873m
12:30 頂上台地
13:05 頂上
14:10 沢形へ
14:40 沢形終わり
14:55 駐車場
天候 | 晴れ&強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
最近、敗退記録ばかり書いている気がするので、
今日はどこかガッツリ登ってやろうと、天気予報をチェック。
天気が良いのは、日高や東大雪、阿寒、標津といったいわゆる、太平洋側の山。
さすがに日高、東大雪は遠いので、昨日の雌阿寒のリベンジ?も含めて、雄阿寒に登る事にした。
自分が住む女満別は雪だったのだけれど、
美幌、津別とどんどん天気が良くなってくる。
期待がもてる。しかし、雌阿寒がみえるところまで来ると、山の上には雲が。
阿寒湖まで来ると、雄阿寒まで雲がかかっている。
そういえば、雄阿寒は自分にとって縁遠い山だった。いつ登っても、展望がないのだ。
しかし、今日は連続敗退を払拭するために登る。
雲が切れることを願って、旧道登山口に車を走らせる。
積雪期に駐車場代わりとなっている「道々1093号線 阿寒公園鶴居線への分岐」は道の奥まで除雪が進んでおらず、ほぼ路駐状態で車を駐めた。
できるだけ、幅寄せしたが、車がかなり傾いてた。
9時半、車を出発します。
この時期、登山者は少ないんじゃないかと思っていたが、先週のものと思われるトレースあり。
有難く使わせていただく。複数人で歩いたと思われ、かなり締まっている。
しかし、途中から見失ってしまい、我が道を行くことに。
張り切りすぎたのか、初手からヘロヘロモードに。休憩を挟みながら、ゆっくり登っていく。
標高を上げてくると、雌阿寒が見えるように。
すごい雲の流れである。
ここも樹林帯の中にも関わらず、かなり風が強い。上はどうなってることやら。。。
しばらく歩くと、再度、トレースが現れる。消えたり、現れたりと忙しい。
針葉樹林を抜けて、ダケカンバ帯まで来たところで、タイムをチェックする。
昨年3月に登ったときより、30分も遅れている。
雪質は大差ないと思うのに、前半張り切りすぎたのが仇に。
ダケカンバ帯を抜けた標高1200m付近から、風が強く、クラスト斜面に。
しかし、昨日の雌阿寒の比べると、柔らかい。
スノーシューで、近くにあった大きな岩の陰へ進路をとる。
岩陰で、大休止&アイゼンピッケル切り替え&フェイスマスク装着&腹ごしらえ。
岩にはかなり雪が着いていたので、そのまま乗り越す。
強風で飛ばされそうになりながら、頂上台地へ。
台地に出た瞬間、ものすごい強風が。
耐風姿勢をとりながら、辺りを見渡し、プチモンスター樹氷の陰へ避難。
お湯を飲んで、呼吸を整え、再出発。
身体を45度に傾けても、バランスが取れるくらいの超強風。
途中で、頭痛がしてきた。カキ氷を急いで食べたときのような痛さだ。
強風に晒されて、頭の熱が一気に奪われたからだろう。
いつもは、フェイスマスクやニット帽をかぶるのでさえ嫌なのだが、今日はバラクラバが欲しい。
再び、超超強風が吹いてきたので、思い切って、ピックを打ち込んで、うつ伏せになり、そのまま休憩。
うつ伏せになると、おでこに風があたらないと、頭痛も治まった。
気を取り直して出発。
風が弱いであろう頂上直下の火口を経由し、頂上へ。
頂上は強風ながらも、ガスがなく、辺りを一望できる。
綺麗なパンケトー、ペンケトーを久々に見た気がする。
photosynthをチャレンジするも、なかなか繋ぎが上手くいかず。
時間をかけているうちに、何故かiphoneの電源が落ち、電源が入らなくなる。
低温障害かなと思い、服の中に入れて暖めながら下山することにする。
火口まで降りて、再度、iphone電源を入れてみると、再起。
壊れてなくてよかった。
休み休み、頂上台地から抜け出し、急傾斜を滑り降りる。
風が弱る所まで来て一服し、スノーシューに切り替える。
下山は、旧道を使わずに、旧道の東側にある沢形を進む。
この沢、歩き易いし、迷いにくい。今度、登りにも使ってみたい。
途中から、スキーのトレースがあった。ここを使われる方もいるようだ。
駐車した場所から、1km先に無事出てこれ、あとは車道を歩いて、下山完了。
お疲れ様でした。
コメント
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仁頃山も強風でした。雄阿寒は物凄かったでしょう。良く登りましたね。東の沢コース、滑れそうですか?ぜひ使ってみようと思います。
上の方は狭くて急なイメージです。あと、沢中に極々小さなアップダウンが多数あった気がします(下に岩があるイメージです)。
上から下まで、基本的に木は少ないですが、やけに落ちた枝が目立ちました。風が強かった所為だと思いますが。
なんだかんだいって、滑走跡あったので大丈夫かと思います。
登りの場合、中間の平坦部の直下辺りが、傾斜的には一番きつかったと思います。ジグきって、登られた跡がありました。また、自分が谷に入った部分(標高900m付近)より上は針葉樹林が濃くなりますので、標高低いところから、旧道側にコース取りしていただくのをお勧め致します。
photosynth撮れそうな天気の時に行って見たいと思います。
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